第300回 スクエニとSNKとアニウッド大通り
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

第300回 スクエニとSNKとアニウッド大通り

2014-11-18 22:02
    http://news.nicovideo.jp/watch/nw1325518
    ニコニコニュースより

     前々からニュースになっていた、スクエニから出てる漫画、「ハイスコアガール」の作中に登場するゲーム、キャラなどが無断で使用されたとして、SNKプレイモアがスクエニと作者を書類送検したという話。

     書類送検、といったら何か大きな犯罪を臭わせるんだけど、詳しく記事を調べると、
    SNKが他のメーカーより格下に扱われたのに嫉妬して訴えた、という風にしか取れない。

     漫画「ハイスコアガール」はアーケードゲームやゲームセンターを中心としたラブコメ漫画で、その時代時代のゲームのタイトルやキャラが実名で登場する。
     実名で登場してくれるので、当時を知っているとストーリーを受け入れやすくていいんだけどね。
     それで作中のゲームタイトルから、よく名前の挙がるのは、カプコン、セガ、ナムコ(現バンダイナムコ)、そしてSNK(現SNKプレイモア)。

     まず、スクエニが一番悪いのだが、漫画が出た時にすぐに各会社に連絡や手続きを行わなかったのが一番悪い。
     それに対して、カプコンやバンナムにはすぐに許可を取ったり、セガは連載が始まった後に後日に言われて厳重抗議をしたけど、結局自社の宣伝につながるとして、掲載前に報告してくれたらOKなどという対応。
     そして、なぜかSNKには何も言わなかった。この辺の会社ごとの対応の差がおかしく感じる。それじゃあSNKサイドは怒っても仕方ない。
     とはいえ、販売を指し止め自主回収させ、書類送検までさせるか、とやり過ぎ感は否めない。こんな事をしても誰得だよ、となってしまう。
     確かに、著作物を扱うことに関して会社ごとに対応を変えるのはおかしい。
    そこをセガのように抗議して、対応策を提示するのがいいと思うのだが。
     今回の事件、本当に誰も得しないどころか、ゲーマー、ゲームファン、ハイスコアガールファンなど、ファンの人たちをがっかりさせるだけの事件になっている。
     
     著作物に関する意識をもう少し高めて、どの会社もゲームをもっと盛り上げてほしいと思う。


     ----で、この事件を踏まえて、
    自分の今好きな漫画の一つに「アニウッド大通り」という漫画がある。
    これは、ニコニコ静画の漫画から始まった作品で、アニメ監督の父を持つ一家の話で、やはりこの作品にもいくつかの実名タイトルの作品物が劇中に登場する。

     静画だけならまだお金が発生しない、という点で(良くも悪くも)どうとでもなると思うのだが、この作品、めでたい事に先日単行本化されました。
     そうなると、先のスクエニSNK事件がチラついてきてしまう。

     せっかく面白い作品なのに、誰かが何かしら叫んで作品がとまってしまう、発売された単行本が回収されてしまう。本当に誰得な展開。

     無料の個人作品から商業化した場合、誰がどの時点で何をするのかがとても気になります。
    単行本などの場合、おそらくは編集さんなんだろうけど、しっかりと作家さんと作品を守ってくれるのか。アニウッド大通りを始め、ネット発の個人作品が次々と単行本になっているここ数年、著作権についてもう少し考えないといけないんだろうな。

     とにかく、面白い物が関係ない場所で抹殺されかねない今がすごい心配。



     
     
     


    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。