現代に歌人がいたとしたら
4月の季語に「新鮮」をぶち込むことでしょう。

4月8日までで東京都は小中高と入学式が終わりました。
子どもたちは新学期に胸がリオのカーニバルでしょう。

私はかねてからフレッシュマンを見るのが大好きです。
いや、だぁ〜いすきです。

以前、実家の近くのファミレスで1人作業がてら時間を潰していたことがありました。
そこでおそらく研修期間明けの新入社員たちが
10人、15人ほどで食事をしていました。
なんだか彼らを見ていると私の方がワクワクするというか、なんというか。
すごく晴れやかな気持ちになりました。
学生時代にもたくさんの不条理に出会い、
社会にもたくさんの不幸が存在すると分かっていながらも
今、その瞬間の高揚感をみんなで共有しているのを見て
心臓を下から絞り上げられているような、良い甘酸っぱさを感じます。

フレッシュマン大好きエピは他にもあります。

小学校の前を通ると「入学式」の立て看板が。
さっきまで年長さんだったやつらがツルッツルの衣装をきて
ママとパパと一緒に歩いています。
お子さん自身はきっといつも通りにはしゃいでいるのに
親の方がなんだか嬉しそうに見えませんか?
そうゆう景色を見ると
意味は分かりませんが「やったー!!」と感じるのです。


なんかもう嬉しくて。
小腸が震えて、その振動が食道器官を通じ大きな音となるタイプの
「あぁー!!」が...出ちゃう////


新社会人って見ればすぐにわかるじゃないですか?
あの感じもいいよね?
なんか新入社員同期入社女3人組みたいな人たちが揃って歩いてて
仲良いのか悪いのかわからない距離感の笑顔で
揚々と歩く姿とか、最高じゃない?
人はこの感情に「恋」と名前をつけたんだろうと思います。
毎年4月が初恋です。

今年度、新天地に身を羽ばたかせた方々。
皆さん自身も感じていると思うし、他から言われることもあるでしょうが
今、皆さんはとても輝いています。
正直、明るすぎて邪魔なくらい輝いています。
いつまでもその輝きが続くよう
心から、本当に心から応援しています。

追伸:俺の方が輝いてるけどねザーコ。