• 劇場版ラブライブサンシャイン The School Idol Movie Over the Rainbowの感想

    2019-01-05 18:27
    イベントの感想をまとめなくなって久しいですね

    そんなわけでご無沙汰しております
    ついに待ちに待った劇場版の公開となりました
    早速初日に見てきたので感想をまとめたいと思います
    当然ですが以下ネタバレ満載なのでご注意ください

















    それでは、あらすじをさっくりと触れてから感想を

    最終回のWONDERFUL STORIESのライブ後、そのままいきなり新曲の挿入歌をはさみ3年生は卒業旅行へ旅立ちます
    3年生からは「新しい学校でもAqoursを続けてほしい」という思いを伝えられ気持ちを新たに練習場所を探す1,2年生
    新しい校舎へと行ってみることを曜が提案し校舎へ向かってみるとそこにはオンボロの建物が
    よいつむ3人に話を聞くと統合先の高校の保護者など一部が浦の星と統合することに対して反対をしておりひとまず分校の形を取ろうとしていることを知ります
    そんな話の後、統合先の高校に通う曜のいとこ「月」と顔を合わせ、浦の星の生徒が加わることで、これまで力を入れていた部活動がだらけることを憂慮していることが反対の原因であることを知ります
    それに対して実績のあるスクールアイドル部がパフォーマンスを見せることで認めて貰おうと統合先の高校でライブを行うも6人である不安や焦りから失敗
    なんとか取り返そうと練習場所を海岸に移し、練習を始めるもメンバーが減った事によるパフォーマンスの低下をSaintSnowに見抜かれます
    そんなところへ鞠莉の母が登場し卒業旅行へ行った3年生が行方不明であることを告げAqoursのメンバーはイタリアへ

    イタリアで鞠莉たちと一度は合流するも鞠莉の母がイタリアへメンバーを向かわせたのが鞠莉達3年生を捕まえるためだったとわかり、3年生は再び別行動で逃走
    全員が合流し、状況を聞くと鞠莉の母が鞠莉から自由を奪うために縁談を組み結婚させようとしていることが分かります
    追ってきた鞠莉母に対して自分のやってきたスクールアイドルが下らなくないことを分かってもらうためにライブを行うことに
    一年生が率先して選んだスペイン広場を舞台にライブを行い一旦鞠莉母を納得させることに成功します

    海外のライブを終えて日本へ戻ったメンバーは統合先の高校でのライブの失敗を取り返すために別のライブを企画
    各方面からの協力を得つつ準備を進めて行きます
    そんな中、三年生に聖良から「理亞を浦の星へ編入させ、Aqoursに入れてほしい」という連絡が届きます
    それに対して「きっと理亞はそれを望まない」と考えるルビィ
    本当に大事なこと、卒業した姉の想いは消えずに残り続ける事を教えるため、また心残りであるラブライブ決勝に進めなかったということを振り切るためAqours、SaintSnow二チームだけのラブライブ決勝延長戦を企画します
    二組だけのラブライブは成功し、SaintSnow、Aqoursはそれぞれ新しい一歩を踏み出します

    そして迎えたAqours6人でのライブ
    在学生のライブを最後まで見ることなく3年生は会場を去ります
    三年生の立ち去った場所を眺め少し寂しそうな表情を見せる千歌とルビィ
    ライブからそのままエンディングへと移り、クレジットの後に少しだけこれからの新しいスクールアイドルが生まれてくる事を感じさせる会話を挟んで終了となります



    では、感想へ

    まず、いきなり挿入歌ぶっこんでくるなんて思わんでしょ?!
    そして山程盛り込まれる聖地沼津の場所と人
    内浦、市街地の様々な場所が登場していました
    しかもバッチリそこに住んでいる方々まで参戦
    沼津に行ったことのある人からすれば「あそこや~!」とか「あの人めっちゃ似てる!」となるシーンばかりです
    本当に冒頭のライブ映像だけ切り取って流したら沼津市の広報映像になると思う
    ぜひ、興味を持たれた方は沼津を訪れてください
    マジでそのまんまの場所や人があそこにあります

    楽曲に関しては想像していたものとは色んな意味で違って驚かされました
    上記のようにいきなりぶっこまれる挿入歌
    そして3年生曲が来たので次はどの学年かと思えば学年曲は3年のみ
    そんな中登場するSaintSnow新曲(ぶっちゃけこの曲が一番好みだった)
    再びライブ中に衣装が変わる曲
    そして在学生だけで歌うかと思いきやカットインしてくる三年生曲
    これまでにない、新しい挑戦の詰まった曲と演出でどの曲も驚きの連続でした

    ○それぞれの曲の感想
    「僕らの走ってきた道は・・・」
    上記の通り沼津を知る人ほどより一層楽しめる曲でした
    内浦から始まり観光案内所やみとしー、松月、辻宗商店、淡島、リコー通り、ドールハウスKIMURA、つじ写真館、リバーサイドホテル、グランマ、仲見世商店街などなど・・・
    アニメを見ているだけでも馴染み深い、観光に行ったら一度は噂に聞くアニメに登場しては居ないけど聖地巡礼者がたくさん訪れる場所が沢山登場しています
    まさか松浦酒店さんまで登場するとは思っておらず、所見のときは思わず声が出そうになりましたあのシーンへの力の入れ具合は相当なもののようでパンフレットの監督インタビューでも触れられています
    ぜひパンフを読んでいただきたい・・・
    タイトルの通りこれまで歩んできた道を歌いながら自分たちの生きる場所を進んでいくという演出はラブライブサンシャインが「沼津に住む」Aqoursの物語であることを改めて教えてくれたような気がします
    東京ドームへ行ったり、海外へ行ったりするけど、結局最後に帰ってくる場所はこの沼津であると、そう言われているような気がしました

    あと、2期のラストで閉じたカーテンが開く描写からスタートするのが好きすぎて開始早々そのシーンで泣きました
    涙腺ヨワヨワです

    「逃走迷走メビウスループ」
    なんで3年生はいつも逃げとるん・・・?
    学年曲が増えました、ヤッタゼ!
    歌詞の言い回しが独特でとても癖になります
    「登れ、降りて登れ」みたいな感じのところがすっごい好き
    3年生が仲いい雰囲気がこれでもかと伝わってきます
    途中登場するドレスを見るとライブでまたくるくるしてもらえる期待がうなぎのぼりです
    ほんと、三年生はみんなスタイルいいからドレス似合います
    背中がっばー開いてる衣装だけど、できればアレンジ少なめで・・・がっばー開けてください・・・


    「Hop? Step? Nonstop!」
    劇場版PVでも使われていた海外ライブの曲
    三年生を中心に楽しそうな雰囲気がとても伝わってきます
    ピコピコしたサウンドとちょっとおもしろい歌い方の部分が癖になるのでぜひ早くフルで聞きたいです
    劇場版のテーマでもある「学年の成長」みたいなものが感じられるようにか、学年ごとのパートが多いですが、フルになるとそのへんがどう変わってくるかも楽しみです
    衣装らしい衣装がなく、私服で歌って踊っているのでライブではどうなるんだろうなーと言うのがちょっと気になります


    「Belleve again」
    二チームだけのラブライブ決勝でSaintSnowが歌った曲
    え、ヤダ何これ超かっこいい・・・と初見でしびれました
    このシーンの前後のやり取りが好きすぎて号泣して、その間にこの曲ですよ
    もう感情がてんやわんや
    「ラブライブ決勝でAqoursと戦えたらこの曲、この衣装にしようと決めていましたね」って
    曲を用意しているくらいAqoursとの直接対決を熱望していた事を考えると、どれくらいライバルとしてお互いに認めあっていたかを感じることができるかと思います
    その上で、戦えなかった悔しさや理亞に至っては誰よりも大切な存在である姉のそんな夢や優勝の夢を砕いてしまったとなれば、そりゃ泣き叫びたくもなりますよ・・・

    曲としてはSaintSnowらしさというか、力強さやクールでダークな魅力を最大火力でぶっこむとこんなふうになるんだなと
    重低音をガンガン響かせる劇場でこのシーンを見たくてたまりません
    SaintSnowがPV登場した時点でSaintSnowかSaintAqoursSnowの新曲が登場するという可能性を考えていましたが、まさかここまでガッツリな曲だとは思っておらず・・・
    いや、本当にこの曲大好きです
    SaintSnowの曲ほんと増えてほしいです・・・


    「Brightest Melody」
    二チームだけのラブライブ決勝戦でAqoursが歌った曲
    劇場版のポスターなどで登場した青を基調とした衣装の曲です
    夕暮れの沼津をバックに途中で1,2年生の衣装が白く変化し、夕焼けに照らされる演出がとてもきれいでした
    この、衣装が白く変わるシーンはなんとなく羽の色と合わせてあるのかなーと感じました
    直前のSaintSnowのライブ後に聖良の想いを聞いた理亞が気持ちを切り替えるシーンで羽の色がピンクへと変化し、その羽根が沼津へ降ってきてAqoursの輪の中で青へと変化します
    Aqoursにとっての青い羽は「これまでのAqours」を象徴する色であり、3年生が抜けたあとのAqoursは「新しいAqours」であると
    青い衣装から白い衣装へと変化する演出は「新しいAqours」としての一歩が踏み出されたということのように感じました
    3年生の衣装が変化せず青いままで、1,2年生だけが白くなったこともなんとなくそういうことなかーなんて思いました
    だからこそ、ライブの後千歌は「わかった気がする」とつぶやいたのかなと


    「キセキヒカル」
    エモエモのエモ

    イントロで天を仰いだよね
    あのさ・・・
    こういうタイミングでこういう過去曲をぶっこんでくるのホント卑怯だと思うんですよ
    しかも4thライブとかの後この曲ですよ
    ほんとずるいわ


    「Next SPARKLING!!」
    6人となったAqoursが歌う曲
    背中に翼をつけた白い衣装がまたとても可愛いです
    別れを歌いつつ、これからの希望と感謝に満ちた歌詞がラストシーンをより感動的に盛り上げます
    1番は1、2年生が歌い、ステージを後にした3年生が2番から歌い始める演出が胸に来ました
    (いや、結局歌うんかーいと思ってしまった部分もあった)
    あとはフルになったときどんな歌いわけになるのかがめちゃくちゃ気になります
    やっぱり学年ごとの歌にしてほしい・・・と思います
    今後のことはわかりませんが6人で歌う曲もぜひとも聞いてみたいなと思います

    これまで作品中で「輝く」という言葉を表すとすれば「Shine」や「sunshine」が使われていましたが、今回のタイトルは「SPARKLING」ということで、これまでの光より火花であったり弾けるような意味を持った単語が使われています
    新しいAqoursの輝きはこれまでとまた違うぞ、という事のなのかもしれません




    お話の感想に戻りましょう

    全体を通してμ'sの劇場版を思わせる演出やセリフ回しが多く感じられました
    劇場版が始まって最初のシーンが幼少期の2年生の会話から始まるという演出はまさにμ'sのときと同じ
    その他にも海外で高い建物の屋上へ上り、街を眺める1年生
    全員の気持ちが同じであることを確かめるシーン等・・・
    オマージュが散りばめられており前作を知っているとニヤリとすることができました
    しかし、それでいてμ'sとは異なる結論「3年生が居なくなってもグループを続けていく」という結果は明確にされていて、それを実行し確かな一歩を踏み出すまでの苦悩が描かれており、かつての流れを知っている人にはμ'sの姿をちらつかせつつ、異なる結末へ歩んでいくAqoursの姿を見せてくれたと思います
    楽曲についても3年生が逃げていたり、自分たちの住む街を進みながらライブしたり、「光」というタイトルの入った曲だったり・・・
    あえてそういう対を作ることで結末の違いを強調しているのかなと感じました


    そんな物語の中で卒業する三年生を送る側である在校生の成長がたくさん描かれていましたがとりわけ妹としてのルビィの成長は強く印象付けられていたと思います
    そこにもSaintSnowというライバルチームの中にいる理亞という存在との対比が作られており、仲間と一緒に歩く中で「姉が居なくなることで全てが消えるわけではない、姉の想いは自分の中に残り続ける」と気づいたルビィと一人で戦うことでなかなか気づくことのできなかった理亞が対になっていたような気がします
    最終的には「Aqours」という仲間がいた事で理亞も気づくことができ、これからの活動の成功を予感させる描写も最後にはありました

    個人的には未熟DREAMERと逆に姉から妹へ衣装を渡すまでの理亞の苦悩に満ちたシーンが好きすぎて号泣してました
    実質あそこで全体の半分くらい泣いてた
    そういう意味でも妹の成長がめちゃくちゃ感じられて、劇場版通してルビィの株がうなぎ上りすぎてやばいです
    妹達がたくましくなりすぎてほんと好き・・・
    なんか劇場版全体がルビィと理亞の物語に見えるくらいに妹sの変化が好き



    細かいところでは
    ・鞠莉がところどころただの鈴木愛奈さんで可愛かった
    ・果南の腕組みポーズが多くてにっこり
    ・私服の種類が多い!みんなの私服がかわいい!
    ・足滑らせるところの善子の声が最高にぴったりで笑ってしまう


    次になんとなく気になった部分
    個人的な見解なので「てめぇの好き嫌いなんて知らねぇ!」という方は飛ばしてください
    念の為、反転させれば見えるようになります
    (この手法なんか懐かしい・・・)

    まずは月の存在
    曜のいとことして登場し、劇場版全体でサポーター的な役割をしてくれた月ちゃんですがなんとなく「都合いいポジションの娘出しすぎやない?」と思わなくもありませんでした
    話をすれば「統合先の高校の生徒会長です」
    海外へ行くときは「実はそこに住んでました」
    ちょっと物語を進める上で必要になった要素全部入れました感が強く見えてしまい、モヤッとしました
    統合先の高校との間を取り持つ存在とすれば、もう少し影で動いてくれている描写や橋渡しとしての行動が見えても良かったのかなーと
    海外のやり取りに関しては鞠莉母がコーディネーター準備してくれていないことのほうがおかしくね・・・?と思ってしまいました
    鞠莉たちを捕まえるためなら内通者として準備するほうが自然ですしね・・・

    次に鞠莉母が納得するまでのスピード
    海外まで追っかけるくらい娘のあれこれに腹を立てていたのにライブ1回見たら即OK
    即落ち過ぎやしませんか!?
    海外でのライブは3年生から独立していくメンバーの姿を描くために必要だったと思えばまぁ・・・とならなくもないですが、劇場版お約束の海外へ行く理由としてはちょっとさっくり問題を解決し過ぎなのでは?となってしまいました


    ということで最後にまとめ
    全体を通して「Aqoursは沼津に在り」という事を強く感じる作品になっていました
    最後まで沼津にこだわったシーンばかりで沼津という舞台があるからこそより一層作品を楽しむことができるし、現実味を感じることができる様になっていたと思います
    小さな町で生まれたAqoursがその町の中で一歩一歩成長していく姿を見れたのが嬉しくて嬉しくて

    ラストの新しいスクールアイドルが誕生しそうな会話やクレジット中の理亞の描写を見て、メンバーが変化した後のAqoursの物語も見てみたいと強く思います
    ぶっちゃけ新しいメンバー入るくらいの展開があっても個人的には面白いだろうし、いっそそんな感じで3期をやってもらえればラブライブでより一層幅広い色んなことができるのではないかとも思います

    劇場版は新しい物語であり終わりではなかったなら、これからの活動に期待するのは当然のこと
    アニメ展開はもちろん、ライブもまだまだたくさんありますし、どんなふうにAqoursが活動していくのか、楽しみがまだまだ続くというのは本当に嬉しいですね!
    キャストのみなさんが言っていたとおり、見るたびにまだまだ発見がありそうなので楽しみです



    それでは、これからまだまだ何回も見ることになるかと思いますのでなんかあったらまた更新するかもしれません


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  • スクコレあれこれ(行動値の概念2)

    2017-11-23 20:20

    ※前回の記事「行動地の概念」を先にご覧になることをおすすめします


    前回に引き続き今回も脇道を全力疾走です

    前回はメンバーのスキルやピースを数値化しましたが、今回は楽曲についてです

    とはいっても、ほぼメンバーの時と変わりません
    ただ、楽曲の場合は「行動値」というよりは「コスト」という言い方をしたほうが正確かもしれませんね
    必要となるピース数の行動値がコストとなり、得られる効果による行動値がコストから差し引かれると考えて、その楽曲をライブするのに必要な値が得られる、といった感じです


    ひとまず通常の2点曲を数値化してみましょう
    基本的に必要となるピース数は4ピースなので前回のメンバー同様2ピースを行動値1として計算すると2という数値が得られます
    これにライブを行う際に必要となる1ターン分の行動値1を追加して合計は3となります
    この数値を楽曲の必要行動値(コスト)として考えることにします

    ではスキルがある楽曲の場合はどうなるでしょうか
    同じ2点曲のうち「Oh,Love&Peace!」を計算してみましょう

    必要ピースは5ピースなので2.5
    ライブに必要なターンで1
    合計は3.5

    ただし、成功時効果で2枚ドローができるのでスキルによる行動値は0.5アドバンテージが得られます
    したがって、その分を差し引いた3がこの楽曲のコストとなるといった調子です

    しかし、これはドロー効果が機能した場合の数値であって、ラスト1曲にライブをした場合はドローの効果が無意味になってしまいます
    この場合、数値は3.5となり通常の2点曲より割高になるのは数値化をせずとも何となく分かるかと

    コレと比較してみると面白いのが同じ2点曲でドロー効果を持つ「HEART to HEART!」
    必要ピース数が6ピースで必要行動値は3
    ライブターンを加えて4となります
    この楽曲はドロー効果が参加するメンバー数に応じて変化するので、何人参加すれば上記の通常2点楽曲と同等のコストとなるか考えてみましょう

    1ドローに付き行動値は0.25なので
    1名参加…4-0.25=3.75
    2名参加…4-0.5 =3.5
    3名参加…4-0.75=3.25
    4名参加…4-1=3

    という感じで4名参加することでようやく通常2点曲やラブピとトントンということになります

    数値だけ見ると

    え?じゃあユニットや学年デッキに入れるなら「HEART to HEART!」より「Oh,Love&Peace!」の方がいいの?

    という話になりますが、実際はHEART to HEART!が共通曲であるという勝手の良さもありますので一概に言い切ることは出来ません
    ただ、ベストな動きをする事ができるのであれば3名以下のメンバーによる構築のデッキにおいて、HEART to HEART!はOh,Love&Peace!より割高になってしまうかと思います


    他にも楽曲スキルによる登場が可能な「青空Jumping Heart(第4弾)」と「ジングルベルがとまらない」の数値を計算すると、スキルが最大限に発動できれば数値的には同じだったりしていて、ちゃんとスキルってバランスを調整されているんだな-というのを感じることができます


    最後に、ちょっぴりタイムリーなものを扱っておきます
    つい先日、みんな大好き「今日のカード」にて第8弾のカードが公開され始めました
    そんなわけでその楽曲について数値を計算してみましょう

    「未来の僕らは知ってるよ」S3P3C2
    ・ライブ成功時、このライブが1曲目なら3枚ドロー、それ以外なら2枚ドロー

    ライブ成功のタイミング次第で効果が変化します
    1曲目…4+1-0.75=4.25
    2曲目以降…4+1-0.5=4.5
    ラスト1曲…4+1=5

    通常3点曲のコストが4.5であるため、1曲目に引ければ通常よりお得、ラスト以外ならひとまず通常曲とトントンという結果になりました
    ロスと言っても1ピース分なので、そこまで大ダメージではないうえに、現状3点楽曲には通常曲より割安になるスキルを持った楽曲も少ないため、貴重な3点曲となりそうです



    楽曲スキルの数値化、いかがだったでしょうか
    前回お話したように、メンバーの行動値と今回の楽曲のコスト計算は同じやり方に基づいているため、この2つを使うとより正確にデッキの傾向を見ることが出来ます
    メンバー側で手札行動値が少ない場合は楽曲でドロースキルを補ったり、ドローは大量にできるデッキで楽曲スキルを用いて登場を行うなど…
    合わせて計算して、数値化の面白さを感じて頂ければ幸いです

    以上、前回に続いて少々脱線したお話でした


  • スクコレあれこれ(行動値の概念)

    2017-11-15 20:20
    今回はデッキ構築から少し離れて、雑談的なものをひとつ
    完全に脇道を全力疾走しておりますので、デッキの作り方やレシピをご所望の方は以前の記事を御覧ください。








    スクコレには多種多様なスキルがありますが、気になるのは「結局どのスキルが強いの?」という所
    そりゃ強いスキル沢山使えれば早く上がれるんじゃね?という発想に至るのは当然です

    しかしながらスキルはそのまま並べて背比べができるほど単純ではありません
    そんな時に一つの指標となるのが「行動値」という考え方

    なんか難しそうな言い方していますが簡単に言えば
    「そのカードが登場することで何ターン分の仕事をするのか」
    という考え方です
    今回はその行動値についてちょいと考えてみたいと思います


    スクコレでは1ターンに取れる行動の種類は以下の三種類
    ・登場
    ・ライブ
    ・勧誘
    つまりこの3つの行動が1ターンと等価であり、これらを行動値1として扱うようにします
    ただし、登場については「手札から2ピースのバニラが登場する」ことを1としておきます
    こうすると場に1ピースが登場する毎に行動値は+0.5と考えることが出来ます

    また、スキル等で更に追加登場する場合は基本として2ピースのバニラが登場するものとして考えます
    HRが連鎖していくことも考えられますが、あくまで「最初に登場した1枚による場の展開」という位置づけでの値を計算することが目的とするため、このような処理とします


    また、勧誘については最大となる4枚のドローを行動値1としておきます
    すると、手札4枚=行動値1となり、これによって手札が1枚減る毎に行動値が-0.25と考えることができるようになります

    この計算を基本として各種スキルを数値化していくというわけです

    さて、このへんで大概の方は気付く
    「あれ、この考え方ガバガバでは」

    YES!その通り!
    所詮素人の浅知恵です

    上記の考え方ではドロー、登場、ライブ以外の変化については数値化出来ません
    例えばセットリストを参照するスキルや周囲の行動に影響されるものなど…
    そういったものはあくまで「ターン数に影響はなく、自身の意思で展開に影響しないもの」として割り切っておきます
    あくまで「ひとつの指標」として参考にして頂ければ幸いです


    ということで、ここから色々なスキルを数値化してみるのですが…
    各スキルの行動値の計算は「スキルが最大限に活用された場合」を参照することとします
    結局、今回知りたいのはそこですしね


    で、まずRUSHのスキルは一体どのような行動値を計算してみます
    RUSHは基本的に1ピースを持つため、行動値は+0.5
    スキルとして追加で手札から1枚メンバーを登場させることができるのでバニラを登場させたとすると手札が-1枚で行動値が-0.25
    場に2ピースが登場するので+1
    合計すると行動地は+1.25という事になります
    つまり、RUSHが1枚場に出ることで通常の1.25倍の行動を取ることできた、ということになります

    同じようにLIVEを計算してみます
    ピースは1ピースなので+0.5
    そのままライブに移るためライブ一回分の+1
    合計で行動地は+1.5

    こう見るとRUSHよりLIVEの方が優秀に見えますが、LIVEは場に十分なピースが揃っていることが必要であること、ゲーム中に使用できる回数が限られる(基本的にライブがそもそも3~4回の場合が多い)ことといった制約があることに注意が必要です

    この具合で色々と数値化してみましょう


    次はHRの例を
    第4弾の果南の行動値を計算してみましょう

    まず自身が持つピースがピュア2ピースなので+1
    スキルは「手札を1枚デッキの底へ戻すことで2枚ドローか手札から一人登場」
    手札が-1枚なので-0.25
    前者のスキルを使用した場合手札が2枚増えるので+0.5
    したがって合計値は+1.25

    後者のスキルの場合手札からバニラが登場するとして手札の減少で-0.25
    2ピースが登場するため+1
    合計値は+1.5となります

    こうしてみると登場させたほうが行動値的には得ですが当然手札の消費が激しいため常にこのスキルを使用することは出来ません
    結局、数値化はあくまでそこまで含めてスキルの評価を行うことは出来ないわけです
    そこを場面場面で考えてプレイするのがカードゲームってもんなのでしょう

    こうしてあれこれスキルの行動値を計算していくと、案外強いと言われているカードがちゃんと高数値になっていたりして面白いもんでして
    (第3弾人魚海未など、一部のカードは話が別ですが…)

    第7弾までのHRスキルで行動値が高いものをご紹介しましょう

    ・第2弾HR凛(チャイナ)
    凛のRUSHから登場することでデッキトップを登場させた上に1ドロー
    合計行動値は2.25
    第1弾HRとのシナジーもあって最初期にはよく見たカード
    SP弾HR凛スキルもRUSHを必要とすることから相性も良く、今でも人気が高い一枚ですね

    ・第5弾千歌
    ①手札0枚なら3ドロー
    ②1曲もライブしていないならライブ
    ③場にメンバーが居なければデッキトップ登場
    と3種類のスキルを持つ
    それぞれの行動地は
    ①+0.75
    ②+1
    ③+1
    となっており、この内②と③を同時に発動することは基本的に不可能に近い
    (場のメンバーがいない状態を作るために、手札が増える、ライブを行うという行動が伴うため)
    となると同時に発動するのは①と②、または①と③ということに
    元のピースが2ピースなので行動値は合計で+2.75
    発動できる盤面を作るのが難しい分、発動できた場合は相当なプラスとなることがわかります

    ・SP弾HRにこ
    セットリストの色によって3種類の効果が発動
    赤緑…2枚ドロー(+0.5)
    緑青…バニラ登場(+1)
    青赤…LIVE(+1)
    恐るべきはこの3つが同時に発動する場合があるということ
    全てが発動したときの行動値は脅威の+3
    現状、最も行動値が高くなるHRはこのにこということになります
    当然、場を整えるために他のスキルが必要にはなりますが…

    尚、登場させるメンバーをバニラに絞った場合上記のSP弾にこが最大の行動値を持つことになりますが、一部のメンバーは特定のメンバーを登場させる効果を持ちます

    例えば、第6弾HR果南はLIVEを持つ果南を選択的に登場させることができるため、その果南の取る行動まで含めて考えると
    自身のピースの行動値…+1
    デッキから1枚ドロー…+0.25
    LIVEを持つ果南を登場…-0.25+0.5+1
    の合計2.5という高数値を持つことになります
    第6弾果南自身がこの数値を持つ、とは言ってしまうのはちょっと誇張になりますが、このスキルが最大限生かされた場合は、コレだけの展開をすることができるという指標になります

    同様にSP弾絵里のスキルで4ピースを持つSPやSECが登場した場合は…
    自身のピースの行動値…+0.5
    登場するメンバーのピース…+2
    追加のターン…+1
    となり、行動値はにこをも越える+3.5を叩き出します

    ちなみに、SPやSECの場合行動地は4ピース持ちなら+2
    第7弾のスタートスキルを持つSPも+2となっています




    このような感じでスキルを数値化できる(ような気がする)わけです
    この数値化の利点として、デッキ全体の特徴を数値として定量的に測ることができます

    前述の数値を次のように種類分けします
    ・持っているピース(スキルによる追加ピース含む)の行動値…静的行動値
    ・スキル等の登場による追加ピースの行動値…登場行動値
    ・ドロー、登場などスキルによる手札の増減の行動値…手札行動値
    ・LIVEスキル(スキルによるライブ含む)…ライブ行動値

    デッキ内のメンバーの持つ行動値をこのように分け、合計することでデッキの傾向を知ることができるというわけです。
    例えば、過去の単デッキ記事にて紹介した花丸単デッキは第4弾花丸HRのスキルによって手札行動値が高いデッキとなっています
    また手札行動値が低いデッキはドローに乏しく、登場行動値が高くても思ったように展開が出来ない場合も多くなってしまいます

    という感じになんとなーくデッキの方向性が見えやすくなるわけです
    また、デッキ同士の比較などにも使うことが出来たりと、構築を考える際の参考に役立つかと思います




    という感じで、スキルの数値化についてまとめました
    一概に正しいとは言えないと思いますが、指標としては案外良いかなーと個人的には思っています

    スクコレは外乱要素の少ないゲームなので、こういったスキルを単純化することもわりと可能なのではないかと考えています
    こういった見方でカードゲームを楽しんでみるのもまた一興


    課題、というか今後この数値化に組み込みたい考え方としては
    ・オールピースが有ることによる静的行動値の上昇
    ・セトリが増えること、オールピースが有ることによる「安全値」概念の導入
    ・メンバー同様に楽曲を数値化することによるセットリストの数値化

    3つ目については必要なピース数を単純に2で割ってライブを行うターンの1を足せば、ある程度形にできるのではーと思っています
    例えば通常3点楽曲は基本的に7ピースが必要なので+3.5に加えてライブを行うターン分の1を加えて合計+4.5の行動値を消費する、と言った感じ

    楽曲も数値化できれば、メンバーの数値化と合わせて利用することで平均の上がりターン数と相関のある数値を計算できたりしないかなーなんて
    より精度を求めると確率計算も合わせた期待値や荷重なんかも必要になりそうですが…


    当然、結局はプレイング次第でデッキの強さなんて変わるすけどね!
    ちょっとロマン感じません?
    逆に言えば数値化された最強のデッキに好きなキャラで作った愛のデッキが勝利する的なマンガ展開も出来たり



    今回は、デッキの構築などとはちょっと違った方向からこのスクコレを見てみました
    完全な雑談ではありますが、楽しんで頂ければ幸いです