もしもの時のために、プロデューサーよ、そなえよつねに。【P雑記】
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もしもの時のために、プロデューサーよ、そなえよつねに。【P雑記】

2016-04-16 04:41
    LVでもほぼ全通出来るなんて…良い時代になったものです。(挨拶)

    ども、かぐらPです。ご無沙汰しております。

    さて、一昨日から、九州・熊本方面で強い地震が発生しており、該当地域の皆様に、心からお見舞い申し上げます。
    今回は、折角なので「もしもイベント参加中に地震が来たら…」という話をしてみたいと思います。


    まず最初に、都内の主要なイベント会場は、国が定める耐震基準をクリアしている事が当たり前となっています。
    その為、倒壊する危険性は極めて低いと言われているのが通常です。
    なので、揺れが収まるまでは館内(客席内)に居る方が安全といえます。
    ミリオン3rdの千秋楽が行われる幕張メッセも、全館がこの基準をクリアしています。
    耐震基準についてのソース→http://www.jusan-kassei.or.jp/files/event/event_0276.pdf

    また、照明機材や音響スピーカー等は、落下防止の為の対策を講じて設営するのが原則なので、揺れによって機材が落下することは非常にまれです。
    (具体的には、取付用金具の他に、専用の落下防止ワイヤーをかける事が義務付けられている)

    万が一イベント中に地震が起こったら、慌てずに「自分の身を守る」態勢を取る事が第一です。
    絶対に慌てて外へ駈け出したりしないで下さい。
    落ちてきた外壁破片やガラス片で怪我をしたり、揺れに足を取られて大きな怪我をする可能性があります。
    まずは頭を守り、態勢を低くし、揺れが収まるまで動かないようにして下さい。
    地震発生時の大原則は「避難は揺れが収まってから」です。

    揺れが収まり次第、会場・主催者側の自主消防班や運営のスタッフが避難誘導を開始します。
    スタッフの指示に従い、落ち着いて避難をして下さい。
    会場や主催者・制作担当者・運営スタッフは、事前に避難誘導方法や緊急事態発生時の対応についての連絡・指示系統を整えています。
    観客である同僚諸氏に於かれましては、勝手な判断で行動せず、各スタッフの指示を順守し、冷静な行動を心がけて下さい。


    避難が必要な場合、自宅への帰宅が困難になってしまう場合もあります。
    その場合の連絡方法を準備することや、モバイルバッテリーを2個位と1〜2日分の非常食などをかばんの中に忍ばせておくと良いでしょう。
    また、ボダン電池式ペンライトやUOは、万が一の場合の簡易照明としても使えます。
    もし手持ちに余裕があるならば使うことも考えておくと良いでしょう。

    更に、ライブの際に飲む水分を買っている諸氏も多いと思います。
    500mlを1〜2本更に多目に持っておくのもありかと思います。(これは水が一番いいかと)
    最近は、「非常時飲料提供ベンダー」という、緊急事態発生時に無料で飲料を提供する自販機もありますが、正直そんなに多く在るわけではありませんので、多目に持っておいて損は無いでしょう。


    表題に書いた「そなえよつねに」は、ボーイスカウトのスローガンとして使われている言葉です。
    私自身ボーイスカウトをやっていた経験もありますし、1995年の阪神・淡路大震災で被災した経験があります。(当時兵庫県宝塚市に在住でした)
    幸い、命や人体に関わる被害は受けなかったものの、水や食料、ライフラインの寸断で大変な思いをした記憶が今も強く残っています。
    ライブを楽しみにすることももちろん大事にして欲しいですが、万が一に備えて、少しだけでも心づもりをしておくだけで、その「万が一」がやってきた時に慌てなくて済みます。

    私自身、自分の演劇ユニットや制作プロデューサーとして関わっている公演では、いかなる規模であっても必ず防災計画や避難計画を必ず準備します。(過去にあの夢の国の隣の会場もやったことがあります)
    それは単に公演を打つためということだけでなく、「ご来場頂く皆様の安全を守るための責任」だと思っているからです。
    そうそう大きく変わることが無い計画書ではありますが、まだ一度も実際の運用はしていません。
    それが当たり前では在るのですが、万が一の時に運用が出来ないことこそが恐れるべきことなので、毎回必ず作成し、準備を行います。
    当たり前に使わないけれども、備えておき、万が一の場合にしっかりと活用出来ること。
    それこそが、「そなえよつねに」なのだと、私は考えています。

    今、実際に地震が頻発している状況で、日常的にこういうことを考えておくことも、
    「楽しむため」には大切なのではないかと、私は思います。
    是非この機会に、これを読んで下さっている同僚の皆様も考えて頂けると嬉しいです。

    今地震の恐怖に晒されている同僚の皆様。
    心中穏やかならない状態とは思いますが、どうか落ち着いて行動をして下さい。
    余震が来ても慌てずに行動するだけで守れるものがあります。

    大したことは書けませんが、万が一に対して、そなえよつねに。
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