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WordCamp Tokyo 2012の実行委員長に聞く!初心者がWordPressを勉強するメリットとは?【EdTech】
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WordCamp Tokyo 2012の実行委員長に聞く!初心者がWordPressを勉強するメリットとは?【EdTech】

2012-11-15 08:30
    最近使っているCMSと言えばWordPress(ワードプレス)をあげる人が多いことでしょう。これからプログラミングを勉強しようと考えている人の中でもWordPressを知っておきたいという人も多いのではないでしょうか?

     

    そんな初心者の方に役立つWordPressの情報を、WordCamp Tokyo 2012の実行委員長の西川伸一氏に伺ってきました。

     

    西川氏はもともとエンジニアではなく、WordPressを勉強してからサイト制作の仕事をうけるようになったり、子供向けのサービスころぐを立ち上げたりされています。体験談をもとに語ってもらいましたので、これからの勉強の参考にしてみてください!

     

    WordCamp Tokyoとは?

    まず西川氏が実行委員長をつとめたWordCamp Tokyoについても伺ったので簡単にご紹介します。

    WordCamp Tokyo2012

    WordCampはWordPress好きの人たちが集まったイベントで、世界中40カ国の各都市で開催されています。世界中のイベントはWordCamp Centralで情報が公開されています。

     

    日本では10回目の開催となる今年のWordCamp Tokyoは9月15日に開催され、約1200名もの人が参加しました。デザイナー、エンジニア、起業家からブロガー、趣味の人といったように幅広く参加しました。

     

    また、スタッフは全員ボランティアで東京では70名くらいのスタッフが参加しました。

     

     

    WordPressの勉強に役立つインタビュー

    ここからは西川氏へのインタビューをお届けします。
    WordPressをこれから勉強する方が参考になるインタビュー内容です。

     

    お話を伺った人

    西川伸一西川伸一氏(ノビル株式会社 代表取締役社長)

     

    前職のクリエイティブエージェンシーではプロデューサーとして業務を行う。

     

    その後WordPressを中心にプログラミングを学び、現在はWEB制作、ディレクションの受託をしているかたわら、自社のウェブサービスとして子育て家族のための会員制ブログサービス「ころぐ」も運営中。

     

     

    ーなぜWordPressがここまで流行ってきているのでしょうか?

    「ちょっと頑張ればできる」がポイントだと思います。

     

    WordPressは最初の敷居が低いので、初心者でも短い時間で簡単にサイト(ブログ)を表示させることができます。その上で、ちょっとカスタマイズしようと思ったらプラグインを利用したり、自分でコードを入力して変更したりすることができます。インターネットで探せばたいていの情報が、出てくるのでつまずきにくいです。

     

    自分で作っていく過程で、「ちょっと頑張ればできる」という経験がくせになるのではないでしょうか。

     

    WordPressは流行らせるためのマーケティングなどをしていなくて、それでもここまで広まっているのは、そうやって少しずつみんなができるようになったことを、シェアしたり自慢したりして、試してみた人がまたシェアして、という流れがあると思います。もともとブログのツールなので、使い方を共有する文化があったことも大きいと思います。

     

     

    ーそもそも西川さんがプログラミングの勉強を始めた理由を教えてください

    前職ではクリエイティブエージェンシーに所属していてWebサイトなどのプロデュースもしていましたが、スキルアップしたいと思いWebの勉強をはじめました。Webの勉強をするのに最初に使ったツールがWordPressでした。

     

    本屋に行くとWebのコーナーに、HTMLやCSSの隣にWordPressの本があり、それをもとに勉強をはじめたのがきっかけです。

     

     

    ープログラミングができるようになって良かったことを教えてください

    自分でWebサイトやウェブサービスが作れるようになったことはもちろんですが、プログラミングが理解できることで、企画をするときもどうやれば早くなるか、見積もりが高いのか安いのかを理解できるなど発注者としてのスキルも上がりました。

     

    これから起業される方でしたら、多少プログラミングのことが分かると、何ができるのか想像がつきやすくなりますし、技術者とも話が通じるようになって、プラスになると思います。

     

    WordPressはPHPでできているのですが、触ってみると表示が変わるのでわかりやすいですし、触っているうちにプログラミングのに対する敷居が下がってくるのを感じられると思います。

    ころぐ 西川氏が運営する、子育て家族のためのクローズド育児ブログサービス「ころぐ 」

     

     

    ーこれからWordPressを勉強する初心者が知っておくと良いことを教えてください

    WordPressの強みのひとつはコミュニティです。開発者コミュニティや勉強会がたくさんあるので、そこに参加した方がいいと思います。

    Word Benchイベントなどの情報はWordBenchなどを見れば自分が住んでいる所の近くで開催されているイベントを見つけて参加することができます。

     

    注意点としては、WordPressは情報が多い一方で、間違った情報が公開されていることもあります。

     

    公開しているプラグインがたくさんの人にダウンロードされている人や、イベントで登壇しているような人のブログなどでは正しい情報が載っています。コミュニティのメンバーによるチェックが働いている、ということが正確さや品質の担保になるというわけです。

     

     

    ー初心者が見ておくといい情報があれば教えてください

    ブログでおすすめなのは、WebデザインレシピでWordPressの情報が丁寧に載っています。

    また、後藤 賢司さんがアップしている資料(当日インタビューしているところにいらっしゃいました)に載っているブログはどれも参考になると思います。

     

    西川氏おすすめのブログ記事

    WordPressでブログじゃないWebサイトを作るときのいろいろ(サンプル付き)

    WordPressをカスタマイズするなら覚えておきたいアクションフックとフィルターフック

    WordPress で Web製作をしたいけど、PHP はまだちょっと … という人の PHP ガイド

     

    また、書籍では「本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書」「WordPress 3.x (速習デザイン)」「WordPress 3.x 現場のワークフローで覚えるビジネスサイト制作」あたりがおすすめです。

    他にもたくさんいい本が出ているので2冊くらいを読んで勉強してみるといいと思います。 

     

     

    インタビューは以上です。

     

    今回のインタビューはいかがでしたか?今後のプログラミングの勉強の参考になれば幸いです。
    西川さんありがとうございました!


    [元記事] 初心者がWordPressを勉強するメリットとは?


    by EdTech [エドテック]
    RSSブログ情報:http://media.looops.net/edtech/2012/11/15/wordpress-learning/
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