今回は趣向を変えて 今年2013年に世間で話題になった出来事・ニュースをソーシャルメディアにちなんで独断で選定・まとめてみました!
はっきり言って、ソーシャルメディアにちなんでいない項目もありますが、今年を振り返り、皆さまの2014年の抱負とご活躍につなげていただけたら幸いに思います。
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※Facebookページ運営者の方はこちらの記事が参考になるかと思います!
→企業は押さえておきたい2013年Facebookアップデート10選。 今使える機能&気になるエッジランクに関する最新情報付き!
目次
1.アベノミクス!
2.iPhoneはじめスマートフォンのシェア拡大、ドコモの参入
3.パズドラなどソーシャルゲーム人気
4.LINEのめざましい成長
5.じぇじぇじぇ!あまちゃんブーム
6.ゲリラ豪雨など自然災害の猛威
7.Facebookアカウント乗っ取り騒動
8.ネット選挙運動の解禁
9.SNS上での炎上事件続出
10.「バルス祭り」ツイート数で世界記録を更新
11.2020年東京オリンピック招致決定
12.東北楽天イーグルス初優勝
13.Twitter上場、IPOブーム
(※おおよその時系列順です)
1.アベノミクス!
「アベノミクス」、安倍首相が2012年末より掲げる経済政策の通称ですが、この言葉はこの一年毎日のようにメディアで見聞きしたような気がします。
安倍首相ご自身のFacebookページ活用が話題となったこともあり、ソーシャルメディア上でも世論が行き交いました。
以下は「アベノミクス」に関するソーシャルメディア上の書き込みが肯定的か否定的かを調査したデータです。
経済効果が生まれたとも言われるアベノミクス、実際のところと今後はどうなるのでしょうね。
(調査データ・画像引用元:「調査のチカラ」より「ソーシャルメディア論調分析第2弾 アベノミクスに関する話題量」http://chosa.itmedia.co.jp/categories/society/27661)
2.iPhoneはじめスマホのシェア拡大、ドコモの参入
スマートフォンといえば、今年はNTTドコモがiPhone販売に参入したことが大きな話題になりました。新型の「iPhone5S」「iPhone5C」の発売もありましたね。
スマホのシェア拡大と所有率の伸びに関する件も多く目にしました。
Facebookからの発表では、アクティブユーザーの86%がモバイル利用(2013年6月末時点)であったとのことで、企業としては来年もWebサービスのモバイル向け運用の施策が急がれますね。
3.パズドラなどソーシャルゲーム人気
前項に関連して、ソーシャルゲームやモバイルアプリの話題で沸いた一年でもありました。
ゲームではパズル&ドラゴンズがまさに一世風靡しましたし、キュレーションアプリも様々に登場して話題となりましたね。
ちなみに、2013年のモバイルアプリ全世界ダウンロード数は、昨年の記録を大幅に上回り1000億超えという情報も。2014年はどんなアプリが登場して世を賑わせるのか今から楽しみです。
4.LINEのめざましい成長
無料通話・メッセージアプリ「LINE」のユーザー数の拡大ぶり、一年を通して著しいものがありました。
2013年1月にはユーザー数が世界で1億を突破し、7月に2億超え、11月には3億人突破という気持ちいいぐらいの急伸。
そういえば、LINE株式会社は2月にNHN Japan株式会社から会社分割を経て今に至るワケで…その他、企業変遷の一部も垣間見える年でした。
5. あまちゃんブーム
2013年、TV番組からはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」ブームが巻き起こりました。じぇじぇじぇ!
2013年の新語・流行語大賞にも選ばれた「じぇじぇじぇ」は、ソーシャルメディア上のコミュニケーションでもよく使われましたよね。経済効果にも影響を及ぼし「あまちゃん効果」とも。
あまちゃん関連ではありませんが、流行語といえば「今でしょ!」「半沢直樹」「倍返し」なども2013年を語る上では外せません。
6.ゲリラ豪雨など自然災害の猛威
6月の初夏から、日本各地で頻発した大雨被害に、東京でもゲリラ豪雨が頻発。
畳みかけるように大型台風の被害が連続し、とくに台風18号,26号は日本やその他アジア諸国にも爪跡をのこしました。
11月にはフィリピンで巨大台風発生と甚大な被害。。ここでLINEはスタンプ人気を活用し、被災地支援スタンプを配布、寄付金に充てる取り組みを行いました。(関連記事:突然ですが、ソーシャルメディアにまつわる”本当にあった心温まるお話”をご紹介します。)
東日本大震災発生時には、ソーシャルメディアが安否確認手段として貢献した事実があります。こうした緊急時こそ活躍させたいソーシャルメディアや活用方法、日頃から考えておきたいものです。
7.Facebookアカウント乗っ取り騒動
6月頃からは、Facebookアカウントの乗っ取りだとかなりすまし、スパムアカウントによる被害がとり沙汰されました。
ラボでも乗っ取り対策の記事では異例のバズが生まれ、需要や世の関心を感じました。(関連記事:【要注意】Facebookアカウント乗っ取りが思ったより簡単にできそうな件。今すぐやっておきたい3つの対応策をご紹介)
事態は落ち着いたかのように感じますが、引き続き とくにソーシャルメディア利用上での個人情報の登録内容や公開範囲の設定は気をつけたいところです。
8.ネット選挙運動の解禁
2013年7月4日の参議院議員選挙の公示より、候補者や政党・有権者はウェブサイトやソーシャルメディアなどインターネットを使った選挙運動が解禁されました。
選挙運動におけるメディア活用、投票率への影響など、結果・効果について様々に議論されたのも記憶に新しいです。ラボでも以前、関連記事として数々取り上げましたっけ。
来年早々にも東京都では選挙が行われますし、今後のネット選挙運動の動向やいかに。
9.SNS上での炎上事件続出
TwitterやFacebookなどソーシャルメディア上で発生する炎上事件ですが、この件は2013年の世相が映る嘆かわしい出来事となりました。
とくに、7月上旬の酷暑の時期、コンビニの従業員がアイスケースに入って涼んでいる写真がFacebookに流出し、炎上したというアレです。
さらに問題なのは、これに影響された若者を中心に、次々と悪ふざけやモラルに欠けた言動がソーシャルメディア上に投稿され、炎上騒ぎが盛りあがってしまったこと。
最近では赤ちゃんにタバコをくわえさせたとしてTwitter上で炎上した件も。。。
来年はここから学び、ポジティブな話題の拡散が多いことを祈ります。
10.「バルス祭り」ツイート数で世界記録を更新
「バルス祭り」とは 説明するまでもなく、スタジオジブリ映画「天空の城ラピュタ」が放映される際、主人公が滅びの呪文「バルス!」と叫ぶ瞬間に、Twitterユーザーも同時に「バルス」をツイートする風習です。
8月2日夜、日本テレビ系列番組でスタジオジブリの映画「天空の城ラピュタ」が放映されましたが、「バルス」が登場した23時21分50秒頃、1秒あたりの瞬間ツイート数が14万3199ツイートとこれまでの世界記録をぬりかえたと、ネットを超えてTVメディアでも盛り上がりを見せました。
来年は新年早々「あけおめ」ツイート数の記録も話題必須ですね。
11.2020年東京オリンピック招致決定
9月8日、2020年東京オリンピック招致の決定ではメディアも大いに賑わいました。
ソーシャルメディア上でも開催決定を祝う話題や、滝川クリステルさんの「おもてなし」についても情報が流布してましたね。
以下は、開催国決定の瞬間とその前後に「オリンピック」をふくむTwitterツイート数の推移を示した調査データです。
東京開催が決定した8日午前5時すぎは、「決定前後の15分間だけでも15万件余りの口コミ(ツイート)が集中していた」とのことです。
(調査データ・画像引用元:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社さん調べ。運営ブログ「buzzoo.jp」さんの記事より)
12.東北楽天イーグルス初優勝
プロ野球日本シリーズ戦では、感動的な試合にくぎ付けになりました。楽天イーグルスの初優勝も2013年に取り上げたいニュースです。
ちなみに、以前ラボ独自の調査により、楽天イーグルス公式Facebookページのエンゲージメント率がハンパなく高まっていたことが分かりました。
(参照記事:エンゲージメント率376%!楽天イーグルスはFacebook投稿も日本一だった!)
最近のもっとも明るいニュースだったように感じます。
13.Twitter上場、IPOブーム
11月7日ニューヨーク証券取引所において、ついにTwitterが上場を果たしたということでニュースになりました。
Twitter上場の動向についてや、その直後に行われたアップデート(表示される会話がこれまでと逆に、広告にターゲティング機能が追加など)に対する賛否両論など、上場後も話題に事欠きません。
その他、日本でも一時IPOブームかと言われるほど新規上場企業が続出しました。(2013年IPO企業一覧はこちら)
さて2014年はいかに!期待したいです^^
以上、『2013年世の中こんなだった!ソーシャルメディア関連13トピックまとめ』でした。
皆さま、今年一年ご愛読いただき心より感謝いたします。2014年もよろしくお願いいたします。よいお年を!
※元記事 :http://gaiax-socialmedialab.jp/socialmedia/289
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