『何切る』の先にあるもの
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『何切る』の先にあるもの

2018-01-20 21:20




    ここから何を切る?
    そう問われた時に麻雀を知っている人間ならほぼ索子を選択するだろう。

    7ソウが7割強、4ソウが1割強、5ソウが1割、8ソウが5分いくかどうか…
    現在の風潮ならそんなものだと思う。

    それぞれの理由を挙げるとするならば、

    ○7ソウ
    タンヤオが確定する完全イーシャンテンであり、受け入れ種類枚数ともに最多。
    初心者に教えるならばこれしかないレベルの一打。

    ○4ソウ
    受け入れは7ソウと同じだが、最終69ソウの場合にかなりあがりやすい。
    58マンも強いので面前志向の一打ではあるが、
    クイタンの受けも1種減っているだけであり実戦的でもある。

    ○5ソウ
    攻撃的に言えば打点上昇の可能性を断たない一打であり、
    防御的に言えば4枚持ちの58ソウを先処理する一打である。

    ○8ソウ
    ゴロの一打と言うべきだろうか…
    5ソウと同じ防御的意味合いがあり、
    4ソウと同じ69ソウの強さを生かす意味合いがあるが、
    8ソウ先切りで強さは更に強化される。
    残した4ソウが手牌的に意味を成さないので推奨が難しい一打である。

    これらを踏まえて、ここからが本題です。

    この『何切る』に条件を付与しましょう。

    南2局 東家 39200点 南家 1700点 自分西家 22800点 北家 36300点  

    つまりはハネマンツモで飛ばしトップ。
    マンガンツモは飛ばしの3位キープ。
    2600、1300は次局マンツモで飛ばしトップ。

    この状況下でラスを考慮して3位確定を狙うのは流石に私の中では麻雀ではありません。
    ので基本はハネツモを狙いながら場の進行次第では対応もする事になります。

    では現実的なハネマンはどんな形があるのかを考えましょう。
    とりあえず「現実的」の定義を「2枚摸打の後に和了」としておきましょう。

    1、メンタンピンツモイーペーコー赤1


    最初に赤5マンを引くだけの簡単なお仕事です。
    最も簡単であるとも最も難しいとも言える最終形です。
    黒5マン先からの他の赤5引きでも可能ではある。

    2、メンタンピンツモサンショク


    7ピン6ソウの順ならばかなり捕らえやすいです。
    6ソウが先のパターンは後に語ります。

    3、メンタンツモサンショクイーペーコー


    5マン先の場合、赤引き4マン引きで条件クリアとなるので決断が難しい形。

    4、メンタンピンツモサンショク


    最終36ソウの高めツモも含む。
    道中の赤があまり意味を成さないのが欠点。

    5、メンタンツモサンアンコウ赤1


    『何切る』で47ソウのどちらかを選択した上で、
    赤5ソウを最初に引く事で見えてくるパターン。
    サンアンコウの難しさは体感的に理解できているとは思いますが…
    ここでの「現実的」の範囲のうちではある。

    6、メンタンツモチートイ赤1


    『何切る』から47ソウの後に赤5ピンを引くことから始まる手順。
    しかしながら普通に赤入れ替えの方が良さそうではある。
    チートイの達人のみが追える手順ではあるが「現実的」ではある。

    こんなところでしょうか?

    では現実と状況を見据えて『何切る』を振り返りましょう。

    受け入れの枚数が優秀な4、7ソウは三色の片方の可能性を消してしまいます。
    上で挙げた通りにサンアンコウとチートイは追えますが、和了までは困難だと考えます。
    となれば多くのパターンを追える5ソウ切り有効な一打だと理解してもらえると思います。

    さてもう一問『何切る』をしましょう。



    この形ならば条件を付与せずとも5ソウ切りを選択する人は増える事でしょう。
    これはプレイヤーの意思次第で三色を捉えやすいからだと思われます。
    でもこの形は最初の『何切る』と一手しか変わらないのです。

    麻雀は偶然のゲームではありますが、
    その『偶然』に優劣を付けて多くの可能性を追う楽しさも理解すると、
    またひとつ麻雀が好きになると思います。

    誤解の無いように補足しますが、
    最初の『何切る』で7ソウを切るのを間違いだとは言いません。
    単純な『何切る』で人に教えるなら私も7ソウを推奨します。
    しかし全ての場面で同じ選択をするのは勿体無いと考えます。

    3ソウを先に引いてしまう『偶然』も、
    7ピンを先に引いてくる『偶然』も麻雀にはあるのですから…

    さて…
    実はこれ実戦からの抜粋です。
    細かい点数は記憶に無く作りましたが、条件そのものは間違ってません。

    その時はプレイヤーが7ソウを切り、6ソウをツモ、
    456変化の無いまま8マンをつもり局を終えましたが、
    5ソウ切りなら有り得たこの形どうしましょう?



    ぶっちゃけてしまうと47ソウどっちでもいいんです。
    5ソウを切り、6ソウを引くまでの間に場に情報が増えているはずです。
    その情報で選択すれば良いんです。

    こうして『偶然』にある程度の『意思』をのせる事で、
    麻雀は単なる運ゲーから一歩離れるのではと考えます。

    過度
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