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  • 【終章】ある日の風景 ∞

    2021-05-23 22:33
    前回のあらすじ

    新しい職場で室長が息を吐くように新人君をパワハラしてた。
    そんな室長に悲しき過去ー





    いや、他人の過去なんて知らんし…

    その日のうちに適当な理由をでっちあげて早めに切り上げ、
    役職持ちに現状をさっさと伝えることにした。

    返ってきた答えは「少し待ってほしい。
    室長の行動に問題があるとはいえ正社員の首を即切るなんてことは出来ないんで、俺には仕事を引き継いでもらって、その後室長は別の職場へ異動してもらうとの事。
    俺も新しい職場のことろくに分からんし仕事の全貌知ってるのが室長しかいないから従わざるを得ない。
    こうして、室長のポジションに俺が収まって今は新人君と二人で仕事をしている。
    しかし話がトントン拍子に進んで収まる所に収まった感が
    「最初からアイツラ全員わかったうえで動いてて、こうなる様になったんじゃないか」
    と思わなくもない。こうなる様に俺は貧乏くじを引かされる役だった?と思うが、被害者だった新人君がクソな環境からひとまず救われたのは事実だから結果的には良かったハズである。

    とりあえず、最初部長に頼まれた「新人君を頼む」のスタート部分はクリアしたと思うんだが、入社して約1年ろくに色んな事を教われなかった分教えてやる必要があるし、障碍者雇用枠は正社員になるか否かの判断が試用期間5年までに決まるとか何とかで、当然彼は正社員になりたいわけで俺は力になれるのかなぁとまだまだ面倒を見ていかなきゃならん。
    それにパワハラの問題は解決したから俺がまたすぐ異動させられるんなら、今の職場の購入品とかの管理の仕方とかも教えなきゃだけど、2年目で忘れやすい体質の新人君に教え切るのぜってー大変だよなぁと、書いたらキリがないくらいには先の不安なんていくらでもある。

    まぁ、悩んでても仕方ねぇしやるだけやってみるか。
    会社で悩むに悩んで死に損なった奴が、脳が破壊された結果知人関係もぶっ壊してブログに手を出してみたら、救いの手があったりして脳が再生されるーってなって、会社で悩んでた奴を手助けできる程度にはなった。そんな6年間だった。
    こうして少しだけ変われたって思えることもあれば、あの頃ほどアイマスに情熱を持てなくなってしまったという変わっちまった点もある。今日がミリマス7thライブ2日目で配信を見る選択肢もあるのに、こうしてブログを書くのを優先してたり、地獄のミサワが最近更新したアイマス漫画の新作との温度差を感じる自分に対して寂しく思いもする。
    そんな中、俺の中でいまだに変わらない想いとはー


    ある職場の風景

    「先輩、昨日のニュース観ました?星野源と新垣結衣が逃げ恥婚だそうですよ」
    「チッ」
    「いやいや、何舌打ちしてるんですか」
    「だってよ、星野源はアイマス好きでみくにゃんのPなんだよ。俺だって兼任の兼任、DDでみくにゃんのPみたいなもんなんだよ、つまり逆だったかもしれねぇ…俺は…新垣結衣と結婚していた…?」
    「犯罪には手を染めないでくださいね。ところで先輩、ちょっと聞きたいことがあるんですが」
    「おうおう、俺が知ってることならドンとこいだ」
    「昨日のニュースを見て、彼女と盛り上がっちゃいまして。彼女と籍を入れる場合、会社側にはどういった手続きをすればいいんでしょうか^^」


    「……俺が独身で彼女いねーって何べんも言ってるじゃねーかよ!わざとなの!?知らねーよ!!係長通して総務か人事にでも聞けぇ!!こんなの独ハラじゃん、私会社員やめる!!
    た゛す゛け゛て゛や゛よ゛い゛ー





    うっうー(おしまい)
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  • 【終章】ウマムスコ プリティダービー兄弟

    2021-05-16 12:22


    前回のあらすじ
    新しい職場に入ろうとしたら、中から鳴き声が聞こえてきた。


    「それでは自己紹介を。私が室長です。」
    「……新人です、よ、よろしくお願いします。」
    職場に入ったら2人に早々と挨拶されて、さっきの奇声について触れ辛くなった。
    新人君の上司、室長は俺より一回り位上、新人君は俺より一回り位下に見える。
    とりあえず自分も自己紹介を済ます。

    「ロランさん、既に聞いていると思いますが、あなたはこれから新人君のトレーナーさんになってもらいます。彼は記憶に関して難があり、既に覚えた仕事を急に忘れてしまったりすることがあります。その点を留意してください。」

    なるほど、上長たちからは明言されず濁されてたけど、聞いたところ彼は記憶障害ってやつか?しかしコレと新人君が辞めたくなる理由がはたしてどう絡んでくるやら。

    「ロランさん、この職場では何の仕事をするのか聞いていますか。」
    「はい、メンテナンス関連の仕事だと伺っています。」
    「そのとおりでございます。して、私達がメンテナンスをするのはコレです。」
    コトッ
    室長が筒状の物体を机の上に置いた。









    「……、ジャスタウェイじゃねーか!!」

    「そうです、ジャスタウェイです。」
    「いやいやいや、うちの会社こんなの作ってないでしょ?コイツ何ですか!?」

    「ロラン君、君は事をあせりすぎる。まず、私達の会社が作っている物はアレです。
    老若男女が懐の大事な所に入れては振動させ、中毒性が高く社会問題になっているアレです。最近では若い女子達がアレを使用した動画が世の中にあふれており実に嘆かわしい。」
    「言い方ぁ!だいたい間違ってねーけど別のモノに聞こえて如何わしいんだよ!」
    「そんな我が社の製品ですが、製造過程で過酷な環境に晒されます。途中、人体において有害な○毒を使用する工程もあります。その○毒からアレを守るのが、ジャスタウェイなのです。」

    ん?ようはジャスタウェイは入れ物で、うちの製品を○毒から守る役目なのか。

    「もちろん、過酷な環境においてジャスタウェイはその身に○毒を浴び、段々と汚れていきます。そのジャスタウェイをメンテナンスするのが、私達の仕事です。」
    なるほど、仕事の内容は大体わかった。大人社会で汚れきったジャスタウェイを俺たちがキレイな体にしてやればいい訳か。

    「それでは早速仕事を始めてもらいます。まずは新人君の作業を見て仕事を覚えてください。新人君、ジャスタウェイをバラして浴槽に沈めなさい。」
    「は、はい…。」
    俺と室長に見られながら、新人君はたどたどしい手つきでジャスタウェイの関節を外し、腕に頭に胴体と、次々にバラしては槽内に沈めていく。
    ガワの部分は一通り沈め終え、あとは体を繋ぎ留めていたネジを浴槽に運ぼうとした際、見られながらの作業で緊張した為か、ネジを手から滑らせて地面に落としてしまった。

    「あっ」
    新人君が落としたネジを拾っていると、ブツブツと声が聞こえてきた


    「…うだそうだそうだ、いつもそうだどうして!お前は!!!
    俺が教えたことを完璧にこなせねーんだぁ!!!この○○○が!●●!!!!馬○野郎がぁぁ!!!!ね゛ぇぇ゛ぇ゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!ほ、ほーっ、ホオ゛ーッ゛!! ホオ゛ッオ゛ーッ゛!!

    俺の隣に立っていた室長が、全身をぶるぶる震わせながら声をあげて発狂していた。

    「う…うぅ……」
    新人君は体を強張らせ、動けない状況になっていた。
    見つけた、世界の闇。

    次回 室長に悲しき過去ー
    つづく
  • 【終章】相当疲弊ボトムず 炎上のさだめ

    2021-05-13 00:272


    前回のあらすじ

    別の職場への応援対応の末期、俺は転戦(さらなる職場異動)させられて謎の任務(新人の面倒)を受ける事になった。
    その任務内容の正体は、味方軍への斥候だった。
    そこで遭遇した人物との出会いが、俺の人生を大きく変える事となる。


    新しい職場入りする前日の作戦会議(ブリーフィング)にて。
    課長「君には様子を見てきてほしいんだよ
    係長「新人君からヘルプが挙がってきてね

    俺がこれから向かう職場はこじんまりとした所で、新人君とその上司の2人しか人がいない。そんな職場で新人君から「これ以上仕事を続けていくのが困難です
    とヘルプが挙がったらしい。それが巡り巡って俺に白羽の矢が立った。

    課長「うちの会社は大きいからね、学校並みに人がいるだろう。これだけ大きいと特別な雇用枠が必要となるわけだ。※1 もし彼が辞める様な事になれば色々と問題になる」
    係長「なので、君にはこの状況を改善してきてほしい。

    話の方向がキナ臭くなってきた。
    ただの新人教育かと思ったら、新人がもう辞めたいって?碌な状況じゃないだろう。
    いや新人の他に上司がいるんだから、そいつから状況聞けばいいんじゃないか…

    係長「新人君から声が上がるたびに上司とは話し合ったが、状況は改善されなかった

    えぇ…(呆れ)
    そんな職場ん中に放り込まれるの俺。結局内情がどーなってるか分かんねーからお前が見てこいって事か…

    ぼく「部長から新人君の面倒を見ろ、と指示を受けています。職場で色々と問題があった場合、それを最優先していいんですよね?」
    課長「……、そうだ。健闘を祈る。」

    言質は取れたんで、あとはやるだけやってみるか。
    こうして、新人教育なんだか諜報活動だか特殊工作だかよく分からない任務に就かされた俺は、ショッピングモールの端っこにあるスタッフ以外進入禁止!って書いてありそうな、新しい職場の扉前までやってきた。
    いざその扉を開けようとした刹那、扉の向こう側から言葉では表し難い奇声が響いてきたー

    つづく



    次回予告

    搾取する者と搾取される者、そのおこぼれを狙う者。
    権力を持たぬ者は生きてゆかれぬ暴力の社。
    あらゆる悪徳が武装する漆黒の社。
    ここは経済戦争が産み落とした限界集落のソドムの市。
    ロランの躰に染みついたチー牛の臭いに惹かれて、
    危険な奴らが集まってくる。

    次回「パーフェクト・ヒューマン」。
    ロランが飲む職場のコーヒーは苦い。


    注釈
    ※1 以下の連想ゲーム、マジカルバナナ♪FG● → 手帳