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【近況報告】前略今井は元気です
全国1億人の歴史ファンの皆さん、こんばんは。
ここ2週間ほど遅い正月休みと称してコタツで寝てました今井です。
なお休暇は風邪との格闘でほぼ潰えた模様。
月末から2月にかけては闘会議とかもあるからちゃんと体調整えておかないと死んじゃうからね! いっそ今体調崩してよかったぐらいに思っておかないとね!
とか言ってるとマジで闘会議当日にインフルとかかかりそうなので、皆さんも体調管理には重々お気をつけあそばせ。予防接種行けよ!
どうも都内ではインフル警報が出ているとかで。
人が集まるところではパンデミックも予想されます。
そんなこと言ったらどこにも行けなくなるけどな!
ちなみにインフルエンザはイタリア語で「影響」という意味なんだとか。
占星術的な観点から悪い寒気の影響で発生する病と考えられていたからだそうな。
さて近況。
まずは本日、21時よりこんな番組に出演します。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv287411787
ついに歴史戦略シミュレーションの金字塔、信長の野望からオファーやーっ!
あー?! なんやこれーっ!
↑リアルでこんな感じでした。
歴史はニコ生界隈では他の追随を一切許さないものの、イロモノ臭が隠せていないですね。
ここまで突っ切れば褒め言葉的な意味でバカだと思うので楽しみにしております。
なにやらコメント15000稼げとの命が下っておるのでよろしくお願いいたします。
続きまして、闘会議ですが。
今年もなんとか出演枠に滑り込みました。
こっちはまた詳しくレポートします。
実況ストリートで僕と握手! よろしくお願いいたします。
最後にあしがる!
OPの絵コンテを切り始めております。
てか作っておいてなんだけどOPあったほうがいいのかしら?
EDの方がいいのではないかしら?そこらへんは好みかと思われ。
OPだけでも今月中に完成させたいところ、生放送なんかでちょいちょいやってくと思います。
今月ずっと夜勤で放送できてないからね!
もうやりたくてウズウズしてるさ!
小説版あしがるもきょうから更新再開しております、ようやく讃岐に来るところまで話を進められた……。
こっちもずいずい更新していきましょうねえ。
というわけで長らくサボっていたので近況が多くなりましたが、
今年もよろしくお願いします。
以上、今井でした。 -
あしがる 第七話「声が大きいヤツは密談に向いてない」
ひとけの無い深夜の長屋町。
その通りを我が物顔で進む一団があった。
桑名弥次兵衛以下、その手勢である。
弥次兵衛の大きな声は夜の静けさによく響く。
住人たちが固く戸を閉ざすのもむべなるかな、人は嵐を前にして過ぎ去るのを待つ他ない。
しかし、その太い足がピタリと止まる。
「……獣がきておるのう」
野生的な嗅覚か、それとも歴戦により培われた勘か。
弥次兵衛は背後から迫るプレッシャーを感じ取るや否や、肩に担ぎ上げていた二人の足軽を部下に預けた。
そしてゆっくりと息を吐きながら黒塗の愛槍に手を伸ばす。
「先に行けい。あれはお前らの手に余るう」
部下たちは互いの顔を見合わせる。背後に伸びる自分たちが今しがた歩いてきたその道は、深い闇に閉ざされている。松明を掲げ目を凝らしても人影すら見当たらず、耳を澄ましても足音一つすらしない。
その時、一迅の風が吹いた。
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あしがる 第六話「足軽長屋は共同生活の場です、清潔に保ちましょう」
夜の帳が城下町を包む。
良い子が眠り、悪い子もそろそろ眠い、そんな丑三つ時。
ゴミ集積所と見紛うばかりの足軽長屋の一室に蠢く影が二つあった。
この部屋にはゴミの神様が住んでいる。
そう言われて何人が信じるだろうか。
きっと五人に一人ぐらいは納得するのではなかろうかと、つばめは思った。
「詰め込めるだけ詰め込め、全部持っていくぞ!」
ゴミ山という名の私物を選別しているのは三郎左衛門である。
物が溢れる現代の世でなかろうとも、ゴミは溜まるしホコリも積もる。
それらが幾重にも重なった地層から次々とガラクタをサルベージするさまは、さながら化石発掘隊である。
「三郎左、牢から出してくれたことには礼を言う」
「礼は言え、たくさん言え。だけど俺だって何も下心なくお前を助けてやったわけじゃねえ。せめて荷物持ちぐらいの役には立ってもらわねえとな」
「これじゃまるで夜逃げじゃないか」
「まるでもくそも夜逃げそのものだけどな。お互い捕まったらケツひっぱたかれるだけじゃ済まねえぜ。ほらよっ!」
渋々ながらも、つばめは投げ渡されたガラクタを手早く風呂敷に包んでいく。
三郎左衛門はもとより、牢を破ったつばめ自身も今や追われる身である。
むしろこの三郎左衛門という男は、それを理解した上でつばめを脱獄させたわけだが。
「今更怖気づいてんじゃねえよ。ほら、そいつで最後だ。さっさとずらかるぞ!」
荷物をまとめ上げた三郎左衛門が部屋を出ようとしたその時である。
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