運営代表です。
当社では「受験の星」以外にも様々な動画を作っていまして、将棋の動画コンテンツも制作させていただいています。
その中でとある人気棋士の方とお仕事をご一緒したときに棋士の先生がお話くださった内容が受験にも活かせるのでは!?と思い今回ブロマガに書いてみました。
昨年の夏、某棋士の先生との打ち合わせで
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先生「ボクの今回の本はね、将棋の上達法や勉強法を書いたねんけど、これね、大学受験にも使えるねや」
私「え!?将棋勉強法が受験にも使えるんですか?」
先生「せや、ボクらプロ棋士がアマチュアファンに一番聞かれる質問が、どうしたら強くなれますか?という質問なんや」
私「確かに、強くなる方法をプロから聞きたいですね」
先生「将棋に強くなる方法は3つあるねや」
「①できるだけ毎日将棋に関わる(継続)」
「②効率の良い勉強法で取り組む(効率)」
「③目的意識をもって取り組む(意識)」
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①に関しては「エビングハウスの忘却曲線」が有名です。人間は覚えたことを1日たつとほとんどを忘れてしまうそうです。ここで完全に忘れてしまう前に毎日復習を繰り返せば忘れにくくなるそうです。
②に関して将棋でも勉強でも自分の力量以上の問題を頑張って解くという事は必ずしも上達には結びつかないそうです。簡単な問題を数多くこなすことが効率の良い勉強法だと言えるようです。もちろんある程度のレベルまでの話ではありますが。。。
③の目的意識を持つという点ですが、将棋でも、いつも序盤で有利になっても終盤で逆転されてしまう方は詰将棋を重点的にこなす方が効果が大きいですし、序盤で大差になってしまうようであれば定跡を勉強した方がよさそうです。また3ヶ月後のアマ名人戦に照準を合わせるなどの目的意識を持つ事が大切とのこと。受験でも夏の模試で偏差値60を目指すぞ!など目的意識を持ってそれまでに自分に足りないところを重点的に補うとよさそうです。
最後にどうしても時間がないときには将棋の駒を触るだけでも良いそうです。
ということは、、、どうしても気分が乗らないときでもこの動画を見たり、参考書を開くだけでもよいということでしょうか。
この話題はまたお話することもあるかもしれません。
ではまた。