【恋するアイマスとアーツ】演技を観るときのポイント(後半)
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【恋するアイマスとアーツ】演技を観るときのポイント(後半)

2017-06-27 18:30
    演技を観るときのポイント(後半)

    前フリ、他の役者へのフリ
     演技の中には他者の演技を引き出す演技があります。漫才やコントをイメージすると分かりやすいのですが、ボケはツッコまれる前、ツッコミやすいように間合いや身体の位置を調整しています。相手の演技を引き立てるための、いわばアシストが上手い役者も、また必要な要素です。ゲームは個別収録のため、また音声の再生タイミングがユーザーに依存しているため実感することは難しいのですが、舞台では非常に分かりやすく、これが上手い役者が一人居るとテンポが抜群によくなります。

    引いた演技
     演技というと感情を露わにした、抑揚のはっきりしていて大振りな物をイメージしがちですが、かえってその逆の大人しい、静の演技の方が難しく、また効果的なものです。 現実世界でもそうですが、普段から口数が多く意見をよく出す人物の言葉より、口数の少ない大人しい人物が珍しく口にした言葉の方が、印象に残り、説得力を持つものです。大きな声に対して人は耳を澄ませませんが、聞き取れるか微妙な音量に対しては耳を澄ませます。それが興味・関心へと繋がり、物語的な説得力を持たせます。強い感情を抱いたとき、その発露が激しいものであるとは限りません。演技が一辺倒になりやすい役者は、その緩急を使いこなせていない可能性が非常に高いです。

    アテ振り
     台詞に対して、例えば「ある一人の人物が~」と言うときに人差し指を立てる、「大きな山が見えた」と言うときに両手を広げるなど、台詞に対応したジェスチャーを「アテ振り」等と呼びます。幼稚園・小学校で行う学芸会をイメージしてもよいでしょう。ダンスにおいても、特にアイドルダンスではアテ振りは多く、歌詞に合わせた振り付けを取り入れます。詳しくはmayuさんが「振付について」の記事で紹介してくださっている通りです。これは演技においても決して悪いことではないのですが、比較的安易でかつ取り入れやすいため、そればかりをやってしまいがちです。人はそこまで身振り手振りたっぷりに話しませんし、何よりワンパターンになってしまいます。逆に「わざとらしく話している」「演技がかっている」ことを表現するときには有効です。



    もちろんこれだけではありませんが、分かりやすいものをいくつか挙げてみました。 特に声優さんの演技については「演技力」と「声幅」が混同されがちですが、この二つは全く違った能力です。声色を変えるのではなく、呼吸の深さ、間合い、 一度に吐く息の量、筋肉の緊張など、様々な要素を細かく調整することで、演じ分けは生まれます。 次回はアニメ『アイドルマスター』そして『アイドルマスター シンデレラガールズ』内での演技描写について解説していきます。

    要素を挙げていったので少し長くなってしましました。次回は『春の嵐』『秘密の花園』、それからアニマス内での三姉妹の映画、雪歩と貴音がインタビューを受けていた舞台の描写などについて触れる予定です。



    【恋するアイマスとアーツ】では、記事を書いていただける方を随時募集しています。あなたの中の「これを知っているときっとアイマスがもっと楽しくなる!」ものをぜひ私たちに教えてください。





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