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【第82号】岩上安身のIWJ特報!「ワクチンを接種してもガンにかかる可能性がある」~子宮頸がんワクチン接種当事者の手記
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【第82号】岩上安身のIWJ特報!「ワクチンを接種してもガンにかかる可能性がある」~子宮頸がんワクチン接種当事者の手記

2013-04-29 23:10
    第82号
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                    岩上安身のIWJ特報!
            「ワクチンを接種してもガンにかかる可能性がある」
              ~子宮頸がんワクチン接種当事者の手記
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

     「子宮頸がんワクチンっていうのができたんだって。打ちに行こう」―。

     これは、2年前の2011年、私がワクチン被害の当事者に直接取材を行い、ワクチン接種当事者ご本人からいただいた手記の冒頭の一節だ。ワクチンを接種する本人とその家族は、ワクチンでガンを防ぐことができる、と素朴に信じ、気軽にワクチンを接種してきたのだ。

     しかし、そのワクチンに潜む副反応(※注1)の危険性についての注意喚起はほとんどされることがなく、被害に苦しむ人々に目が向けられることもなかった。

    (※注1)副反応:ワクチン接種に伴う、免疫の付与以外の反応のことを指す。その他、疾病の治療薬の場合、投与目的以外の作用は副作用と呼ばれ区別されている。

     日本国内において子宮頸(けい)がんで亡くなる方は、2009年のデータで年間2,519人、がんを患ったのは2005年で年間8,474人と報告されている( http://urx.nu/3TYp )。これを減少させることを目的として導入されたのが、現在問題視されている子宮頸がんワクチン(以下、HPV(※注2)ワクチン)だ。

    (※注2)HPV:ヒトパピローマウイルスの略で、約100種類の「型」に分類されている。このうち、子宮頸がんの発生と密接に関係しているとされている「型」があり、日本で承認されているHPVワクチン2種(サーバリックス・ガーダシル)は16型・18型のHPVを予防できると言われているワクチンである。

     このHPVワクチンは、接種後の副反応やワクチンの有効性について疑問を呼ぶ声も存在しており、現状の掌握が十分でない状況である。しかし、予防接種法の改正に伴い、今月からワクチンの接種がこれまでの任意接種から定期接種となり、小学校6年生から高校1年生の女子が対象と定められた。

     3月11日に厚生労働省へ報告されたHPVワクチンによる国内での副反応の報告件数は、サーバリックスが接種回数約684万回(推定273万人)のうち1681件、ガーダシルが接種回数約145万回(推定69万人)のうち245件である。サーバリックスにおいては1名の死亡例も報告されている( http://urx.nu/3TYB , http://urx.nu/3TYC )。

     被害の症状は、失神・激しい頭痛・発熱・全身の痛み・けいれん・呼吸困難・吐き気・記憶障害・計算障害・歩行障害から難病に至るまで、あらゆる症状が報告されているという。HPVワクチンの十分な抗体ができるには3回の接種が必要であると言われているが、被害者の証言では、接種をする度に症状が悪化していると見られる。

     子宮頸がんワクチンの副反応の問題は、定期接種化になる前から指摘され続けてきた。しかし、被害の当事者が自らの症状を表立って語ることは非常に難しく、センシティブな問題なのである。それは、被害者本人が10代から20代といった若い女性であるケースがほとんどであることを見ても想像に難くない。

     他方、ワクチンによって子宮頸がんを予防できると強く主張するグループも存在する。どちらが科学的に正しいのか、開かれた議論が必要であろう。現状では、ワクチンの副反応の危険性を大きく取り上げるメディアはまだまだ少ない。情報のバランスがとれているとは言いがたい。推進派・反対派双方の主張が議論の俎上にあげられる必要があるのではないだろうか。

     冒頭で触れたように、私は2011年の時点でワクチン接種の当事者に取材を行い、ご本人から手記を寄稿していただいた。接種当事者が実体験にもとづいてワクチンに関する思いや問題点を語る、非常に貴重な内容となっている。この場を借りて、手記を書いてくださったAさんに深く感謝申し上げたい。

     
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