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病院(七回戦)
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病院(七回戦)

2013-05-07 19:40
    いつもは月曜日に通院しているところを、今回は月曜日が祝日だったから、という理由で火曜日に通うことになった。病人は休日は病気に苦しんでいればいいんだよ、という病院側の悪意、いや怠け心が透けて見えるようである。それとも病院だって会社の一種なんだから祝日は休むのが当然なのです、としたり顔で言うつもりか。そうだとしたら殴ってやりたい。でもそんなことしたら診察を拒否される可能性があるのでやらない。

     ストロングな酒を飲みすぎたせいで寝過ごしてしまった。これからは酒を控えなければならない。と医師にも言われているのだが、何故かやめることができない。アルコールとは不思議な物質である。麻薬の一種なのかもしれない。
     そんなわけでアルコールのせいでぐだっていたところ、家を出る時間が診察開始時刻を過ぎていた。きっと病院には既に診察待ちの人々が大挙して押し寄せているぞ、待ち時間は想像を絶するものになるだろう。というわけで今回持っていった本は、西山繭子「色鉛筆専門店」村上春樹「国境の南、太陽の西」御堂彰彦「付喪堂骨董店5」黒崎緑「しゃべくり探偵」だった。これらの本を読み終えてしまえるほど待たされるかもしれない、という悲痛な覚悟が私にはあった。
     そして病院へ到着したのは3時45分だった。途中、コンビニでオロナミンCとジャンボフランクを買って食べたせいもある。強風の中食べたジャンボフランクはやたらと硬かった。きっと廃棄寸前までケースの中に残っていたものを手渡されたに違いない。
     受付を済ませ、さて、と「色鉛筆専門店」を開く。しかし、さっきの酒がまだ残っているようで、眠い。オロナミンCに含まれているカフェインは一体何をやっているんだ、と叱咤激励したいが、叱咤激励したところでカフェインは頑張ってくれない。
     それでも本を77ページほど読んだところで名前が呼ばれた。時間を確認してみると4時40分だった。待ち時間はいつもとあまり変わらなかった。
    「ニュースとか見てますか」と医師に問われた。「国民栄誉賞取った人とかわかりますか」とのことだったので、松井と長嶋であると答えた。「それであの投手が○○でね、でも私巨人大っ嫌いだからね」などといった無駄話である。「お酒はやめられませんか」残念なことに私は酒気帯びで病院へ来ていた。「まあ、やめられればいいんですけどねえ」医師も半分諦めている様子である。
     診察が終わった。待ち時間よりはるかに短い診察だった。いつものことである。そして処方箋が渡され、私は病院を出た。その足で薬局へ行って七種の薬を貰い、取って返してゲームセンターへ向かった。クイズマジックアカデミーをやるためである。キングガーゴイル組で2位を取ることができた。でも昨日まで所属していたミノタウロス組に復帰することはできなかった。
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