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石破 茂 です。
今週火曜日早朝、羽田着の便で、二泊四日のオーストリア出張から帰国致しました。
林業現場、CLT工場、CLT建築や農村観光の現場視察、フィッシャー大統領やルプレヒター農林・環境・水利担当大臣との会談など、息つく暇もない日程でしたが、得るところが非常に大きい有意義な出張となりました。
ご尽力頂いた竹歳誠・駐オーストリア日本大使、大使館スタッフの皆様、まち・ひと・しごと創生本部の皆様のおかげと、深く感謝申し上げます。
人口八百万人、北海道くらいの広さしかない国において、何故林業が主要産業であり、人口の三倍の外国人観光客を集客し、一人当たりの国民所得は日本より多く、原発なしでやっていけるのか。
地盤が固くて林道網の整備が容易でコストが低い、陸続きの国からの客が多く送電も受けられる、人口の少ない小国であるが故に労働生産性の低い産業が無い、等々と一言で片付けてしまうのは簡単です
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