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【ボカコレ】ヘブンズバグを考察する【いよわ21位】
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【ボカコレ】ヘブンズバグを考察する【いよわ21位】

2021-04-27 11:30

    蚕が飼育者(ヒト)に恋するけど茹でられて絹にされる曲ですね純セメスです。

    はいそれでは考察終わりにしたいと思いますさよn

    え?ダメ?

    ということで今回はちょっと違う角度から歌詞とPVを考察します。

    「蚕が飼育者(ヒト)に恋するけど茹でられて絹にされる曲?なにそれっ!?」

    っていう人は置いてけぼりにします。悪しからず。

    【注意】
    ※執筆者は
    「俺は飽きたぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお毛色は違うけど曲の製法が同じだから展開がワンパで考察も作業ゲーだぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
    って思ってます。
    ご了承の上、嫌になったら見ないで下さい。私は謝るような人間ではありません。
    私の解釈は他者の解釈を否定したり、押し付けたりするものではありません。
    ※私は視聴者それぞれの解釈を尊重します。






    ★ヘブンズバグ考察★

    【考察対象】

    ●木

    本作の超重要キャラ。
    この木なんの木気になる木
    気にならないファンに支えられてますから

    ●砂時計っぽいやつ

    重要っちゃ重要かなって感じ

    【歌詞・主要演出考察】
    Ⓣ If you have wonder else to go, round this place.
    (他に行くところがなければ、ここを回ればいい。)


    (0:22,色相・輝度反転)

    Ⓣ懐かしい風が触った 楽観的な季節は
    ①吸った酸素を身にまとったような庭→口から吐いた糸で作った繭の暗喩
    ②目に刺さる朝日を嗅いだ→繭に覆われた蚕は周りが視えないので嗅覚で朝日を感じる 
    Ⓣ愛を知らぬ少女の
    記憶は糸 固く結べばほどけはしないの

    「動物が好きなのね」Ⓣ「人が嫌いなんだ」
    大人になりたい訳じゃない 自由が欲しいだけ
    ③みだりに触ったら 少しだけ血が流れる→少量の血の正体は蚕の死体
    ④それがきっと君の 心の形だった→蚕は好きでも殺して絹を採るヒト

    ⑤わたしは糸を吐く 糸を吐く→蚕だもんね
    つながりの色は手に取れないもので
    ⑥ドラマチックな筋書きの類はそこに無いの→絹にされるだけだもんね
    Ⓛ嘘を吐く 嘘を吐く
    「友達でいてね」なんて願いも 粉々になっていた将来も
    ひたすらに根をはって Ⓣ雪どけを待つ繭玉は
    魂の行方も知らないままの あたたかい恋だった

    懐かしい風が触った 楽観的な季節が
    ちょっとセンチな君のまつ毛をなでた
    ②'目にしみる朝日を聴いた Ⓣ恋を知った少女の
    Ⓛ言葉は嘘 Ⓣ一度壊れたら戻せないの

    Ⓣ「お絵かきが好きなのね」「文字が読めないだけだ」
    全てを知りたい訳じゃない 無知が怖いだけ
    ③'みだりに触ったら 少しだけ血が流れる
    ④'それがきっと君の 心の形なんだ

    ⑤'わたしが先を行く ただ紡ぐ
    つながりの色が手からこぼれ落ちて
    ⑥'ドラマチックな筋書きなぞって 布になった
    Ⓛ嘘を吐く 嘘を吐く
    Ⓣ必ず見つけてなんて願いも ⑦涙で重くなったナップサックもナップサックは主に綿で作られるので絹がナップサックになったのではなく、茹でられた繭をナップサックになぞらえてる可能性が高い。涙は繭の中の蚕が流したもの
    Ⓣ旅出つ夢を見た 雪溶けを待つ繭玉は
    広げた手のひらに たしかに風を浴びたんだ

    Ⓣまたどこかで会えたらいいね
    思い出せなくても許してね
    お願いは言葉で 言わなかった


    ①~⑦→「少女=蚕」「君=ヒト」とした場合の考察

    Ⓛ→「嘘を吐く 嘘を吐く」「言葉は嘘」で構成。
    なぜ少女が嘘つきのように歌われているのかについて、
    【Ⓛの物語】で知る必要がある。

    Ⓣ→「懐かしい風」「愛を知らぬ少女の記憶は糸 固く結べばほどけはしないの「人が嫌いなんだ」「粉々になっていた将来」「雪どけを待つ繭玉魂の行方も知らないままの あたたかい恋だった」「恋を知った少女」「一度壊れたら戻せない」『「お絵かきが好きなのね」「文字が読めないだけだ」』「必ず見つけてなんて願いも」「旅出つ夢を見た 雪溶けを待つ繭玉は 広げた手のひらに たしかに風を浴びた」「またどこかで会えたらいいね 思い出せなくても許してね お願いは言葉で 言わなかった」で構成。
    以上の歌詞は蚕とヒトの「あること」について言及している。
    これは【Ⓣの物語】を通じて知る必要がある。





















    【Ⓛの物語~Legend(伝説)】

    昔、ある家の父親が戦争に駆り出され、家には娘と雄馬だけが残された。娘は父親恋しさの余り、雄馬に冗談半分で「もし、御父様を連れて帰ってきてくれたら、あなたのお嫁さんになるわ」と言ったところ、雄馬はすぐさま父親を連れて家に戻ってきた。ところが、娘を目にした時の雄馬の様子がおかしいので父親が娘に事情を問いただすと、娘が一部始終を打ち明けた。これを知った父親は激怒して弩で雄馬を射殺して皮を剥いで晒しものにした。その後、娘が雄馬の皮の側で戯れていると、馬の皮が不意に飛び上がって娘に巻き付いて家から飛び出していった。数日後、娘が発見された時には娘は馬の皮と一つになって大木の枝の間で蚕に変身して糸を吐いていた。そのため、大木は「喪」と同音(ソウ)である「桑」と名付けられたと言う。(蚕馬 - Wikipedia『捜神記』の項より引用, 2020年8月3日 11:51最終更新)
    ●蚕の少女が嘘を吐くとされているのは、
    「娘が嘘をついたことで娘と馬が一つになり蚕になった」という逸話から。





    木の正体は枯桑





    【Ⓣの物語~Tense & Tradition(時制および歴史)】


    分子時計 - Wikipedia

    If you have wonder else to go, round this place.
    (他に行くところがなければ、ここを回ればいい。)
    →5000年以上前、ヒトは蚕を飼い(拾い)、家畜化し始める。
    →「ここを回る」とは、ヒトが指定した場所に蚕が繭を作るため、糸を吐きながらぐるぐる回ること。

    懐かしい風→蚕がまだ野生だった頃に感じた風
    が触った 楽観的な季節は
    吸った酸素を身にまとったような庭
    目に刺さる朝日を嗅いだ 
    愛を知らぬ少女の記憶は糸 固く結べばほどけはしないの
    →ヒトに家畜化される前の蚕の繭は寒さや外敵から身を護るためにあったのではないか(野生だった頃の蚕の生態は明らかになっていない)

    「動物が好きなのね」
    「人が嫌いなんだ」→戦争が絶えなかった紀元前の時代
    大人になりたい訳じゃない 自由が欲しいだけ→自由が欲しかったからこそヒトと共存しようとした?
    みだりに触ったら 少しだけ血が流れる
    それがきっと君の 心の形だった

    わたしは糸を吐く 糸を吐く
    つながりの色は手に取れないもので
    ドラマチックな筋書きの類はそこに無いの
    嘘を吐く 嘘を吐く
    「友達でいてね」なんて願いも 
    粉々になっていた将来→ヒト無しでは生きられず、野生に回帰できなくなった未来
    ひたすらに根をはって 雪どけを待つ繭玉(野生だった頃の蚕の生態は明らかになっていない)
    魂の行方も知らないままの あたたかい恋だった→ヒトとの共存が何を意味するか当時の蚕には分からなかったのだろうか

    懐かしい風が触った 楽観的な季節が
    ちょっとセンチな君のまつ毛をなでた
    目にしみる朝日を聴いた 恋を知った少女→ヒトと共存することによる目先の繁栄を知った蚕
    言葉は嘘 一度壊れたら戻せないの→完全に家畜化されれば蚕は野生に戻れない不可逆的要素があるが、蚕の家畜化は進む

    「お絵かきが好きなのね」「文字が読めないだけだ」→大昔の識字率または、文字が絵に近かった頃を表している





    全てを知りたい訳じゃない 無知が怖いだけ
    みだりに触ったら 少しだけ血が流れる
    それがきっと君の 心の形なんだ

    わたしが先を行く ただ紡ぐ
    つながりの色が手からこぼれ落ちて
    ドラマチックな筋書きなぞって 布になった
    嘘を吐く 嘘を吐く
    (野生だった頃の私を)必ず見つけてなんて願いも 涙で重くなったナップサックも
    旅出つ夢を見た 雪溶けを待つ繭玉→もう野生には戻れないことを悟る
    広げた手のひらに たしかに風を浴びたんだ→でも蚕が野生だった時が確かにあったんだ
    【追記Ⅰ(2021/4/28)】

    曲の1番にあった枯桑が2番~ラスサビにかけて消滅している→完全な家畜化、野生としての蚕の死
    (追記おわり)

    またどこかで会えたらいいね→野生の蚕とヒトの出会いがまたあったらいいね
    思い出せなくても許してね→野生だった頃の生態を思い出せなくても許してね
    お願いは言葉で 言わなかった(から野生の蚕は滅んだし、もう二度と戻ることも会うこともない)




    【総評】

    また需要があったら雑語りする(しない)んですけど、2日しかないボカコレでTOP30に入るための戦略として考えられることは

    Ⓐ強力なサムネ・タイトル釣り(多くの人にポチってもらうため)

    Ⓑ1回聴いただけで内容が頭に入ってくる曲と歌詞
    (視聴者はできるだけたくさん曲を聴きたいので、聴き込み考察系はやや不利?)


    Ⓒ飽きられ対策
    (既存ファンの飽きられと、新規視聴者の途中視聴切りの両方をケアしなければならない)


    の3点。

    ⒶとⒸは「新しい動画絵師を召喚する」の一石で二鳥落とせるし、実際そういう作品が勝った訳で。



    タイトル釣りⒶからの分かりやすいパクリメロディ自己言及大勢批判Ⓑ(褒めてますよ?)でルーキー界をブチ抜いた英雄も居たし。


    他のランクイン作品見ても、やっぱり短期決戦に適応するためのⒶⒷⒸが何かしらハマったりしてる印象(←雑語り要素)があったし、良曲なのにランクインしてない作品はやっぱりⒶⒷⒸのどれかで大幅な減点が発生してる場合が多かった。
    (Ⓒってもう「いつも通りの動画上げた時点で負け」って意味だからな)

    って考えると、今回のいよわ曲って俺からすれば「いつも通りの2期いよわなんですわ。

    いつも通り概念系(マクロ)出会いと別れ系(ミクロ)を融合、
    「一見どっちとも解釈できる曲」にしていて、理詰めでwikiれば解釈を一つに絞れる。
    いよわが送りたいであろうメッセージ性も無いと言えば無い(ただ歴史・現象を説いてるだけ)
    あると言えばある
    (放蕩レコーズ収録曲「密月」は「売上で旅行に行こう」という企画であり、曲のテーマも「旅」に統一。タイトルに「密」とあることから、コロナ禍でも旅行を音楽という形で味わう趣があると考えられる。いよわは放蕩レコーズのキャスで「旅」という概念の分解について言及していたが、本曲は「蚕が種の繁栄・継承という旅の中でヒトと出会い、野生と不可逆的な別れをする」内容であり、また蚕の繭はコロナ禍で引きこもっていた我々を想起させる。とりわけ「大人になりたい訳じゃない 自由が欲しいだけ」の歌詞はそれらの要素全てを孕んでいると言っても過言ではない。自己家畜化された我々人間がコロナ禍の中どう生きるか、蚕の物語を通じて各々が考えてほしいと言ってるかもしれないし、多分言ってない。)

    正直ね、ここまでいよわ一曲で記事書けるようになったら飽きの境地なんすわ。

    でも蓋を開けたら21位とまあまあのリザルト。

    俺がⒸで減点してるだけで

    Ⓐ強力なサムネ・タイトル釣り(多くの人にポチってもらうため)
    →「分子時計をイメージした砂時計×天球のような繭の中に少女という斬新デザイン」
    →「ヘブンズバグ」というヤバそうなタイトル(しかも蚕でタイトル回収)


    Ⓑ1回聴いただけで内容が頭に入ってくる曲と歌詞
    (視聴者はできるだけたくさん曲を聴きたいので、聴き込み考察系はやや不利?)
    →いよわ曲は聴き込み考察系であり、この曲もそれに漏れないが、「少女=蚕」という比較的正解しやすくスッキリする考察要素を入れることで短期決戦に適応


    Ⓒ飽きられ対策
    (既存ファンの飽きられと、新規視聴者の途中視聴切りの両方をケアしなければならない)

    →普段から毛色の違う曲作りを意識。新規視聴者にも受け入れられるよう1期いよわ(さよならジャックポット以前)のような尖り切った構築は避け、より川谷絵音に近いポップス枠の中で個性を出す。

    という感じでそこそこ及第点なんすよね。
    (無論、このⒶⒷⒸは結果論でボカロPの皆がこれらを意識してボカコレに曲出したわけじゃねえし、いよわも「密月」収録曲をそのまま流しただけだかんな?)

    俺以外のいよわファンが飽き始めない限り、新規ファン増加が伸び悩まない限り、何よりもいよわが満足してる限り、2期いよわは続くと思います。
    俺はそれに一切不満なしとは言えないけど、「あー飽きたわー」と言いながらも、クッソ長文記事をこうやって作り続けると思います。
    (ブロマガ消滅に備えた記事移転は夏ごろ予定してます)

    何か指摘や感想ありましたら歓迎します。

    それでは。




    サムネは方舟の選別(黄金の船)→ゴールドシップ→ウマ娘→馬頭娘(蚕馬のこと)→蚕の擬人化こそが始祖のウマ娘であり新いよわガールは実質ウマ娘だよね(は?)

    【追記Ⅱ(2021/4/28)】


    運命の赤い糸 - Wikipedia
    イントロ繰り返し部分にのみ登場。→「野生としての」蚕とヒトは赤い糸で結ばれていた?
    (追記おわり)



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