ゲーム評価シリーズ:ファイナルファンタジーⅣ
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ゲーム評価シリーズ:ファイナルファンタジーⅣ

2016-05-25 21:36
    この作品のボス戦BGMはスーパーマリオRPGで初めて耳にした。
    それ以降、この作品の存在がいつも気になっていた。
    VC配信で一番最初に購入したFFシリーズはこの作品が最初。
    少年時代からの思いがとても詰まった作品である。

    本作はFFシリーズSFC作品三部作の第一作目にあたる。
    前三作でシステム面の構築ノウハウが蓄積され、実績を引っ提げてのSFC進出。
    後に様々な媒体へ移植され、リメイク作品も登場。
    その人気の根強さから、外伝作品「THE AFTER 月からの帰還」も登場した。

    システム面では、後のFFシリーズ作品だけでなく他作品でも採用されている
    アクティブタイムバトルシステム(ATB)が初登場。
    それまでの毎回のターン内でキャラクター行動を決める基本システムに
    リアルタイムでバトルが進行する緊張感が加わり、
    それまでのRPGの根幹たるバトルシステムに一石を投じるようなシステムとなった。

    レベルアップやジョブについては、前三作にあった独特のキャラ成長や
    ジョブチェンジは無く、オーソドックスな仕上がりとなっている。
    各キャラごとにジョブが固定され、レベルアップで魔法を覚える分かりやすい内容だ。

    グラフィックについては、さすがSFCにプラットフォームを移してからのFFと言ったところ。
    全体的に色鮮やかになり、ボスの描写にも磨きがかかっている。

    シナリオについては、今作の主人公である「セシル」を中心に、
    各キャラクターが持つバックグラウンドを使って世界観を広めている。
    それ故、キャラに対してより入れ込むように仕上がっている。

    実際にプレイして思った総合的な感想としては、現代のゲームにすっかり慣れた自分でも
    このゲームのボリュームの豊富さに驚かされ、高い充足感を得ることができた。
    ドラマ性の高いシナリオに加えて、攻略法が確立されているとはいえ油断のできないボス戦の
    数々。
    特にデモンズウォールに関しては、敵自体がプレイヤー陣営に迫ってくる演出は
    シンプルながら恐怖を覚えた。
    当時の最新プラットフォームであるSFCの性能を生かすだけでなく、
    演出の工夫が随所にみられる本作は思い出補正も含めて良い作品だと断言できる。

    総評
    前三作で積み上げた人気と実績をSFCにプラットフォームを移して固めた本作。
    万人向けのSFCのRPG作品としては最高レベルと言わざるを得ない。
    シナリオには人間ドラマが多く盛り込まれており、世界観にのめり込むだろう。
    8.7/10

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