お世話になっております。
直人です。
休日ということで、ちょっとゆるめのネタを・・・。
8月31日、グリーがVOYAGE GROUP社と業務提携し、多様なコンテンツ強化に向けてソーシャルメディア戦略を加速するという発表がされました。同社では「ソーシャルメディア領域拡大中」という特設サイトを設けています。現在のコンテンツは「GREE deco photo」のみですが、「COMING SOON」がたくさんあることからあと5〜6種類は新しいサービスが投入されてくるように見えます。
「ソーシャルゲームの会社であるグリーがソーシャルメディア戦略を加速して、ソーシャルテレビアプリでメディアを攻略する」というソーシャレストなレトリックに彩られたリリースに触発されまして、ちょっと妄想してみました。
興味のある方はお付き合いください。
前提
視聴体験を共有できる「GREE TV(仮)」とは
まず、プレスリリースから「GREE TV(仮)」の概要をおさらいしておきます。
業務提携により、「GREE」とVOYAGE GROUPの子会社であるジェネシックスが運営する、ソーシャルテレビアプリケーション「tuneTV」の機能を活かし、新しいTV視聴体験を提供するスマートフォン向けアプリ「GREE TV(仮)」を、両社で開発する。
「GREE TV(仮)」において、ユーザーは他のユーザーとコメント投稿や番組チェックインを通じて、コミュニケーションを取ることができる。SNS機能により、多くの人々と視聴体験を共有することで、さらにコンテンツを楽しむことが可能だ。
(色々なプレスリリースから抜粋して要約)
グリーで、コミュニケーションというと、当然ソーシャルグラフと連動するのでしょう。要するにこの「SNS機能により、多くの人々と視聴体験を共有することで、さらにコンテンツを楽しむことが可能」というのが価値仮説です。
ユーザーは、SNS機能で視聴体験を共有することがさらなる楽しみにつながるのか。そしてその「SNS機能」とはいかなるものか。ここが私のようなやじうまの萌えどころになるわけです。
素材は提携会社ジェネシックスの「tune TV」
グリーのソーシャルグラフと合成する素材になるのがジェネシックスの「tune TV / テレビが楽しくなる無料アプリ」ということのようです。tune TVはセカンドスクリーンで楽しむテレビアプリです。セカンドスクリーンというのは、テレビをメインスクリーンとした場合に、同時利用されるスマホやタブレットを第二のスクリーンと捉え、そこでテレビのコンテンツに付加的な情報を提供することで視聴体験をより豊かなものにするソリューション群やコンセプトです。
tune TVではテレビ番組に関するTwitterのつぶやきを取り込んでおり、以下の情報を得ることができます。
- 現在放送中のテレビ番組に関するツイート一覧
- 番組毎のツイートのボリューム(どこが盛り上がっているのかわかる)
また、現在見ている番組について、FacebookとTwitterにコメントを投稿することができます。シンプルですね。
ちなみに、Twitterで流れるテレビに関するツイートを取り込んでマッシュアップする系のサービスには、niftyが提供する「みるぞう」や、アライドアーキテクツが提供する「ピーチク」などがあります。
「GREE TV」をベタに予想するとこうなる
ベタに考えると、できあがるのは「join TV のソーシャルビューイングを2つのスクリーンにわけたもの」。かなあ、と。
join TV は日本テレビ系放送局「データ放送」における「join TV画面」と連動して提供されるテレビ番組、番組連動コンテンツ、プラットフォームをひっくるめたものです。テレビのデータ放送部分に、Facebookと連動した動的コンテンツを提供することで従来の放送では実現し得なかった新しい視聴体験を提供しています。 ちなみに、その動的コンテンツはHTML+HTTPではなく BML(Broadcast Markup Language) という技術で実現されています。BMLはARIB(社団法人電波産業会)によって策定されている日本独自の規格(技術?)らしく、XHTMLとJavaScriptのサブセットを含みます。
join TV についてもっと具体的なイメージが知りたい方は、ソーシャルテレビラボ発起人の境治さんが詳しく書いてくださっていますのでご参照ください。
・データ放送がスマートテレビを実現する!〜日テレiConでJoiNTVにジョインした〜(境 治)
イメージでいうと、以下のような感じです。
※図中にもありますが、GREE TV(仮)とJoin TVにはなんの関係もありません。Join TVが実現したシングルスクリーンでのマッシュアップを、GREE TV(仮)はマルチスクリーンでやるのではないか、というのを説明です。
GREE TV のコンセプトは「いつもの仲間とテレビ番組で盛り上がろう!」みたいな感じになるのではないでしょうか。これは tune TV の基本的価値にグリーのソーシャルグラフがそのまま追加される形になりますので、全体最適がきとんとなされれば(レスポンスやユーザビリティを損なわなければ)正統な進化に見えます。良い結果が得られるかどうかは別として、悪いところは特に見当たりません。
アプリに実装されそうな機能
- 「友達の○○さんが○○を見はじめました!」というプッシュ通知
- 友達の、テレビ番組に対する発言を一覧表示
- 友達の間で盛り上がっている番組の表示
- テレビ番組に対する投稿を、Twitterと同時にGREEにもダブルポスト
GREEプラットフォームと GREE TV での、ユーザー投稿データの共有ですが、GREEプラットフォームの収益性を考えると、積極的には行わないかもしれません。ゲームをやっている時に、わざわざ「友達の○○さんが○○という番組を見ましたよ!」とか「あなたの好きな○○というアニメの再放送が始まりましたよ!」という情報を与えて、離脱させる必要は当面ないと思われます。
ただ、先行してリリースされている「GREE deco photo」がGREEと真面目に連携いているところを見ると、一時的にはゲームのトラフィックを流してでもコミュニケーションプラットフォームとしての充実を図るのかも知れません。そうなると、「既存のトラフィックを投資して、利用時間やマインドシェア、リテンションを買う」という選択になります。貴重なトラフィックをどのように分配するか、ちょっと気になりますね。
ソーシャルテレビアプリ検討の観点
先行するソーシャルテレビアプリの様子を見ていると、このカテゴリには機能性を議論する切り口として以下のような観点があるように感じます。
デバイス選択 × 顧客セグメント × 番組カテゴリー × ソーシャルグラフ × コミュニケーション設計
日曜日の朝という貴重な時間の許す限り、考えてみたいと思います。
デバイスの観点 → Join TV との違い
ちなみに、Join TV がソーシャルビューイングの欄で語っているコンセプトは「みんなで番組を見よう!ソーシャルビューイング」です。先ほどの「ベタな予想図」では、GREEで遊んでいる仲間たちと番組の視聴体験を共有できますが、これだけではFacebookの友達と視聴体験を共有する Join TV と本質的には変わらないことになります。
そうすると、価値仮説である「視聴体験を共有することがさらなる楽しみ」を join TV 以上に生み出すためには更なる差別化が必要です。次に考えられるのが「視聴形態の違い」です。
プレスリリースにある通り、「GREE TV(仮)」はスマートフォンアプリです。これはテレビ画面とデータ放送でマッシュアップされる Join TV とは大きな違いです。この違いが何をもたらすのか、ちょっと考えてみました。
こんな感じになりました。いかがでしょうか。
細かく考えればいくらでもありえると思うのですが、基本となる受像機数に加え、利用デバイスの違いを加味して4つに分類しました。電脳メガネはどっちに含まれるんだ、といわれると、うーん、オーバーレイでシングルスクリーンなんですが入力デバイスの仕様がよくわからないですね。適当に読み替えてください。
シングルかマルチか
シングルスクリーンとマルチスクリーンは文字通り画面の数です。
Join TVのようにテレビ画面にデータ放送によって動的コンテンツを追加する形の他、ワンセグ放送をPCで閲覧するなど、PCだけで完結する形態もあるかと思い、追加しました。
マルチスクリーンは複数の画面でやり取りする方式ですが、基本となるテレビ画面にプラスしてスマホ・タブレットをセカンドスクリーンとする方式、あまりないと思いますがノートPCを手元に置いて操作する方式に分けてみました。
入力容易性
参加型のテレビ番組を想定する場合や、ソーシャルテレビアプリ上で積極的なコミュニケーションを促す場合は情報の入力容易性が重要になります。そして入力容易性は主にデバイスに依存します。
リモコンでの入力が一番しんどいのは明らかです。BMLの描画・レスポンスの遅さに加え、リモコン入力の厳しさがデータ放送で双方向型のユーザー体験を阻害する一番の要因ではないかと思います。
「キーボード等」が「◎」になっているのは、ちょっと私の主観的すぎるかもしれません。スマホやタブレットのフリックに比べて、長文入力はやはり早いと思うのですが、ユニバーサルではないですし、人によってはタッチスクリーンが良いのかも知れません。ただ、投稿内容にたくさんのメディアや参考となるサイトのURLなどを想定すると、PC的なGUIが強みを持っているような気もします。
視点移動距離
これも入力容易性と並んで、インタラクティブなユーザー体験を考える上で重要な要素だと思います。
例えば、オリンピックの100m競争スタート直前の緊張の一瞬。サッカーでの緊迫したセットプレー。スマホで感想を打ち込んでいる間に決定的な瞬間を見逃してしまうかもしれません。こういった場合、視点移動の距離は短ければ短いほどよいはずです。一方、ニコニコ動画のようなオーバーレイでシングルスクリーンに動画と付加情報が表示されるインターフェースの特性上、ブラインドタッチができるユーザーであれば視点移動距離はほぼゼロになるため、先ほどのスポーツの例で言えばより向いていると言えます。
視点移動は少なければ少ないほどよいと思うのですが、UXは入力にかかる時間との合算が大きく影響するため、「声で入力」、「タッチするだけ」、「振る」など入力方法の改善でトータルのUXをよくできると思います。実際に、JFA×adidasが提供している「サッカー日本代表STADIUM」アプリは「タッチするだけ」という低い参加障壁を実現しています。同アプリでの美しい演出のように、入力できる情報の少なさを克服するデザインが必要になると思います。
プライバシーと同時視聴
これまで見てきたような要素だと、様々な課題はあるものの、シングルスクリーンの方がよさそうに思えます。ただ、マルチスクリーンの重要な長所として、「プライベートなやり取りが可能」という点が考えられます。
例えば、Join TVを採用したコンテンツではテレビ画面上に同時視聴中の友達が表示されるのですが、家族や子供たちはお父さんの友達や仕事仲間とテレビ視聴体験を共有することは面白くもなんともないでしょう(一周回って面白いと感じる子供は特別な才能があると思いますけど・・・)。複数人でテレビを視聴している場合、同じコンテンツを見ながらもやり取りしたい相手は全員バラバラ。その内容も家族には知られない方が都合がよい。これは十分に考えられます。
そのような異なるニーズを同時に満たしたい場合は、テレビやパソコンだけではなく、手元にスマホやタブレットのようなパーソナルデバイスがあった方が望ましいといえます。
GREE TV(仮)
・・・というわけで、当初スマホアプリで展開される GREE TV(仮) はデバイスの違いによって Join TV とは異なるUXを実現することになると思います。
テレビでのデータ放送は視点移動が少ないため、純粋な視聴には向いていますが、リモコンによる入力の難しさやプライバシーの確保などの問題を抱えています。GREE TV(仮) はこういった課題を設計段階でクリアできることになります。そのため、Join TVの設計に比べ「いかに能動的な参加を促すか」に集中してくるのではないでしょうか。
顧客セグメントと番組カテゴリー
・・・というわけで、次の観点「顧客セグメントと番組カテゴリー」を考えてみます。
グリーには無尽蔵にお金があるのかもしれませんが、新しい分野に手を出すのに機能のフルラインナップは難しいでしょう。特に日本国内を攻めるというのであれば、ある程度戦略顧客とコンテンツを絞ってコミュニケーション活性化を図っていくのではないかと思います。
GREEの利用者
以下はグリーの2012年7-8月媒体資料から見る、ユーザー比率です。
男女比はほぼ半々、エリアとしてもすでに幅広く日本全国に分布していますが、人口統計と大きく違うのは「年齢比率」の部分でしょう。テレビをよく視聴者するのは比較的年齢層の高いユーザーであり、グリーの顧客セグメントと乖離があります。(バーチャルグラフも含む)ソーシャルグラフの強みを活かすのか、非利用層の取り込みを目指すのかで方針は変わってくると思うのですが、やっぱりベタなのは前者だと思います(テレビをタッチポイントにしてシニア層をグリープラットフォームに取り込み・・。むしろ後者の方がおもしろそうなテーマではありますけど)。
番組カテゴリ毎に違う視聴者属性と行動
以下の表は「【調査データ】テレビ視聴中のソーシャルサービス利用実態に関するレポート(ソーシャルテレビラボ調べ)」
という記事で紹介したのと同じものです。番組のジャンル毎に、全体平均比較して5ポイント以上高い層をマトリックスで示しています。ジャンル毎に異なるユーザー属性であることが見て取れます。
例えば、アニメを見ながら投稿を行うのは男性10~20代・女性10代で利用メディアはTwitter。というように読みます。「*」がついてるものは母数が不十分ということです。他にも、スポーツ番組を見ながらつぶやくのは男性、バラエティは女性というように傾向がわかれています。
GREEの利用者比率は20〜30台男女が強かったので、できれば若い層までカバーしたいところですが、そもそも「ソーシャルメディア」とか「スマホアプリ」というフィルタリングが入っているのであまり気にしなくてもよさそうです。
男性は「アニメ」「スポーツ」がコミュニケーションのネタとして有望そうです。ただ、前項でも述べた通り、目の話せないスポーツのようなカテゴリはリアルタイムな参加を促すために特化型インターフェースを用意した方がよさそうでした。ここに特化してアプリを開発するか、それとも無視するかをはっきりさせておいた方がよさそうです。一方、アニメはネタとしては有望そうです。ただ、他の資料をみると女性側の盛り上がりがやや弱いので、バーチャルグラフでコミュニケーションを促すにしても性別による公開範囲設定は行いたいかもしれません。
女性は「バラエティ」と「ドラマ」を話題として好むようです。前述の通り、若いGREE利用者に付加価値を与えるなら「バラエティ」、非利用層の取り込みを狙うなら「ドラマ」がそれぞれ有望な感じがします。コミュニケーションの内容もほのぼのとしたものになりそうでいいですね。
このグラフには出てきませんが、音楽番組もながら視聴をしながらのコミュニケーションに向いていると思います。求心力がありますし、曲が聞こえていればテレビから多少目を話しても大丈夫そうです。コンテンツ販売との相性もよさそうですよね。ネックは番組数の少なさでしょうか。
ちなみにカテゴリごとの単純累計は以下です。N=688です。
※上記調査の詳細については こちらの記事 の方がくわしいです。
コミュニケーションの動機
以下は、テレビを見ながらコミュニケーションするユーザーに動機を尋ねたものです。
※上記調査はソーシャルテレビラボが行ったものです。詳細については こちらの記事 の方がくわしいです。
盛り上がりたいから、というのが多いですね。「友だちと番組をネタにコミュニケーション」という設問は、他の設問に比べて抽象度が高いですが、その割に数字はそこそこなので、「友達と」の部分を前向きに受け取りたいです。
カテゴリ特化するならどこか
単純に、番組毎に「今友達の○○さんが見ています」をGREE TV(仮)側、GREEプラットフォーム側に表示し、GREE・GREE TV(仮)で発生したユーザー投稿を相互に流す、といいうことでないのなら、例えばアプリやカテゴリで特化するなら、バラエティ・ニュース・アニメのどこかで来るんじゃないかなぁ、と思います。
スポーツは「みんなでわいわい盛り上がる」のモチベーションが一番高そうなのでやりたいところですが、どこかの統計で「20代だけはオリンピック見ない。スポーツはサッカーだけ」というのを見た気がします。サッカー特化というのはあるかも知れませんね。また、その時は Heineken Starr Player のように瞬間的な入力で楽しめるようなIFを、独自に考える必要がありそうです。
コミュニケーションプラットフォームとしての競合
それでまあ、アプリのカテゴリとしては「テレビ見ながらコミュニケーション」ということなんですが、競合を考えた時まず思いつくのは「LINEでできるじゃん」ということですよね。既存のLINEでは知り合いとのリアルなコミュニケーションになるのですが、同アプリがテレビ関連のハッシュタグを取り込んでチャンネル別に集計し、パブリックな「会話の場」を提供するというのはなくもなさそうな話です。なによりも、「ながら視聴」という入力の煩わしさが致命傷になるカテゴリにおいて、「スタンプ」という手軽な情報発信手段は強みを発揮できそうです。
また、「Tune TV」のデータ取り込み元が Twitter である以上、Twitterも潜在的な脅威です。サードパーティーを擁するプラットフォームというのは、データの「供給企業」であるだけでなく、「新規参入業者」としても、コミュニケーション仲介ビジネスの「代替品」にもなり得ます。テレビのコンテンツが「聖域」であり、ここに食い込むビジネスでなければ新規参入も容易です。特にTwitterは最近API規制を強めてきているので、考えようによってはデジタルガレージなども横目で見ておきたい会社になります。
個人的には、この分野は「mixi」 が大きなアドバンテージを持っているのではないかと思います。同プラットフォームのソーシャルグラフがエンターテイメントに強い親和性を持っているのはmixiページの人気傾向を見れば一目瞭然ですし、GREEプラットフォームに比べてソーシャルグラフの親密度も高いと言われています(実態はどうかわかりませんが、グリーのソーシャルグラフはバーチャルなものだ、と言われています)。この手のソーシャルアプリ開発は、マルチプラットフォーム・マルチデバイス対応したとしても初期投資として2000万もあればお釣りが来るでしょう。企画〜リリースまでも最短1.5ヶ月くらいでしょうから追随してくる可能性も十分にあります。
前述の通り、参入が容易(Twitterというリソースがオープンで、Twitter Search APIの利用制限もREST APIに比べるとゆるいので)で差別化要因がソーシャルグラフになるのであれば、mixi は割といい勝負ができるのではないでしょうか。
終わりに
かなり散漫な考察になってしまいました。
そもそもこの記事はGREEの狙いが何であるかという議論を省いているので、その文脈からあまり深く考えても仕方ないのですが、「ソーシャルグラフを使ったテレビ関連での可処分時間争奪戦」という見方をする場合、ソーシャルグラフ系の会社が2〜3社参入してきた方がやじうま的萌えどころは多くなるように思います。
テレビコンテンツと広義のインターネットアプリがマッシュアップすると考えた場合、ビジネス的には「可処分時間消費形態」のパラダイムシフトにうまみが隠れているように思います。つまり、「ながら視聴」は「テレビとネット間のメディア接触時間の奪い合い」という構図を超越する可能性を秘めています。詳しい考察は控えますが、例えば一方向の広告発信というビジネスモデルを超越する可能性もありますし、業界間連携の必然性を高める根拠になるかもしれません。
「ソーシャル」と「テレビ」の、今後2〜3年くらいでの融合がそれぞれの業界のビジネス構造を変えることができるのか。「2〜3年程度では何も変わらない」という意見が支配的ですが、ビジネスの源泉源泉である「生活者」と深いつながりをもっている会社が本格参入することで変化の速度を後押しするかもしれません。
楽しみですね。
なんだかぐだぐだなエントリになってしまいました。日曜日ということでお許し下さい。