書籍「鳥肉以上,鳥学未満。」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

書籍「鳥肉以上,鳥学未満。」

2020-11-20 23:20
    川上和人先生の「鳥肉以上,鳥学未満。」読みました!


    以前、鳥の筋肉の名称である「烏口上筋(うこうじょうきん)・鳥の胸筋を構成する一つ。翼を上に上げるための筋肉」の事を、児童向けの鳥の本で「ささみの事です」って書いてあったのが、凄く解りやすかったので、コチラの本を手に取って見る事に…。

    鳥の体の事を「スーパー」や「焼き鳥屋」に並ぶ食材から勉強してみましょうっ!……と言う「鳥は愛でるのも好き!食べるのも好き!」って人向きの本です。

    「烏口上筋(うこうじょうきん)」なんて、何回、鳥の本を読んでも、頭に入らなかったんですが「ささみの事」と知ってからは、形や働きや位置が、すんなり頭に入るようになったんですね。

    真面目に勉強してても、頭に入らない言葉ってあると思うんで、勉強の切り口を工夫する事は大事です。

    鳥の筋肉や骨格の名称、各臓器の働きなどを丸暗記するのは難しいですが、実際に食べ物の食感として、ぼんじりのプニプニした理由や、せせりのコリコリした食感の理由、形の理由などを食べたり、料理した時の感覚を思い出しながら、鳥の体について、恐ろしいほどに、解りやすく解説しています。

    一例を挙げますと、焼き鳥には「せせり」と言う首の部位があります。

    コチラはコリコリとした食感なのですが、鳥の首には食道と気道があり、鳥は噛まずに餌を丸呑みするので、食道は柔らかく柔軟な作りになっており、逆に気道は、食道が餌で膨らんだ時に、圧迫されないように丈夫な作りになっているそうで、結果……せせりのコリコリした食感に繋がっている事が解説されていて、この理由があるからこそ、獣医さんが鳥を保定する時は、鳥の首(気道)が丈夫なので、首を「きゅっ!」っと指で挟んで動けなくして、施術する訳ですね。

    ぼんじりが鳥飼いなら良く知っている尾脂腺の事だと解説されていたり、私のように「台所に立って料理をする人&焼き鳥屋でお酒を飲む人」だったりすると、描写がリアルに想像できすぎてしまうので、逆に、生々しいのが苦手な人には、圧倒的にダメな本かもしれませんが、鳥の事を勉強しようと解剖の本を手に取るよりは、ずっと楽しく勉強出来る本だと思います。

    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。