2010年 ツアー・オブ・ジャパン 堺ステージ
マイケル・マシューズ(チームジャイコ・スキンズ)

今回からは2010年の第14回大会になります。

■日程
5.16(日)堺ステージ 大仙公園周回コース 2.65km
5.17(月)奈良ステージ 東大寺大仏殿前 → 布目ダム周回コース 121.2km
5.18(火)美濃ステージ 旧今井家住宅 → 横越 → 美濃和紙の里会館前周回コース 164.7km
5.19(水)南信州ステージ 飯田駅 → 下久堅周回コース → 松尾総合運動場前 148.0km
5.21(金)富士山ステージ ふじあざみライン入口 → 富士山須走口5合目 11.40km
5.22(土)伊豆ステージ 日本CSC周回コース 97.6km
5.23(日)東京ステージ 日比谷シティ前 → 大井埠頭周回コース 112.7km

今年から堺ステージは個人タイムトライアル、富士山ステージはロードレースと形式が変更され、伊豆ステージはサイクルスポーツセンターの周回コースのみになりました。

(この年の写真資料は少ないため、通常とは違う構成になります。ご了承ください。)

■栗村コメント
ツアー・オブ・ジャパンの歴代出場選手のうち、その後の成績でトップレベルを誇るのがこのマイケル・マシューズ選手になります。
この年から堺ステージがタイムトライアル形式に変更になりましたが、たった2.65kmの距離で2位に6秒近い大差をつけての勝利に周囲が驚きの声を上げていました。
特に凄かったのは、堺ステージでの勝利と彼の体格からてっきりスプリンターだと思っていたのですが、なんと富士山ステージでも4位に食い込み、総合成績も4位でフィニッシュしている点です。
マシューズ選手は、後にジロ・ツール・ブエルタのすべてのグランツールでステージ優勝を飾り、2015年の世界選手権ロードでは2位に入っています。
■「NEXT TOJ 〜TOJ歴史を振るかえる〜」とは……
今年でツアー・オブ・ジャパンは第20回大会を迎えます。
国内でも有数の歴史を誇る、TOJをみなさんに楽しんでいただければと思い、写真と共に振り返ります。