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[MM日本国の研究769]「台風26号・伊豆大島被害対応で緊急会見」
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[MM日本国の研究769]「台風26号・伊豆大島被害対応で緊急会見」

2013-10-17 15:30

                       2013年10月17日発行 第0769号 特別
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     ■■■    日本国の研究           
     ■■■    不安との訣別/再生のカルテ
     ■■■                       編集長 猪瀬直樹
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    「台風26号・伊豆大島被害対応で緊急会見」

     台風26号の記録的大雨による土砂崩れが発生した東京都大島町の伊豆大島の
    被害への対応について、猪瀬直樹知事は10月16日水曜日午後2時30分、緊急で
    記者会見。本日17日木曜日午前11時45分、ヘリで伊豆大島に向かい、現場視察。
    メルマガでは記者会見速報から。


    ○猪瀬○ 台風26号の影響により、昨夜から今朝にかけ、都内各地で被害が相
         次いでおります。被害に遭われた方には、心からお見舞い申し上げ
    ます。

     台風は現在、北上中であり、今後、影響を受ける地域の方は充分にご注意い
    ただきたい。まず、伊豆大島では本日13時30分時点で13名の方がお亡くなりに
    なり、いまだ行方がわからない方も43名いらっしゃいます。
     
     これまでの対応であります。

     まず、本日10月16日10時30分、東京消防庁の大型ヘリ2機により、ハイパー
    レスキュー隊約30名を派遣しました。また、東京都以外の各県、市町村、各自
    治体の消防と調整して、緊急消防援助隊を派遣するよう、総務省消防庁にも要
    請しております。

     知事として8時に災害派遣要請を決め、自衛隊はこれに応じて、中型ヘリ3
    機により、12名を第1次派遣しました。また、強風が弱まった時点で大型ヘリ
    CH-47による54名の人員と車両等の2次派遣を行いました。
     警視庁もヘリ1機により、特殊救助隊6名をすでに派遣しております。

     東京都として、前田副知事を本部長とする現地対策本部を立ち上げました。
    副知事とスタッフは、現地に向けて今出ますから、もう三、四十分後には到着
    します。そして、まずは速やかな状況把握をする。大島町の災害については、
    災害救助法の適用をすぐに決めました。今後、最大限の支援を行いたいと思っ
    ております。

     東京都として、町役場をはじめとした関係機関と緊密な連携をとりながら、
    全力を挙げて対応しているところです。以上です。質問があれば。どうぞ。

    ●記者● 災害救助法の適用というのは国に申請したということになるのです
         か。

    ○猪瀬○ 災害救助法は都道府県で決められるのです。東日本大震災のときに、
         千葉県の浦安で液状化がおきたときに、千葉県当局が災害救助法の
    適用をしなかった。東京都は浦安市に、下水道局などの緊急援助を代わりにや
    ったのです。災害救助法指定ではなかったが。昭和22年にできた災害救助法は、
    液状化という概念がなかったのです。それで適用せずだったということはあり
    ます。

     つまり、その市とか町だけでは間に合わないものを都道府県がやるのです。

    ●記者● 前田副知事と、ほかに行った人は何人ぐらいいて、どこにその本部
         ができるわけですか。

    ○猪瀬○ もちろん前田副知事は現地に行って、そしてこちらの都庁に危機管
         理のセンターがあります。常に連絡をとっていく。三宅都議も一緒
    に行きます。もちろん東京都のスタッフも連れていきます。

    ●記者● 支庁に置くのではないのですね。

    ○猪瀬○ まずは現地の支庁があります。そこに現地の本部はできます。場合
         によっては、あした僕が行くかもわからない、これね。報告の状況
    によって。

    ●記者● フジテレビの江藤です。大島のほうでは避難勧告は出ていなかった
         ということで、一方では、神津島とかは避難勧告を出していたと。
    その何か対応の分かれ目が、何か非常に今回、鮮明に出ていたと思います。そ
    の点、知事はどのようにお考えでしょうか。

    ○猪瀬○ それぞれの当局の危機管理のあり方が、違うっていうのは、逆に言
         えば、それぞれが責任を持って、その行政に当たっているというこ
    とですが、そこに差が出てくるのは、それはやはりこういうときに非常に問題
    になりますよね。
     
     あらかじめ、あれだけ大型の台風というのが来るというのは、報道機関も、
    それから気象予報士等いろんな形で、政府もいろいろ言っていたのですから。
    東京都ももちろん、東京都総合防災部も含めて、いろいろ発信はしていました。

    ●記者● 共同通信の中井と申します。今のご発言は、つまり、都は総合防災
         部などできっちり対応なさっていたが、大島の町の役場のその危機
    管理の体制にいささか問題があったという……。

    ○猪瀬○ いやいや、そうじゃなくて、今回の問題はむしろ危機管理を超えて
         るのではないのですか。120ミリも一挙に雨が降るというのは、
    これは土石流のような、そのものに展開するということは予想できません。今、
    副知事を、すぐに行かせて、現地を調査するのですが、やっぱり120ミリの
    雨は予期できないのではないですか。そして、まさかあそこまでになるという
    予測は不可能だと思います。

    ●記者● 読売の小林です。大島はですね、三原山というのは火山ですので、
         もともとあそこは土石流の危険地帯であることは間違いなくて、都
    としてもその対策を1990年から、どうも調べるとやっているのですね。予測を
    超えたことなのかもしれませんが、かなりその避難の勧告指示についてはです
    ね、今後、課題として残るのではないかという気がするのですが、いかがでし
    ょう。

    ○猪瀬○ だから、まさに今回、前田副知事がすぐに行って、速やかにその現
         状を確認していく。現状を確認したところで次の対策が打てるので
    すから。

    ●記者● 日本テレビの坂巻です。先ほどちょっとお話しされたようですが、
         知事の現地入りはそれは状況を見ながらということなんでしょうか。
    今、現地視察、現地入りについて、知事のお考えはどういうような感じでしょ
    うか。

    ○猪瀬○ 明日行こうかなと思っています。ただ、一応、前田副知事がまず行
         って、現地を確認して、その報告を受けて決めたいと思っています。


    ※ 10月16日(水)記者会見より抄録。全文は「facebook 東京都知事猪瀬直樹
      の部屋」でお読みいただけます。


                   *


     「日本国の研究」事務局 info@inose.gr.jp


    猪瀬直樹の新着情報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ■出演情報

    ・10月19日(土)10:00~10:55 BS朝日『激論! クロスファイア』に出演。
     「猪瀬都知事に聞く! 五輪招致成功の舞台裏と新たな猪瀬ビジョンとは?」

    ・10月19日(土)19:56~20:54 TBS『ジョブチューン』に出演します。

    ■掲載情報

    ・10月5日発行『潮』11月号 特別寄稿「2020年東京五輪――勝利のカギはど
     こにあったか」が掲載されています。

    ・YouTubeにて、10月5日に放送された MXテレビ9CH『東京からはじめよ
     う』(ゲスト:有森裕子さん)がアップされています。
     https://www.youtube.com/playlist?list=PL874C650250E25DD7

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