赤ん坊を殺す恐ろしい百日咳、予防が極めて大事です!
e6d9d08727b7dd0878cf42f82bac9d44a45f6de1.png
皆様こんにちは! 感染症マニアのグァバちゃんです☆

引き続き「百日咳」という感染症についてご紹介していきます。
前編では、現在感染拡大中の「百日咳」について、麻疹に並ぶほどの凶悪な感染力と、その恐ろしい症状について触れました。

何が怖いかって、大人は無症状だったり軽症で済んでも、子供、特に赤ん坊がかかった場合、重傷化して死亡することも少なくないところ。
感染力が強く、家庭内感染を起こしやすいため、大人は無事でも子供が……というのは、想像したくもありません。

そんな百日咳について、後編の今回は感染対策を主体として触れていきましょう。

◆◇◆国内の百日咳の状況◆◇◆



かつては乳幼児の感染症として猛威を振るっていた百日咳ですが、日本では1981年に現行の百日咳・ジフテリア・破傷風の三種混合ワクチンが導入されて以降、患者数は激減していきました。

ところが……百日咳ワクチンは確かに有効性の高いワクチンなのですが、予防効果が4〜12年で減弱してしまうという弱点があり、

今度はワクチンの予防効果が切れた青年〜成人の感染が目立つようになったのです。

以下会員限定