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実鬼 リプレイ [七歌は祈ぎ掛く夢裡の中S16 ルナティアーズを探せ]
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実鬼 リプレイ [七歌は祈ぎ掛く夢裡の中S16 ルナティアーズを探せ]

2021-06-22 20:00
    2021年6月07日のオンラインセッションのリプレイです。
    サプリは自作のもの(実鬼)を使用しています。
    キャラクターの詳しい設定、ルール、術技などを見たい場合、
    キャラクター、キャンペーン設定はカクヨムをご覧ください。ルール他は上のリンクを見てください。

    雑記
    来年のキャンペーンを書き始めました。
    最初に設定と世界観を頭がおかしいくらい詰め込んだ後に、時系列を全ての場所で同時進行させつつ同期させるという東方を参考にした作り方をするとセッション終わるたびに血反吐が出るほどにしんどいですがシナリオそのものを作るのは爆速で終わります。
    なんなら時系列管理が終わればキャンペーンができてしまいます。
    賽の河原に近いものなので、これを始めるとやめることができないのが非常に辛いです。
    おそらく私のキャンペーンを遊んでくれる方が一人もいなくなったとしても、私の管理しているワードとエクセルには一生この作業を続けていくのだろうな、と。ある種確信を持って言えてしまいます。
    死んだときのパソコンを見た人の反応が怖いですね。怪文書がもう3GBも積み重なっています。願わくば見ないで消してほしいものです。

    ユーザーブロマガは10月でサービス終了となりますので、こちらに移転されています

    https://kakuyomu.jp/works/1177354054935421722/episodes/16816452220809750138

    ――照葉市 寂れた雑貨ビル1F:星を見る――


    衣笠「金には困ってないけど、馴染みの人身売買の人が来たからカモくん売ったんだけどいないならいないで奴隷がいなくて不便なのよね」

    七歌「馴染みの人身売買の人とは」


    平「まだ使うかもしれないものを雑に手放すとすぐに後悔することになるんだぞ」

    恋塚「こまってないなら売らないであげてほしいのでー……」

    樟穫「身近に潜む闇……」

    アズラク「勇聖さんまたいなくなっちゃいましたか?」

    国見「いっそロボットでも買えばいいんじゃないかな」


    嬬恋「自分かカモくんかの2択だったから、つい……。保身が」

    衣笠「まあそのうち戻ってくるでしょ。本題はこっち」


    ▶衣笠はお隣さんからもらってきたと思わしき、包み紙にされていた新聞を広げます。少し濡れてて読めません


    ▶樟穫 新聞[インスタ映え]

     成功

    ▶地元探訪と書かれている小さいコラムに、光然寺という寺が紹介されています。この間行ったお寺ですね


    樟穫「濡れててちょっと読みづらいけど……この前行ったお寺の記事ですか?」

    衣笠「そうそう。そこのね、ここ!」


    ▶衣笠は寺の秘宝を本邦だけに公開という箇所にかかれている 早緑月の涙 というものを指差します


    衣笠「これ!冤罪で死なない程度にぶち殺された原因のやつ!!」

    四宮「これをね、事情話して譲ってもらおうと思うんだけど秘宝でしょ?無理っぽそうなのよね」

    衣笠「だから、盗むか、正々堂々行くか、武力で脅すか、闇討ちするかみたいなとこあるのよ」


    国見「あれ?随分物騒な話だね」

    樟穫「うーん物騒……」

    アズラク「珍しい物ならファラオに献上すべきではないでしょうか!」

    平「まず交渉だろ!?」

    恋塚「あいだをとってせーせーどーどー武力で盗む?」

    七歌「普通に交渉しましょうよぅ……。タネマシンガン先輩をなんとか説得してもらえませんか」


    衣笠「でも断られたら、セカイ適正があってあんなセーフルーム作れるジジイ相手に相対して勝てる見込みなくない?その前に闇討ちするなりしたほうがいいと思うのよ」


    平「しかし断られた後のことを考えると、はい、そうですかと帰って諦めるってのもできねぇもんな。気持ちはわからんでもないが、そんな相手だからこそ敵に回すようなことはしたくねぇな」

    恋塚「水道か井戸に毒でもいれま?」

    四宮「山の水源に毒はちょっとねえ。うちの店もダメになるから」

    恋塚「食料ならわんちゃん?」


    嬬恋「どういう手段を取るにしても、まず俺は早緑月の涙がどういうものかすら知らないんだ。取り敢えず調べてみるのはどうだ?個人的には盗むのに賛成だ」


    平 「仮に譲ってもらったとして、その後はどうするんだ?壊すのか?」

    アズラク 「え!もったいないですよ!」


    七歌「いえ、奉納するんです。神棚にいる神様みたいな雑魚じゃなくて私達をしばきまわした人に纏めて浄化してもらう感じっぽいです」

    四宮「ボコりつつ教えてくれたよね。洒落になってないけど」

    平「必要なものを必要な所に移すってだけなら住職だって納得するんじゃねぇか?甘い期待だけどさ」

    衣笠「毒盛るのはまあいいにしても、毒ないから結局採集と情報収集には行ってもらうわよ」


    七歌「結局調べないといけませんよね!ね?ねっ??」

    恋塚「はー……ではではとりまそのさみだれづきをお調べしまする?」

    平「そうだよな、ポケットに入る程度かどうかは確認しないとな」

    国見「事情を全部説明したとして、どこまで信じてもらえるかだね。石?についてもある程度知っとかないと相手にもされなそうだしね」


    ――照葉市 天狗陣跡――


    ▶かつて天狗が陣を組んでいた小高い野原のような場所ですね。寂れた売土地の立て札がボロボロになっています。嬬恋は気まずい顔をしますが、誰かいるのを見つけます


    嬬恋「ここは……って、んんん?幼女……?」


    ▶嬬恋でなくても、遠くに白髪の幼女と赤髪の少女が立っているのが見えます。顔立ち的には西洋を感じ、明らかにこの辺に住んでいる感じはしません


    恋塚「おしりあいで?」

    嬬恋「いや。だが、本能の部分が拒否している。個人的には関わり合いにはなりたくないな」

    平「迷子じゃないか?ここら辺の子っぽくねぇし」

    樟穫「こんな何もないところに……」

    アズラク「……」


    ▶アズラクは樟穫のリュックに入って静かにしているようですね


    国見「おーい!君たちどうしたの?もし迷子なら街まで送るよ」


    ???「ん?いや何、景色を見ていただけだ。なあ?」

    ???「……ええ。ここにはちょっとお仕事に。お礼参りも兼ねていますか」


    ▶よく見ると白髪の幼女はゴスロリに日傘をしているとても怪しい見た目ですね。綺麗でかわいいのはかわいいのですが、顔立ちが整いすぎていて少々不気味にも見えます


    恋塚「おこまりないならなによりでー」

    平「こんな街にも観光客がくるもんなんだな、わざわざ外国から?」

    国見「え、仕事?そっか、しっかりしてるんだね。なら良かったよ!でも何かあったら大人の人に頼ってね」


    れんさま「気配を感じながら近づいてくる豪胆なものどもよ。――少々気に入った。れんさまの威光を示し、名を脳髄に焼き付けるといい!」


    平「え、なんだって?」


    ???「露払いはしておくとのことです。主人は素直じゃないので」


    ▶赤髪の少女はそう言い残して、れんさまが呼び出したのように急に現れた扉に入っていき、扉ごと消えていきました


    嬬恋「やべーやつだわ……。生きていたことに神に感謝」


    国見「……わー」

    樟穫「ひえー……」

    平「……天狗の勘って当たるのかもしれねぇな」

    アズラク「……あれ?誰もいないじゃないですか?」

    恋塚 「結局なにものさんなので?」


    嬬恋「多分上位の妖怪か何かだろう……。格が違いすぎてあまりわからん……」

    七歌「幼女ばっかなのはやっぱなんかあるんですかね?」

    四宮「幼げな見た目の方が強さのギャップが出るみたいな話なんだろうねこれ」


    国見「うん、こういう縁もあるってことだね。届かないと思うけど、ありがとー!」

    恋塚「つぎはどしま?」

    アズラク「図書館とかはどうでしょう?調べ物ならやっぱり本が一番じゃないでしょうか?」

    樟穫「アズちゃん冴えてるー」

    国見 「この土地のことも調べられるし、お寺のことも載ってるかもね」

    七歌「図書館ならこの辺だとブックミュージアムしかないですね」

    平「なんとかていう秘宝についても直接書いてるかもな!よしいこうぜ!」


    ――照葉市 ブックミュージアム――


    ▶緊急事態宣言中であんまり人はいませんが、時短営業で一応営業はしているみたいです。スタッフさんの方が多いようで、暇そうにしています

    ▶アズラク フェイク 刀剣

     失敗


    アズラク「本がたくさんありますよ!地元のコーナーはどこでしょう!あっちですかね!あ、これはカエルの絵本……シャアアアア」

    嬬恋「何度見てもその女に化ける妖術は恐れ入るな……。俺も女らしく振る舞わないと」

    七歌「別になんでもいいですけど、お風呂一緒に入ろうとしないで水浴びするのだけはやめてくださいね」


    ▶恋塚 新聞

     成功[浮船]

    ▶国見 都市伝説[単位]

     成功

    ▶樟穫 図書館[インスタ映え]

     成功

    ▶平 客観視[単位]

     成功

    ▶宝石には人を過去から魅了してきた。宝石には魔力があると信じられてきたからだ。魔力のある宝石をあえて砕くことで、魔力を保有し、魔力は資源となり宝石は売買されてきた。その中のいくつかは日本にも渡ってきている。その名はルナブラッド、サンスカイ、スターアース、ルナティアーズ、スノーベリル……

    ▶光然寺は代々柊家と関係があるとされている。時は戦国、芦原の台頭を恐れた上杉家が忍者として派遣されたものの生き残りとされている。上杉とはいうが、実際は武田の歩き巫女とされており、神聖な力があったとされている。柊家は多数の宝石を所有しており、光然寺にも早緑月の涙と呼ばれている宝石が保管されている。一般観覧が出来るのは早緑月に合わせ1月のみであり~

    ▶ルナティアーズと早緑月の涙はおそらく=であると思われる。西洋から日本に渡ってきた時、名称も変わったのだろうと推測される

    ▶早緑月の涙 盗まれる!? 21日、光然寺にある国宝「早緑月の涙」が盗まれてしまった。~



    アズラク「うるさいって怒られました……」

    国見「宝石の魔力、かー。砕いて使うのはなんかもったいなく感じるなぁ。とりあえずこの、ルナブラッド、サンスカイ、スターアース、ルナティアーズ、スノーベリルってのが有力なやつなのかなぁ」

    衣笠「早緑月の涙の情報は?」

    国見「その名前のは見当たらなかったよ。日本にも渡ってきてる、って書いてあったし別の名前だったりするのかもね」

    平「そうだよな!月って書いてるし!このルナティアーズって奴がそのなんとかって奴になったんだろうな!」

    樟穫「柊家……忍者……巫女……うーん……?とりあえず今関係ありそうなのは……一般閲覧は1月のみ……むぅ……」

    恋塚「ところでこの新聞にはさみだれづきが盗まれたと書いてあるので?」

    アズラク「え、盗まれた!?」


    衣笠「結局なんの情報もないじゃないの……。まあ、安易に山火事起こさなくて正解だったわね。この灯油どうしよう……」


    平「いつの話だ!?詳細は」

    恋塚「21日に盗まれてないなったとありますなー」

    七歌「21日……?あのでかい狼にボコられた前の日、ですか」

    平 「なんだか関係性があるように思えてくるなぁそんな最近だと」

    衣笠「殴られ損な感じがしてきて良くないわ」

    国見 「……蛇の道は蛇、ってことで裏事情に詳しそうなあの……誰だっけ。あの人」

    四宮「氷取沢さんね。空き家にいるはずよ」

    国見「まだ仮の話だけど、ルナティアーズって石と早緑月の涙が同じなんじゃないか、って情報持って聞きに行けば何かしら出てくるんじゃないかな!わからないけど!」

    衣笠「ま、そうだといいけど。皇とかいう組織、折角入ってるなら使うのが道義か」


    ――照葉市 空き地――


    ▶庭先に置かれていた物が減っており、更に家もなくなっていますね。入り口に何故か光速電神アルベガスの模型が置かれています


    七歌「あれ?家は……?」

    恋塚「もしかしてこれがお墓なので?」

    樟穫「家ごと引っ越し……?」

    平「こういう時は大抵どこかからか手招きしてると思うんだが、ぉお!?」


    ▶アルベガスを見ていると、グラグラと地面が揺れ下からハシドイが出てきます


    アズラク 「ハシドイさん!こんにちは!」

    ハシドイ「こんにちは!ふふふ……!私の秘密地下基地に案内しましょう!」


    平「おお!秘密地下室!テンションあがるなぁ!」

    国見 「おー!凄いや!」

    嬬恋「男のロマンだよ……!」


    ――照葉市 秘密地下基地――


    ▶氷取沢が心底困った顔で出迎えてくれます。室内は品の良いワンルームといった印象ですね


    樟穫「わぁ……しっかりした地下室だ」


    氷取沢「やあ。ハシドイのバカが家を吹き飛ばしてしまってねえ。吹き飛ばないよう地下に移転したんだ。表に変なものとかはなかったかい?空き地にしたつもりなんだが」

    氷取沢「まさか移転祝いに来たわけではないのだろう?個人的にはもうこの土地にはいたくないくらいなんだがね」


    国見「あ、そうだったんだ。そういうこともあるんだね、お邪魔します」

    平「なんかよくわからないロボの模型があったぐらいだな、原因はブンドドか?」


    氷取沢「…………ハシドイ、撤去しなさい」

    ハシドイ「やーーーだーーーー私が作ったんですよ????いいじゃないですかー夢ですよ合体変形!!」

    アズラク「合体して変形できるんですか!?」


    氷取沢「……捨ててきなさい。――話の腰を折って悪かったね」


    恋塚「てっとりばやく本題を言いますとー、さみだれづきが盗まれていずこかへー?」

    平「流石に居なくなられるのはこっちもちょっと困っちゃうなぁ、新聞にも載ってたぐらいなんだが、心当たりとかない?」


    氷取沢「そもそも、そのさみだれづきってのはなんだ?」


    国見「早緑月の涙っていう力のある?宝石が必要らしいんだけど、それについて調べてたら所有してる所から盗まれたって話を見て……、その石がルナティアーズ?とかスノーベリル?とかっていう宝石と同じなら、盗まれたことも含めてなにか情報がないかなって……」

    平 「おそらく、西洋のの名前ではルナティアーズって奴だと思う。ここの寺で保管されてたっぽいが」


    氷取沢「どこから調べてきたのかは知らんが、その辺りの宝石はうちが所有しているものだな。紅葉に一部は奪い取られたが」


    国見「本当に!?調べ先はミュージアムだし後ろめたいことはないから、詳しく聞きたいんだけど!」

    衣笠「ということは紅葉をぶちのめす感じ?奪われたってことは」


    氷取沢「スノーベリルは雪華の夢と言ってな。アクアマリンの宝石だ。ルナティアーズはうちの系列の光然寺に預けているものだ。紅葉は事後承諾で奪い取っていくタイプで、直接的な盗みはすると思えんな……。ちょっと待て」


    ▶氷取沢は未だイヤイヤと抵抗しているハシドイの頭にあるスイッチを押し、ケーブルをパソコンに繋いでカタカタとし始めます


    国見「あはは、やっぱり蛇の道は蛇だね!助かるよ!」

    恋塚「悪いことは悪い人に聞けと言いますなー」


    氷取沢「やはり紅葉の仕業ではないらしい。その時、岡山の方で暴走事件があったらしくてな。できそうなやつはそちらの対処に出向いていたようだ。となると、有力性に気づいている奴らとなるとゲーム教が怪しいな」


    樟穫「またゲーム教ですか……」

    嬬恋「ここでも関わってくるのか……」

    四宮「結構影響範囲広かったりしそうだね」

    平「はぁ……本当にうんざりくるな……!」


    氷取沢「何かゲーム教に関係するものを持っていないか?ハシドイにスキャンさせれば犬みたいに逆探知が出来るんだが」


    恋塚「こころあたりがないですなー」

    四宮「じゃあ紅葉とか?あそこならなんかまだないの?」

    国見「次の手がかりが見つかりそうなのはいいことだね!ありがとう!」

    氷取沢「パシるようなことをさせて悪いね。逆探知の準備だけはしておくよ」


    ――照葉市 紅葉跡地――


    ▶焼跡でほとんど廃墟になっていますが、未だ地面が熱いですね。折れた柱などが密集している場所で、地面をゴソゴソとしている人物がいます。樋爪ですね


    平「火事場ドロボーだー!」


    樋爪「ち、違う違う!!探しものしてるだけ!!!!って……君たちか。久しぶりだね」

    国見「いつも会う気がするね。久しぶり!」


    ▶樋爪はそこそこ高そうな私服ですが、そんなことも気にせず煤だらけですね


    樋爪「こないだね、このはちゃんの配信で放送事故があったのよ」

    樋爪「なんかね、ゆーがくんさんっていうアシスタントさんが急に苦しみだしてね、暴れだしちゃったのよ。で、なんか建物みたいなのが崩れる音と銃声?と爆発音がして強制終了した伝説の回があってね」


    国見「それって放送事故で済ませていいのかな……」

    樟穫「こわー……」


    樋爪「でね?その時の配信はアーカイブから消えちゃったんだけど、切り抜きを何回も見直してるとね。ここの地下で見たことがあるものがあって」


    ▶さらさらっと紙に何かを書き始めます


    平「消したってことはドッキリ企画とかじゃないんだろうな、そのあとの配信とかはあったのか?」

    樋爪「ヒナちゃんとか含めてないよ。今ENOKIで配信してるのはハコベちゃんだけかな。先月の21日からだから、結構ENOKI成分が足りてなくって」

    平「おいおいそりゃファンとしては不安でしょうがねぇな、嫌な空気が漂ってるのが目に見えるぜ」


    樋爪「出来た!」


    ▶アズラク 偽装[ジャイロスコープ]

     成功

    ▶書いているのが少し雑ですが、マルチマジックデバイスなのでは?と思いました


    アズラク「……ジー……芽生さん、あれ前に幽霊の人?と戦った時に拾った杖じゃないですか?」


    ▶リュックからこそっと耳打ちします


    樟穫「あ、言われてみれば確かにあの杖だ……」


    樋爪「これなんだけど、私地下の実験記録みたいなもので見たことあるのよね。何に使うかはわからないんだけど、どうやらコレのせいで内乱が起きたっぽいのよ」

    樋爪「なんかノイズ解析するとね、ゲーム由来の力がどうのこうのとか、苦しんだ先の坤元の力は同列~とか言ってるのよ。で、このなんかよくわかんないやつを振ったらうわーって」


    平「地下なんてあったのか、そこらへん掘ればつながるんじゃねぇ?知らんけど」

    国見「……ドラマの撮影?なんか変な宗教染みてるんだね。でも杖1つでそういう風に出来たら凄いんだろうね」


    樋爪「そうそう。だから演出じゃないかな!って。最近シリアスなアニメPVも出たし、なんかこのはちゃんも剣を縦に構えてかっこいいムービーがあってね!」

    樋爪「今後の展開のフラグだと思ってるの!だから予めファンとしてネタバレのチャンスをつかもうと思って!なんだかんだENOKIは好きだし実益にも伴ってる感じもするし!」

    樋爪「……ごめん。でも地下室前に行ったじゃない?あそこの入り口を探してるのよ。時間あったら手伝ってくれないかな」


    国見 「よーし、意義ある聖地巡礼にするために頑張ろうか!」

    恋塚「がんばろー」

    衣笠「肉体労働がんばー。私見てるから……」

    四宮「お前も働くんだよ!」


    ▶樋爪 運搬

     成功

    ▶国見 根性[単位]

     成功

    ▶地下室の道は土砂や倒れた柱に塞がれていました。撤去して中に入ることに成功します


    ――照葉市 紅葉拠点跡地:地下――


    ▶地下は空爆の影響もないのか、前に来たときと何も変わっていないようですね。本棚も無事です。樋爪には見えていないようですが、幻影のような少女も残っています


    樋爪「私も結構頑張ったんだけど、ありがとね!えっと、あのときの本は……」


    アズラク「……いますね、あの幽霊の人」

    国見「ちゃんと探せば見つかるもんだね!……それで、どうしようか」

    恋塚「お塩撒きます?」

    アズラク「おにぎりにかける小袋くらいならありますが……」

    樟穫「とりあえずあまり見ないようにしよう……」


    ▶国見 カメラ[単位]

     成功

    ▶幻影のような少女を写真に取ると、映ります。少し映りが悪く心霊写真のようですが、カメラ本体に赤いセカイが渦巻いており、幻影のような少女もいなくなってしまいました


    国見「とりあえず……ごめん、失礼するよ」

    国見「…………えっ」

    恋塚「おろ?」


    樋爪「そっちでもなにか見つかった感じ?私はちょっと面白いというか仮説が出てきたかな」


    国見「っ!ううん、残念だけど杖っぽく見えたゴミで持っちゃったから手が汚れて……」


    樋爪「内乱の原因がかゆうまって書かれててウイルスかな?って思ってたんだけど、ゲーム由来の力で~って話があったでしょ?これを踏まえて考えると本当に内乱があって、ゲーム由来だから失敗系のレポートにはかゆうまって書かざるを得なかったってことだと思うのよ」

    樋爪「坤元の力が~ってのが今流行りのゲーム教的な考え方だとしたら、ここに書かれてる操ることに特化したウイルスというかそういうエネルギーがあると思うのね」

    樋爪「宗教の力を何もかも信じるわけじゃないけど、宗教をされるに値する類似のものはあって然るべしだと思うのね」

    樋爪「だから、演出的に考えて今まで一生の相棒だったゆーがくんさんと突然の敵対!窮地に陥るこのはちゃん!!急に暴走して暴れるヒナちゃん!!!!なんかシナリオが見えてきたわ!」


    国見「へ、へー……?……??」

    恋塚「そうですかー」

    衣笠「やべー飛躍してんじゃん」

    平 「お、おぉ……あんまりアニメのネタバレにならない程度にしといたほうがいいぜ?」


    樋爪「この理論が正しいのなら、今まであった私の記憶を消されるっていうのも操られていたからってなるのかも……?もしくは記憶を消された……?やっぱり紅葉はちゃんと調べないと……」

    樋爪「ううん、なんでもない!ありがと!もうちょっとしたらお給料入るから、今度何か奢るわ!」


    国見「あ、うん。よくわからなかったけどご馳走してもらえるなら嬉しいや!」

    樋爪「流石にこの服で民宿には帰れないからどうしようかな……。またね」


    ▶煤だらけの服を見下ろして、先に出ていきました


    国見 「……鋭いんだか鈍いんだかわからないね。なんでこんな神経使うんだろ」


    ――照葉市 秘密地下基地――


    ▶戻ってくるとさっきまであったロボはなくなっていました。地下に降りるとハシドイが慟哭を上げています


    樟穫「撤去されてる……」

    恋塚「かわいそーに」

    ハシドイ「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうっぅうぅぅぅぅうぅぅぅうううぅうぅぅううううう……………………!!!!!」


    氷取沢「それで、どうだったかい?何かそれっぽいものでもあると助かるのだが」


    国見「えっと……これ、デス……」


    氷取沢「こいつはうるさいからスリープにして……、少し待ってくれるかな」


    ▶膝蹴りを入れて頭を下げさせ、スイッチを押しケーブルにつなぎます


    平「古いブラウン管テレビより扱いがひどいな……」

    国見「壊れてないかな……まだ使えるんだけどな……」


    氷取沢「ほう……?なるほどな」

    氷取沢「カメラは返そう。情報データはハシドイに移動しておいたからセカイが出てくることもないだろう」


    国見「あー、よかったー……」


    氷取沢「どうやら芦原石碑のある場所と、そこの天狗がいる場所、そして冬泉のやつらがいる場所の三角形で結界のようなものを展開しているらしくてな。どれもお前たちが破壊したせいで不安定になっていたようだ」


    恋塚「もしかしてワタシ達、なにかやっちゃいました?」

    平「そんなとこで何か壊したって……フィギュアか…?」


    氷取沢「ああ。それ自体は悪いことではない。破壊をしないと元々ダメだったものだからな」

    氷取沢「問題はコレだ。ルナティアーズ……早緑月の涙を使って祭壇を作っている場所がある。3箇所の中心地点を結んで……ここだ」

    氷取沢「見覚えはあるか?」


    ▶地図をよく見ると、ゴミ捨て場の場所なのでは?と思いました


    樟穫「そこは確か……ゴミ捨て場?」

    国見「……あ、不気味なカラスが屯ってた辺り?」

    平「空を覆う程のカラスがヤバかった記憶が…」


    氷取沢「わからないが、おそらくそうなんだろう。祭壇が出来たのは最低でも先月の話だ。まず間違いなく強大なセカイがあるだろう。心して行くといい」


    衣笠「あーひよこ饅頭の。援軍はどうなんですか?」


    氷取沢「ああ。流石に冬泉や紅葉にも援軍要請をするが、正直行って難しいところだ。来たところであの美篶とかいうやつだけだろうね」


    七歌「私と一緒で陰キャの極みですね」

    嬬恋「誇るな誇るな」


    氷取沢「私に人望がないのもあるが、それ以上に現在ゲーム教に手を焼かれているのだ。紅葉の英雄も冬泉のエリートも全員な。母数が少ないのもあるが、通常業務をサボれないのもあって遠方からはこれん」

    氷取沢「セカイの拡大がしていようがもともとここは捨てた土地のようなものだ。いざとなれば逃げてこい。皇の所属もこそっと外しておいてやるから、全部忘れてこれまで通り遠方で暮らすといいだろう。贅沢しなければ一生暮らしていけるだけの金も支給しているはずだ」


    恋塚「イチジクがほろぼしたいらしーのでがんばりまー」

    平 「これまで通りってここがこれまで通りじゃなくなるじゃ無理だろ!でも、ありがとな、やれるだけやってみるぜ!」

    衣笠「私怖いからセーフルームこもってていい?ついでに住職に恩も売れて情報もぶんどれるでしょ」

    四宮「気持ちはわかるけどそれなら寺行かないとか」

    国見 「これだけ情報があれば解決した後に一時的にでも貸してもらえるかもね!なんだったら付いて来てもらえばいいしね!」


    ――照葉市 柊野のお寺――


    ▶相変わらず強靭な結界が貼っています。恋塚はかなり痛いですが入ることが出来ました。他の面々は何も感じず普通に入れます


    嬬恋「痛い……」

    恋塚「ぴぎーっ!ぴぎーっ!……か、からだががががが……」


    衣笠「天狗の分際で山登りでへばってんじゃないわよ」

    平「無理に入ってこんでも待っててくれたらよかったのに……」


    住職「よく来たの。要件はなんだ?茶菓子は少ししかないんだが……」


    平「こりゃ丁寧にどうも、新聞で見たんだけどさ、なんとかっていう宝石がここから盗まれたんだって?」


    住職「ああ、早緑月の涙のことか。皇本家には情報がいってるはずだから、そのうち帰ってくるとは思うんだがね」


    平「そうそうそれそれ!それが実際どういうもんなのかってのが聞きたくてさ!どれくらいの大きさでどんな効果というかありがたみがあったのかとかさ!」


    住職「はあ……察するにお前達が奪取部隊ということか。やはりこの土地は捨てられるのだな……。まあいい、早緑月の涙はルナティアーズとも言ってな。皇……というより皇分家の柊家には大量の宝石を所有しててな」

    住職「その中で特別魔力がある宝石には別名がつけられる。紅蓮の月華とか、早緑月の涙のようにな。それぞれ格別の力を持っておるから、基本的に封印が施されておる。香川の封印が解かれて大惨事になったとか聞いたよ」


    国見「それがルナブラッドとかルナティアーズってことなんだね」


    住職「早緑月の涙はアレキサンドライトでな。伝承によると宝石の力を解き放つと世界を純粋にするという効力があるとされておる」

    住職「ややこしい物理法則とかを全部抜いて、こうなるという結果だけを呼び出すんじゃ。二次元のキャラクターを呼び出して嫁にするとか並行世界に行くとかの。だからどうこう、という過程は世界側が合わせてくれる……らしい代物じゃ」

    住職「宝石そのものより、お前たちには大事なことを話しておかないといかん」


    衣笠「いやもう結構お腹いっぱいなんですけど?」


    住職「力のある宝石には必ず守護獣というものがいての。宝石の所有者を守るように動くんじゃ。――盗まれたというのも、守護獣に盗まれてな」


    樟穫「守護獣……」

    国見「……?え、守護するのに?ここじゃ役不足って言われたってこと?」

    平「なに?どういうことだ?所有者は住職さんじゃないのか?」

    嬬恋「あー……。なんかわかってきたぞ」


    住職「本来この結界には悪しき存在、後は悪意を持った存在は侵入できん。俺が出力を調節してるからこそ、そこの小魚や天狗もギリギリ動けるだろう?」

    住職「盗もうと思って入ろうとすると激痛で辿り着く前に人間であろうと葬られるはずなのだが、――入ってきた守護獣そのものが操られていたようでの」

    住職「というより、守護獣は宝石の所有者の命令に従ったが正しいか。早緑月の涙は早緑月の涙の守護獣が必死で探しておるが、見当たらんのだ。当然、盗んだ守護獣もな」

    住職「おそらくは土地の穢れの原因にも、その盗んだ守護獣が仕えるべき宝石が使われておる。――守護獣はかなり強い。それを先に伝えておかないとと思ってな」


    国見「うん!わかったようなわからなかったようなだけど、襲われたのは本当に冤罪みたいで良かったね!」

    衣笠「じゃあ荒事得意じゃないし、ここで待ってるわ。四宮だけは派遣するわ」

    四宮「ういー」

    嬬恋「そうなってくると、あのイカレ女が急におかしくなったのもあいつらの意図的ってことか。盗んだ守護獣に働かせるくらいだ。この土地に誘導をかけてきたが正しそうだな、思えば陣の場所を決めたのもあの女だった」

    七歌「あのでかい人も操られてたってことですか?」

    嬬恋「おそらくな。類似の存在に無理やりゲームに関する別の概念を詰め込むことが出来るんだったら当然そういうことも可能だろう」


    平「うーん。もしかして守護獣ってのはすげーデカい狼みたいな?あんなやつ?」


    住職「そうだ。色々種類はいるらしいが、うちの守護獣は狼だな。盗んでいったのは鴉だ」


    平「あー……色々繋がっちゃったなぁ……!カラス退治には何が効果的かなぁ?黄色いゴミ袋?」

    国見「あ、じゃあやっぱりあの時のカラスはそういうのだったんだ」

    樟穫「カラス対策……CDとか目みたいな模様のバルーンとか……?」

    嬬恋「俺は小菅沢様にこのことを報告しに行く。天狗の誇りを傷つけられたとあっては、内々の問題ですらなくなってくる。今後は全面の協力を得られるだろう」


    ――照葉市 ゴミ捨て場――


    ▶夕暮れ時、ゴミ捨て場に向かって大量にカラスが飛んでいます。田舎道の間の空を掻き消すかのようにカラスが飛んでおり、相変わらずこの周囲だけ凄い量のフンや羽根が舞っています

    ▶空を掻き消すカラスの群れの奥にひときわ大きな鴉がいるのが見えます。大きな鴉と目があった途端、セカイの結界が現実を侵食していきあれだけいたカラスは1匹もおらず飛行機ほどの大きさの鴉が立ち塞がります


    平「一般人じゃなくても避けて通りたくなる道だなこりゃ」

    アズラク「真っ黒ですねーってあれ!?」


    国見「怪鳥、だね。こんな大きさがいるのか」

    樟穫「ひええ……」

    四宮「私は後ろに下がるから!なんとか早く料理作ってみるけど、無理そうなら逃げる準備だけはしとく!!やばかったらこっちでご飯食べてね!!!」


    ▶戦闘前行動 平 呪術皆伝

    ▶戦闘前行動 国見 ファストトラベル リンクサポートデバイス

    ▶戦闘前行動 アズラク ファストトラベル


    ▶国見 ドーピングスキル[ブリカテルブ、倍速プレイ]PTプレイ[サワサワクリミナル]

    結界壁[ホーリーウォール[生命陣形]]


    ▶アズラク ファンネル・ミサイル トワイスムーンセル[エリキシル剤]

    毒付与 アズラク恋塚


    ▶守護獣鴉 幻想風靡(風。物理19d29。任意3体)

    絶望の鏡殺(時。全体固定12d8ダメージ)

    暴風の嵐(風。魔法必中。24d14。任意2体)

    ▶国見アズラク 恋塚 回避判定

     成功 成功 成功[カウンター[剣聖の構え]]

     53ダメージ

    [平:厚い薄い本]

     177ダメージ

    [追加行動]恋塚 魔神剣[森羅万象燃え尽きろ(足刀蹴り[上段足刀蹴り]×3、細流×3、静謐×3、激湍×3、闃然×3、鏗鏘×3、砂錫×3、鉱滓×3、バロッツァ×3、ブライダー×3、ブレイジングインターセプト×3[精霊の加護])毒]

    [弧月斬[森羅万象燃え尽きろ、毒]]

    [月詠華[森羅万象燃え尽きろ、毒]]

    [魔神剣[森羅万象燃え尽きろ、毒]]

    [弧月斬[森羅万象燃え尽きろ、毒]]

     391ダメージ 374ダメージ 200ダメージ

     378ダメージ 326ダメージ 333ダメージ

     400ダメージ 192ダメージ 203ダメージ

     436ダメージ 238ダメージ 241ダメージ

     470ダメージ 290ダメージ 339ダメージ

    [明星ディスカバー[ルチアの錆][ローズハート]]256ダメージ

    [八咫烏ダイブ(この割り込み判定が通ると、次からダイス両面5つづつアップ)]

    [漆黒の怨嗟(ダメージを受けた時、ダイス両面を3つづつ増やす。また、ダイス両面を10使って行動数追加をすることが出来る)]


    ▶平 剛招ビート[鋭招来、力への渇望]座禅の教え[フォルスルージュ、妖精王の天秤]藁人形 邯鄲 二重の虹[平]秋茄子

    折り鶴

    [毒]156+2060ダメージ

    [生命陣形]


    アズラク「大きすぎませんか……ソ、ソードダンサー!」

    国見「見せてやる!本気の出させ方だ!ショー・マスト・ゴー・オン!!」

    平「ホウ……」

    『すげぇぜリック身体が冗談みてぇに軽い!活用はできそうにないがな!』

    恋塚「ヒハハハハハハハハハハハハァ!そのヌルい攻撃ィッ!燃やし尽くしてやんよォォォォォォォッ!」

    平「ホ」

    『腹でも下せ!』

    国見「みんな凄いや!」


    ▶守護獣鴉 幻想風靡(風。物理41d50。任意3体)

    絶望の鏡殺(時。全体固定33d29ダメージ)

    暴風の嵐(風。魔法必中。45d35。任意2体)

    [四つ葉のクローバー[平]]

    ▶国見樟穫 回避判定

     成功[天運[蒼星]]成功

    [アートマユリィ]

    [お散歩サンライト]

     576ダメージ

    ▶全体 回避判定

     国見平 放棄

     恋塚 成功[カウンター[剣聖の構え]]

     アズラク ファンブル[何もなし]

    [夕町物語]

    740ダメージ

    [国見:林檎の板2個]

    [平:窓の板、厚い薄い本2個]

    [アートマユリィ]

    [樟穫:絆庇う アズラク]

    [八咫烏ダイブ]

    [スマホ爆発[手投げ爆弾]]

     1338ダメージ

    [追加行動]恋塚 魔神剣[森羅万象燃え尽きろ、毒]

    [弧月斬[森羅万象燃え尽きろ、毒]]

    [月詠華[森羅万象燃え尽きろ、毒]]

    [魔神剣[森羅万象燃え尽きろ、毒]]

    [弧月斬[森羅万象燃え尽きろ、毒]]

     708ダメージ 288ダメージ 285ダメージ

     726ダメージ 302ダメージ 271ダメージ

     749ダメージ 295ダメージ 355ダメージ

     802ダメージ 346ダメージ 336ダメージ

     821ダメージ 358ダメージ 200ダメージ


    アズラク 「「かわしきれな……!」」

    樟穫「あっ、アズちゃん……!くっ……相殺してみせる!とやあああっ!!」

    アズラク 「「め、芽生さ……んっ!?」」

    樟穫 「よくもやったな……おかえし……だぁっ!」

    恋塚 「その攻撃はァッ!最早アタシの敵じゃあねェってことだァ!ヒハッ!ヒーハハハハハハハハハハハハァァァァァァ!」

    アズラク「芽生さん……!私がお護りすべきなのに……!」

    平「ポ……」

    『なんだかとんでもない物を見た気がするが、例の宝玉は!?』


    ▶鴉はじわじわ小さくなっていくと、セカイとともに消えていきました。気がつけば薄暗くなってきた現実に戻ってきており、空を埋め尽くす程いたカラスの大量の死骸が地面にばらまかれています。死骸の山でカーペットを形成している下に、スターウィンドの魔改造フィギュアが転がっていますね。胸の部分の宝石が青白く光っています

    ▶樟穫 目利[啓示[終わりなき病の処方箋]][ジャイロスコープ]

     成功

    ▶埋め込まれた宝石はサンタマリアだなと思いました。サンタマリアということは、スノーベリルなのでは?と類推も出来ました


    国見「カラスが光り物集めるのはそういえば定番だよね。それで、あれが目当てのってことなのかな」

    樟穫「これは……サンタマリア?ということはスノーベリルかな……ルナティアーズではなさそう?」

    アズラク「芽生さん!それより手当てを!私なんかを庇って……」

    平「なんだって!?それじゃあ無駄骨かよ!?他にないのか!?」

    四宮「なさそうねえ……。あるのはフィギュアフィギュアエロ本エロ本エロ本……どれもゲームモノばっかね」

    国見「うーん、一応力を持った宝石だから無駄ってことはないんだろうけど……ハズレではあるってことかなぁ」

    樟穫「ん……これくらいならまだ大丈夫だよ。アズちゃんと葉生ちゃんを守れるように、それに皆さんの足を引っ張らないようにクライミングとかもして鍛えたからね」

    四宮「まあ、スノーベリル取るならついでにそのスターウィンド破壊しておくべきね」

    恋塚「喰ったら強くなれたりしねェかなァ」

    四宮「というかほぼ空そのものとと殴り合いしてピンピンしてるとか、ミステリ部みを感じてちょっとねえ……。順調に人間やめてきてるというかね」

    国見「それじゃ俺がやるよ。ごめんね、やあっ!」


    ▶スノーベリルをスターウィンドの脊髄をくり抜いて取り出すと、小さい鴉が肩に止まります


    四宮「で、これがあの空みたいなやつねえ……。唐揚げにしても骨しかなさそうなのに」

    恋塚「食うなら宝石の方だなァ……チッ、スラ子と一緒になってから何でも食えそうに見えていけねェや」


    鴉「「見事だ……人の子よ。片割れは未だ何処かへ消え、申し訳ないことをした。――とにも、災害の楔は解かれた」


    平「鳥がしゃべったぞ!」

    国見「うわ、カラスが喋った!んー?まあよくわからないけどまずいのかな?」

    恋塚「鳩が喋ってんだから今更だろ」

    樟穫「片割れ……?」


    鴉「雪華の夢があれば再び穢れを祓い込むことが出来るだろう。ただ、片割れが万全でなければ意味はないが」

    鴉「――これから先の拙らの活躍に期待し、吾も力を貸そう……」


    ▶全員に白く、夢見心地になるようなオーラが君たちに降り注ぎます


    平「その雪華の夢ってやつが片割れってことか」

    樟穫「この場になかったルナティアーズ……早緑月の涙が片割れってことかな……?」

    恋塚 「はーん……また面倒臭えことになったなァ」


    鴉「陰陽の片割れを探せ。陰があれば陽もある。揃わねば意味はなし……」


    ▶虹色の鏡のようなものを渡して、飛び上がって飛んでいきました。ずっと見ていたはずなのに気づけばいなくなっていました


    国見「やっぱり探してる早緑月の涙は必要ってなると……この鏡ぐらいしか手がかりに出来るものは、ないかなぁ」

    四宮「この鏡、なーんか見たことあるけど、どこだったかなあ……」

    アズラク「芽生さん……芽生さん……うわああああぁぁぁん!!」

    恋塚「アズが心配するようなケガに見えねーけどなあ……。いやマジでアレ食らって割と平然としてんのも大概イカレてんだけどよ……」

    四宮「ほんとそれよ。同じことしか言わなくなって鬱陶しいけど、人形ってそんなもんだよね」

    平「不思議な鏡を意味深に説明もなく置いて行きやがったな、こういう不思議アイテムは不思議な存在に聞くのが一番だ。ウチの間借り神様幼女に聞いてみようぜ」

    四宮「ほいほい。住職には適当にごまかしてもらって、ガッサたちだけ呼んでおくわ」


    ――照葉市 寂れた雑貨ビル1F:星を見る――


    ▶合流した衣笠たちとビルに戻ると、チカギが神棚からずっこけつつとても慌てて近寄ってきます


    チカギ「えっ!?!?!??!???!????!???!????????????それ、どこで………………??????」


    樟穫「想像以上の反応……」

    衣笠「知ってそうだけどどうする?取り敢えず拷問する?」

    平「なんだよ心配してきてくれたんじゃねぇのかよ、まずはおかえりぐらい言ってくれてもいいんじゃねぇのか?」


    チカギ「いや、本当におかえりって言おうと思ったんだけど……。えっなんでそれがこんなところに……?えぇ……?」


    国見「それじゃただいま。流石にこれからに関わることだから、内緒とかはなしでね」

    恋塚「重要なブツではないのかなーと思ったり思わなかったりー」


    チカギ「それは虹色の鏡って言って……。神様の力の増幅回路みたいなものなの。それを加工して指輪にでもしたら人間でも現人神くらいには暴れられる代物で、国宝でもないとそんなものが精製できるような器がないはずなんだけど……」

    チカギ「あ、あの……。お願い!それ……、私にくれないかな?」


    国見「あー、そっか。だから宝石から出てきたいい方のカラスが渡してくれたんだね!」

    恋塚「ワタシ的には別に渡しひぎゅ……へっへっへ、おもしれー話じゃねェか。コレがあれば強くなれるってことたろォ?」


    チカギ「えっと、そのまんまじゃ意味がなくって……。職人の人に練り上げてもらったらの話になるから……、そういう知り合いがいるならいいけど、いないなら、ね??」


    恋塚「……喰ってみるか?」

    平「そういや国宝だもんな、あれ。そうなのか、お前はどうやって使うんだ?テクマクマヤコン的な?」


    チカギ「私と同化する感じ。概念的に同一的なものだと認識するの」


    国見「一応神様だしそういう風に出来るんだね。ついでにもう片方のレーダーにもなってくれるといいんだけど」

    恋塚「チッ、強くなれるにしたって使えねーんじゃあなァ……折角くれてやるんだ、相応のオカエシは期待しとくぜ」


    チカギ「ありがとう!」


    ▶チカギは虹色の鏡を受け取ると、祈るような姿勢を取ります。そのうち、虹色の鏡はなくなっており見た目年齢が2歳程大人になってふわふわくるくると降り立ちます。髪の毛も緑からかなり黒に戻っており、全身に炎をふわふわと纏わせていますね


    国見 「意外と即時的!」

    恋塚 「んで、コレでどう変わったんだ?ネガイゴトでも叶えてくれんのか?」


    チカギ「ありがとう!これくらい力が戻るとまともに戦えそう。ただ、その願い事を叶えるとかになるともうちょっと足りないかな。虹色の鏡っていうのは基本的に二対のものだから」

    チカギ「ところで神様感出すならこれくらいじゃダメ?まだ威厳とか足りてない?」


    ▶そう言いつつ、小学生ほどの見た目のチカギは、中学生程の見た目や高校生ほどの見た目にくるくると切り替えていきます


    恋塚「へっへっへ、忘れんなよ~?もう一枚鏡を持ってきたらアタシのネガイゴト、内臓引きずり出してでも叶えて貰うからよ~」

    平「リック、どうだ。やはり同じぐらいの年頃の方がいいか?」

    国見「姿形が変わるくらいだとだいぶ見慣れてるよね……」


    チカギ「やろうと思えば姿も自由自在だよ。楽なのは今の感じだけど。――というより、なんか片割れ?の反応が弱いんだよね。ちょっと時間かかるかも」

    チカギ「単純に遠いのかも」


    衣笠「うーん、こうなると人脈の弱さを感じるなあ。セカイを消しまくって練習しておかないとダメっぽいやつかも」

    国見「そもそもどこにあるかも分からないんだし、仕方ないんだろうね……もう半分あるって知っちゃったせいでかえって大変かも……」


    チカギ「ちゃんとわかったら教えるよ。ちゃんと紐を繋げて手繰り寄せないと……」

    さいごに

    ということでルナティアーズではなくスノーベリルが見つかったS16でした。
    宝石が大事になる、という話は実は1年目からやってたりします。
    宝石には魔力が宿っています。何も、宝石魔術に影響されたわけではありません。
    言い換えてもいいです。宝石、花には魔力があります。
    どちらも、人間が生きるのに必要がありません。食べれませんし、生活を豊かにはしません。
    縄文時代には既に死人に対して花を手向ける文化がありました。
    大和時代には既に勾玉を作る文化があり、勾玉は三種神器に選ばれました。
    何故か……という答えが人を惹きつける何かがあった、それは魔力だったと私は考えています。
    ただ、周りの思っている魔力と私の思っている魔力とは概念が違うかもしれません。ただ、魔力と言う言葉を使っている以上、概念としては同じものとして扱います。

    言霊とはそういうものだったりします。
    オタクもそうですし、凄いもそうですし、みんなだって人によって意味合いと範囲が変わります。
    でも、無意識的に自分の知っている概念にエンコードをかけてしまいます。
    その細かい差に、妖怪や神様が潜めるだけのスキマがあったりします。
    この差が埋ることはありません。
    現状の反ワクチンの方々の根底には科学は凄いからこれくらいは出来るはずという、逆説的に持っている強烈な科学信仰があったりするものと同じです。
    妖怪がいないと思っている方々の根底には科学は凄いから科学で説明できるはずという、逆説的に持っている科学信仰を信仰しているだけだったりします。
    本当に科学で全て説明できるなら、今も文系の人間は仕事がありません。
    天然痘のワクチンを打つと牛になる、といった言論が昔ありました。
    DNAの知名度がないから起きていた偏見ですが、マリーアンマンという存在がいる以上一律にはバカにはできません。
    文系の分野は無知の偏見と学問が一番近いので苦労するのは当時の言説を記録する人だからです。
    私が仕事できている以上、科学信仰は全てを解明はしてくれません。
    解明してくれると楽なんですが……。
    それでは、
    ここまで読んでくださりありがとうございました!
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