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この家に住んでから…Part-2
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この家に住んでから…Part-2

2013-08-19 02:33
  • 2
毎日暑いですね…(´・ω・`)
さて、part-1から随分経ちますがまた書こうと思いますw
今回長いです…すみません。
…が、今回のはもしかしたら色々な意味で書いちゃいけない体験談かもしれません。


あっ、関係ないですが、私が住んでいるアパートの近くに御寺があって、その裏手に墓場があるんですが、この時期そよ風に誘われて線香の香りがふわりと漂ってきますw



成仏しそうです。(*´ω`*)



『真夜中の訪問者』


あれはこの家に引っ越してから2年目の冬だったかな?
その年は、私は自治会の組長をやっていて、まだよく知らないご近所さんから、自治会費・赤十字募金の回収、回覧板等を管理したり…まあ、言ってしまえば面倒くさい事をやらされていた年でした…。

私が住んでいるアパートの玄関から約15m右斜めと正面に平屋があり、その右斜めにまだ50代位の夫婦が住んでいて、そこの奥さんがまたいい人で、色々面倒を見てもらったりしてました。
旦那さんはあまり好きではないです…、赤十字の募金回収に向かった時、すごい嫌味を言わせて追い返されたから…。

正面の平屋にはおじいちゃんが一人住んでおり、足腰が悪く、あまり外に出ない方でしたが、自治会費を回収に言った時、すごく優しくしてくれて年寄り特有の『最近の~』『わしが若い頃は~』とか、色々御話を聞かせてもらいました。
『一人で住んでいるから、話し相手がほしいのかな?』って思って、そのおじいちゃんの話を聞いているうちになんか意気投合しちゃって、長々と世間話をしてしまいました。

まあ、そんなこんなで周りの環境も悪くない、ブログの冒頭にも書きましたが、墓場も近いとわいえ、そこの御寺の住職がしっかりとしているので、そこに墓場はあったけど全然恐いってイメージはなかったです。



さて長くなりました、本題に入ります。
そう、ちょうど12月入った時位の出来事だったかな?
私が深夜0時頃、自宅に帰ってきた時の話…
妻が、『なんかさっき玄関あたりで変な音がしてた。』っていうんです。
『変な音って?』と私が聞き返すと何か小さい物がぶつかる音がしたっていうんです。
『多分、寒さでこのアパートが軋んでいるんじゃないかな?』と、その時は妻を納得させました。

その2日位後、その頃仕事が忙しく、数日間は仕事帰りが深夜0時近くになっていて私自身もヘトヘトになってました、そしてやっと自宅に帰り、妻に『ただいまっ』っていうと妻がなにやら恐がっているようだったから『どうしたの?』と聞いたのです。
妻が言うにはここんところ毎日、あの変な音が聞こえるっていうんです。
私は一瞬忘れていましたがふと思い出しました。
あの2日位前の言ってたあの何か小さい物がぶつかる音…それが毎日続いているんだ…。
そして、妻が言うにはその音は必ず玄関の扉付近でなり、必ず深夜11時30分頃になるというのです。
妻が恐がっていた為、明日は早く帰ると約束し、その日は就寝しました。

次の日、頑張って深夜11時頃に帰宅しました。
妻もなにやら私を見るなり安心したようでした。
そして、例の深夜11時30分になる位に聞こえたんです…


コツ…コツ…コツ…コツ…コツ…コツ…

コツ…コツ…コツ…コツ…コツ…コツ…


音の大きさは大小ありましたが確かに聞こえたんです、玄関の扉から、そしてその音は玄関の外側から、人差し指を曲げて第二間接の骨の部分で叩いているようなそんな音…


コツ…コツ…コツ…コツ…コツ…コツ…

コツ…コツ…コツ…コツ…コツ…コツ…


ちょっと怖かったですが玄関の扉に近づいて勢いよく開けてみたんです!
そして、そこに広がるのは深夜の闇と、目の前約15m向こうに見える右斜めの家と約15m向こうにある正面の平屋だけ…それだけだったんです。
玄関の外側を見ましたが特になにかがいたような感じはありませんでした。
私は玄関の扉を閉め、『やっぱり寒さで家が軋んでいるんだよ。』と妻を励ましました。
次の日もはやく帰宅し、妻と確認しました。
やはり深夜11時30分頃その音が鳴り、その時も扉を勢いよく開けて確かめてみるも、玄関を開けて見えるのはやっぱり深夜の暗さと目の前約15mくらい向こうにある2件の平屋でした…。


あれから毎日、その音はなっていましたが、その音も5分位で音がしなくなっちゃうので、私たち夫婦はそんなに気にしなくなり、家の軋みとしてお互い解決させちゃいました。

そんなこんなでその音が発生し始めてから約3週間がたち、
ある日の午前中、私の家の右斜めに住む奥さんが私の家のチャイムを鳴らしました。
私が出ると、その人はちょっと落ち着かない様子で私に衝撃の事実を教えてくれました。

私の家の玄関から見える正面の平屋に住んでいたおじいちゃんが亡くなっていたというのです。
死因は心筋梗塞、身内もいない為、孤独死でした。
その奥さんが最近おじいちゃんを見ないので今朝挨拶に行ったところ、居間で亡くなっていたということで、冬だった為、遺体の腐敗はそんなでもなかったみたいですが、やはりちょっときていたみたいです。
亡くなった日が、その日から約3週間前と聞き、そんなに気づいてあげられなかったのかと胸が締め付けられました。

奥さんとの話も終わり、家に入って妻にその事を伝えました、2人でおじいちゃんのご冥福を祈った事を覚えています。
そして、ふっと思い出したんです。

おじいちゃんが亡くなったのって約3週間目、あの玄関の扉のところでへんな音が鳴り始めたのって約3週間前…
玄関を開けて見える正面のおじいちゃんが住んでいた平屋…
その平屋で一番に目に飛び込んでくる部屋は居間…
おじいちゃんが亡くなっていた部屋は居間…居間からはちょうど私の家の玄関が見える…
もしかして…おじいちゃんが亡くなった時間って深夜11時30分頃?



もしかして…玄関を叩いていたのって…おじいちゃん?



この事を妻に話すと、
『そうかもね…きっと亡くなる前、目の前に見えていた私達に助けを求めていたのかもね…
そして亡くなった後、気付いてほしくて居間から見える私たちが住んでいるアパートの玄関を叩いていたのかもしれないね…。
気づいてあげられなくて、悪いことしたね…』と話してくれました。


それからピタッと玄関の扉をたたく音が無くなったのは驚きました。
ああ…やっぱりそうだったんだなっておもいました。

私は今もこの事を思い出すと
胸が締め付けられるのです…。


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( ;∀;) カンドーシタ
98ヶ月前
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>>1
後日談ですが…大家さんが染みとか臭いとか、破損個所とか直すのに120万円かかったらしいです。
この後、何処からか引っ越してきた夫婦がいたんですが、かなりのヘビースモーカーで、家中タバコ臭いわ、ヤニだらけだわもう大家さんもおじいちゃんも浮かばれないなーとか思っちゃいました…。
98ヶ月前
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