安井「サウジアラビアロイヤルカップは難しそうということで、相談会自体をケンしたわけですが…いや、毎日王冠も難しいでしょ(笑)!」

奥野「せやかてさすがに2日も休むわけにはいかんやん?というか、簡単なレースなんかそうそうないで!」

安井「確かにそうですね。まあ昨日は決して更新をサボったわけではないということで…(汗)。」

奥野「じゃあさっそく始めるで。って言うても、明日は雨が降りそうやな。そこをどう考えるかや。」

安井「雨が降ればヴァンセンヌは注目ですよね。」

吉田「そうですね。元町ステークスや東京新聞杯のようにもともとそういう馬場が得意でしたし。そんな馬が良馬場で、しかも速い上がりにも対応できるようになってきてるわけですから。」

安井「ただ、ストライド競馬新聞の展開予想だと差し届かずという感じなんだよね。展開、馬場がどれだけ向くかというところかなぁ。」

奥野「展開で言うと、エイシンヒカリがどういう逃げを打つかやな。」

安井「同条件のエプソムカップがラップで言うところの「高速バランス」になるので、おそらく今回もそれに近いかと。やや後半に寄ったラップですね。」

奥野「そうやろな。武豊騎手ならそう無茶なペースにはせんやろ。でも、それはあくまでエイシンヒカリが自分のペースで行けたらの話や。」

安井「というと?」

奥野「今回はリアルインパクトが絡んでいくんちゃうかと考えてんねん。さすがに簡単には逃げささんやろ。」

安田記念でも逃げてますからね。そう案ればペースも厳しくなりそうです。」

奥野「そうそう。そうなったときに、差してくる馬でステファノスに注目してるねん。中山記念でも一応好走してるし、時計が掛かる流れも大丈夫やろ。」

安井「この馬はピッタリキャラですね。僕も実は注目していて、毎日王冠って例年マイラーが好走しやすいんですよね。そういう意味でも、富士ステークスで速い上がりを使ったのはいいんじゃないかと。」

吉田「ペースが厳しくなると、グランデッツアやクラレントにも向きますね。2頭とも前に行ってしぶとさを発揮するタイプですし。」

安井「クラレントは左回りだと安定しているもんね。」

奥野「イスラボニータは休み明けか。この人気なら押さえといてもって感じかなぁ。」

吉田「中山記念で雨の弱さを露呈しましたからね。明日も雨なら少し手は出しづらいです。」

奥野「ディサイファは札幌記念のレベルがどうかや。そこまでやろ。」

安井「札幌記念や中日新聞杯を見ていると、底力問われるほうがいいかもしれませんね。エプソムカップで3着なので、エイシンヒカリよりは下の評価になるかと。」

吉田「後は…スピルバーグでしょうか。」

安井「この馬は中間に新エクイロックスを塗布しているのが若干気になるんですよ。あんまり休み明けもよくないと思っていて、ミホ分場帰りもどうかなと。」

奥野「馬体的には仕上がってそうに見えるけどな。」

安井「では、アンビシャスについて最後に話しましょう。」

奥野「この馬はわからん(笑)!もう一回走ってもらわんと評価出来ん!」

吉田「そんな投げやりな(笑)。」

奥野「押さえる必要はあるやろうけど、そんなこと言ったら今回は何でもありやからな。ラッキーヒットを狙うレースや(笑)。」

安井「これもう勝ち馬見えてねぇな(笑)。」