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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.10
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小池壮彦 怪奇探偵ブロマガ vol.10

2013-01-31 08:00
    ●ナマ怪談の巻&●怪談の闇を見るの巻

    [有名事故の知られざる話]

     昭和50年ぐらいだったか、東京の下町のある場所に無人の屋敷があって、長いこと幽霊屋敷と言われていた。そこはもともと三河島事故で亡くなった人の家だった。持ち主がいなくなったまま放置されていたのを、金町あたりの古い人なら知っていると思う。

     三河島事故が起きたのは、昭和37年のことだが、その記憶は10数年たってもまだ十分に生きていた。線路上を歩く集団亡霊の目撃談は、昭和50年頃の最も有名な怪談のひとつだった。昭和38年の鶴見事故も悲惨だったが、幽霊の話が突出したのがなぜ三河島事故だったかというと、現場が小塚原刑場や下山事件の現場の近くだったことがある。また、死亡者の1人の身元が結局わからなかったりして、何かと話のタネが尽きなかったのだ。

     それでひとつ思い出したことがある。たぶんこの話の真相を知っている人は、今後も黙ったままだろう。一般の人はまったく知らないことなので、ひょっとしたら永久に知られないままかもしれない。だから、ここで話してみようと思う。
     
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    SOHIKO BLOMAGA
    更新頻度: 不定期
    最終更新日:2024-04-07 16:09
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