ランボルギーニ「アヴェンタドール」試乗会=V12が奏でる至高のサウンド
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右ハンドル仕様もある
伊高級自動車メーカー、ランボルギーニの日本法人は14日、昨年発売し、人気を博している新型モデル「アヴェンタドール LP700-4」のプレス向け試乗会を千葉県袖ケ浦市の袖ケ浦フォレスト・レースウェイで開催した。 ムルシエラゴの後継車として2011年3月、ジュネーブモーターショーで初披露された「アヴェンタドール」。新しいフラッグシップモデルには、雄牛の名前を付けるランボルギーニの慣例に基づき、スペイン・サラゴサ闘牛場で活躍した勇猛な闘牛の名前が付けられている。 アヴェンタドールのフレームは、米ワシントン大学とランボルギーニが共同開発したカーボンファイバー製。米ボーイング社の最新鋭機「787」にも同じ素材が使われている。モノコックボディに搭載された新開発の6.5リッターV型12気筒エンジンは、700馬力を発生。車体重量が1575kgと軽量なため、パワーウエイトレシオは2.25kg/psとなっている。0~100キロの加速は、ライバル車を凌駕する驚異の2.9秒、最高速度は350キロに達する。環境性能も向上し、CO2排出量はムルシエラゴと比べ、20%削減されている。 ステアリングを握り、アクセルを踏み込むとV12エンジンが奏でるオーケストラのようなサウンドが、心地良く全身を包み込む。コーナーの入り口でステアリングを切ると、狙い通りのラインで走行でき、大型のディスクを備える鋭い利きのブレーキは、コーナー直前までメインストレートのフルスピードを実現する。走行モードは3種類あり、市街地、ワインディングロード、サーキットなど、それぞれ異なる環境で走りを満喫できる仕様となっている。 価格は約4100万円。納期は、ほぼ1年となっている。