LV視点だから正確さには欠けるけど。【イベントレポ】
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LV視点だから正確さには欠けるけど。【イベントレポ】

2015-04-11 04:55
  • 5
書きまくってみる事が重要なのかは分かんないー。でも書いてみよう。(挨拶)

またまた登場かぐらPです。

さて、音響屋の端くれ目線でこの事をちょっとまじめに書いてみようと思います。
ただ、LVの映像しか情報が無いので、正確さに欠ける事はご了承下さい。

ミリオン2ndの「Sentimental Venus」でのトラブルの事。
レポート記事でも書きましたが、曲の途中(おそらく1番Bメロ辺り?)で一度オケのみが一瞬切れると言うトラブルが有りました。

この段階をふまえると、今回のトラブルの8割は「オケ出しの機材(おそらくMac)」のトラブルであると断言出来るかと思われます。

Twitter等では、「電源系のトラブルか?」等というツイートが散見されますが、電源系が飛んでしまうと、音響だけで言えばマイクの音自体が切れるはずですし、LV回線へ送っている映像
・音声系全てがストップしてしまうはずです。(供給元が切れるので)
照明については、トロッコ演出中なので、主にはピンスポット(通常は会場の電源回路を使う)が使われていたので、ステージエリア・トラス(天井から吊るしてある照明・音響・美術機材を吊るす為の鉄骨)の機材の動きがどうなっていたのかが、LVでははっきり分かりませんでした。ただ、トロッコ演出でも照明は動かすはずですし、明らかに暗くなった印象はLV上は有りませんでした。

近年のライブで使用されるオケ出しの機材は、主に民生品と同じMacが使用される事が多いです。(というか九分九厘Mac Pro)
1回目のトラブルの後、大サビ入った直後?に発生した完全なオケストップは、十中八九このオケ出しMac(使用ソフトはProtoolsかと)が熱によってストップしたと言うのが答えであると言い切っても差し支えは無いでしょう。

ここまで言える理由は
・復旧→再開までの時間が5分を切っている(電源供給系トラブルであれば、音響だけでなく、照明系・映像系・装置系・特殊効果系の全てのセクションのチェックが必要の為)
・電源遮断の場合、メイン卓(FOH)・モニター卓だけでなく、パワーアンプ・ワイヤレスマイク・各種回線系全てが止まり、公演時間中の復旧は困難。(設定が飛んでいたら全て設定し直す必要がある)
と言う2点からです。
ようは、「音を出すためのPCが止まっただけ」で有れば、バックアップ用機材に切り替えれば良いだけです。(大抵バックアップでMacBookPro等がある)
そうすれば、わざわざ全てをチェックする事無く、ほんの少しの接続確認(Mac→FOH)だけで済みますし、本来のメイン機の再起動をすれば、後はそちらの回線を戻してやれば良いだけとなります。(そうなると、SV以降の音響バランス変化も納得が出来ます)
また、現地ではどうか分かりませんが、LVの音声回線にマイク音声が、キャスト・オーディエンス(簡単に言えばお前ら用マイク)共に生きていた事から、少なくとも電源供給が止まった事によって音響回線全てが切れたと言う事はまずあり得ません。

ここら辺は、現地Pのレポが知りたい所なのですが、
○現地の音はどうなっていた?(キャストの声がマイク通して聞こえていたか?)
○ピン以外の照明と映像はどうなっていた?(音が止まると同時に消えたりした?)

この2点ははっきり知りたい所です。

と、長々と書いてきましたが、何よりも迅速な対応をして下さったスタッフチームには大きな感謝をしたいと思いますし、一番大変だったであろうPAチームには、お疲れ様でしたと声を大にして言いたいです。

今回の様な大規模ライブの場合、各セクションは通常2重3重4重の安全管理・進行管理がなされています。
機材のデジタル化によって、様々な弊害もありますし、最終的に人間がオペレートする以上、事故やトラブルを完全に防ぐ事は出来ません。
しかし、事故が起きない様にしていないと言う事は絶対にあり得ませんし、トラブルが起こったからと言って、簡単に中止になることはまずあり得ません。(但し、再開によって人的被害が発生する場合は除く)
実際、ライブパンフやBD/DVDのスタッフロールを見て頂ければ、本当に多くの人が関わっている事は皆様もご理解頂けるかと思います。
PAで言えば、マイクを管理する人、イヤーモニターの音量等を調整する人、実際にオケを出す人、FOH卓を操作し、最適な音環境でライブを楽しめる様にする人、そして、それらをサポートするアシスタント…
PAセクションだけでもこれだけの人間が関わっています。
それが、照明・映像・特効・舞台装置・電源と、セクションが増えれば増える程関わる人は増えて行きます。
そして、その全セクションの上に、舞台監督と言うセクションが有ります。
これは、各セクションと連携し、キュー(きっかけ)出しや舞台進行の管理、舞台上の安全管理に至るまで、様々な所でライブを支えています。
デレアニ3話で、ng3人組が飛び出した装置(ポップアップと言います)のカウントをしていたのが、舞台監督です。(大規模ライブでは、主任の舞台監督の下に何名かの舞台監督が付く形になります)

そうやって、多くの人に支えられて出来ているのが、少しでもご理解頂けたら幸いです。
なんかまとまりの無い文章となってしまいましたが、色々思って頂けたらなと思います。

と言う事で寝よう。
次こそはシンデレラ楽曲を特集します!…予定です。
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楽しく読ませていただきました。ありがとうございます!
67ヶ月前
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その道のかたが解説していただくとたいへんありがたいです。私もLV参加だったため、初めはLV用の回線不良かと思っていましたがMACの熱望があらしいですか。イベント行くと舞台袖でマックブックを使っていらっしゃるオペレーターさんをよく見ますので、書かれた説明に納得しました。また新たに何かわかりましたらお教えください。
67ヶ月前
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>>2
ありがとうございます。
あくまで私は舞台演劇(しかも小劇場規模)専門の音響家なので、今回のような大規模ライブとはいろいろと違いがある為鵜呑みにはしないでもらえればと思います。
それに、書いた通りの復旧速度や発生状況からの被害想定なので、もしかしたらもっと大変な事になっていたかもしれません。
でも、いづれにせよ、スタッフの皆様の迅速な対応に感謝したいと言う感じですかね。
67ヶ月前
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職業Pの方のご意見は大変興味深く拝見いたしました。
現地参加でしたので、お答えできるとこだけ※既に記憶があやふやだったりします

マイクに関してだけですが、演者さんのマイクは生きていましたね。
○大サビの音とまる
→演者さん歌いだす
→なんかトラぶった!俺らが盛り下がってるなんて思われたくねぇ!
→ふっふーなんてやってるばあいじゃねぇ!
→大合唱
以上、主観ですが明らかにマイクは生きてました。
映像に関してはごめんなさい、覚えてないです・・(;´∀`)
66ヶ月前
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>>4
コメントありがとうございます!
うーん、やはりそうだったのですね。
となるとおそらくPCと言うよりオケ出しソフトのトラブルっぽい感じですね。
現地情報ありがとうございます!
…しかし、現地Pの皆様のトラブル回復能力の高さには頭が下がります…!
俺も…10thは…!(まずはチケット戦争に勝たねば)
66ヶ月前
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