奪われたもの
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奪われたもの

2014-04-05 14:17
    いつになくシリアスに

    ※この記事には当該作品のネタバレがうんたらかんたら

    プレイ日記のまとめはこちらから

     いわゆる「シリアス展開」を「シリアル展開」とわざと間違って書くコメントをまれに良くニコニコで見るのですが、元ネタとかはあるのでしょうか
     シリアルは一時期、テレビCMを見ていて憧れていましたが、いざ実際に食べてみるとそこまで美味しくないし、あまりお腹にたまらなかったので、すぐに食べるのをやめてしまった記憶があります。やっぱり日本人はご飯ですね。最近は専ら食パンを食べていますが
     あっ、なんか食パンを食べるっていいですね。歌を歌うとか頭痛が痛いとか、いわゆる「重言」ってやつですね。そうでもないですか

     そういう感じにええと、五回目でしたか。あっいえ、今確認したら四回目のようです。意外と書いていませんでしたね
     唐突ですがこの奪われた刻印日記、全五回で終了予定です。そう、後一回……そう思うと寂しいですが、私がこのゲームを心から楽しみ、下手なりにパターンを組んだり、使用するグリフを選んでいる姿が伝わったでしょうか
     正直、フランス語のソフトを入手してしまったことにより、テキストを攻略サイトで補完し、まともにモンスター名すらわからないという状態でのプレイでしたが、ずっとプレイしたかったゲームを日記を書きつつ出来たのは適度にやりがいもあり、本当に楽しいひと時でした
     はい、全力でまとめにかかっていますが、もうちょっとだけ続くんじゃよ



     アルバスとの最終決戦が近づいた雰囲気を感じつつも、シャノアはオビリビオの丘を進みます。なんとも寂しげな雰囲気のある荒廃した場所には巨大なバーバリアンスケルトンやのみ男を落としてくるアルタイルなど、サツバツ!とした敵が現れます
     そうして現れたサメのようなボス、グラベドルカス!なんかすっごい名前が読みづらいし覚えづらい!これもグリフのようにラテン語が語源だったりするのでしょうか
     なんとなくドルカスというと、FE烈火のあの戦士を思い出しますね。設定が中々いい感じなのに、多方面でネタになっているあの人。テンケテケ的な戦士成長をする辺りに、サジマジを思い出さずにはいられませんが、サジといえばゲームセンターCXで有野課長が謎の全幅の信頼を寄せていたユニットです。デビルアクスを使わせましょう
     ……激しく脱線。激しく忍者なんていうAAキャラもかつていましたが、もう彼等はVIPマリオにしか生きていないのでしょうか。忍者はVIPマリオにもいなかった気がしますが
     このグラベドルカスというボス、基本的に地中に潜っており、そのまま飛びかかる場合と、顔を出してトゲトゲ(ここではイガグリと呼びます)を吐き出す攻撃、それから毒ガスを吐く攻撃をして来る他、突き出した石柱を弾き飛ばす攻撃をして来ます。この後、多くの場合は画面の端から端まで突進し、壁に打ち当たってダウンします。ここが最大の攻撃チャンスですが、この突進こそが曲者で、どうにも回避タイミングが掴めません。恐らく、突進を始める瞬間に急降下キックなり、普通の二段ジャンプなりで後ろに回りこむのでしょうが、どうにも上手く行きませんし、失敗すると後からボスを追いかけなければならなくなるので、私はボスの反対側に移動、一撃食らうのを覚悟で、スライディングですれ違い、ボスがダウンした直後から攻撃出来るようにしていました
     ええと、率直に言いましてこのボス、クソ苦戦しました。普通に苦戦したのではなく、クソ苦戦しました。クソです。思いっクソです
     まず、飛びかかる攻撃。これは石柱を挟んで向こう側に来る場合と、手前側を一さらいする場合がありますが、これはもう予備動作を覚えて対処するだけなので問題はありません。問題はイガグリ吐きで、このイガグリは通常の飛び道具ではなく、一つ一つがモンスターとして扱われているみたいです。そのため、スクトゥムなどでかき消すことは出来ず、いちいち攻撃して破壊しなければなりません。そんなことをしないで避ければいいのでは?という話ですが、ここで放置してしまうと、ボスの突進の際に地面が盛り上がり、一緒に運ばれて来るため大ダメージを食らう破目になります。そのため、多くの範囲を攻撃出来るグリフ……ここではヴォル・グランドーを選びました
     挙動としてはトルペンスの持続時間を長くし、威力を上げたようなもので、これもまた聖水を使い慣れた自分的には馴染みやすいものです。イガグリの迎撃に使うといい感じに潰れてくれますし、基本的にボスは接地しているため、地面に判定の残るこのグリフは両相性です。少し離れていても当たるため、ボスに接触してしまう危険も少ないですし、グランドー2つの複合印術をダウンしているボスに当てると、いい感じに全段ヒットさせられるため、かなり相性がいい……ように思えます
     基本的な戦法としては、とりあえず顔を出したらヴォル・グランドーを連打、飛びかかるパティーンは適宜避けて、突進は前述通り、一発もらいつつすれ違ってダウン後、複合印術。硬直が解けた後も少し時間があるので、更にヴォル・グランドーで追撃。これを繰り返すのですが、背後に回りこむことが出来ればノーダメージで済む石柱飛ばしで、中々後ろを取れずに細かいダメージを受けたり、焦ってくると飛びかかる攻撃のパターンを読みきれずに激突。更にイガグリの迎撃に失敗してダメージ……という具合に、致命的なダメージを一度に与えて来るタイプのボスではないですが、小さなダメージを蓄積させられてやられるという……

    真綿で首を絞めてくるパティーン

     のいやらしいボスでした。やった、初めて真綿で首を絞めるなんて言葉使えた
     そういう訳ですから、勝った時も特別上手いプレイが出来た訳でもなく、半ば運で勝った感じです。イガグリ吐きと見極めづらく、一度受けると火力を下げられて厄介な毒ガスを一度も吐かず、必ず被弾することになる突進もあまり来なかったので

     ともかく、グラベドルカスを倒して丘を進むと、今は使われていない教会が
     そこにはアルバスと最後のドミナスの欠片があり、なんと彼はトルペンスでシャノアの動きを止めた後、自らドミナスを吸印してしまいます。体にグリフを宿すのはシャノアだけの特殊技能だったはずなのですが、彼は今までにシャノアがドミナスを吸印するのを見ていて、そのやり方を研究、自ら吸印の術を体得したのでした
     とはいえ、ドミナスは強力なグリフ。苦しむアルバスですが、彼はシャノアに自分を追いかけ、決着を付けるように言い残して去ってしまいました

     エクレシアに戻り、師の判断を仰ぐシャノアですが、アルバスがドミナスに支配されてしまったのであれば、もう後は楽にしてやるしかない、と彼を討伐する使命を下します
     オビリビオの丘を越え、「アルギラ湿地」を抜けていくシャノア。大きく移動スピードを奪う沼地があり、そこに触れると毒にされるウネ男や、地中からいきなり飛び出すマンドラゴラなど、いやらしい敵が多く配置されています
     更に地上にはお馴染みの食人花、今まではマイナー気味でしたが、やたらと大量発生しているオウルアーマーなど、タフで厄介な敵が多くいます
     とはいえ、ヴォル・グランドーを完全に極めた(フラグ)私ことシャノアには敵ではなく、一回死んだだけで通過することが出来ました
     恐らく、植物系の敵は斬撃系のグリフの方が有効なんでしょうが、やはり少し離れたところに攻撃出来ることの安心感は大きく心の助けになってくれますし、実際使いやすいです。実際



     ボスのいないアルギラ湿地を抜け、遂にアルバスの待つ「猟奇の館」へ
     久しぶりに屋内ステージですが、ここでは新顔のバイオ4のチェーンソー男を思わせるマッドブッチャーと、空中を飛び回るイーブルフォース、ホワイトフォモルの連携が厄介です
     出来るならば一体一体潰して行った方がいいのでしょうが、中々にタフで被弾機会も増えてしまうため、ここは多少強引に走り抜けてしまいます
     一応、ホワイトフォモルからヴォル・ミナーレのグリフを入手。光属性の上位グリフで、ゆるくホーミングしますが使い勝手はまあまあ、といったところ。ただし、光属性は多くの敵に効果的な気がするので、これからの活躍に期待です
     他、真っ暗な中、トゲトゲが動き回っている部屋でヴォル・ウンブラも入手。ヴォル・ミナーレをそのまま闇属性にしたようなグリフですが、挙動も属性もいまいちなので、こちらは恐らく一度も活用されないままエンディングを迎えるでしょう
     でも、持っていることに意味があるのです

     そしていよいよ最深部でアルバスと対面。彼はドミナスに飲まれつつも、シャノアに逃げろと叫びます。しかし、もはや狂い出した歯車は止められず、狂気に駆り立てられたアルバスはシャノアに襲いかかります。哀しきかつての同胞を安らかな眠りに就かせるため、ここでもヴォル・グランドーのグリフを構えるシャノア!今ここに、望まれない戦いが始まったのだった――!

     30分後、そこには15人分ぐらいのシャノアの死体が!

     アルバス、やたらと強いです。が、私とて無為に死体を積み重ねた訳ではありません。このアルバスはいわゆる人間型のボスで、こういうボス戦は私が今までプレイして来たゲームにも何人かいました
     つまり、月下のリヒター、CoMのヒュー、蒼月のマッシュルームだりおぼっしさんじゅうななさい、GoLのステラ、ロレッタ、リヒター……
     いずれも強力なボスでしたが(蒼月は、まあ、その)、基本的にこのタイプのボスはプレイヤーとの距離や残りHPの状況に応じてパターン通りの動きをして来ており、自分なりの対抗パターンを組めば、いわゆる「ハメ」が出来るタイプのボスであります
     ちなみに私はCoM実況において、ヒューがクロスや聖水などといった対地攻撃が充実していて、対空は斧ぐらいだということを見ぬいた結果
     ハイジャンプで空中を浮遊しながら隙を突いてクロスを投げる
     という外道めいた戦法で倒してしまいましたが、まあつまりはこういう感じのパターンを組んでしまえば、それなりに戦えてしまう訳です
     が、DS作品も三本目。KONAMIさんはそこまで楽なゲームを作りはしませんでした
     まず、アルバスの攻撃パターンを見ていくと、普通に銃を撃つ攻撃。素早くはありますが、威力は大したことなく、最悪、受けてもいい攻撃です。しゃがみから撃つ場合もあり、そちらはジャンプ、立ち状態ならしゃがみで避けられますが、アルバスの攻撃は全てが背後に回れば避けられるものであるため、後ろを取るのが確実です
     後は一瞬のための後に撃つバーティカルショット。シャノアのルミナーレと似た挙動の玉を前進させながら撃つもので、この攻撃のダメージは大きめ。というか、通常弾以外は基本的には当たってはいけない量のダメージを食らいます。この技は玉が回転しながら進むという軌道の関係で、いい感じの位置にしゃがんでいれば避けられますが、やはり裏を取るのが確実でしょう。また、アルバスに接触判定はないため、発射と同時にスライディングですれ違うのも有効……ですが、タイミングが少々シビアかつ、すぐに離れなければ蹴りの反撃を受けるためリスキー。あくまで裏に回れなかった時の最終手段にすべきでしょう
     後は、どうやらこれは後に吸印出来るらしいことを知ったのですが、大きく溜めてから撃つアケルブス。溜め中に後ろを取るのは簡単ですが、発射後に少し反動でアルバスが後ろに下がるため、真後ろにいた場合は蹴りに連携される危険があるので、ほどほどの距離で攻撃をしなければなりません。ヴォル・グランドーの射程ぎりぎりなら安全なので、思い切り撃っていけます
     後は飛び蹴り攻撃。これは2パターンあって、シャノアと重なっている時にカウンターとして撃ってくる真上に蹴り上げるものと、シャノアがやや離れた前方にいる時に撃つ、大きく前に移動するもの。アケルブスやバーティカルショットの後に下手な位置取りをしているとカウンターされる上、威力も大きいので要警戒
     それから、少し離れた前方にいるとスライディングもして来ます。ダメージは通常弾と同じですが、素早くて見てから回避は困難なので、もうその距離には初めから入らないのが最高の対処法でしょう。ジャンプで越えようとしても、距離が悪ければ飛び蹴りで迎撃されるので、体で覚えてスライディングをさせないようにする必要があります。そのまま受けてもいいダメージではありますが
     他、HPが減ってくるとよく使ってくるのがトルペンスを撒き散らしながら大ジャンプする攻撃。これが一番厄介で、トルペンスの当たりどころが悪ければ2ヒットする上、アルバスが大きく動いて位置関係を一変させ、それまでのパターンを崩して来るという、KONAMIさんがプレイヤーに対して用意した「パターン崩し」のための行動です
     私が取った戦法は、基本的にアルバスの後ろを取り続け、ヴォル・グランドーを撃ち続けるだけ、というシンプルなものですが、出来るだけ地面には立たず、攻撃時だけアルバスの後ろに立つ。後はひたすらにアルバスを飛び越えるためにジャンプする訳ですが、この際、アルバスを壁際には追い詰めないようにします
     理由はもちろん、後ろを取れなくなるからで、アケルブスであれば射程が短いのでめいっぱい逃げれば避けられますが、バーティカルショットの射程は無限らしく、どこかで避ける必要があり、それが上手くいかないと手痛いダメージをもらうためです。また、壁際からの切り返しに飛び蹴りを使うこともあり、これがこちらのジャンプに重なるとやっぱり痛いので、常に画面中央に誘導するように立ち回ります
     が、アルバスは時々攻撃をしないで立ち止まって高笑いすることがあり、本来ならば攻撃チャンスなのでしょうが、この攻撃をしないというのは恐ろしく、ひたすら後ろを取り続ける、というこちらのパターンをがっつり崩して来ます。下手に後ろを取ろうとすれば飛び蹴りの危険がありますし、かといってこちらも様子見をすれば、唐突にバーティカルショットを撃たれてピンチになる……と具合です
     そのため、戦闘序盤は高笑いでリズムを崩される危険があり、その度に多少のアドリブを要求されるのですが、本当に厄介なのはHPを半分ぐらい削った後で、やたらと前述のトルペンス撒きをして来ます。これはアルバスが自ら画面端に移動してしまうため、それまでの自分の位置取りが一度仕切り直され、おまけに自分はトルペンスの回避もしなければいけないのですから、その後の立ち回りが一気に大変になります
     ……が、そこで私は、ミネラ監獄島でのビッグ・スケルトン戦を思い出しました
     私はかつて、画面外から無駄にかのスケさんを攻撃し、どうやら相手が当たり判定を失っているらしい、ということを知りました
     つまり、このゲームにおいて画面外の敵は内部的に処理はされていても、描画はされておらず、そこにいるけどいないものとして扱われているようなものです
     似たような処理の仕方に、ピクミン1における「チャッピーを画面に映さなければ、ピクミンを食べられない」というものがありますが、私はこれをこのアルバス戦でも応用出来ると踏んだ訳です
     つまり、トルペンス撒きの際、こちらも相手と逆側の画面端に逃げ、アルバスを画面から追い出してしまう。これにより、アルバスはそこにいてもいないことになっているため、いきなり画面外から攻撃して来ることはありません。少しするとアルバスが自らフレームインしてくるため、そこで改めて落ち着いて後ろを取ります
     と、十五人のシャノアを生贄に捧げた上、パターンを組んだ私はなんとかアルバスの撃破に成功しました。が、そのまま最後のドミナス、ドミナス・アンゴルを吸印したシャノアはドラキュラの魂の器を破壊するため、命を賭して印術を発動させ……

    はい、バッドエンドです

     どうやら全てのウィゴル村の村人を助けていなければ、真エンディングには迎えない模様
     慌てて必死こいて助け出し、改めてアルバス戦。もう対処法はわかっているので、あまり苦戦はせずに倒すことが出来ました。もう少し練れればノーダメもいけそうですが、身の丈に合わないことは狙いません
     ドミナス・アンゴルを吸印したシャノア。しかし、なんと彼女に語りかける声があります。それはもちろん、彼女が自ら引導を渡したアルバス。ドミナスの中に彼は精神だけの存在として生き続けていて、全ての真実をシャノアに語ります
     ドミナスは吸印と共に、記憶や感情を奪うもの。アルバスは彼女の兄弟子として。また、血の繋がりはなくとも真実の兄として、シャノアに代わって自分がドミナスを宿そうとしていたものの、バーロウにより出張させられ、その間にドミナス定着の儀式が行われようとして……物語の冒頭に繋がったというのです
     その後、アルバスが執着していた「自分の役割」とは、ドミナスを宿すことになったシャノアを守るため、ドミナスを制御するための術を見つけること。そこで彼はかつてドラキュラと戦っていたという「聖なる鞭の一族」の遠い子孫達がウィゴル村に集っていることに目をつけ、彼等の血を利用し、シャノアと同様の印術を体に宿す能力を入手、自らドミナスを操ってドラキュラの魂の器の破壊を狙ったのですが、遂に彼の意識はドミナスに支配されてしまったのでした。ですが、彼の魂がこうしてドミナスの中に残っているのは、シャノアが村人達を封印していたトルペンスのグリフを全て吸印し、自らの体の中にも聖なる鞭の一族の因子を宿していたがため。これはアルバスも想定していたことではなかったようですが、最期に正気のままシャノアと話すことが出来た彼は、優しげに微笑むのでした
     更に、ドラキュラの魂を滅ぼす、全てのドミナスの複合印術は術者の命もまた奪い去るものであり、それだけは絶対に発動させてはならない、とも伝え残します
     感情を失ったシャノアは、どうしてアルバスが最終的には自らの命を落としてまで、「人類」ではなく、「シャノア一人」を守るために奔走したのかがわかりません。でしたがアルバスはそれでいいと、消えていくのでした
     ……兄代わりの男性を失っても、感情を失っているがゆえに涙も流せないシャノア。しかし、全ての元凶である人物の元へと走ります

     このステージのBGMは「高潔なる変奏曲」。終盤らしいドラマチックでシリアスな曲であり、このステージの結末を考えると切なさを感じてしまいます
     そして、アルバス戦のBGMは「悲哀の呪縛」。ドミナス=ドラキュラの意思の邪悪さと、妹を守るために全てを捧げたアルバスの兄としての情熱が入り混じったような激しい曲で、悲しくも決して負けられない戦いを彩ります。遂にアルバスは自力で正気に還ることは出来ませんでしたが、シャノアが倒されてしまった場合、「俺を殺してくれ」と苦しげに残します



     兄妹弟子が最終的に戦い、殺し合う運命を与えたのは全て、彼等の師であるバーロウ。捨て子であるシャノアをドラキュラ殲滅のための駒として扱おうとした彼に、彼女は不信感を抱きます。するとバーロウは豹変、アルバスの残した普通の人間でもグリフを体に宿す力を利用し、シャノアを殺してドミナスを奪おうというのです

     ――シャノアにとっては兄の弔い合戦とも言える、絶対に負けられない戦いが今、静かに幕を開けたのです

    10分後、そこには7人ぐらいのシャノアの死体が!

     この流れもテンプレ化しつつありますが、まあ、そういうことです
     バーロウは簡単にいえば、シャフトタイプのボスです。魔法を操り、また、浮遊しているためヴォル・アクシスで対応したのですが、アルバスのように自らはそれほど移動しないため、パターンを組むというより、普通のボスのように一つ一つの攻撃の回避法を覚えて、隙を突いて攻撃していくことになります
     シャノアも扱トルトニスやグランドー、イグニスといったグリフを彼は魔導書を利用して使って来るのですが、一つ一つは割りと単純なので、ここではいちいち私の対処法は残しません。イグニス以外はタイミングよくジャンプ、以外に書くことなんてありませんし、グロブスに至っては全然避け方がわからなかったので。トルトニスも半ば嘘避けでしたし
     それよりも印象的なのはやはり、「死ねシャノア!」というセリフから続く一連の連続ワープパンチ。一発ごとに左右からワープして殴ってくるため、タイミングよくジャンプをしなければならないのですが、いちいちセリフを言ってくれるので、タイミングが非常に掴みやすく、慣れれば回避は簡単でした。以下、面白いのでセリフ(自分では覚えてなかったので、ニコニコのコメントから拾いました)

    「死ねシャノア!」(始動)
    「お前というやつは!」
    「育てた恩も!」
    「忘れおって!」
    「この!」
    「馬鹿弟子がぁ!」(最後。他よりも前進する距離が長く、ダメージも大きい)
    「手こずらせおって……」(シャノア死亡時)

     遂にバーロウを撃破するシャノアですが、ドミナスを使えば死ぬのはバーロウも同じはず。なぜドミナスを欲するのか師に問うシャノア。すると彼は、ドラキュラ「さま」の魂を解放するためだという。ドラキュラの魂の器を破壊する、それがエクレシアの使命。だが、魂の器を破壊したとしても、ドラキュラの魂は失われず、むしろ封じ込めていた器がなくなり、解放されるのだからドラキュラが再びこの世界に復活することになる。そして、ドラキュラ伯爵による世界の支配、それこそが人類の悲願なのだと――
     そんなことを人が望むはずがない。シャノアはバーロウやエクレシアの目的を否定しますが、ドラキュラは人の負の感情が満ちた時に復活する存在。彼は現に何度倒されても、百年の時が流れば復活していました。それこそ、人がドラキュラを望んでいる証拠なのだと……
     最期にバーロウは、ドラキュラの魂の器から力を受け、自らの命を捨ててドラキュラの魂を世に解き放ちます。ドラキュラを信仰する彼もまた、他作品のシャフトやセリアと同じ、暗黒神官と同じような存在だったのでしょう
     そして復活する悪魔城――シャノアは「魔を斬り払う剣」として、単身悪魔城への乗り込むのでした

     バーロウ戦のBGMは「激昂の軌跡」。怒り狂うバーロウの心情、そしてドラキュラの復活しようという邪悪な意思を感じさせる激しい曲です。歳の割に意外とアグレッシブなバーロウでしたが、この曲も老練さと同時に軽快さを併せ持っていて、師匠との決戦にふさわしい戦闘BGMに思えました



     さあ、悪魔城ではあのシャノアを象徴する名曲が流れる……のですが、どうせなので悪魔城攻略編は最後の記事にまとめたいと思います
     それでは、お疲れ様でした
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