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病院(八回戦)
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病院(八回戦)

2013-05-20 19:40
    病院へ向かうことは戦いへ向かうことと同義である。医師の言うことを聞くことは大事ではあるが、必ず聞かなければならない、ということはない。むしろ聞かないほうがいいアドバイスだってある。それを判別するためには医療関連の本をたくさん読めばいいのだろうが、あいにく私は小説以外の本はほとんど読まない、というか読もうとすると眠くなってくる性質を持っているのでそれはできない。難儀である。
     今日は病院に午後4時に到着した。診察開始時刻は3時なのに、寝過ごしてしまったのである。原因はアルコール度数の高いチューハイである。私は悪くない。酒が悪いのである。持っていった本は丸山英人「疑心恋心」月乃御伽「100人の嫁」黒史郎「未完少女ラヴクラフト」御堂彰彦「付喪堂骨董店5」吾妻ひでお「ぶらぶらひでお日記」そして途中の本屋でフラゲした西尾維新「暦物語」である。いつもながら持って行きすぎだと思う。
     アルコールのせいでまだフラフラする頭で受付を済ませ、「暦物語」の12分の1を読み終えたあたりで名前を呼ばれた。今回の待ち時間は56分だった。やはり何時に行こうが待たされる時間はほぼ同じのようである。およそ1時間。短いほうだろうか、長いほうだろうか。でも今までに通った病院ではほとんどこんなもんなので、多分平均的なんだろう。関東では。
     診察室に通され、今度親がやってきて一緒に診察を受けることを医師に伝えた。「それで、アルコールはまだ飲んでますか」飲んでいる、と私は答えた。「正直ですね。まあいいんですけど、やめたほうがいいですね」それでもやめられないのがアルコール依存というものである。「じゃあシアナマイドを処方しましょうか、5ccだけならまあ気持ち悪くなるくらいですから」アルコールは私の生活パターンに必要不可欠なものである。「でもねえ、この件に関してだけは厳し目に言っておかなきゃやめないでしょう?」合っている。だから困っているのである。酒をやめれば生活資金に余裕ができるし、読書や仕事に割ける時間も増える。でもアルコールをやめることは辛い。朝起きるとアルコールが欲しくなる。「じゃあ今度、お母様といっしょに来た時に処方しますね」結局抗酒剤(シアナマイド)の処方からは逃げられないようである。
     診察が終わり、処方箋を処方してもらい、外に出た私はまずゲームセンターに向かった。クイズマジックアカデミーの全国大会に参加しなければならなかったからである。医師にはゲーム中毒であることは報告していないし、きっと酒よりは無害だからゲームはやめろとは言われないだろう。以前通っていた病院では酒を飲むくらいならゲームをやれ、と推奨されていたくらいだし。
     それから本屋で明音「ぷちます!5」を買った。ジュピター出現行こうアイマスには金を使うまいと心に誓っている私だが、これだけは課金してしまう。こういう意志薄弱なところがアルコールへと走らせているのである。
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