ACIDMAN presents SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI”後半戦
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ACIDMAN presents SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI”後半戦

2017-11-24 20:20
    怒涛の後半戦はBRAHMANから。2015年の女川ジャム以来5回目。最近は何かとOAUやLOW-ATUSで観ることが多かったんだけど、約2年振りに。前半はメドレーのようにキレ間なく曲を畳みかけていく。「SEE OFF」を聴いて俄然胸が熱くなる。ステージ上で何か格闘技をしているようなパフォーマンス。後半予想通り客席前方に躍り出てダイバーをぶっ倒していく。これぞBRAHMAN・TOSHI-LOWだよなあ。「鼎の問」は福島の人たちの映像を使いながら、脱原発思想としては同志の大木さんのことについても言及。NO NUKESでも共演していたもんね。大木さんの帽子のことに触れつつ、ラストに予想通り細美さん登場!「PLACEBO」かなあと思ったら、新曲「今夜」!!この曲はMONOEYESの「Two Little Fishes」へのアンサーソングという話だったんだけど、今日夢の共演が観れて嬉しかった。

    RADWIMPS。初見。ラッドは最初に売れ出した2006年のおかずのごはんから追いかけているんだけど、なかなか観れる機会がなくて、いつか観たいと思っていたんだけど、「君の名は」効果でめちゃくちゃ人気出ちゃってこれはもう観れないだろうなあと思っていたため、今回まさかの出演に心躍った。若い世代はマンウィズとラッド目当ての人が多かっただろう。「夢灯籠」からスタート。噂のツインドラムにギターもベースもバッキバキで演奏力が半端ない。誰もが待ち望んだ「前前前世」、最高だったなあ。「05410-(ん)」から、今日なんとデビュー日で12年目なんだとか。「こういう節目の日に同じレーベルの先輩であるACIDMANに呼んで貰えて嬉しい」と洋二郎。ピアノ曲「棒人間」はしっとりしつつバンド感があり、ギターもピアノも歌もこなす洋二郎の天才っぷりが如何なく発揮されていた。「DADA」のハチャメチャ観もラッドっぽい。「おしゃかしゃま」の間奏で洋二郎がタクトを振るい右サイド(ドラムとギター)と左サイド(ドラムとベース)が交互に音を出し合ってジャムっていて、このバンド底が知れないぜと。ラストは「いいんですか?」で「こんなにACIDMAN好きでいいんですか~?」と高らかに歌い、終了!できれば「君と羊と青」を聴いてみたかったんだけど、またいつかそんな機会が訪れることを祈って。

    Dragon Ash。KJは昨年のふくしまおおぞらフェスタで東北ライブハウス大作戦バンドとして観てはいたんだけど、バンドとしては初。俺が追いかけているバンドの中で初めてラッドとドラゴンが観れる!というのも今回のフェスに行くきっかけになったわけなんだが、念願叶って嬉しい。このバンドは大編成で、DJ、ダンサー2人という特殊な編成も魅力的だ。今年アルバムを出している関係からか新譜からの曲が前半は多く、「Stardast」、「Mix It Up」、「Ode to Joy」の3連打。特に「Ode to Joy」の曲中に自然な流れからなんとACIDMANの「ある証明」を歌う場面に、KJやってくれるわあと!ドラゴンも20周年、同じメンバーで20年ずっとライブバンドやり続けることの大変さを身に染みて分かっている人の発言だけに(ベースのIKUZONEの急逝・現在はRIZEのKEN KENが担当)、重みが違う。KEN KENのバッキバキのベースから絶対に聴きたかった「The Live」。ここ最近の曲の中では一番フェス映えする曲でシンガロングが最高に気持ちいい。「Jump」を挟んで、締めはやっぱり会場の誰もが望んでいた「Fantasista」!ドラゴンの代名詞と言える絶対的アンセム、この歌を聴いて盛り上がらない奴はいないっていうくらい、アガる曲だなあ。

    ストレイテナー。先日のMEGAROCKS以来4回目。いきなり「ROCKSTEADY」からスタート。ホリエ氏の美メロが光る「シーグラス」を挟み、自分たちも20周年ということで、フェスはできないからトリビュートをやろうということで、今日出演したバンドの参加率が高いため、なんか自分たちのフェスみたいwというホリエ氏嬉しそう。MONOEYESではあるが細美さん(ROCKSTEADY)、そしてACIDMAN(SIX DAY WONDER)、THE BACK HORN(シンクロ)と恩返しに演奏していく(アジカンは曲がインディーの曲のためやることが難しかったんだと思われる)。洋二郎といいホリエ氏といい、ボーカルがピアノを弾けるとアクセントになりとてもいい。シンペイが「今日なんで俺たちがトリ前かって考えたんだけど、メンツが濃過ぎるから、俺たちがACIDMANの前にフィルターになってるんだ!」という話にみんな納得。まあ、親交度からという点もあるとは思うが。「DAY TO DAY」から、ラストは「冬の太陽」だった。

    いよいよオオトリ、ACIDMAN。先日のMEGAROCKS以来9回目。いつものSEでハンドクラップが響き渡り、3人登場!いきなり「新世界」で最高潮に熱い展開!!先日のハコでの演奏も良かったがアリーナクラスでもこの曲は最高にイイ。続いて「FREE STAR」で高い階層で観ていたお客誰もが思っていたあのミラーボールはいつ使うんだ?という疑問の答えはここだった!新曲「ミレニアム」もACIDMANらしさ全開の曲で気に入っている。ACIDMANにとって大事な曲「赤橙」。この曲から好きになったファンは多いことだろう。「最後の星」、「世界が終わる夜」と続き、「お前は何回この世を終わりにしてきたんだ?とかよく言われるけど、こういう曲しか作れないから」という大木さん。ACIDMANのMCは本当に一貫して死は必ず訪れる。だから今この瞬間を大切にしてほしいというメッセージを繰り返しており、ファンにしちゃあ耳にタコができるくらい聞いてきてはいることだが、今日のような特別なイベントで聞くとその重みが違ってくる。そして、ACIDMANが解散の危機に陥った時それを救ってくれた人ということで、なんとスカパラの谷中・加藤さんが登場して「ある証明」を!アラバキのオオトリの時にも観れたコラボなんだけど、SAIでまた観れるとは!!本当に大切な先輩なのだろうなあ。ここで新幹線の時間が心配で(というか退場時の混雑が怖くて)帰ったんだけど、セトリ的には「飛光」、「ALMA」、「Your Song」で締めだったみたい。

    幸い混雑なく移動でき、大宮駅までの電車もすぐに乗れたため、終電の一本前の新幹線に乗ることができたため、くたくただったこともあり早く家に帰った。今回の会場さいたまスーパーアリーナはアクセスが非常に良く、南東北勢は日帰り参戦が十分可能なため(ワンマンで開演時間が遅い場合は分からないが)、また自分の行ける範囲が広がって嬉しかった。長時間の室内型フェスは東日本大作戦番外編で絶対アリーナで立ちっぱなしよりスタンドの椅子席の方がいいことが分かっていたため、今回は席運もあり本当に快適に過ごせた。欲を言えば、全てのバンドがメインディッシュなので休む暇がなかった点。エイタスのグッズは先日のツアーでほとんど手に入れていたため、それほど並んででも欲しいわけではなかったため、問題なかったんだが、SAI限定グッズは売り切れていて、今後事後通販なども検討してもらいたいものだ。また、公式アプリというものがあったんだけど、この中のライブ定番曲紹介とセトリ速報が非常に有り難かった。特にセトリは、自分のような記録を残している人間にとっては大事な資料にもなるので、ロッキンとかでもセトリ載せたりしてるけど、今後のフェスは必須になってくる要素なのかもしれない。

    バンドの20周年という節目に、自分の大好きなバンドばかりが出る夢のような一日。正直今までのフェスの中でも一番思い出として残るかもしれない。人間生きているだけで毎年何かしら楽しいことも辛いことも起こる。大人になれば就職・昇進・転職・転居・結婚・出産・育児・家族が増える・家族が亡くなるなど、何かしら経験していくものだ。バンドというのは人間の集合体なわけで、ある程度共通の音楽的嗜好がないと続かないと思うし、バンド内の人間関係も重要だろう。他バンドとの関係性なども年を重ねるごとに重要になってくるだろうし、今回のようなバンド主体のフェスは、賛同してくれる仲間がいるから成り立つわけだ。自分はとてもその境地には達せられないが、20年同じ人たちと音楽を続けていくことの偉大さを、彼らの生き様を観ていて考えさせられた。自分の通ってきた世代のバンドは今も音楽シーンの中心にいて、いまなお光輝いている。音楽って新しいアーティストを見つける楽しみもあるけど、一人の人間が、どんな経緯で今まで音楽を作り続けてきて、今後もどうなっていくのかを見守っていくのも面白いものだ。自分は後者でありたい。一緒に歳を重ねていきたい。そして5年、10年後、どうなっているか…どうか希望がある未来が待っていることを祈って。SAI本当にSAI高のフェスでした。ありがとう!!
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