「ソーシャルメディアを使ってマーケティングしたいけど、色々SNSがありすぎてどれがどんなのかわからない」
そんな悩みを抱えている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、主要ソーシャルメディアの違いを、規模・特徴・運用の目的・広告の有無などの項目に分けてご紹介します。
どのSNSをどんな目的で使えばいいのか、少しでも参考になると幸いです!
■目次
主要ソーシャルメディアまとめ一覧。
1.Facebook
2.Twitter
3.Google+
4.LINE
5.Instagram
6.Pinterest
7.LinkedIn
8.WhatsApp
9.Snapchat
10.Tumblr
1.Facebook
・うちモバイルのMAUは8億7400万人
・日本のユーザーは約2200万人 特徴 ・実名で繋がる世界最大のSNS
・いいね!・コメント・シェアで友達と交流
・文章・写真・リンク・動画など様々な投稿オプション 企業が運営するメリット ・ファンと「対話」しやすい
・広告オプションが豊富
・懸賞・検定クイズなどの様々なキャンペーンが外部アプリを通じて開催できる 運用の目的 ・ブランドの認知度上昇
・キャンペーンによる新規顧客の獲得
・ファンの事を知る・ファンの情報を集める 広告の有無 ・あり
世界最大のユーザー数を抱えるFacebook。スマホの普及も相まってモバイルユーザーの数も拡大し続けています。画像やリンクが投稿でファンにアプローチするもよし、いいね!やシェアの拡散も狙うもよし、キャンペーンで新規顧客をファンの獲得を狙うもよし、更には広告オプションもよりどりみどりと、攻守のバランスのとれた定番のSNSです。
企業のFacebook活用事例
Tポイントさん
※Tポイントさんの活用事例については、以下の記事もご参照ください。
・【Tポイントインタビュー】やっぱり効果があった!対話が生み出すFacebookによる活性化効果|ファンは非ファンよりも利用動向が高まる!
2.Twitter
ユーザー数 ・世界中のMAUは2.317億人
・日本のユーザーは約2000万人(世界第2位) 特徴 ・実名登録しなくて良いオープンなSNS
・ツイートはネット上に公開される
・番組の実況に最適
・ハッシュタグ・リツイートによる高い拡散力
・Vineと提携した動画コンテンツが発展中 企業が運営するメリット ・情報がリアルタイムで全フォロワーに届く
・顧客の「声」を拾いやすい 運用の目的 ・クーポンやセール情報をユーザーに届ける
・情報の拡散
・顧客の声を拾うアクティブサポート 広告の有無 ・あり
つぶやく(ツイート)ことでお馴染みのTwitter。バルス祭りで世界記録を塗り替えたことも記憶に新しく、情報の爆発的な拡散力には定評があり、セールの宣伝などには間違いなく最適です。ソーシャルテレビや広告オプションの充実・Vineと提携した動画など、今なお進化を続けるTwitterに今後も目が離せません。
企業のTwitter活用事例
無印良品さん
3.Google+
ユーザー数 ・世界中のMAUは3億人 特徴 ・Googleが提供する世界第2位の規模のSNS
・サークル機能で投稿を見せたい人だけに共有できる
・友達申請なしでユーザーをフォローできる
・最大10人とビデオチャットができるハングアウト機能 企業が運営するメリット ・GoogleのSEOに影響を与える
・ハングアウト機能でフォロワーとリアルタイムに動画で繋がれる
・詳しい店舗情報やクチコミなどが検索結果に表示されるGoogle+ローカル 運用の目的 ・SEO上位を狙う
・Google+ローカルによるO2O 広告の有無 ・あり
じわじわとユーザー数を伸ばし現在世界2位の規模を誇るGoogle+。サークル機能を使って簡単に投稿の公開範囲を制限できると同時に、他のユーザーへの一方的なフォローもでき、プライバシーが絶妙のバランスで保たれています。画像や動画コンテンツにも対応しており、SEOにとローカルビジネス向けO2Oにも強いGoogle+に今年は注目です。
企業のGoogle+活用事例
TOYOTAさん
4.LINE
ユーザー数 ・世界中で2億3千万人のユーザー
・日本人のユーザー数は4700万人(世界一) 特徴 ・無料で通話やテキストが送れる
・スタンプの種類が豊富
・プッシュ通知機能 企業が運営するメリット ・プッシュ通知で情報をリアルタイムに確実に届けられる
・ビジネスアカウント向けの公式アカウント運用、ローカルビジネス向けのLINE@運用ができる
・クーポンの開封率が高い 運用の目的 ・キャンペーンの告知・クーポンの配布
・O2O・店舗送客に最適 広告の有無 ・なし
日本のユーザー数が世界で最も多い、もはやスマホユーザーには必須のアプリであるLINE。ビジネス向けの公式アカウントで利用できるクーポンの開封率が最も高いというデータもあり、お得な情報を送り続けて来場促進に最適のSNSです。面白おかしいスタンプも人気の一因で、今年はどんなスタンプが現れるのかも楽しみですね。
企業のLINE活用事例
LIP SERVICEさん
※LIP SERVICEさんの活用事例については、以下の記事もご参照ください。
・【必見!LINE@活用術】LINE@で売上150%増!LIP SERVICEから学ぶSNS活用施策|オウンドメディアのブレない運用が成功の鍵!
・【LINE@活用術!】<後編>O2Oは店舗にひとを流すだけではない!ファンをつかむ運用の秘訣を公開|LIP SERVICEから学ぶSNS活用施策
5.Instagram
ユーザー数 ・世界中のMAUは1.5億人
・ユーザーの7割弱が女性 特徴 ・写真や動画を加工し他のSNSと連携してアップロードもできるSNS
・フィルターがけやコントラスト調整で簡単に素敵な写真を作れる 企業が運営するメリット ・画像コンテンツに特化
・15秒のマイクロビデオを作成できる 運用の目的 ・動画や画像で視覚的にブランドをアピール 広告の有無 ・あり
スマホで撮影した画像を付属のフィルターで編集して、素敵な写真を簡単に作成できるInstagram。画像はFacebookやTwitterで共有できるだけでなく、Instagram内でもアップロードしていいね!やハッシュタグなどで他のユーザーと繋がることもでき、ブランドの視覚的なアピールにもピッタリです。昨年15秒のマイクロビデオをリリースしたことも話題になり、5秒のVineとのマイクロビデオ対決にも注目です。
企業のInstagram活用事例
Red Bullさん
6.Pinterest
ユーザー数 ・世界中のユーザーは5330万人
・ユーザーの8割弱が女性 特徴 ・ネット上にある画像をお気に入り(Pin)してコレクションするSNS
・気軽にコレクションを見せ合うオープンな空間 企業が運営するメリット ・閲覧性が高くページ作成が容易
・気軽にPinしてもらいやすい 運用の目的 ・ブランドのイメージを様々な側面からアピールする
・製品やサービスの裏側も見せる 広告の有無 ・あり
ネットで見つけたお気に入り画像を自分のボードに好きなように並べてコレクションできる、Instagramとはまた違った方向で画像に特化したPinterest。ユーザーは思い思いのスクラップボードを作り、他の人のコレクションで気に入ったものも集めることもできます。こちらも視覚的にブランドをアピールしたい企業にはうってつけで、昨年11月に日本語版もリリースされました。
企業のPinterest活用事例
楽天市場さん
7.LinkedIn
ユーザー数 ・世界中のユーザー数は2億5900万人 特徴 ・ビジネスに特化したSNS
・公的な自己紹介ツール 運用の目的 ・ブランドのアピール
・人材採用
・投資を募る 広告の有無 ・あり
Facebookのビジネス版とよべる、ビジネスに特化したSNSです。Facebookではプライベートな内容を友達とシェアするのに対し、LinkedInは人とビジネスの関係を作る場となっています。企業からユーザーへのアプローチの手段としてだけでなく、投資の募集や人材採用など、様々な角度でビジネスチャンスを広げるSNSとしてアメリカでは好まれています。
8.WhatsApp
ユーザー数 ・世界中のMAUは4億人以上 特徴 ・メッセージアプリ
・音声通話はできない
・1年目は無料で利用でき、2年目から年間99セントかかる 広告の有無 ・なし
基本的な機能はLINEと似ており、現時点では企業の参入は目立っていないWhatsAppですが、LINEの倍近くのユーザー数を世界中に抱えているので要チェックです。
9.Snapchat
ユーザー数 ・アメリカでは3000万人のMAU 特徴 ・送信した画像や文章が10秒以内に消えるメッセージアプリ
・スクリーンショットを撮ると相手に通知が行く
・アメリカを中心に若者の間で人気が爆発中 広告の有無 ・なし
今海外で人気が爆発中の『消えるメッセージアプリ』Snapchat。Facebookからの買収オファーを断ったことでも話題になりましたが、もし日本に上陸したら、若者のスマホ普及率の高さも相まって流行ると思います。企業の参入はまだありませんが、買収オファーを蹴ったという事は、なにか企業向けのプランがあるのかもしれません。いずれにせよ、今年目が離せないSNSの筆頭です。
10.Tumblr
ユーザー数 ・世界中のユーザー(ブログ数)は1億以上 特徴 ・「リブログ」でオリジナルの「ソーシャルブログ」を作れるキュレーションサービス
・カスタマイズが簡単で素敵なデザインにできる
・趣味・興味を通じて人と繋がれる 企業が運営するメリット ・おしゃれで閲覧性の高いデザイン
・コンテンツをフォロワーに直接流すことができる 運用の目的 ・ミニブログとして情報をストックしつつユーザーに情報を流す 広告の有無 ・なし
他人のコンテンツを『リブログ』で集めて、オリジナルのブログを作れるキュレーションサービスであるTumblr。デザイン性も高く、FacebookやTwitterと連携している『ソーシャルブログ』作成サービスです。日本ではあまり浸透しておらず、正確なユーザー数も不明ですが、月間PVは160億を超えると言われています。企業の参入もできそうなTumblrに今後も注目です。
企業のTumblr活用事例
UNIQLO銀座店さん
【図解】主要SNSの特徴・運用目的
マーケティング向けに利用できるSNSを、図にまとめました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
マーケティングに利用できそうなSNSや規模のかなり大きなSNSを中心にまとめました。
昨年はLINEの伸びが目覚ましかったですが、今年はどのSNSが躍進するのでしょうか?今回ご紹介したSNSを中心に、今年もじっくりウォッチしていきたいと思います。
以上、『【2014年保存版】ソーシャルメディアまとめ一覧&SNSの特徴・運用目的を徹底網羅!』でした。
※元記事 :http://gaiax-socialmedialab.jp/socialmedia/294
GaiaXソーシャルメディア ラボ
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