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こんにちは、坂上秋成です。
「イスジュン」もいよいよ第8回となりました。この連載はもの凄く苦労している点がひとつあって、とにかく新書で出した『Keyの軌跡』となるべく内容がかぶらないようにするということです。自分ルールというやつです。
毎回新しい切り口を見つけようと必死にやってますが、「どうしたってもうネタないよ!」と叫びたくなることもあります。
それは今回の『リトルバスターズ!』(以下、エクスタシーなどすべて含めて『リトバス』)もそうで、すでに著作で「Refrain」とか沙耶についてガッツリ触れてしまっている以上、なかなか新規のポイントを見つけるのは難しいものです。いっそのことひたすら真人と筋肉の話をして誤魔化そうかとも思いましたが、流石にそれも不誠実だと思い色々と悩んでいました。
と、そんな時にふと気付いたのです。これまで笹瀬川佐々美に触れたことがないと。しかも考えてみたら、佐々美ルートは『リトルバスターズ! エクスタシー』で追加された新規ルートでありながら、その実『リトバス』世界の根幹に関わるテーマを含んでいるものです。
こいつはちょっと書いてみる価値があるのでは!?
ということで、今回は笹瀬川佐々美ルート、そして『リトバス』における虚構世界の優しさと残酷さについての話です。

†††
大前提として『リトバス』の舞台とは、修学旅行の途中で事故に遭って死ぬ運命にあった恭介や他のリトルバスターズメンバーが、過酷な現実に戻っても強く生きていけるような精神を理樹と鈴に身に着けさせることを目的に作り出した虚構世界です。
その中で理樹はループを繰り返し、多くのヒロインと関わることで成長を遂げ、最終的には現実に戻った後、恭介の予想すら上回る形で事故に遭ったすべての人間を助け出し日常へ還っていくことに成功します。
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最終更新日:2021-03-05 20:16
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リトバスはエクスタシーでかなり虚構世界に関する要素が開示されたので、考察が捗りました
佐々美√で感じたのは、世界へはマスターがその気になれば一般人すら巻き込むことで、巻き込んだ人たちの記憶を使って、虚構を拡張することが可能であること、そして死んでしまうと虚構を作ることが出来なくなるのではないか、ということでした
本編でも恭介を含めたリトバスメンバーは死の危機に瀕しはしていましたが生きていました
なら、沙耶も少なくともバス事故の時点、リトルバスターズが虚構世界を構築した時は、意識不明ではあるものの、あやは生きていたのではないか、と思っています
また、理樹が佐々美√で特異点になれた理由は、理樹が世界を作ったことがあるということと、姉御への恋心、姉御の恋心と共に、理樹の中に虚構世界がまだ残っていたからなのではないかと思っています
まだ解けていない謎としては小次郎さんが何者なのか、というところですね
表情パターンが謙吾にとても似ているので、謙吾と関わりがある気がしていますが、銅なんでしょう?
佐々美√で感じたのは、世界へはマスターがその気になれば一般人すら巻き込むことで、巻き込んだ人たちの記憶を使って、虚構を拡張することが可能であること、そして死んでしまうと虚構を作ることが出来なくなるのではないか、ということでした
本編でも恭介を含めたリトバスメンバーは死の危機に瀕しはしていましたが生きていました
なら、沙耶も少なくともバス事故の時点、リトルバスターズが虚構世界を構築した時は、意識不明ではあるものの、あやは生きていたのではないか、と思っています
また、理樹が佐々美√で特異点になれた理由は、理樹が世界を作ったことがあるということと、姉御への恋心、姉御の恋心と共に、理樹の中に虚構世界がまだ残っていたからなのではないかと思っています
まだ解けていない謎としては小次郎さんが何者なのか、というところですね
表情パターンが謙吾にとても似ているので、謙吾と関わりがある気がしていますが、銅なんでしょう?