実鬼 リプレイ [白死蝶恋着S18 白雨事件ファイル:憐憫]
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

実鬼 リプレイ [白死蝶恋着S18 白雨事件ファイル:憐憫]

2019-08-20 15:21
    2019年08月17日のオンラインセッションのリプレイです。サプリは自作のもの(実鬼)を使用しています。キャラクターの詳しい設定、ルール、術技などを見たい場合を上のリンクをご使用ください。
    参加者
    • PC1 黄楊曜灯(ツゲ ヒカリ)『ややさん』
    • PC2 ウール(ウール)『はゆさん』
    • PC3 清浦真帆(キヨウラ マホ)『きっずさん』
    • PC4 骸(ムクロ)『kintaさん』
    雑記
    ここ最近は伏線回収ばっかり出来るので非常にやってて楽しいです。吟遊と言われない程度にやっていきたいですね。

    白雨市:裏路地紅葉

    白神秘書「ということで、私共の今後の日程はこちらになります。0時には会食は終わり、帰路につく予定です」
    ラウラ「なるほど。ということは早めの行動が大事になりますね。ありがとうございます」
    灯風「つってもなぁ……まだ朝10時だぞ。今いる人材ってなると……」
    ウール「あ、はい……」読みかけの本を閉じて恐る恐る手をあげる
    骸「コーカ 来てない」
    >骸は首を振った
    灯風「あいつはもうしゃーない。遅刻程度ならもう諦めてるわ。鷹見のシフトは夕方からだからなぁ……。ってなると今呼べそうなのはロリコンと曜灯ちゃんくらいか」
    コガネ「連絡入れますね」

     20分後
    清浦「よばれてとびでて、はろーはろー」
    曜灯「おはようございます。いえ、そろそろこんにちは…?どのくらいの時間から使い分けると良いのでしょうか。」
    ウール「まだおはようの時間かも……?」
    灯風「やっと来たか。まああいつは後で怒るとして、作戦会議をするぞ」
    清浦「灯風さんからの連絡とあれば、と急いだけど待たせてしまいましたか……。作戦会議……ごくり……」
    ウール「作戦会議……テーブルを囲んで、地図に印をつけながら意味もなくテーブルを叩いたり……」ワクワク
    灯風「モテモテで悪いね。こっちだ」
    白雨市:裏路地紅葉

    ▶端っこに布を被された機械が置いてありますね
    灯風「えー、曜灯ちゃん。今はお父さんは家にいるか?」
    曜灯「いつも休日は寝室から出てこないので…、多分まだいらっしゃると思います。靴もありましたし。」
    灯風「そうか、となるとそろそろ外出するな。作戦を説明する。コガネ!」
    コガネ「はい。目的は黄楊邸宅にあると思われる婦人会、ひいては裏にある第三者の証拠を見つけることです。曜灯様には申し訳無いですが父上様は限りなく黒に近いです。最悪戦闘があるかもしれませんが、それを回避する為の白神様主導の会食です」
    曜灯「黒…。」
    骸「調べる はっきり させる」
    コガネ「こちらには曜灯様がいらっしゃいますので、合法的に家に侵入できます。まずはこちらを」
    ▶全員分の防弾チョッキを渡すよ
    清浦「防弾チョッキ……本格的ですね……」
    骸「悪鬼 外 撃たれる 痛い」
    >骸は脇腹に手を当ててチョッキの感触を確かめる
    ラウラ「何があるかわかりませんから。白死蝶が曜灯ちゃんの邸宅に大量に飛んでいるデータもありますので、何があってもおかしくありません」
    清浦「何があっても、ですか。――――――……私が守らないとな」
    ウール「こういうのを着てる人って、頭とかに一発もらってあっけなくやられちゃうんですよね……あっ、ごめんなさい……」」
    灯風「そうだ。曜灯ちゃん以外に住んでる人間はいるか?」
    曜灯「いえ、住んでいる人は居ませんが…、たまに心湊さん、えっと、お手伝いさんが様子を見に来てくれます。一応休日はお休みのはずですが。」
    灯風「好都合だ。立場的に護衛を雇っていてもおかしくない。月縹も言っていたが本来は傭兵が回されていたはずなのだ。何か奥の手があると見て間違いない」
    曜灯「とはいえ、普通に生活しているだけだと特に何もありませんでしたよ…?」
    清浦「まあ奥の手があったとしても、それを打ち倒すだけですけどね」
    骸「倒す かまわない」
    ウール 「真帆さん、それってフラグ……」
    灯風「死にたがりは放っておいて、少人数かつ時間制限もある。本当に危ないと感じたら全員すぐに撤退するんだぞ」
    清浦 「前向き大事なのに……」
    紅花「はっはー、危なくないようにするのがボクの仕事だからねえ……ああ疲れた……」
    清浦「おお、鬼に金棒ですね。」
    灯風「遅刻な。流石に給料天引きだ」
    紅花「や、頼まれごとが思ったより手間取りまして……すいません」
    灯風「それはそれだな。ラウラはこいつに作戦メモを渡してやれ。じゃあ普通に曜灯ちゃんの家に行ってくれ。何かあったらちゃんと逃げるんだぞ」
    紅花 「生きて帰る為にも、頑張らなきゃあねえ……」
    骸「ヒカリ きっと 大丈夫」
    曜灯「…はい。」
    黄楊邸:エントランス


    ▶曜灯以外に正気度判定
     骸 紅花 清浦 失敗
    ▶全員大量の血の跡が床に落ちているのに気づくよ。ただ、曜灯ちゃんは何も知らないようで、普通に血の跡を踏んでますし、気づく様子もないですね
    曜灯「やはり、いつもと変わりありません。私の家です。」
    ウール 「ここが曜灯さんのお家ですね……やっぱり、書斎の隠しスイッチを押すと本棚が動いて隠し階段が出てきたりするんでしょうか!」
    曜灯「どうでしょう。今まで見つけた事はありませんが…。」
    清浦「あってもおかしくない……」
    骸「……黒幕 見つける」
    紅花「自分の家でも、知らないことってあるからねえ…」
    ▶紅花は気づきます。床に血痕だけついてるわけではなく、乾いているがどこでも血痕があることに気づきます。ただ、触っても手につくことはないですね
    紅花「……うげっ……これは……」
    ウール「わぁ……曜灯ちゃんのお家、すごく雰囲気出てるなぁ……」
    ▶骸は気づきます。匂いも完全に血の匂いがしますが、曜灯は気づく様子もありません
    紅花「……手には付かないみたいだねえ」
    曜灯「それでは、えっと、ようこそ?私のお家へ。」
    紅花「……随分なスプラッターハウスだねえ」
    骸「…間違い ない。 ヒカリ …?」
    ▶ウール 文化知識で判定
     成功
    ▶和洋折衷の部屋ですね。花瓶やシャンデリアっぽいのがあり、オペラ座の怪人でありがちな左右に広がる階段があったりします
    PL:花瓶の花はなんですか? GM:金木犀ですね
    清浦「……まあ……わかってたけど金木犀、か……」

    ウール「立派なお家だなぁ……曜灯ちゃん、どこか怪しい部屋とか無い?ピンと来る部屋とか」
    曜灯「と、言われましても…。あんまり意識したことはないので…。」
    紅花「書斎とかあるなら怪しそうだけど」
    曜灯 「とりあえず順番に見ていきますか?」
    ウール「じゃあ、順番に見ていこうか。何の部屋があるかまず知らないとね。」
    黄楊邸:応接間

    ▶ロココ調の椅子を中心にそれなりに豪華な一室ですね。特に目立つようなものはありません。ですが、壁に血文字で大きく、シラセルナ と書かれています
    曜灯「ここが応接間です。お仕事関係で来られる方とは大体ここでお話されてます。」
    紅花「なかなか………ええっと……いい感じの部屋だねえ……うん……」
    清浦「こういうお部屋のお掃除って大変そうですよね……」
    ウール「これは、つまりそういう事だよね!うっかり喋った人から一人ずつ消されていくような」
    紅花 「うーんこの」
    骸「ウール なに?」
    >骸はウールにだけ見えるように一瞬口元に人差し指を立ててみせた
    ウール「わぶっ……何でもない!」両手で口を抑える
    曜灯「…?えっと、とりあえず調べてみますか?お仕事関係なら基本はここだと思いますし。」
    ▶紅花 心理学で判定
     成功
    ▶清浦 観察力で判定
     成功
    ▶では、壁の文字が切り替わるよ。キヅカセルナ に変わります
    ▶棚などがありませんね。隠すような場所がありません
    ▶では、真帆は床の出っ張りに転んでしまい、机の角に頭をぶつけます 26ダメージ
    紅花「隠す場所は……無さそうだなあ」
    清浦「…………! ぐっ」
    ウール 「真帆さん……ホラーものなのに……」
    曜灯「わわ、大丈夫ですか?」
    紅花「あらら、戦闘ならまだしも、こんなところで怪我してちゃあいけないよ?」
    清浦「曜灯ちゃん……いえ、大丈夫です。つい、よそ見してしまいました……」
    ▶曜灯 ローカル知識で判定
     成功
    ▶骸 テンプレ察知で判定[ググる]
     成功
    ▶ウール 観察力で判定
     クリティカル
    ▶日頃は父親が毎日のように人を呼んでいますね。最近でよく見たのは議員さんでしょうか
    ▶ずっと視線を感じます。ただ、壁全体から視線を感じ、常に獣に囲まれているように感じます
    曜灯「最近はずっとここでお仕事の話をされています。特に議員さんが多かったかと。」
    紅花「お仕事ねえ……」
    骸「… なるほど 家 中 保護者。」
    >骸は額から一筋汗を流した
    ウール「うーん、これは立派なロココ調だ……曜灯ちゃんのお家センス良いんだね……」
    曜灯「ありがとうございます。お父様にも伝えておきます!――あいや、潜入ですもんね、伝えちゃダメですよね…。」
    清浦 「ええ、すごく立派なお家ですよ……本当」
    骸「そう 言わない いい」
    紅花「ボクの家は大体金属細工だからなあ、こういうのもいいかなあ……これさえなければ」
    曜灯「では次に行きましょうか。」
    ▶部屋から出るときに曜灯を除いた全員に自分の体の内側から破裂するような感覚に襲われ、急激な吐き気と圧迫感を感じます 36ダメージ
    ▶壁には ヘイオンマモレ に変わっていますね
    黄楊邸:トイレ

    ▶特に何も変わった様子はありません
    曜灯「お手洗いです。特に何かあるとは思えませんが、前に風水?ワープなんかもしたことがありましたし、念の為。」
    清浦「ぐ……うっ……」
    骸「んぅっ…!?」
    紅花「うっ………ちょ、ちょっとすみません……人の家のトイレってどうにも……」
    曜灯「す、すみません、そうですよね。移動しましょうか。」
    ウール「トイレの掃除って、お手伝いさんがしてるの?」
    ▶便座を開けるよ
    ▶中に血まみれの生首が入っていますね。 151ダメージ
    ▶割り込み ウール 無限の板で軽減
    ▶紅花 ハウスキーパーで判定
     成功
    曜灯「そうですね。基本的に家事はほぼ全てお手伝いさんの心湊さんがやってくれています。」
    曜灯「お仕事は平日だけですが、休日にもたまに様子を見に来てくれるんですよ。」
    清浦「なるほどー……。家事はお手伝いさんだけ、ですか。」
    紅花「………落ちない………よねえ……」
    骸「… わからない。」
    黄楊邸:リビング

    ▶大きめのテレビ、明らかに高級そうなソファー、小奇麗で広めのキッチンダイニングもありますね
    ▶部屋の中央に曜灯と同い年くらいに見える少女が首を吊っています。床には血や吐瀉物で溢れており、死んでいると思われますが目の瞳孔は開ききっており、目玉だけは動いているのが見て取れます
    曜灯「ここがリビングになります。帰ってきたときに、たまに心湊さんがテレビを見ていたりします。」
    紅花「……う、ん……」
    骸「ヒカリ! … お手伝いさん いつも どこで?」
    >骸は曜灯の視線を遮るように立ち、問いかける
    曜灯「わわ、それだと見えませんよムーさん。いつもはソファの上でゴロゴロしてたり、ぐったりしながらですね。」
    紅花「……どこかにへそくりとか隠してたり、しないかなあ」
    ▶棚を開けると預金通帳などが入っているのがわかりますね。吐瀉物や血に塗れた古い丸鍵を見つけますね。こっそり取得します
    紅花「……通帳は番号が分からないからなあ。大体ボク結構持ってるからお金は別に……」
    ウール「お料理もお手伝いさんがするんだよね、たぶん」
    曜灯「そうですね。めったにありませんが、心湊さんがまだ残っていたりすると料理を教えてくれたりもするんですよ。」
    ▶冷蔵庫を開けると普通に野菜や肉などが入ってますね
    ▶天井からロープが降りてきて、ウールの首を締め続けます。動いてもロープも追従してきます。
    紅花「あーあーあー、どうしようかなあどうしようかなあ」
    曜灯「あとは、休日は私が作ったりもします。簡単なものだけですし、あんまり上手ではないのでお父様に食べてもらえることも少ないですが…。」
    骸「ヒカリ テレビ 気になる 後ろ 持って」
    >骸はテレビの裏に回って曜灯に前を持たせるように促します
    曜灯「ふぇ?テレビですか?あんまりなにかあるようには思えませんが…。」
    ▶曜灯 剛力で判定
     成功 ウール27ダメージ
    ▶骸 剛力で判定
     成功[浮舟] ウール19ダメージ
    ▶では、大きいテレビをなんとか持ち上げると、テレビの下に写真があるのを見つけますね
    ▶写真には父親と女の子が写ってますね。曜灯と同じくらいの年齢の少女に見えますが、曜灯ではありません
    PL:縊死している少女と写真の少女の関係性ってぱっと見わかります?
    GM:わかりませんね。うっ血している為顔立ちがかなり違ってます
    紅花 「おっと写真だねー見ようかねー見たら次行こうかーここはちょっとほらあんま無さそうだしさあ」
    曜灯「わわ、本当にありました。」
    骸 「…ヒカリ? 違う…」
    曜灯「これが、白神さんから聞いていた、私のお姉さんでしょうか…?」
    ウール「もごもご……」
    紅花「……次、いきましょう?」
    骸「…次 行こう」
    >骸は一瞬後ろを見て首を振った
    曜灯「そうですね。写真は…、一応持っていきましょうか。」
    黄楊邸:和室

    ▶上質な畳と掛け軸、高そうな茶器と定番の金持ちの和室のイメージそのままの部屋ですね
    曜灯「ここが和室の、居間に当たるんでしょうか?」
    骸「忍者屋敷 楽しい」
    曜灯 「なにか隠してあるとなると、やっぱり定番は掛け軸の後ろとかでしょうか?」
    ▶曜灯 偽装で判定
     成功
    ▶掛け軸の裏に小さな空間がありましたが、何もありませんでした
    PL:掛け軸の文字はなんですか?
    GM:生き・絶ゆる間の限り結 と書かれてます
    曜灯「ちょっとぽっかり空いているだけで、何もありませんでした…。」
    ウール「ここには何も無さそうですかね……?」
    紅花「黄泉の辺境は……」
    ▶清浦 日本語で判定
     成功
    ▶骸 空間把握で判定
     成功
    ▶ホツマツタエの、霊還しの守に関しての文だとわかります。
    ▶障子の端が少し破れていますね
    清浦「ああこれは……黄泉平坂ですか……まあ……そういうことですね」
    紅花「……この世とあの世の境目になった……って話じゃなかったかな、聞いたことがあるような……」
    ▶破れた障子の部分から触手のようなものが出てきて、ウールの口に思いっきり突っ込みます
     140ダメージ
    ▶割り込み ウール ストレート式携帯電話で軽減
    ウール「もごもご……」
    ▶曜灯 風向きで判定
     失敗
    ▶割り込み 曜灯 人間振り直し
     失敗
    ▶割り込み 清浦 黒板の引っかき音
     成功
    ▶では、障子の部分から風が出ているのでは?と思いました
    紅花「……ああ、そう、それだ……死んだ人間は生き返らない……無理を通そうとして、ヨモツヒラサカはカキリイワになった……まあ、関係ないだろうけど。――ヒントかなぁ」
    曜灯「こっちの障子の方からですね。それに、破けています。」
    ▶曜灯が障子に近づくと、触手のようなものが袋口を開き、曜灯を丸呑みにしました
    ▶曜灯は不思議な感覚を感じました。まるで抱っこされているような感慨に浸れます
    ▶ごもごもとしており、飲み込まれている間に20本あまりの触手がメデューサのように這い回り、他の人間を叩きのめしてきます 68ダメージ
    ▶割り込み ウール 2軸ヒンジ式携帯電話で軽減
    ▶割り込み 骸 コミケカタログで軽減
    ▶割り込み 清浦 蚊雷 例大祭カタログで軽減
    曜灯「わ、温かい…。でも、なにかあるわけでは無いんですね。」
    紅花 「……曜灯ちゃん、そんなところにいるもんじゃないよ」
    曜灯「…?そうでしょうか?でも、はい、まだ探索の途中でしたね。」
    骸「ヒカリ 平気?」
    >骸は腕を顔の前で交差して防御姿勢をとっている
    曜灯「…?はい、大丈夫です。ふふ、それだと前が見えませんよ。」
    骸「ヒカリ おとうさん 部屋 …書斎? どこ」
    曜灯「お父様のお部屋でしたら2階にあります。先にそちらへ向かいますか?」
    ウール「そっちに行きましょうかー」
    清浦「………………是非見てみたいですね」
    曜灯「わかりました。案内しますね。」
    黄楊邸:書斎

    ▶壁一面に本が立ち並び、その手前にかなり大きいデスクがありますね。床にも大量に本が置かれています
    曜灯「ここがお父様のお部屋になります。ちなみにその隣の隣がわたしのお部屋です!」
    ウール「何かほんとに書斎って感じの部屋だねー……」
    曜灯 「わわ、またこんなに散らかして…。心湊さんが文句を言う姿が浮かびます…。」
    紅花「んーこれは…………そうだねえ、曜灯ちゃん、ちょっといいかな」
    曜灯「はい?」
    紅花(正面から胸に曜灯の顔を押し付けて耳を塞ぐように抱きしめる)
    曜灯「む?むぐぐぐ~~~~。」
    ▶清浦 リストーロ ヒールブースター リェチーチ 清浦ウール紅花
     19回復
    紅花 「……………よし、もう大丈夫かな」
    曜灯「ぷはあ…。く、苦しかったです…。」
    清浦「おお、だいたーん……」
    紅花「……いやあ可愛いからつい」
    清浦「良いものを見せていただきましたよー」
    ウール「あははー…どうもー」
    紅花「本当はボクじゃない方が良かったんだけどねえ」
    骸「ヒカリ 机 引き出し 開けてほしい」
    曜灯「え?あ、はい、わかりました。」
    ▶曜灯が引き出しを開くと、婦人会のボールペンが入ってました。金木犀があしらわれた、ハーバリウムボールペンです。紋章も入ってますね
    PL:机の上に他に何かありますか?
    GM:何もないですね。金木犀の小さい花瓶が挿されてるくらいです
    曜灯「これは…、婦人会の、ボールペンですね…。やっぱり、お父様が…?」
    骸「関係 は ある。」
    曜灯「それにさっきの写真も、お父様と、わたしではない、私くらいの女の子…。」
    曜灯「あ、えっと、他にもなにか探さないとですよね。色々見ていきましょう。」
    ▶骸 捜査[ググる][超的確な指示]
     成功
    ▶曜灯 情報分析で判定
     失敗
    ▶割り込み 清浦 黒板の引っかき音
     成功
    ▶落ちていた本のタイトルを見ます。古事記の現代語訳や鋼の錬金術師、それにラヴクラフト全集、メイドインアビスや霊魂の不滅か死者の復活か等があります。それに、メモを見つけました。
    ▶メモには、「娘のためなら何でもする」 と書かれているのがわかりました
    骸「古事記 錬金術 ラヴクラフト…? 禁忌… メモ…?」
    清浦「娘のためならば……? ですか?」
    曜灯「娘のためなら…。それは、わたしのことなんでしょうか。それとも…。」
    紅花「……娘の為、ねえ……」
    骸「…」
    >骸はふるふると首を振って己の考えをふるい飛ばした
    曜灯「他に、なにか…。」
    紅花「色々調べる必要、ありそうだねえ」
    ▶曜灯 思い出で判定
     成功
    ▶父親に対して、思い出せるようなエピソードは思い浮かびませんでした
    曜灯「なにか、お父様が、言っていたことや行動に…、なにか…。なにも…?」
    曜灯 「娘とは、やっぱりお姉さん、のこと、だとしたらわたしは一体…?」
    曜灯「お父様にとっての、何、なんでしょうか…。」
    骸「ヒカリ」
    >骸は曜灯の顔に両手を添えて自分の顔を見させる
    曜灯「…は!、はい。」
    骸「ムクロ ヒカリ 大好き。 ムクロ だけ 違う みんな ヒカリ 好き。 ヒカリ が 好き。」
    >骸はそういい終わると曜灯の頭を包むように腕を回して耳を塞いで抱きしめた
    曜灯「…、はい。そう、ですよね。」
    ▶割り込み 紅花 怪我人の容態
    ▶紅花 治癒力強化 リストーロ 治癒絆創膏
     83回復
    紅花(今のうち今のうち……)
    清浦「…………曜灯ちゃん」
    骸「…次 行こう。」
    >骸は短く息を吐いて立ち上がった
    曜灯「え、えっと、一応隣がお父様の寝室になってるんです。ここよりはなにかあるとも思えませんが、行ってみましょうか。」
    黄楊邸:寝室

    ▶一般的な寝室ですね。ダブルベッドがあります。
    ▶中央にバラバラ死体が落ちてますね。身体の形から見て、女性なのは間違いないと思われます。丁寧に指先の関節から綺麗に分けられており、内蔵も黒く変色していますがわかります。ただ、頭だけありません 192ダメージ
    ▶割り込み ウール ストレート式携帯電話で軽減
    ▶割り込み 紅花 スライド式携帯電話で軽減
    ▶割り込み 清浦 スライド式携帯電話2つで軽減
    ▶割り込み 骸 折りたたみ式携帯電話で軽減
    曜灯「ここが寝室になります。お父様と……、お母様のベッドがあります。」
    清浦「普通ならこう、ベッドの下とかに怪しいものがあるものですが、それにしてはでかいですねえ」
    曜灯「やっぱり、特になにかがあるようには見えませんが…。」
    紅花「ぐ、うう……」
    清浦「ここまで来たら調べるしかないかもしれない。うん」
    骸「…ふぅ。 ヒカリ 調べよう」
    >骸は冷や汗をかきながらも平静に務めた
    曜灯「…そう、ですね。」
    曜灯「あ、えっと、確かお父様の日記があったかと思います。」
    曜灯「勝手に読む、というのは気が引けますが…。――え、えい!」
    ▶曜灯 元リンクで判定
     成功
    ▶『家に強盗が入った。娘は変わり果てた姿で見つかった。妻と2人で旅行に行っていた日のことだった』
    ▶『日帰りで温泉に行っていただけだったのに、天は私達にどうしてこんな試練を与えたのだろうか」
    ▶『妻が首を吊っていた。自責の念に耐えきれないと遺書が残っていた。私も後を追うべきか……』
    ▶『犯人は絶対に許せない。なんとしてでもこの手で復讐を。私は決意した』
    ▶『監視カメラの映像を調べた。あの日、出入りしていたのは梁本と白神、深尾だった』
    ▶『怪しい。梁本を殴りつけた。すると、こいつも娘を誘拐されたのだという。奥さんが感情が壊れたように泣いている。間違いなさそうだ』
    ▶『白神にも聞きに行った。こいつはこいつで私に龍神様の信仰先の変更を申し上げに来たらしい。今更婦人会なんぞどうでもいい』
    ▶『深尾に聞きに行った。こいつは何か知っていそうだった。しらばっくれていたが逃さない』
    ▶『私は監視を続けた。立川という議員と頻繁に会っているらしい。警察の人間もいるから何か横領でもやっているのだろう』
    ▶『日向が婦人会の後ろ盾の為、私に会いに来た。余裕がなかったのだが、白死蝶があれば死の運命を反転させることができるという。無いものに縋りたい思いだった。融資をした』
    ▶『死の運命を反転させるなどとんでもなかった。私は間違っていたのかもしれない。監視をつけられ、娘のような見た目をした少女が家に来た。』
    ▶『お父様と慕ってくるあの目はまさしく娘と同じものだ。だが、娘はもういない』
    ▶『気味が悪い。クローンなど映画の世界の出来事ではないのか?調べないといけない』
    ▶『私は幻覚を見るようになった。あの日の光景が、家で毎日再現されるのだ。家に帰りたくなかった』
    ▶『耐えられなかった。娘にそっくりな生命が家でニコニコと私に笑いかけてくる。気が狂いそうだった』
    ▶『だが、もういい。素性のわからない女と、娘そっくりな化物。どちらも家族なのには変わらない。もう二度と失わない為に細工をした』
    ▶『あいつらはそのうち娘に再び手を出してくるだろう。その時の為、私は悪魔に魂を売った。婦人会がいくら腐ってようが、娘さえ助かるならばなんでもいい』
    ▶『白死蝶とやらを大量に買った。家に住まわせ、娘を守る盾とした。無いよりはマシだと思った』
    ▶『悪魔はやはり悪魔だった。娘を差し出せと言ってきた。できるわけがなかった』
    ▶『子供が誘拐されたらしい。どうでもいい。他人の親子がいくら死のうが、私の娘は帰ってこないからだ』
    ▶『白神のところも死んだ。私達は雁字搦にされていたのだ。願わくば、娘を守ってくれれば何でもいい』
    曜灯「――――わ、わたしは、い、い、一体……?」
    ▶曜灯 導引で判定[理解させる]
     成功

    ▶『世には理というものがあるらしい。白死蝶はそれを夢の力、想いの力として増幅してくれるらしい。あいつは、それを悪用した。』
    ▶『ならば私も、もう二度と失わない為に、外道となろう』
    ▶『娘と同じ名前だと気味が悪いので曜灯と名付けた娘に、生きてもらう為に呪いをかけた。妖怪の魂を楔とし、妖怪の魂でないと解除できない呪いを』
    ▶『今、妖怪は婦人会でゴミのように扱われている。一人くらい使ってもバレることはないだろう』
    ▶『娘が死なないように、彼女の幸せを願って、生きろ。と、生きてもらう為に死の呪いを』
    曜灯「わたしはわたしで、心湊さんも心湊さんで、お父様もお父様で、でもわたしはわたしではなくて……?」
    曜灯「心湊さんも、お父様とは……?――――白……、死蝶……?」
    曜灯「お姉さんは、お姉さんでなく、わたしとは違って、わたし、の、呪い……?」
    紅花「……曜灯ちゃん、大丈夫かい?」
    曜灯「わ、わたしは……?お父様にとっては、お父様は、わたしにとって……?」
    曜灯「わ、わたしは一体、誰なんでしょう…。」大粒の涙が溢れ出す
    曜灯「わ、わたっ、わたし…、う、ぅぅぅ…………。」
    ウール 「ひ、曜灯ちゃん…?」おろおろ
    紅花「……………」思わず目を逸らす

    清浦「曜灯ちゃん。曜灯ちゃん……!」すぐ駆け寄る
    曜灯「ひぐっ……、う、ぅぅぅ……ぐずっ……、ぅ、ぅぅ……」
    ウール「えっと……だ、大丈夫だから……その、何が書いてたのかは知らないけど……」
    ウール「――――あっ…………ご、ごめんね……」足早に部屋から逃げるように出ていくよ
    清浦「ウールちゃん!?」
    曜灯「わたしの、ぐ……、わ、わたしの過ごしたはずの9年と、わたしが、ぅ……、お、お父様に……、お父様との、思い出、お父様が、わたしを……ぅ……ぅっ……ぅぅ……」
    骸「ヒカリ 立つ できる。」
    曜灯「――ぅ……。は、はい、ご、ごめんなさい……、んっ、き、急にこんな、す、すみません……。え、えへへ、はず、恥ずかしいところを……。」
    清浦「ううん。全然大丈夫だよ、…………じゃあ……立てる……?」
    曜灯「は、はい、んぐっ……、んぅ……。ご迷惑を、おかけしています……なんとか、立ちます。」
    曜灯「えっと、ごめんなさい、情報、ですよね。たぶん、この日記は大事なものだとおもうので、えっと、あとで鷲羽さんにわたしから、伝えておきます……。伝えます。」
    曜灯「あと、えっと、ウールちゃん、皆さんも、ありがとうございます…。」
    紅花「……ボクは身体の傷は治せても、心の傷は治せないからねえ。――気をつけてね?」
    曜灯「えっと、そしたら、あんまりなにかあるとは思えませんが、その、わたしの部屋が隣りにあるんです…。」
    ウール 「……」奥の扉から恐る恐る出てくるよ
    ウール「曜灯ちゃんは見に行って……いいの?見なくて良いことだってあるかも、しれないよ?」
    曜灯「そう、かもしれませんし、わたしは、自分が、どうしたいのかもわからないので…。」
    曜灯「その、わたしは、ただ少し、自分を確認、してみたいんです。」
    ウール「……そっか。」
    骸「…見に 行こう」
    >骸は隣の部屋、黄楊曜灯の部屋の方向を見た
    黄楊邸:曜灯の部屋

    ▶部屋中が刃物でズタズタになっています。また、壁も古い血痕や引っ掻き傷の跡でいっぱいで、見るだけでこの場所で惨状があったのだと誰にだってわかります
    ▶その一番奥、窓が見える場所に鳥籠が一つ。鍵穴の中に黒い白死蝶が1匹入っていますね。曜灯は見たことがありませんでした
    曜灯「この、部屋が、わたしの……。いえ、わたしのお姉さん、わたしの前の…。」
    曜灯「あの、蝶は…?」
    ▶清浦 オカルト知識で判定
     成功
    ▶恐らく黒死蝶かな?と思いましたが、あれは金田一の都市伝説なので違うと思いました。それより、金木犀の匂いで噎せ返りそうです
    清浦「あれは黒死蝶……じゃないな金田一のだし…………けほけほ……金木犀の匂いがもうやっばい……」
    ▶黒い白死蝶の身体が割れ、そこからスピーカーが出てくるよ。
    「憐れな仔羊に魂の救済を。生への渇望を」
    ▶鳥籠がそのまま黒い闇に包まれるようにうねうねと粘液を出した触手が出てくるよ。花弁が開くように先端が開き、金木犀の匂いで脳が痛くなるほどです。赤紫の霧のようなものが撒き散らすように空間を満たし、惨劇の舞台の色に染まります

    「夢を叶える為、しばしの休息を」
    ウール「匂いが……これ、お花の匂い?」
    清浦「やばいっ」
    曜灯「わ、わたしはずっと、この部屋に……?」
    骸「……くる」
    「さあ、望みを言え。お前は生きたいのか?死にたいのか?願いを果たすため、生け贄を捧げよ」
    曜灯「わたしは、わたしは……、生きたいか、と聞かれると、あまり自信を持ってはいとは答えられません……。」
    曜灯「ですが、死にたくありません。わたし自身がそう考えているというのもありますが、それよりもお父様が、何者かもわからないわたしを、生きさせようとしてくれたから!守ろうとしてくれたから!」
    曜灯「たとえお話をすることはできなくとも、わたしは再びお父様に会いたいです。そのために、今すぐに居なくなるなんてことはできません!」
    「承認しました。対価を求めます。」
    ▶戦闘前行動 骸 スピードドレイン
    ▶戦闘前行動 清浦 橙 いてくれてありがとう
    ▶戦闘前行動 曜灯 七色 幻覚 イスティドラール 曜灯 ウール

     戦闘開始!

    ▶割り込み 曜灯 グランシャリオ[ぎゃーてー]
    ▶割り込み 清浦 [応援ください] (応援するよ!!) 魔法
     失敗 クリティカル ファンブル 23ダメージ 29ダメージ 6ダメージ
    ▶割り込み 堕ちる夢の残骸(即死させなかった場合、全てのダメージを曜灯に置換する)
    ▶割り込み 曜灯 マルチスケイル 田舎間畳[マミゾウ]で軽減
    ▶割り込み 清浦 ガチャ爆死
    ▶骸 不意打ち 機電心 通常攻撃 植物知識で判定
     成功
    ▶割り込み 紅花 属性違うぞ! もっと狙って
    ▶割り込み 清浦 [応援ください] (応援するよ!!)物理3回
     成功 成功 成功 成功 59ダメージ 60ダメージ 62ダメージ 83ダメージ
    ▶合計3匹撃破
    ▶割り込み 骸 行動数追加
    ▶骸 機電心 通常攻撃
     成功 成功 成功 成功 60ダメージ 56ダメージ 66ダメージ 74ダメージ
    ▶合計3匹撃破
    >骸は目につく触手を片っ端から殴り飛ばす。蹴り飛ばす。引きちぎる
    ▶割り込み 清浦 印象派凛世
    ▶割り込み 清浦 烏猫
    ▶清浦 セージ 満月への祈り 塩への祈り ラピッドヒール 茶柱 床柱 二重の虹 星合 星合[二重の虹] 曜灯
     16回復 19回復
    清浦「今日の主役にバトンタッチだよ!」
    ▶割り込み 曜灯 ヴァルキュリア
     成功 20回復
    ▶曜灯 夜鷹の爪跡 エレメントプロード エレメントウィスプ 床柱 幻影弾 ウインドウェポン 通常攻撃
    ▶割り込み 紅花 もっと狙って
     成功 140ダメージ 144ダメージ 170ダメージ 116ダメージ 146ダメージ
    ▶割り込み 清浦 デマ拡散
    ▶全ての触手を薙ぎ払い、霧がなくなっていくよ

    曜灯「わたしは、正直、どうしたらいいのかはわかりません。ですが、それはこれから決めていきたいなって思います。生きるも死ぬも、それからです。」
    「承認されませんでした。願いには代償を。願いを成就する為契約を」
    ▶黒い白死蝶は曜灯の首元に貼り付くように溶けていき、首に丸い鍵穴が出現するよ
    曜灯 「わ、わわわわ!?首に……?代償っていうのは、一体どうしたら良いのでしょうか…。」
    清浦「…………」
    紅花「……鍵穴……」
    骸「帰ろう トーカ 待ってる」
    紅花「………うーん、まさか、ねえ?」
    曜灯「…そう、ですね…。」
    白雨市:裏路地紅葉

    灯風「もうすぐ23時だぞ……まだか……」
    骸「トーカ ただいま」
    紅花「ただいま戻りましたー……」
    清浦「戻りました」
    灯風「おう。どうだった?証拠は掴んだか?」
    紅花「……ええっと……まあ……」
    骸「ヒカリ」
    曜灯「えっと、お父、様……、お父様の日記にいろいろと書かれていました。」
    曜灯「婦人会の後ろ盾として、お父様はやっぱり関わっていたようです。」
    灯風「そうか。言いにくいなら後で奥で聞く。――ところでその喉のやつはなんだ?」
    曜灯「喉のやつは……、なんでしょう?えっと、『願いには代償を』?なんて言われましたが。」
    紅花 「……で、多分鍵はこれかなあと」
    灯風「何処で見つけた?」
    紅花「家の中で……まあ、通帳とかあったあたりにあったので大事なものなんだろうな、と」
    >骸は頭を抱えて首を横に振った
    灯風「泥棒か……。まあいい。ウール、お前は後でこっち来い」
    ウール「あ、はい……」
    灯風「まあ今日はお疲れさん。取り敢えず曜灯ちゃんとウール以外解散だ。金は振り込んでおく」
    清浦「…………」ずっと曜灯ちゃんの後ろ姿を見つめながら難しい顔してる
    灯風「曜灯ちゃんは詳しいことを教えてくれ。ラウラ、コガネ。人払いを頼む。ウールはここで待っていてくれ」
    ラウラ「はい」
    曜灯「……はい。」
    裏路地紅葉:奥

    曜灯(日記の内容を伝えているうちに、さっきほどじゃないにしろ泣き始めます)
    曜灯「ぅぅ……、ぐす……、と、いうこと、みたいです……。」
    灯風「――なるほどな。そりゃあ人に言えるはずもないか。出自はともかく、深尾とかいうのは初めて聞くな。後で調査を回す」
    灯風「恐らくだが、その呪い。俺は知っている」
    曜灯「この、首のやつですよね…?」
    灯風「そうだ。それは白死蝶を変質させて作った人工の神様のようなものだ。願いを叶える代わりに代償を強いるものに近い。というよりそう作ったのだろう」
    灯風「聞いた限り、曜灯ちゃんの生きるのを約束をしただけらしいな。ということは生死は問わないはずだ」
    曜灯「えっと、生死を、というのは、わたしのことでしょうか……?それとも、お父様…?」
    灯風「曜灯ちゃんだ。生きるだけなら別に憑依や洗脳、植物状態。ゾンビや亡霊になるだけでも生きていると呼称できるからな」
    曜灯「なるほど…。」
    灯風「実際ウールも死んでいるが生きているようなものだ。その呪いは昔似たようなものをかけられてな。代償を用意しないと2週間程度が代償の期限になる。月の満ち欠けと同じだからだ。ラウラは一度それで初期化をしたことがある。」
    曜灯「ラウラさんが…。」
    灯風「代償はなんだと言っていた?」
    曜灯 「えっと、日記にかいてあったのは『妖怪の魂を楔とし、妖怪の魂でないと解除できない呪い』だったかと思います。」
    灯風「妖怪か……。うーんこれはまずいな」
    灯風「一般的な妖怪程度ならクソ野郎のコピーを貰ってくればいいが、婦人会の妖怪か……。そうか」
    曜灯 「なにか、違いがあるのですか?いえ、そもそも誰かの命の上に成り立っている命だというのなら、あんまりそれで生きながらえたいとも……。」
    灯風「婦人会のとこの妖怪……。亜人とも言うんだが……。要するに動物を元にした概念で誕生してる妖怪のことだ。知り合いなら森羅や月縹のことになる」
    曜灯「なるほど……」
    灯風「生き永らえるつもりがないなら、9月まで命の保証はないと俺は思う。歪んだ概念とはいえ、神様の力を消しされるようなのは神様くらいしかできん。神格の差も必要だからクニシヒノタマでも無理だ」
    灯風「これはな、鍵穴を亜人が差し込むことで、命と引き換えに代償を支払うものだ。対価を支払うわけだな。鍵はお前が持っておけ。使うこともあるかもしれん」
    曜灯「命と、引き換えに……。わかりました……」
    灯風「そうだ。深尾については笠岡と一緒に調べておく。死にかけの傭兵崩れがいれば、ドナーになってもらえないか聞いてみるつもりだ」
    曜灯「――ありがとう、ございます。」
    灯風「流石に家に戻ることはできないだろう。家に止まっていけ。親御さんには白神と説明しておく」
    曜灯「はい、それでは、お言葉に甘えさせていただきます……。」
    灯風「コガネ!!!」
    コガネ「はい」
    灯風「曜灯ちゃんを風呂に入れてやれ」
    コガネ「はい。ではこちらです」
    曜灯「あの…、わたしはこれから、お父様とどう、接したらよいのでしょうか…。」
    灯風「それは今は考えなくてもいい。まずは身体と心を落ち着かせてからだ」
    曜灯「…わかり、ました。よろしくおねがいします、コガネさん。」
    灯風「ラウラ!!!」
    ラウラ「はい」
    灯風「ウールを呼んでこい。その後は人払いを継続してくれ」
    ラウラ「了解しました」

     10分後
    ウール「えーっと……灯風さん、どこですかー……?」
    灯風「ここだ。悪いな急に呼び出して」
    ウール「あ、いえ……それで話っていうのは……」
    灯風「これのことだ」
    ▶と言って、奥に布を被せてたものをめくるよ。少女が入っている機械が目に入ります
    ウール「まぁ、そうですよね……」
    灯風「俺の昔の馴染みに見てもらった結果、これの仕組みがわかった」
    灯風「これは、稼働条件に亜人の心臓が必要になる、というのは説明したな?」
    ウール「はい。それで、8月中にはどうするか決めないとだめなんですよね」
    灯風「それは間違いないのだが、稼働条件が動物の妖怪……、亜人の心臓らしいのだが、この機械を作動させるのにも亜人の心臓が必要になるらしい」
    灯風「要するに、お前の魂をこの娘に入れる為には亜人がもうひとり必要になる。現状だと保存はできても作動はできん」
    ウール「……何だか、目眩がしてきちゃいますね。」
    灯風「――が、周りには亜人はもういない。笠岡が逮捕したり、契約をして各所の紅葉に送り込んだおかげで敵対捕虜を勝手に使う、というのももう出来ん。まあ現実的に出来るとするならば森羅くらいか」
    ウール「まぁその……。この姿にも慣れてきましたし、今更人を一人殺してまで元に戻りたいとかは……」
    灯風「わからなくはないがな。その姿は、概念固定……、いや魂の吸着率がよろしくない。他人の体に憑依して勝手に生き永らえているようなものだ。持って精々2年もないだろう」
    ウール「……なるほど。えっと……、今は、ウールちゃんは寝てるんですけど……ほんとは色んな人の話し声が聞こえるんです」
    灯風「ほう?魂の吸着っていうのは俺も初めて見るからな。詳しく教えてくれ」
    ウール「ずっと幼馴染で仲の良かった人の事を喋ってたり、部活のマネージャーの人の事を喋ってたり、同じクラスに転校してきた気になる人の事を喋ってたり、自分の好きな人が自分の好きな人の事を好きだっていう話だったり……」
    灯風「あー、そうなるとあれだ。妖怪に変異しかけているな」
    ウール「妖怪に変異……?」
    灯風「そうだ。妖怪っていうのは想いの力が一つの概念として集まり、魂の代わりの原動力として生き永らえている。骸も当時の恐怖や嫌悪感などで妖怪化したタイプだろう」
    灯風「妖怪になった時、人に戻れなくなる。もっと言うなら雑多な感情であればあるほど雑魚と変わらん。だから存在を保てなくなるんだ」
    ウール 「みんな、あの時ちゃんと気持ちを伝えられたら……って」
    灯風「そこだ。ウール、お前の場合はみんななんだ。ウールじゃない。ってなるとウールそのものに対して変質をしなくなる」
    灯風「そういう同じ感情の塊っていうのをウールは何回も見てきたはずだ。そして、そうなったやつがどうなるかも」
    ウール「……妖怪になるんじゃなくて……。――羅刹になったり?」
    灯風「――そうだ。もっと言うなら悪鬼に変質して、そこの主になる。羅刹になったものは二度と夜叉に戻ることはない。」
    ウール「……何か、あちこち重病の人みたいですね。そっかぁ……」
    灯風「そうだ。森羅に……とは言わないが寿命がほぼないに等しい。笠岡にも、死にかけの傭兵にドナーになってもらえないか聞いてもらうつもりだ」
    灯風「もう期限はない。少ない時間だが、どっちにするか考えてくれ。どうしても生きたい、というのなら俺も最善を尽くす」
    灯風「――現実は厳しいがな。森羅にお願いするのが一番早いとは思う……。修行から戻ってくるように連絡はしておくが、どうするかはそっちで決めるんだ」
    ウール「……分かりました。」
    灯風「そうだ。一つ伝えておかないといけないことがある」
    ウール 「はい、何ですか?」
    灯風「実はな、8月中に亜人、というか森羅の魂が必要なのはウールだけじゃない」
    ウール「えっ……」
    灯風「曜灯ちゃんの喉に鍵穴ができたのは見たな?あれは呪いだ。8月の間に代償を支払わなければ曜灯ちゃんの命はない。その代償に必要なのも亜人なんだ」
    灯風「どうするかは本人同士で話し合ってくれ。――ただし、俺が曜灯ちゃんについて話したのは内緒にしてくれよ」
    ウール「曜灯ちゃん……あ、分かりました……」
    灯風「ラウラ!!!!ウールを風呂に入れてやってくれ!」
    さいごに

    ということで性癖を押し付けたS18でした。
    曜灯ちゃんに関しては最初から伏線を撒いていまして、やっと押し付けることができたなという思いです。
    それでは、
    ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。