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ボイロ歴約半年の私が調声について思うこと ~神にならなくたっていい~
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ボイロ歴約半年の私が調声について思うこと ~神にならなくたっていい~

2020-11-09 21:25
    神調声という言葉があります。それはつまり、VOICEROIDやCeVIOなどの合成音声ソフトで
    出力された、人間と遜色ないほどの感情を伴った声のことだと、私は理解しています。
    ですが私は、そういう「神」を目指そうとは思っていません。

    ところで、「新幹線変形ロボシンカリオン」というアニメに、
    発音ミク(はつね・みく)という女の子が登場します(誤字ではありません)。
    彼女のしゃべり方は独特で、言葉って言えないVOCALOIDをどうにかこうにか
    しゃべらせたような、そういう、人としては違和感のある声で話します。
    しかし、劇中の登場人物たちは、発音ミクさんの声、話し方に対し、
    「変わってるね」とか「ちょっと違和感あるね」などとは一言も言わないのです。
    そう、ただの一言も言わないのです。それはなぜかと私は考えました。

    そもそも、人の話し方というのは、みんな違うのです。
    声が小さい人、良く通る人、訛りのある人、ない人、エトセトラ、エトセトラ。
    みんなそれぞれ、大なり小なり特徴のある話し方をしているのです。
    発音ミクさんも、「VOCALOIDっぽいしゃべり方」という特徴があるだけなのです。
    シンカリオンの人たちは、それを、発音ミクさんの個性として、当たり前に
    受け入れているのだと、私は思いました。

    本題に戻りまして。私はVOICEROID、CeVIOのみんなに対しても
    そういう風に思っています。つまり、神調声でない、みんなの元々の声や
    しゃべり方を、修正すべきもの(あえて強い言葉を使うなら恥ずべきもの)としては
    扱わないということです。
    だってそうでしょう。合成音声は人間の声ではありません。
    生身の人間の声と違うのが当然です。
    みんなにはそのまんまで、みんならしい話し方というものがあるのです。
    たとえばゆかりさんは落ち着いた声で、解説や説明が得意なVOICEROIDです。
    ずん子さんはいつもにこやかに笑っている声が素敵です。神にならなくても、
    みんなはそれぞれ輝くものを持っているのです。私はそれを大事にしたい。

    ですが、そのまんまのみんなを大事にするということは、
    別に何も調声作業をしなくていいという意味ではないです。
    動画という人前に出るんですから、寝癖を直して、パジャマを着替えて、
    最低限きちんとした格好にはなるものです。言い換えれば、それくらいのことさえ
    出来ていれば、私は調声にオッケーを出します。

    最後になりますが、別に私は神調声を否定しているわけではありません。
    そこを目指したい人は目指せばいいし、実際私もそういう調声をほかの方の動画で聞けば
    「すごいなあ、手間かかってるんだろうなあ」と感心します。

    ただ私は、たった一言の調声に30分を費やすなら、その時間で動画用の絵を描いたり、
    原稿を書く方が生産的であると思っています。
    動画制作を続ける中でそう思うようになりました。

    今回の記事は、そういう、何に重きを置くかは人によって違うという、ありふれた結論の
    記事です。ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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