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麻枝准研究所さん のコメント

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麻枝准研究所
>>1
コメントありがとうございます!今回は『MOON.』をご紹介しました。
今後も更新してまいりますので、引き続き「麻枝准研究所」をよろしくお願いします!(宣伝担当)
No.11
2ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
著者:坂上秋成  皆さんこんにちは、坂上秋成と申します。  本コーナー『Histoire of June(イストワール オブ ジューン)〜麻枝准作品の軌跡〜』では、その名の通り、麻枝 准さんがこれまで関わってきた作品についての解説、批評を行っていきます。  とはいえ、硬めの作品分析については2019年に星海社から刊行された『Keyの軌跡』で存分にやらせてもらったので、このコーナーでは麻枝さんから聞いたちょっとした裏話なんかも混ぜつつ、もう少しゆるっとしたノリで個々の作品について語っていきたいと思っています。    そんなわけで本編です。記念すべき連載第1回では、麻枝さん初の企画・シナリオ担当作品である『MOON.』について書いていきます。このサイトを訪れている方にとっては周知の事実かもしれませんが、この作品はKeyではなく、麻枝さんがそれ以前に所属していたTactics(株式会社ネクストンのブランド)から1997年に発売されたものです。  そのため「Key作品」ではないのですが、Keyスタッフの多くが制作に関わっていたことも含め、まぎれもない「麻枝 准作品」であり、この場で絶対に触れておくべきコンテンツだと考えています。    さて、肝心の内容についてですが、 「とにかくぶっ飛んだノベルゲーム」 というのが『MOON.』を評する上で適切な言い方かと思われます。  本作は主人公の 天沢郁未 という少女(当時女性主人公というのは割と珍しかったはずですが、麻枝さんとしては学生時代に書いていた小説がいつも女性主人公だったので、自然な流れだったとのこと)が、母の怪死の謎を追って宗教団体FARGOへ乗り込むシーンから始まるのですが、まあその後の展開がエグい!  郁未はFARGOへ向かった後、兄に会うため施設を訪れた 巳間晴香 、そして姉を探しにやってきた 名倉 由依 という 2人の少女と知り合い、協力しながら施設の全容や目的について探っていくことになります。  ですが晴香と由依、 選択肢を間違えるとめっちゃあっさり死亡します。 しかもその選択肢が初見で正解へたどり着くのが相当に難解なものであるため、ほとんどのユーザーは晴香と由 依 の死亡シーンを見ているんじゃないかと思います。だからこそ、 全員が生還するエンディングを見た時の感動もひとしお なんですが、そこにたどり着くまでにユーザーのメンタルはガシガシ削られていきます。 「鬼畜サイコ涙腺緩まし系」「商業ゲームのタブーに挑む」 というキャッチコピーに一切の偽りなしという感じの作品に仕上がっています。  このような話を聞くと、『Kanon』や『CLANNAD』や『Angel Beats!』といった後年の作品で麻枝さんを知った人は驚くかもしれません。けれど『MOON.』が発売された 1990年代後半というのは、今から振り返ると、日本のノベルゲームにとって特殊な時代だったのです。  もの凄くざっくりした言い方になりますが、それは人間の持つ異常性を作品として表現することに今よりも世間がずっと寛容な時代でした。実際、『MOON.』は『To Heart』、『WHITE ALBUM』、『うたわれるもの』、『WHITE ALBUM2』といった作品で有名なブランドLeafが発売した『雫』『痕』(ともに1996年発売)という作品に大きな影響を受けています。  この2作品はいずれも、きわめてダークな雰囲気で作られたゲームです。『雫』は人間の精神 
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