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■ これはなに?
ikPolishShader v0.24で、ボリュームフォグを追加しました。ここではコントローラから操作できる値について説明します。ボリュームフォグは、ikPolishShader.fxsub内の、FOG_TYPEを 2にすることで有効になります。デフォルトでは0(無効)または1(擬似空気遠近)が設定されています。
まや、コントローラ(ikPolishController.pmx)での操作が必須になっています。
ボリュームフォグの処理は例によってそれなりに重いです。
FOG_QUALITYで、クオリティと速度のトレードオフが可能です。
■ 設定モーションファイル
FogSettingsフォルダに、フォグ関連の設定を行ったikPolishController.pmx用のモーションファイルがあります。■ フォグ高度起点/端点
ハイトフォグを開始する高さと終了する高さを設定します。任意の位置を指定できますが、高さしか見ていません。
起点と端点の高さの差が少ないほど、フォグのある面とない面の距離が短くなります。ステージ全体をフォグで包みたい場合は、起点を上空にもちあげてください。
■ フォグ風向大/小
(画像なし)フォグのノイズを有効にした場合の、ノイズの流れる方向。
■ フォグ濃度
フォグが濃いほど光を散乱しやすく、視界を遮るようになります。
※モーフの数値が高いほど、濃度が下がる点に注意。
■ フォグ距離
ボリュームフォグでは今のところ見ていません。■ フォグ散乱度+/-
光の散乱のしやすさ。散乱度が高いほど光を散乱させて、明るくなります。
■ フォグ減衰度
フォグによって光が遮られる度合い。
※モーフの数値が高いほど、減衰度が下がる点に注意。
光が減衰するほどフォグの先は見えなくなり、背景は暗くなります。
ある程度減衰させないと眩しくなりすぎる場合があります。
フォグ濃度は散乱度と減衰度を同時に上げる効果があります。
■ フォグ視線依存
視線方向による光の散乱、減衰のしやすさを変更する。
空気中の微粒子が小さいと、散乱のしやすさは視線の角度の影響を受けます。粒子が大きいと、角度に関係なく散乱するようになります。
つまり、快晴では視線依存度が高く、霧が出ている状態では視線依存度が低くなります。
本来は、視線依存度によって明るさが変わるはずですが、調整の容易さを考えて、明るさは影響を受けません。(特定の方向にだけ光を散乱させるのと、全方向にばらまくのでは、合計した明るさは同じでも、後者のほうが最大の明るさは低くなるはずですが、そういった処理を入れていません)
■ フォグノイズ
(画像なし)ボリュームノイズを有効にした場合だけ効果があります。
モーフの値が高いほど、ボリュームノイズを平坦にします。
ノイズの有効/無効の違い。画像では効果が分かりにくいです。
ムラがあるため、平均するとフォグの濃度は下がります。
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