ユーザーブロマガは2021年10月7日(予定)をもちましてサービスを終了します

病院(十四回戦)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

病院(十四回戦)

2013-08-05 19:44
    「箱庭療法」というやつはみなさんご存知だろう。有名だし、「かってに改蔵」のラストにも使われたし、知らない人はいないだろう。砂が敷かれた箱の中に自分だけの世界を作っていくという例のアレだ。時折世間を使って箱庭療法を、つまり「俺王国」みたいなものを作ろうとしている健常者がいるが、そういう人間は直ちに心療内科にぶち込んだほうがいい。
     私も精神系列の障害者であるからして、箱庭療法に使われる箱、というものを見たことはある。一時期セラピストのもとに通っていて、その診療室に何も置かれていない、砂と枠組みだけの箱庭があったのだ。私はそれを使ったことがない。つまり箱庭療法を実践したことがない、ということだ。そのセラピストはどうせもいい話を2~30分話しただけで5000円も取るというあくどい商売をやっていた。人の話を聞くくらいもっと安価でもできるだろう、と今でも思っているし、そのあくどいセラピストは今でも海老名で商売を続けている。抗議の電話を今からでもかけたいくらいだ。でもそんなことをすれば「警察呼びますよ」とテンプレートなことを言い返されるに決まっている。以前やったときはそう返された。だから何も言えない。世の中には悪人がはびこっている。歯がゆくて仕方がない。

     まあそんな気持ちを、病院帰りのブックオフで「大市民日記」を読みながら感じた。この漫画の作者は自分に賛同しない奴のことはきっと馬鹿だ愚かだ独身の童貞野郎だふーん意見なんか聞いてやるもんかぷいっ、みたいな態度をとるに違いない。まるでネトウヨのようだ。
     今回の病院では2時間待たされた。おかげで危うく蝉川タカマル「青春ラリアット!!2」を読み終えてしまうところだった。
     ところで医師はこんなことを言った。
    「あ、クイズゲームね、それならいいですよ、まあゲームは推奨しないんですけど、人を殺したりするから」
     ところで私は能動的に人を殺すことを目的とするゲームを知らないんだが、どなたかご存知ですか。ゲームオーバーになるとプレイヤーである自分が死ぬとかじゃない感じのやつで。
     とにかく今回は待たされたことが印象に残っている。大事をとって診察開始の1時間前から病院で受付を済ませていたのに、これじゃあ診察開始時刻に病院に入ったほうが待たずに済んだのじゃあるまいか。
    「クイズゲームやるんだったら、ほら視聴者参加型のクイズ番組とかあるでしょう、あれに出てみるとかやってみませんか」
     医師の言である。医師の頭の中の社会は80年代で停止しているのだろうか。毎日仕事と新聞の社会面だけで暮らしているとこんな常識知らずの言動をするようになってしまうのだろうか。ちゃんとインターネットを有効活用しよう。自分の意にそぐわない意見でも一応耳に入れるくらいのことはやっていこう。病院から帰りながらそんなことを思った。
    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。