

【小説の史実ネタ】ソビエトから見た日本史:亜留間次郎
極東水産という観点でソビエトから見た日本は……

どうも、薬理凶室のケダモノ、亜留間次郎です。
ワシのなろう小説の史実ネタの話、とうとう四回目です。
今回は普段より多めになっておりますが、そろそろ終わりが見えてきているので、お付き合い頂ければ幸いです。
●ソビエトが無くなったので資本主義の国で政治指導員メイドになりました
日本の隣の国なのに、ほとんど知られていないソビエトですが、その中でも極東のソビエトは日本と近いのに遠い世界です。
ソビエトといえば、どうしてもヨーロッパ側に目が向きがちで、極東を題材にした作品は珍しいですが、黒澤彰監督が1975年に「デルス・ウザーラ」という探検物をソビエトで撮影しているので、メジャー作品があると言えばあります。
ワシのなろう小説はそんな珍しいソビエトの極東水産を舞台に書いています。
異世界転移物なんですけど、共産主義世界から資本主義世界へ異世界転移してきた物語です。
主人公の少女は世襲共産党員の子供で思想が真っ赤です。
自分達のソビエトこそ人類の理想国家だと無邪気に信じています。
そんなソビエトを失ったところから物語が始まります。
ソビエトの極東水産は日本と領海や漁業権が衝突する関係から日本とも関わりが深いのですが、日本では漁業関係者しか知らず、一般には知られていません。
蟹工船を始めたのは日本ですが、すぐにソビエトに技術移転されソビエトでも始まりました。
日本が蟹工船を辞めた後もソビエトは世界最大の蟹工船運用国でソビエト崩壊後も操業を続けていました。
今日はソビエトから見た日本の漁業史という珍しい話をしようと思います。
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