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「Histoire of June~麻枝 准作品の軌跡~」 第4回 『AIR』――母と娘、そして“継承”の物語
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「Histoire of June~麻枝 准作品の軌跡~」 第4回 『AIR』――母と娘、そして“継承”の物語

2020-08-07 20:00
  • 5
著者:坂上秋成

 みなさん、こんにちは。坂上秋成です。
 7月下旬にこの原稿を書いているのですが、どうやら関東地方の梅雨明けは8月にずれこむらしく、じめじめとしたこの季節が苦手な僕としては悩みどころです。原稿が公開される頃には毎日青空が広がっているといいのですが。

 そんな感じで夏です。
 夏と言えば『AIR』です。

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 Keyの第2作として2000年9月に発売された『AIR』は、PC版の売り上げだけで10万本を超える大ヒット作となり、その後も東映アニメーションや京都アニメーションによるアニメ化を経て、2020年現在も色あせることなく人々の記憶に残り続ける名作となりました。

 
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神様になった日特設サイト〜麻枝准研究所〜
更新頻度: 不定期
最終更新日:2020-09-18 20:00
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ギャルゲ業界でのAIRの位置づけは、個別エンドの後に、真のシナリオ、最終シナリオが始まるというスタイルを流行らせた作品、だと思っています。(Yu-Noなど前例があるので初めてではないですが)

あとKey作品の中では最も演出がすぐれた作品だとも思っています。
DREAM編をクリアするとNEW GAMEからSELECT GAMEになり、SUMMER編をクリアするとSTART AIRに変化する。やってることは地味だけど、ああ、ここからほんとのAIRが始まるんだ!っていうドキドキ感がありました。
そして、その余韻を残したままAIR編をスターとさせると、そらになった往人が観鈴と出会い、夏影が流れる。
夏影の曲の力と、DREAM編ラスト付近とは打って変わって元気な観鈴の姿を見て、ぞくぞくしたのを覚えています。
1ヶ月前
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AIRはムードが一貫して良く、「遥かな気持ち」にさせてくれる思い出深い作品でした。
今すぐに思い出させるのは各名シーンは勿論の事、往人の魂がカラスに転生するというイメージの飛躍感や、千年前の呪いを、人と親しくなると癇癪を起こして孤立してしまうという、現実でも起こりうる事象に転換するそのセンスに脱帽したものです。
また麻枝さん的にもKeyでの自分企画一作目ということでかなり気負いがあったように感じました。「パパ頑張ったよ…」思い出すなぁ。(発売日限定配布のポスターより)
そしてやはり気になるラストシーンですが、自分も坂上氏とほぼ同じで、あの二人は過去の呪縛から解放された往人と観鈴(の転生した存在)だと思っています。あのシーンがどうも不穏な空気なのは、あくまで私感ですが、「彼ら(往人と観鈴)は閉じた物語の円環の中で過ごしていく事になる。それは事象が確定しているという意味では幸せだ。そこから解き放たれた僕たち(あるいはプレイヤー)は、いよいよ不確定な 現実 を生きていくんだ」という、ある種の緊張感が生んだものではないか、と自分は思っています。案外ゾーン突入した麻枝さんが筆を滑らせただけかも。
駄文失礼 (笑) 。
1ヶ月前
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AIRのラストの二人については考察したことはないのですが、おもわせぶりな終わり方をしてユーザーに解釈を委ねるというのは、麻枝さんが好んでよく使う手法ですよね。
Kanonの真琴シナリオの最後の一枚絵は、願望なのか実際に起きたことなのかで解釈が分かれますし、リトルバスターズの沙耶のタイムマシンは恭介のついた優しい嘘なのか、ほんとに昔に行ったのかで解釈が分かれますし。

Kanonとリトルバスターズの例で言えば、物語の最後で死んじゃったけど、でもひょっとしたら生きてるかもしれないという希望を持たせて終わらせているので、それと同様と考えればAIRの二人は往人と観鈴の生まれ変わりという解釈も成り立つのかもしれませんね。
1ヶ月前
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自分もちょっと付け足しさせて頂きます。
ラストの少年少女が観鈴と往人の転生体だと仮定すると、少女の方は生涯観鈴の記憶が蘇る事は無いと思います。もし蘇ったのなら呪いがまだ解けていない事になり、AIR2が必要になってしまう。対して少年は全てを理解している。この関係が素敵で、少年は特別な思いで少女を護っていくんだろうな、なんて妄思するのも楽しいものですね。
いずれにしてもAIRという物語は翼人を軸にして、「遥かなる地球のワンシーン」を覗いているような、徹底的に巨視的な気持ちにさせてもらえるタイトルでした。麻枝さんの狙いと合ってるといいですが。
1ヶ月前
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”千年の呪いから解放され空を飛ぶ神奈の姿"と書かれていますが、あのシーンはプテラノドンなども描かれているので、あのイラストはみすずが最後に見た「世界でいちばんかなしい夢」だと思います
神奈ではなく、もっと昔、2番目の翼人が、最初の翼人である母を喪い、母を探し空を飛ぶ記憶
だからこそ、みすずのゴールは母の胸の中だったのだと思います
4週間前
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