実鬼 リプレイ [七歌は祈ぎ掛く夢裡の中S2 海の見える古本市]
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実鬼 リプレイ [七歌は祈ぎ掛く夢裡の中S2 海の見える古本市]

2020-12-03 20:00
    2020年11月14日のオンラインセッションのリプレイです。
    サプリは自作のもの(実鬼)を使用しています。
    キャラクターの詳しい設定、ルール、術技などを見たい場合、
    キャラクター、キャンペーン設定はカクヨムをご覧ください。ルール他は上のリンクを見てください。

    雑記
    最近、都まんじゅうというVtuber、というか半3次元企画の推理コンテンツを追うのにハマっています。
    虚構というコンテンツなら死をコンテンツに出来る、というのを身を持って実感します。
    昔、首切りリョナ系の同人誌のあとがきに書いてあった死を娯楽として楽しんでいる という表現がこれ以上なく当てはまるものだと思っています。
    アプローチの方法や結果の出力の目的は違いますが、昨年度のキャンペーンと根本的な題材が似ているのも、個人的な共感ポイントが高いです。リアタイで楽しむコンテンツなので、見逃さないようにしたいですね。
    さて、この話のカクヨムリンクはこちら
    https://kakuyomu.jp/works/1177354054935421722/episodes/1177354054952396086

    番外があるので、先にそちらを掲載します
    ENOKIの○○担当

    ――照葉市 寂れた雑貨ビル1F:星を見る――


    衣笠「わかった?ブレンドの作り方は私が挽いた豆があるから、それをここの容器に入れて鳴いたらこれにいれてね」


    勇聖「わかったけどさぁー、おいしいの?これ」


    衣笠「金だけはかけてるからわかる人にはね。今日は実験の日だから、大人しくしててね」


    勇聖「任せといてよ。借りられてきたくらいにはおとなしくなるから」


    ――2時間後


    恋塚「どーも。この前飲めなかったぶれーんどが飲めると聞きまし……新しい人で?」

    樟穫「葉生ちゃん、お腹空いてたり喉乾いたりしてたら、好きなの何でも頼んでもいいからね、お姉ちゃんが奢ってあげるからね」


    衣笠「さてって言いたいんですけど、そちらの方は?」


    影美「平和人先輩です。近所に住んでて、今日はばったり出くわしたので……お邪魔でしたか?」

    葉生「ふーん、おとなしそうな顔して意外とねえ」


    勇聖「ぶれんど飲むひとー」

    恋塚「は~いは~いこ~ちら~」


    平「なんかえーみの奴が廃墟の方に行こうとしたんで心配でな!で、喫茶店……、でいいんだよな?ここ。こんなとこにあるなんて思わなかったよ!」


    衣笠「へぇ?ちょっと意外かもね」


    ▶衣笠は人差し指から火の玉を浮かび上がらせ、平の周りをくるくると旋回させます


    平「おぉ!?なんだ、マジックショーもやってんのか!?こりゃえーみが通うようになるわけだ!」

    影美「私が通ってるのは静かでゆっくりできるからですよ」


    衣笠「……男を見る目は鍛えなさいよ。さて、今日は私と七歌が調べたことについて共有しようと思うわ。他の人にも後で個別で伝えるから、そこは気にしないで」


    平「あ、え。みんなこれお客さんじゃないの?関係者なの?」


    衣笠「今からバイトをするのよ。あなたもする?」


    影美「私も知らないです、皆さんお客さんだと思ってたんですけど……」

    平「喫茶店のバイトかい?俺はいいけど、言っちゃなんだがもう人手は十分なんじゃないか?」


    衣笠「いくらいても困らないのよね。やってくれるなら助かるわ。こっちに来てくれる?」


    ▶喫茶店の鍵を閉めます


    平「ほーん、まぁいいけどよ!えーみもここでバイトしてんのか?じゃあ先輩だな!」

    影美「先輩も結構すんなり了承しちゃいますよね。……別に私はどっちでもいいですけど」

    恋塚「ぴぎーっ!?なぜにお店閉めるのでー!?」


    衣笠「珈琲を出せる人がいなくなるから、万が一にもお客さんが入らないようにね」


    恋塚「まだぶれーんど飲んでないですがー……」

    平「人手を増やして店を閉めるって、はは!面白い店じゃないか!どうなってんだえーみ?」

    影美「私だってどうなってるか知りませんよー、こっちが聞きたいぐらいです」

    樟穫「え、え……?あの、何をするんですか……?」

    葉生「また例のやつ?流石に自分のめんたまはそうそう賭けらんないんだけど」


    ――照葉市 寂れた雑貨ビル2F――


    七歌「全ての力の源よ、炎に燃ゆる精霊達よ……ってええ!?ポイヒ先輩!!呼ぶなら呼ぶって言ってください!!」

    衣笠「こうなると思って言わなかったの。さて、あなた達。ファンタジーやそうね、能力モノに関しての造詣は深い?」


    恋塚 「あー……ワタシがぷるぷるなのもそのせいらしいのでー?」

    平「ああ、漫画アニメのジャンルの一つだろ?そんなの今時の奴で知らないって方が珍しいぜ」

    影美「私はそういうものはさっぱりですね、電車の広告で見かけたことはあるかもしれませんが」

    平「まじかよえーみ!?今度オススメの奴教えてやっからな!あれとかいいぞ!ヒロアカとか!熱いぞ!」

    影美「先輩が楽しそーで何よりです」

    樟穫「うーん……、私はそこまで……。葉生ちゃんが色々見たり読んだりしてるから、私も同じのを見たりするくらいで……」

    葉生「私もそんくらいっすね。あんまり」

    平「オイオイまじかよ、まさかの俺が異端かぁ?」


    衣笠「まあ、いいわ。現象としてまず特定の人間に一定の条件を付与した時、裂け目と呼んでいるものが発生するわ。この条件を満たすにはどうやらオカルトに触れる必要があるみたいね」

    衣笠「実際、喫茶店では定期的にオカルト要素を定期的に入れて自発を促しているんだけどあなた達も自発する前までは裂け目すら見えなかったと思うの。ここ最近になって急に裂け目が見えるようになったでしょう?」


    平「え?なんだって?割れ目?オカルト?突然何の話だ?」

    影美 「あんまり真面目に考えると頭ハゲちゃいますよ、先輩。――それはそうと、私が変になったわけじゃないみたいなら良かったです」

    恋塚「あーそういうあれでしたかー」

    アズラク「そうなんですか?」

    樟穫「わっ、アズちゃん、びっくりしたぁ……」

    アズラク「七海さんの声が聞こえたのでもう喋っていいのかなって」

    樟穫「多分大丈夫だと思うよ、今出してあげるね」

    平「オイオイオイなんだってんだ!?みんな当たり前に理解してる風で、形勢逆転だけど俺が異端のままじゃねぇか、なんか出たぁあ!?」

    恋塚「実はワタシもよくわかってませんのでー?」


    平「みんな反応薄くねぇか!?今何かその鞄に……て、樟穫さんじゃねぇか、妹も!」

    芽生「……誰?姉の知り合いなら生憎知らないというか、いた事のほうがびっくりなんですが」

    樟穫「わっ……。えーと……あなた、は……。ごめんなさい……学校でお見かけしたことは覚えてるのですが……お名前までは……」

    平「あーいやすまん、一方的に知ってるってだけだぜ、有名人だからな!」

    芽生「うわ、さっき紹介されてたじゃん。流石にそれはないわ」

    平「いいっていいって!モブ顔の平で通ってっから!」

    芽生「ああそう、まあ良いんなら良いけど」


    衣笠「あれになにかの力が加わったことで見えるようになったと考えるほうがいいわ。その力によって見える人のことを、シンフォギアにならって適合者と表現することにしたの。わかりやすいようにね」

    衣笠「空間に必ず魔物が発生してる原理については、このカモくんから聞いたんだけどどうやらあの空間は必ず守護者がいるらしいの。ミクさんのゲームにならって、セカイと表現するわ。この守護者を打ち壊すと、空間が消滅するっていうのが大まかな原理ね」


    勇聖「……」b

    アズラク「……」b

    樟穫「うぅ……、ごめんなさい……。葉生ちゃんの心配で、頭がいっぱいだったから……」

    芽生「いらないから。親離れもできてないんだから他のものからまず離れて」

    恋塚「あらーん?そちらのお二人はお喧嘩中です?」


    衣笠「私達はあの空間を潰す必要があるのよ。でもどうやら守護者の強さは裂け目の色で変わるらしいのよ。危険色と一緒で赤くなるほど危険らしいわ。私達が最初に行ったのは黒だったから、完全にやばい場所ね」

    七歌「カモくんの言うとおりなら完全に無理ゲーだったね……」


    恋塚「真っ黒は危ないやつでしてー?」

    平「いやー、ひとしきり驚いて話半分だったんだが、その、適合者?ってのになったら裂け目を潰さなきゃいけないってのか?」

    影美「……それで、バイトということは今回もあの変な所に行って何かを倒してこいってことですか?」


    衣笠「そうね。カモくんの話が本当だとするのならば、青ならば問題ないはずなのよ。この間も青だったし、潰していけるところからってところね」


    アズラク「え! またあのセカイに行けるんですか! またソードダンサーに会える……」

    恋塚「ワタシはあちらでは起きていられないのでー。イチジクは行きたいみたいですがー?」


    七歌「この陣も知りたいんだけどなあ……やっぱ存在が謎だわミステリ部」


    ▶そう言って魔法陣の上に箒をひっくり返して床に叩きつけるよ。そうすると、青い裂け目が部屋の中央に出てきますね


    衣笠「今回も行ってきてくれると嬉しいわ。出来たら素材も取ってきてね」

    七歌「じゃあいっくぞいっくぞいっくっぞー」


    平「これが。それ?行ってきてって、え?」

    樟穫「で、でも、危ないことにかわりはないんですよね……?それなら、葉生ちゃんだけでもお家に……万が一大怪我でもしたら一大事だし……」

    勇聖「もういい?あっ僕がカモくんだよよろしくねー」

    芽生「ネギとか背負ってたりしない?流石にそんな美味しい話はないか」

    恋塚「ワタシはコイヅカイチジクー。コンゴトモヨロシクー?」

    平「お、ぉう!俺は平だ!よろしくな!」

    恋塚「ワタシはぷるぷるせざるを得ないですがイチジクはボコボコが得意なのでー」

    平「イチジクって、アンタだろ?どゆことだ?」

    恋塚「説明すると長くなるのでー……」

    影美「……先輩、順応性高いですよね。皆さん行くみたいですし、私も行きます」

    アズラク「芽生さん! 行きましょう! 私が芽生さんも葉生さんも守ってみせますから!」

    平「とりあえず、全員これに『入る』って流れであってんだよな?待てよえーみ!」


    ――バーチャル空間――


    ▶青を基調としたサイバーっぽい空間に出ますね。中央で人が踊っていますね


    恋塚「楽しそうですがー」


    ▶影美 ネットサーフィンで判定

     クリティカル

    ▶樟穫 Jの民

     自動成功

    ▶踊っているのはENOKIのVtuber、清浦真帆だとわかります。最近妙に欠損させられているので、Twitterで定期的にトレンドに乗っていますね


    影美「確かブイチューバーって人ですよねあの人。学校でクラスメイトに見せてもらったので覚えてます」

    樟穫「うーん……どこかで見たことあるような……。あ、そうだ、服とかを買おうといろいろ調べてるときに出てきた人かな」

    平「ぉぉ、そうなのか!物知りだな!」

    影美「ほんとに、皆よく知ってますよね」


    恋塚「ヒーハハァ!コイツが今回の敵ってかァ!?アタシが焼き尽くしてやるぜッ!」

    平「ヒョ!?」

    清浦「みんな瀕死になればいいと思うな!!」

    平「ホ!?」


    ▶回転しながら床を這うのこぎりや、左右を振り子のように動く鎌などが何処からともなく現れます


    清浦「私に、私に足をくれませんか!」


    勇聖「瀕死で済むのかなぁ、あれ」

    芽生「目だけで済まないのはいかがなもんか」


    七歌「私の出番のようですね!!!」


    芽生「足の代わりに逃してくれるつもりですか。私が言うのもなんだけど、若いんだから体は大事にしといた方が良いよ」


    七歌「天知る地知る我知る人知る……以下省略!ラストジャッジメント!!」


    ▶振り子のような鎌を撃ち抜いて起動停止させ、床に倒れ込みます


    七歌「危ないのは壊しておいたので後はよろしくー」


    芽生「これ実は、本体狙い撃ちしておけばあと安全に帰るだけだったりしてなかった?」

    平「ホエェ……なに?え?なに?なにが、どうしてどうなっちゃってんの?」

    影美「そういえば、先輩何にも話聞いてないですよね……。何か、スマホから『アイリスオンラインⅢ』っていうアプリを入れて起動したらいいらしいですよ」

    平 「え、ちょっとまってな、これ?それから?お、なんだこれ光ってんぞ!?」


    アズラク 「え、もう七歌さん終了ですか? えっとじゃあ助けて! ソードダンサー!」


    ▶巨大な骸骨が後ろから現れますね


    平「は?」

    影美「その光に入ったら戦えるようになるらしいんで、どうぞ」

    平「うお!?えーみが!……似合ってんじゃん!こうだな!」

    樟穫「葉生ちゃん、怪我しないようにアズちゃんか私の後ろに居てね、お願い……」

    葉生「ああそう、じゃあお言葉に甘えて前行かせてもらうわ」


    ▶平が光に入ると、その辺にいる鳩になりました。大きさも普通のカワラバトですね


    影美「……先輩?」

    平「ポゥ」

    【えーみ、俺どうなってる?やけに視界が低いんだが?】


    ▶看板が後ろに表示されていますね。木製に見えますが、妙に丈夫です


    影美「……鳩、ですね」

    平「ポ」

    【……そうか、なるほどな。夢憧れた理想の姿、最高の自分に変身ができる空間ということだな。これならなんだって出来そうな気がするぜ】


    勇聖「えーおもしろどうなってんのこれ」

    葉生「ふっ、くくくくく……。巨大骸骨の次は鳩て……、理想が鳩って、ふっふくく……」

    勇聖「看板が消えた!?自由か!」

    影美「鳩でいいんですか?」

    平「ポル」

    【実はな、えーみ。俺はずっと鳩に憧れてたんだ。いつでも、どこにでも居れるあいつらにさ。あの……結末がこの目で見れるんだ】

    影美「先輩の夢が叶ったなら良かったです。それはそうと、あの人をやっつけるのがバイト内容らしいですよ」

    平「ポーッホーホロッホーポーッホロッホーポーッホーホロッホーポ」

    【やってやるぜ!凶悪なのこぎりが見えたがもう無いし!楽勝だな!】


    ▶戦闘前行動 アズラク トップベース

    ▶戦闘前行動 葉生 急に歌うよ[其駒×5]


     戦闘開始!


    ▶勇聖 アングラで判定 通常攻撃

     失敗 成功 29ダメージ[追撃]11ダメージ

    [スマホ爆発[小型ボム]5ダメージ

    [檜扇]失敗

    ▶樟穫 応急手当で判定 通常攻撃

     失敗 失敗


    勇聖「もらった先手必勝!」

    清浦「わ、私の指……どこですか……?」


    ▶清浦 過去ログ倉庫[小型ボム]

    ディープミスト 

    星合[ディープミスト]

    小型ボム

     10ダメージ 4ダメージ 3ダメージ 11ダメージ

    [檜扇、団扇]失敗 成功 成功 失敗

    [勇聖:所有][影美:所有][アズラク:所有]


    清浦「足……またなくなっちゃったね。でも、プレス機に行けばまた生えてくるから」

    アズラク「「葉生さん! 大丈夫ですか!?」」


    ▶アズラク 毒付与 恋塚 アズラク

    ▶恋塚 魔神剣[足刀蹴り]魔神剣[足刀蹴り]

     ファンブル[何もなかった]クリティカル 26ダメージ[追撃]27ダメージ 27ダメージ[クリティカル]25ダメージ


    アズラク 「「لعنة السم (戦士達に蛇の力を与えよ!)」」

    恋塚「ヒーハハァ!派手に行くぜッ!森羅万象燃え尽きろォッ!」


    ▶葉生 応急手当で判定 朝倉

     失敗 14ダメージ

    ▶平 特攻魔法 ブルーキャンドル

     4回復

    ▶影美 応急手当で判定 ヒール 葉生

     失敗 12回復


    葉生「あっだー。あんな範囲ボコスカ飛んできて誰が避けられるんだって」

    影美「怪我酷いのに、よく動けますね……。はい、少しよくなりましたよ」

    アズラク「「鳩さん! ありがとうございます!」」

    葉生 「お、ちょっと楽になった。やるじゃん鳩のくせに……。あんがと、えみちゃんも」

    樟穫 「は、葉生ちゃん……!お二方とも、ありがとうございます……!」

    勇聖「……まだ?そろそろストック怪しいんだけど」


    ▶勇聖 アングラで判定 通常攻撃

     失敗 成功 27ダメージ[追撃]10ダメージ

    ▶樟穫 応急手当で判定 通常攻撃

     成功[導引]23ダメージ


    樟穫「この……よくも葉生ちゃんを傷つけて……てりゃああー……!!」

    恋塚「ヒハハハハ!やるねえ!……おっと、アタシももう限界か」


    清浦「もう少し生きたかった、な……」


    ▶真帆が倒れ伏してセカイが壊れ始めていきます


    恋塚「ぷるぷる……かなりボロボロですがー……」


    ▶恋塚 回復薬G

    ▶平 ブルーキャンドル

     4回復

    ▶影美 治癒絆創膏×2

     19回復 17回復

    ▶樟穫 にゃーん

     4回復


    平「ポォ」

    【すごいなえーみ!俺とはやっぱ出来が違うな!】

    影美「そうですかね……?出来るからやってるだけなので」

    アズラク「「ありがとうございます鳩さん影美さん!」」

    影美「もう時間無いので、まだ怪我してる人は何とかしてくださいね。ではでは」


    ▶脱出判定

    [影美]5ダメージ 9ダメージ

    [葉生]10ダメージ 4ダメージ

    [平]6ダメージ

    [アズラク]11ダメージ

    [勇聖]7ダメージ

    [樟穫]6ダメージ


    勇聖「帰るまでが遠足~」

    アズラク「「七歌さん! 今回も一気に行きますよー!」」

    七歌「あっこれ……」


    ――照葉市 寂れた雑貨ビル2F――


    葉生「あっだだだ……。毎回これじゃ身がもたんて。もうちょっと安全な方法とかないの?」

    恋塚「ぷるぷる……大変でしたー……」

    アズラク「ただいまです!」


    七歌「あっげふぉぁぅ……。あったら毎回こんな打ち身してない……痛いぃ……」


    恋塚「運ぶ人変えた方がいいのでは?」

    平「ひー、ははは!夢がかなったり死にかけたり、忙しい空間だったな!今日で一生分驚いた気がするぞ」

    樟穫「うぅ、いてて……。そ、そうだ、葉生ちゃん、怪我は大丈夫……!?戦ってた時の怪我はお二方に癒してもらったけど、逃げるときにまた怪我してるように見えたし……」

    葉生「知らん。自分の心配したら?」


    衣笠「素材の方はあったかしら?それと七歌?」

    七歌「ハズレハズレ。リョナ真帆さんがいただけだったよ」


    影美「先輩に説明しておくと、さっきの所で何か拾ったらそれを高額で買取してもらえるらしいですよ」

    平「まじかー!なんかポケットに入れておけばよかったかもな!ねぇけど!」


    衣笠「精査するから、あるなら出してくれると。治療も私がやるから」


    影美「ブイチューバーの人が使ってたスマホをどうぞ」

    恋塚「おみずがあるとうれしーですが……?」

    樟穫 「私はほら、ピンピンしてるから……。あっ、ほら、ちょっと怪我してる……!たいへん、早く治してもらわなきゃ……!」


    衣笠「はいはい。喫茶店出てくるときに怪我されてると周りの目が怖いのよ。ヒールミスト……」

    勇聖「ここは武闘派喫茶店なんだ」シュッシュッ


    ▶指先からマイナスイオンのようなものが出て、身体の傷がみるみる塞がっていきます


    平「おー!ここでも使えるんだな!水か!喫茶店なら用意できるんだよな!えーっと……店長?でいいのかな?厨房とかあんの?水道でもいいけど」


    七歌「あはは……。私が取りに行ってきますよ。精算しておいてください」


    ▶七歌がふらふらと立ち上がり、エレベーターに乗っていきました


    葉生「この分だと生きてる限りは無事って言えなくもなさそっすね。嫌すぎる……。あとそれでめんたま治せたりしないんすか?」


    衣笠「結局これ自然治癒アップだから、中身ないとね……」


    葉生 「悲しすぎる……。じゃあ何、お言葉に甘えて足だの指だの差し出してたら終わってたのね……」


    衣笠「ま、とりあえずこのクオリティなら70万くらいかな。誓約書あるからサインお願いね」


    影美「サイン、サインですね。はい……と。――毎回やってたら、扶養控除なんてあっという間に受けれなくなりそうですね」

    アズラク「私ももらえるんですか? でももらっても使えませんので芽生さんと葉生さんで分けて使ってくださいね」

    樟穫「葉生ちゃんへのプレゼントをたくさん買えるようになるのは嬉しいけど、やっぱり危ない目にはあってほしくないなぁ……」

    葉生「いらなすぎる。毎回突き返してるじゃん。結局行き先自分のくせに、芽生は着ないんだからお金の無駄」

    樟穫「あぅ……ちょっとは着てるよ……?この服だって、結構最初のほうのプレゼントだし……。でも、お姉ちゃん、葉生ちゃんより小さいから……」

    海の見える古本市

    ――照葉市 寂れた雑貨ビル1F:星を見る――


    ▶衣笠は常連にブレンドを出した後、脚を組んでスマホを見ていますね


    衣笠「流石に私の資産にも限界はあるのよね……。流通ルート確保したいけど、なぁ……」


    勇聖「どしたの?難しい顔して」


    衣笠「いや、君を売れそうなところないかなーって。あなた達も知らない?」


    影美「……保健所ですか?」


    衣笠「それじゃお金にならないわ。こんな希少素材然るべきところならいい値段で売れると思うのよね」


    勇聖「……素材!?素材って言った!?もっと便利だよ僕は!!」

    葦名「メルカリにでも出せばよろしいですわ。値を付けた時点で通報されて垢BAN落ちでしょうけど……」

    影美「臓器売買か何かですかね……?折角懐いてる様子なのに、手放しちゃかわいそうだったりしません?」


    衣笠「維持費がねえ。ちょっとライン送ってみましょうか。暇人は来るでしょ」


    40分後


    衣笠「とりあえずバーベキューするので、来たい人はどうぞってしたからそろそろ来ると思うわ。肉は最悪、コレ捌けばいいでしょ」


    勇聖「売るんでしょ食べたらもったいないよ?大事にしよ??」

    葉生「え、流石にその子焼かないよね?カモって言ってたけど本当にそういう感じ?」

    恋塚「ばーべきゅーとお聞きしましてー?」

    樟穫「あ、こんにちは……。今日は葉生ちゃん、そしてついでに私もお誘いいただいてありがとうございます」

    アズラク「こんにちはー!」

    影美「匂いがうつるのも困るので、ぼんやりしてるわけにもいかなさそうですね」

    平「オーッス!バーベキューつったらコレだろ!焼肉のたれ!外で食べるから辛口な!」

    葦名 「バーベキュー……。何かを彷彿とさせる言葉ですわね……。そうですわ。以前親戚のお姉さまが電話をかけてきたとき、開口一番に『CQ、CQ、BBQ。バーベキューならたれ塗って、焼いて返してまた焼いて』とかけてきて着拒したあれですわね……。あれもバーベキューのお誘いだったのかしら?」


    衣笠「バーベキューをすると言ったな。あれは嘘だ。そもそもここはブレンドしか出さん!!!!!」


    平「な、なにー!?」

    樟穫「えぇ……。はっ、もしかしてまたあの危険なことを……葉生ちゃん、厄介事に巻き込まれないうちに帰ろう……?」

    葉生「そんな。じゃああの潤沢に配り歩いている資金は一体何のために」

    恋塚「……ぷるぷる。おひるがまだなのでお腹が鳴るのですが」

    平「おいおいそりゃないぜ!俺タレと紙皿と後片付け用のゴミ袋まで用意したってのに!」

    勇聖「なぁんだ。やっぱり僕のことがかわいいんでしょ」


    衣笠「まあ、食材を買いに行ってくれるのなら??バーベキューをしてやらんこともない。代金程度は出してやろうではないかーははは」

    衣笠「七歌、説明」


    七歌「扱いがひどいですよポイヒ先輩……。なんか、あれです。裏社会で素材を取引出来る、かもしれないってのが近所にあるらしいので。そこのブローカーさんに接触しよう!みたいな感じらしいです。バーベキューはついでの口実、です」


    平「おつかい済ませばバーベーキューするってことだな!わかったぜ!」

    影美「何だかどんどん危ない世界に引きずり込まれてるような感じがしますね……。けど、それで楽しくバーベキュー出来るなら悪くないんですかね」

    葉生「いや、やるんなら危なくない世界でバーベキューしたほうが良いと思うよ、マジで」


    衣笠「目玉はカモくんね。30万以上で売れるなら売ってきてちょうだい」


    平「カモっちお前それでいいのか?」

    勇聖「僕そんなに安くないよ!」

    平「よっしゃ!1000万まで交渉してやるからな!」

    アズラク「なぜ勇聖さんは売られる予定なんでしょう?」

    葉生「売れるの確定かい。良いご主人さまに会えると良いね」

    樟穫「うんうん、葉生ちゃんの言うとおり。一応お肉は持参して来ましたけど……、葉生ちゃんを危険な目に合わせるならこのまま持ち帰って……」


    衣笠「ま、100円でも売れるならいいわ。詳細は七歌に聞いて。私はコンロとか用意しとくわ」


    勇聖「売られてもちゃんと帰ってくるから待っててね」

    葉生「呪いの人形じゃん。一匹だけで間に合ってるよそれ。いや一体か」

    アズラク「ぶー! 葉生さん! 何度も言ってますが私は呪いの人形じゃなくて神レネネトに捧げられた生贄の人形ですー!」

    恋塚「かわいいお人形さんですがー……いけにえでしたかー……」

    樟穫「アズちゃん……。なんというか、結構重い出身だったんだね……」

    葉生「生贄の人形のくせにピンピンしてちゃダメじゃない?しかもその神様絶対日本のじゃないでしょ、こんなとこにいてもダメじゃない?」

    葦名「それで、近所というのはどちらですの?まさかとは思いますけど、毎日ランニングメニューをこなす、テレビに出ている競技選手みたいな感覚で『え?近くのコンビニ?近所だよ近所。ほんの10kmほど行ったところだからさ。一緒に歩いていこっか^^』なんてこと言いませんわよね?私はセバスチャンに車で送ってもらいますが、車いすの方でも行けるところですわよね?」


    七歌「あっはい。その、今日海側の方にあるブックミュージアムの博物館あるじゃないですか。あそこで、一箱古本市ってのをやるらしいんです。5chだとそこで裏取引が出来るかも?みたいな話なので、一応行こうかなっていうやつです」


    ▶勇聖 アングラで判定

     成功

    ▶勇聖は5chの単発荒らしレスのリンクが貼ってあるやつで、フリマのようにファンタジー素材を売れるみたいな謳い文句が書かれているやつを見たことがありました


    勇聖「えっ、情報源アレなの?ほんとにそこで取引なんてできるの」

    葉生「売られる身のくせにそんな献身的な……、お姉さん嬉しいよ」

    平「よっしゃ!カモっち!そこで1000万に変身だ!」


    衣笠「ま、売れるならなんでもいいので。ということで夕方までには帰ってきなさいよ」


    勇聖「いいお肉買って帰ろうね!」

    恋塚「おなかすいたー……」


    ――照葉市 ブックミュージアム――


    ▶多目的ホールの中で、一箱古本市をやっていますね。シートの上にダンボールが置かれています。ダンボールに入っている古本を買う形式のようです


    ▶全員精神抵抗で判定

     恋塚樟穫影美アズラク平 失敗 14ダメージ

    ▶建物に入った瞬間、なにかに足を掴まれます。失敗者はちょっと情けないレベルでコケます。当たりどころも悪いですね


    樟穫「葉生ちゃん、はぐれないようにお姉ちゃんと手を……ひゃいんっ!?」

    葉生「はぁー……、そうやって変なことばっか気にして周り見ないからそうなるんじゃん。芽生こそ誰かに手でも握ってもらってたら?」

    平「にょわっ!?……ん゛ん゛っ……!!!」

    影美「……先輩、大丈夫ですか?」

    アズラク「ーーーーっ!?」

    樟穫「ア、アズちゃん……!ごめんね、私がこけたばっかりに……」


    恋塚「のわわわ……ぴぎゅっ!?」


    ▶車椅子の下敷きになってますね


    恋塚「だ……だれかー……、たすけ……」

    葦名「クッソ重……。どうしてこんなときに一番の力持ちがいないんですの……。どなたか手を貸してくださいます?」


    ▶よくよく見ると、小さい公民館のような広さの会場に、犇めくように黒い手がうにょうにょと出ています。奥で、男がニヤニヤと笑ってこちらを見据えていますね


    七歌「こういうのが見えるようになると、"能力者"って感じしますよね……」


    勇聖「見えても避けられないんじゃねえ」

    樟穫「うぅー……。ぁ……なら、葉生ちゃんがお姉ちゃんの手を握ってて……?えへへ……」

    葉生「嫌だけど。誰がこの歳して姉と仲良く手握ると思ってんの?仮に他でやってたとしてよそはよそだし」

    樟穫「そんなぁ……ぐすん……」

    平「ほら、起きろって、んで?ありゃなんだ?アイツが足掴んだんだってことだよなぁ?」

    恋塚「うぐー……。とてもつらい……」


    七歌「まあおそらく。というか、他の人ってやっぱ気づいてないんですねこれ」


    平「おいおいマジカヨ……はたからみりゃ何もないところで集団でズッコケたおとぼけ集団じゃねぇか!」

    影美「コケただけで済んで良かったじゃないですか」

    葦名「視界に入って早々ちょっかいかけてくるとは、わかってやってますわ。間違いなく確信犯ですわね」


    七歌「行きますか?罠っぽいですけど、完全にアレがそうですよね」


    勇聖「わかりやすく何かあるよって教えてくれてるんだからごーごー」


    ――照葉市 ブックミュージアム死角:怪しいお店――


    ▶向かうと、黒い手を後ろに大量に纏めつつ、男がニタニタとしながら話しかけてきます


    男「やあやあやあ。氷取沢のお店にようこそ。売却かな?そこの動物2匹は高値で買い取らせてもらうよ」


    平 「客引きって物理的に客の足を引くことを言うんじゃねぇんだぜ?あぶねーじゃねぇか……」

    葦名「ごきげんよう。よくお気づきで。こちらが売却予定の動物二匹ですわ。見積りお願いしますの」

    葉生「ふーん、参考までにいくらくらい?」

    勇聖「お目が高い!1000万からスタートだよ」


    氷取沢「そっちの小さいのが700万円と1200ベル。珍しい軟体のやつは1200万円と2400ベルかなあ。それでいいかい?」


    恋塚「ぷるぷる。ワタシはにんげんですので……」

    影美「これって相場的にどうなのか分かるんですか。ええと……七歌さん?」


    七歌「売れるなら売っちゃえばいいんじゃないんですか?正直ドヒドイデ先輩に逆らいたくないですし」


    平「いいのか?イッチーはそれでいいのか?」

    恋塚「売られてバイバイは嫌なのでー……」

    影美「私はどちらでも良いですけど……」


    氷取沢「では、この契約書に契約を。一応人道的には扱いますよ。まあ、私はですが」


    ▶後ろの黒い手から契約書と思われる書類が出てきます。君たちの目の前にソフトタッチしますね


    葉生「いや、あんま売り物のつもり無かったんで……、参考までに、と思ったんだけど本当に売っちゃう系?止めたほうが良い?」

    平「んじゃダメだな!おチビの方はもう少し交渉させてくれよな!本人が1000万が希望だ!」


    氷取沢「まあ戯れはこれくらいにしましょうか。本当に売ってくれるならそれでいいですが、最近は色々と厄介でねえ。実際の御用はいかがで?まさか本当に売ってくれるわけではないんでしょう?」


    勇聖「紙から手が生えてる……、なんかすごい雰囲気あるね」

    葦名「これ、他の方から見たら紙が浮いて上がったように見えるんでしょうね……。私たちで見えないでしょうが、そんな軽率に使っていいのかしら……」


    氷取沢「記憶なんて消せばいいんですよ。殺すのは人道的ではないですが、記憶程度なら自由ですよ」


    葉生「売られそうだったのに肝座ってんなあ。一応他にも持ってきてるんすけど、こっちはどんなもん?」


    氷取沢「ふむ……。まあ端金にはなるでしょう。円とベル、どちらでの取引をお望みですか?」


    平「ベル?って……、なんだ?」


    氷取沢「質問攻め……、ふむ。野良ですか。――ベルというのは、裏社会で使う通貨ですよ。この通貨があれば、妖精をこき使って好き放題できる武器とかを調達することが出来るんですよ」

    氷取沢「まあ、私としても取引先が増えるのは大賛成ですよ。これでも私、非力でして」


    樟穫「危ないものは葉生ちゃんには持たせられないな……」


    氷取沢「危ないものなんて取り扱ってはいないさお嬢さん。危ないと思ったものはなんだって危ないと思うものなのだよ」


    勇聖「武器の調達……?なにそれ僕知らない」

    平「へへっ、わりぃな、最近始めたばっかでさ!わりぃついでで聞いちまうんだけど、通貨ってことはそれを使って買い物ができるんだよな?専門の商品ってのはここで扱ってんのか?」


    氷取沢「ベルさえ用意してもらえば、専門の職人にアクセスをしてお望みのものを調達しよう。ベルは珍しいものをいただければここで両替もするよ。日本円がほしいならついでにあげてもいい」


    葉生「あ、一緒にもらえるんだ。その言い方だと端数的な感じか」

    葦名(こいつ、さながらゲームで出てくる小汚い商人ですわ……。こないだ出てきましたもの。ゲームで……)

    平「おお!超便利じゃねぇか!こないだあそこ行った時はボロボロだったからな、いくら超人的な力が使えるからっていてもまだまだ弱いみてーだし、強化は必須だもんな!」


    氷取沢「当然出すものは出してもらいましょうか。別に、そこの動物を売ってもらうのでもいいですよ」


    恋塚「ぷるぷる。いじめないで」

    平「珍しい物つったら、あそこで持って帰ってきた戦利品ってことだよな!えーみまだ前の奴持ってるか?」

    影美「もう持ってないですよ。……どうしても必要なら、また取ってくれば良いんじゃないですか?」


    氷取沢「おおーっと! そいつは いけねえや! ちゃんと カネはらってくだせえ なんてな。モノがないなら調達依頼の即物払いでもいいんですよ」


    勇聖「依頼も請け負ってるの?」

    恋塚「……欲しいもの取ってくれば欲しいもの貰えるきぶあんどていく?」


    氷取沢「へっへっへ。いいですよ。このブックミュージアムの裏に、あるんですよぉ。そこで調達して売ってくれるとありがたいですねえ。なんてな。私は氷取沢草楽。末永くよろしくしたいところですよ」


    葦名「出来れば関わりたくないですわね。今後代行を頼みたいレベルですわ」

    (よろしくお願いしますわ)

    葉生「樟穫葉生。よろしく」

    樟穫「あ、えっと……。樟穫芽生、です……」

    勇聖「狩茂勇聖、700万では不満ですよろしく」


    七歌「あっこちらが今回の契約書です。少しの材料や売り物にならないものはこちらでいただく形の契約で……」

    氷取沢「ふむ……」


    ――照葉市 ブックミュージアム:裏口――


    ▶言われたとおり、近くの非常口から裏に回ると、倉庫の近くに裂け目ができていますね。真っ青です


    七歌「いい契約ができました!あの商人さん、やり手ですけど高校の人よりはマシでしたね」


    葉生「案外ああいう見るからに怪しい人のほうが、付き合いは長くなったりするんかねえ。高校の人ってのは知らないから怪しさの度合いがわからんけど」

    影美 「怪しい人……ですか?まぁ、確かに足を引っ掛けたりするのは怪しいですよね」

    恋塚「……ぷるぷる。あの人と仲良くなってもワタシを売らないで?」

    葉生「まあ、よほどお金に困らなかったら?」

    樟穫「葉生ちゃん、怪しい人に1人で会いに行ったりしないでね……?」

    葉生「余計なお世話って誰のせいで口癖になったと思う?」

    平「ああ!人相はアレだがイイヤツっぽいな!高校の人ってなんだ?俺の高校か」


    七歌「高校に行ってた頃、営業部ってのがあったんですよ。あそこの人たちに言い負かされると部費持ってかれたんですよね」


    葉生 「それは単に巻き上げでは?」

    平「イッチーは売却希望じゃねぇんだからな!俺らもう友達だ!」

    影美「先輩がそう言うなら、売るのは考えない事にしましょうかー」

    アズラク「ふー! 喋れるようになったのに喋れないっていうのも辛いものですねー!」

    恋塚「おたがい大変でー?」

    勇聖「早く行こうよー、まあ早い者勝ちってことはないと思うけど」


    七歌「ま、夕方までってことなのでぶちのめしに行きますか。チリーン先輩、怒ったら怖いんですよ」


    アズラク「えへへー。あ、あのセカイへの割れ目じゃないですか! 早く行きましょう!!!」

    影美「行く前にさっきの怪我治しておきましょうか。前拾ったやつですけど、多分この煙で怪我が治ったりする感じだと……」


    ▶影美 回復の草


    平「おお!すごいぞえーみ!野生のハーブ的ななにかだな!」

    影美「……まぁそうかもですね」

    樟穫「さっき転んだ時の擦り傷の痛みが引いてく……!すごいですね……」

    葉生「大丈夫?それ痛みも忘れるおハーブだったりしない?やっぱ受験のストレスとか?」

    影美「別に受験は苦じゃないですよ。治ったなら良かったです、行きましょうか」

    恋塚「いきましょー?」

    平「はずきち、えーみはすげーんだぞ?めちゃくちゃ頭いいからすげー賢い学校いってんだぜ?」

    葦名(これ、飛ぶこむときに姿形のリセットは効くのかしら……。ゲームでもないしセーブ機能はないはず……、だといいのですけど……)


    七歌「行きますよー!」


    ――図書館戦争――


    ▶入ると先程見たブックミュージアムとほぼ遜色ない空間ですね。中央に、3mくらいの本が口のようにパクパクしながら、息を吐くたびに羽蟲が大量に舞っていますね


    勇聖「すごい……読むの大変そう」

    影美「読んでる間も動く本って、内容頭に入りそうにないですね……。まぁ、読む為に使うわけじゃなさそうなのでまあ……」

    勇聖「でも読めない本って言われたらなんか逆に気になってこない?」

    影美「そういうものですか?頑張って読んでみるのも良いと思いますよ」

    恋塚「ヒーハハァ!スラ子が売られねーようにコイツを始末してやらねーとなぁ!」

    葦名(まさかとは思いましたが、前の姿継承パターンですか……。軽くショックですわ)


    七歌「おりゃーいっけー!PKファイヤーγですよ!!」


    ▶轟炎で羽蟲を大量に蹴散らして、七歌はぐったりと倒れ込みます


    七歌「今日も頑張った……」


    アズラク「七歌さーん!」

    平「開幕ブッパおつかれさん!ななっち!休んでな」

    葉生「お疲れさん。なんかもうここまでの流れテンプレになってきたね」

    葦名「忘れてましたわ!またこいつ動けなくなってますの!!!」

    樟穫「もう少し体力をつけたほうが良いのでは……?」


    七歌「私は働けないぞー」


    アズラク「もう! ソードダンサー!」


    ▶戦闘前行動 影美 プロテクター マジックプロテクト

    ▶戦闘前行動 葉生 急に歌うよ[其駒×4、昼目]

    ▶戦闘前行動 本の虫 青息吐息(任意の地形効果4箇所に蟲を設置する)

    呼吸(自分が攻撃を受けた時、蟲の攻撃判定を発生させる)


    ▶勇聖 文化知識で判定 通常攻撃

     失敗 ファンブル[何もなし]

    ▶樟穫 通常攻撃

     成功 11ダメージ

    ▶アズラク 毒付与 葦名アズラク


    勇聖「どうやったら読めるかな……やっぱりぼこさなきゃダメ?」

    樟穫「うー、虫には慣れてるけどここまで多いと……ええい、葉生ちゃんから離れろー……!」

    アズラク「「戦士達に蛇の力を与えよ!」」


    ▶葦名 通常攻撃[毒]

     成功 11ダメージ[追撃]9ダメージ

    [呼吸]

    ▶影美平アズラク恋塚 戦闘回避

     恋塚失敗 影美[天運] 3ダメージ+毒3d6

    [本の虫:毒]

     25ダメージ


    葦名「→↓↘+A」

    恋塚「がふっ!……ヒ、ハハァッ!この程度じゃまだまだ死なねえなあ!」


    ▶本の虫 羽虫が口に入る(全体に毒3D6を付与)

    羽虫が服に入る(全体に魔法生命2d7)

    孑孑の海(地形効果に設置)

     11ダメージ[檜扇]成功

    [本の虫:毒]

     23ダメージ

    ▶葉生 霧雨

    [毒]17ダメージ

    ▶平 ブルーキャンドル ファイア

     3回復 14ダメージ[毒]14ダメージ


    恋塚 「あああああああッ!邪魔臭えムシケラがァッ!」

    葉生「慣れてないって言ったら嘘の方だけど、私どっちかって言うとインドア派なんだよね、割と」

    平「ポ」


    ▶恋塚 魔神剣[足刀蹴り]魔神剣[足刀蹴り]

     成功 39ダメージ[追撃]38ダメージ 38ダメージ 

     成功 42ダメージ[追撃]41ダメージ 42ダメージ

    ▶影美 毒消し ローカル知識で判定 キュア 葦名恋塚

     失敗


    影美「毒抜きってどうやるんでしょうね……?手にオーラとか集めたらいいんですかね」

    恋塚「死ねッ!虫けらァッ!」


    [呼吸]

    ▶恋塚平葦名 戦闘回避

     恋塚平葦名 失敗 葦名[天運、所有] 6ダメージ+毒3d6

    ▶本の虫は全て燃えて灰になっていきました。空間が少しずつ崩れていきますね


    恋塚「ヒーハハァ!燃えろ燃えろ虫けらァッ!」


    影美「平先輩、毒残ってますよ。これあげるんで使っといてくださいねー」

    平「クルゥ」

    【助かるぜえーみ!】

    勇聖 「ああー!!燃えちゃった……残念」

    葉生「いやあれは有害図書でしょ。焚書すべき」

    勇聖 「確認もしないで有害認定なんて、残念な大人になるよ?」

    葉生「いや実際に襲ってきたんだから有害でしょ、あれは」

    葦名「赤鬼のように燃やされればいいのですわ」


    ▶影美 キュア 恋塚葦名葉生勇聖

    ▶恋塚 回復薬G

    ▶平 ブルーキャンドル

    ▶葉生 回復薬


    ▶脱出判定

     [勇聖] 6ダメージ

     [影美] 8ダメージ

     [葦名] 11ダメージ

     [平] 9ダメージ

     [恋塚] 4ダメージ

     [アズラク] 9ダメージ

     [樟穫] 3ダメージ


    恋塚「ヒーハハァ!この程度ならなんとでもなるってもんだァ!」

    勇聖「あっ忘れてた。ほら帰るよー」


    ▶重くて持てないので、七歌を引きずっていきます


    七歌「いたい!!!やめて!!!傷一生残るやつだからこれ!!」


    アズラク「「毎回私もなんですからねー」」

    葉生「ほらほら、ただでさえ目が大変なんだから勘弁してやんなー」


    ――照葉市 ブックミュージアム:裏口――


    アズラク「くるっと!」


    七歌「いっっったい……。アスファルトは体に打ち付けていいやつじゃない……ダメなやつ……」


    勇聖「ごめんね?でも僕が持つのは無理があるって」

    葉生「そういうときはお姉さんらにまかせなって。……可哀想だから」

    勇聖「みんな忘れてたじゃん。――僕もだけど」

    恋塚「あすふぁるとさんはたいやを切りつけるらしいですがー」

    葦名 「御子の血があるから大丈夫……御子様の血が……」

    樟穫「葉生ちゃん……ふぅ、逃げるときに怪我はしてないみたいだね、よかった……」

    平「いよーし!今日もボロボロだがミッション完了だな!戦利品は持ってるか?俺は羽虫だ!」

    影美「戦利品取れてよかったですね、先輩」

    恋塚「ワタシもある程度持ってますがー……灰とか」


    七歌「痛い…………。肺が悲鳴あげてるけど、行こうか……」


    ――照葉市 ブックミュージアム死角:怪しいお店――


    ▶相変わらずニヤニヤしていますね


    氷取沢「で、どうなんだい?死体でも買い取らさせてもらうよ。後処理、大変だろう?」


    平「持って帰ってきたけど、ほんとにこんなんでいいのか?口の中に入って来た虫とかなんだけど」

    恋塚「灰とかですがー……」


    氷取沢「ああ、いいとも。本来生息しないはずの構成をした虫なんて、人の想像でしかない産物だからねえ。好事家には高く売れるのさ……。精算させてもらうよ」


    5分後


    氷取沢「いいでしょう。300ベルと1200万円くらいで取引しましょう。露くん、それでいいかね?」


    七歌「まあ……、及第点ですかね。約定通り、資金にならない素材は頂いていきますよ。定期的にコレの抜け毛とか持ってきます」


    勇聖「待って」

    勇聖「……虫のほうが上なの!?!?」

    樟穫「ベル?のほうはすごく安い……、少ない?のですね……」

    葉生「頑張れ700万の少年。君のときはベルが多かったぞ」

    影美「良かったじゃないですか、これで売る理由が無くなりましたし」

    平「そーそ!これからもよろしくな!カモっち!」

    恋塚「一ヶ月あれば指くらいならなんとか?……イチジクがやめろって……」


    氷取沢「ランゴスタの皮だけ持ってこられてもね、防具も作りにくいだろう?死体が邪魔になったら教えてくれたまえ。間違えて殺しちゃったりとか大歓迎だよ」


    勇聖「なんか、なんともこう……納得できるようなできないような……」

    葦名「今度ふざけたこと言うとその口を縫い合わすぞ」

    (間違えてやっちゃったときはよろしくお願いしますわ)

    影美「それで……バーベキューって結局するんですよね?スーパー行きましょうか」

    平「お!そうだそうだ!海鮮も買おうぜ!」


    氷取沢「今後とも御贔屓に。――ああ、そうそう待ちたまえ君たち」

    氷取沢「顧客の確保にはサービスが必要なんですよ。これ、差し上げます」


    ▶虹色の星型の宝石のようなものを渡してきます


    勇聖「これなに、焼いたらおいしいの……」

    影美「……何ですか、これ?」

    平「ソシャゲの課金石みたいだけど」


    氷取沢「これは、スタージュエルって言うらしいですよ。欲望の象徴らしく、これを枕元に入れておくとガチャが引けるらしい」


    平「課金石だったわ」

    恋塚「あまあまではないので?」

    葦名 「バーベキューの肉にかける岩塩かと思いましたわ」

    樟穫「綺麗、と思ったけど……綺麗なのは見た目だけ……?」


    氷取沢「世の中ガチャが正義ですよねえ?これでいくらでも強くなるらしいので、どんどんベルを使ってくれると嬉しいね。サービスとして2500石渡しておくよ」


    影美「ガシャポンですか?そういうのはやった事ないんですけど……ありがとうございます」

    平「ま、強くなるための奴ってことだよな!サンキュー!これからも是非よろしくするぜ!」


    七歌「肉買って帰りますよ肉!!!できるだけ虫湧かないくらい新鮮なやつ!」

    さいごに

    ということで、胡散臭いキャラが出てきたS2でした。
    少しづつ今年のキャラの特徴や、空気感などがわかってきたのでは?と勝手に思っております。
    今年のキャラや空気も愛してもらえると嬉しいですね。
    それでは、
    ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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