小田急ダイヤ改正めもめも2018(通勤編)
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小田急ダイヤ改正めもめも2018(通勤編)

2018-03-16 00:37
    2016年改正に続き、2018年版もつくっちゃいます。
    ※誤りがありましたら教えてくださいm(__)m
    ※2018年4月22日 一部改訂。

    【2016年版はこちら】
    日中 → ar951479 / 平日朝夕・土休日・ロマンスカー → ar978540

    今回は通勤編と特急編(ar1450440)に分けてご紹介します。

    ●平日朝ラッシュ

    大変革といえるのが、朝のラッシュ時間帯。10分ヘッドのダイヤとなっています
    上記の表は、下北沢に7:30~8:30に到着する上り列車(と、それに接続する上り列車)。

    ◆小田原線(主に新宿側)
    改正前のダイヤでは、下北沢駅の8:00前後1時間の本数は…
    各停新宿 9(発駅は相武台前1、本厚木2、伊勢原1/唐木田5)
    準急新宿 2(発駅は本厚木2)
    急行新宿 11(発駅は相模大野1、小田原7/藤沢2、江ノ島1、)

    準急千代田線4(発駅は本厚木3、海老名1)
    急行千代田線1(発駅は唐木田)

    これと上記の表を照らし合わせると、
    快速急行+通勤急行が爆増(新宿の準急+急行13本/時から+5本!)
    千代田線方面が爆増(これまでの5本/時から12本/時に)
    一方、各駅停車新宿が減便(9本/時から-3本)
    の3つのことがわかります。
    急行が快速急行・通勤急行に変更・朝の準急が通勤準急に変更されることで、注意すべき点が2点。
    新宿に行く準急は廃止
    千鳥停車トラップに注意


    ①は、特に生田から西の利用者に最も関係する内容でしょう。
    現在の準急(→朝は通勤準急として運転)はすべて千代田線方面となります。そのため、新宿に行く場合は代々木上原までのどこかの駅で乗り換えが必要です。
    通勤準急は登戸で快速急行と接続することを頭に入れておくとよいでしょう。

    快速急行…登戸は停車、向ケ丘遊園と成城学園前は通過
     通勤急行…登戸は通過、向ケ丘遊園と成城学園前は停車
    経堂は上記2つの種別とも止まりません。
    経堂から新宿へ行く場合は、通勤準急に乗って代々木上原で快速急行に乗り換えるか、
    各駅停車新宿に乗りとおしましょう。
    ただし、今度の改正から各駅停車にも千代田線方面が出ますので行先の確認を。


    ところで…
    新百合~遊園の複線区間に
    列車あんなに突っ込んで本当に大丈夫なん?



    ◆多摩線
    多摩線は、わかりやすくまとめると
    通勤急行登場・新宿行の優等列車大増発
    一方、各駅停車が減便
    千代田線直通急行は廃止
    京王相模原線との対抗策が強化された形です。

    小田急vs京王の比較はar1382882をご覧くだされば幸いですが、
    多摩センター → 新宿を例に簡単に説明すると…
    所要時間…通勤急行のある7時台などは小田急(40分)。
         ただし6時台前半は京王(最速33分)。
    運賃………京 王 が 安 い(319円vs小田急370円)

    地の利があるのは京王ですが、京王は複線だしラッシュピーク時は詰まるし橋本始発が多いので、小田急がそれを狙った形で通勤急行を設定。
    通勤急行は多摩センター始発が多数設定されます(むしろ唐木田始発が少ない)ので、“座って通勤”がしやすくなるのは確実です。
    ちなみに、通勤急行は1本だけ8両編成の運転があります。混雑状況が気になるところです。

    ◆江ノ島線
    江ノ島線も、基本的に急行系列車が増発です。
    急行は、ラッシュピーク時(下北沢7:30~8:30着)の本数が3本→6本に。
    しかも、改正後の急行は相模大野から快速急行に化けます。
    湘南新宿ラインにはすでに運賃で優位に立っている小田急(586円 vs JRが972円)。ほぼ10分間隔で藤沢始発の急行が出ることで、藤沢からの“座って都心通勤”がしやすくなり、所要時間でも「快速急行化け」で対抗しようとがんばってはいます(それでも湘南新宿ラインの方が10分くらい早いですが…)
    各停は、本数的には減便。しかし、大和で化け快速急行に接続するようになります。
    新宿側の急行だった列車が快速急行になるので、速達性は上がるようになってるでしょう。

    ◆小田原線(小田原側)
    なんともいえないのが、小田原線の小田原側。
    まず、新宿直通の急行はすべて快速急行に変更となります。
    で、小田原を6時台に出る列車が都心側のラッシュピーク時にあたるのですが、
    その時間帯の新宿行優等自体は減っているんです(7本/時→6本/時)。
    しかし、相模大野で江ノ島線からの快速急行に接続する列車
    急行相模大野、または新松田で急行に化ける各駅停車“いわゆる●急行”の相模大野
    を加えると9本
    になるので、乗り換えを気にしなければ実は増発だったりします。
    一方、減便騒ぎが起きている各停ですが、実は朝の時間帯は4本/時がキープされています。

    ●日中

    ベースは2016年改正のそれですが、代々木上原~梅ヶ丘 間の複々線化に伴い一部変更になっています。

    ◆小田原線

    ▽新宿~代々木上原 間
    ・千代田線に直通していた多摩線急行が新宿発着変更になった分、急行が増発。
    →京王対策。

    ▽代々木上原~向ケ丘遊園 間
    向ヶ丘遊園~千代田線方面 準急(3本/時)運転
     +土休日には成城学園前~千代田線方面 準急(3本/時)も(=6本/時に)。

    →千代田線方面へ向かう利用者は「各駅停車のみが停車する世田谷地区の駅からの利用が多い」ということで、これに即した形になりました。準急の停車駅が増えたのもそのため。土休日は都心への買い物客などを狙う意図か、直通列車の本数がさらに増えています。
    快速急行登戸停車(終日)
    →利便性は向上しますが、登戸以西からの所要時間が2分ほど伸びます

    ▽向ケ丘遊園~新松田 間
    列車本数上に変更はありませんが、
    ・上記の通り、千代田線に直通していた多摩線急行が新宿発着に変更。
    新宿発唐木田の急行は、2番ホームではなく3番ホームからの発車になりました。
     町田方面へ乗り換える際は要注意です。
    新松田発の上り急行も、新百合ヶ丘で上り快速急行を待ち合わせる接続”実施
    →唐木田からの急行ではすでに急急接続をしているのですが、
     新松田からの急行は新百合ヶ丘に5分停車して後から来る快速急行を先に通すということを
     やってのけます。急行が完全にサブキャラ扱いじゃねーか…
    急行が新松田発着、快速急行が小田原発着に変更

    ▽新松田~小田原 間
    減 便
    →ダイヤ改正の都心側の増発でしわ寄せがきているのか、そもそも需要の問題なのか、
    この区間は急行系列車が4本/時→3本/時、各停も11~14時を中心に3本/時となります(急行と各停が20分間隔で運転されるパターンに)。

    ◆江ノ島線
    ・土休日の快速急行藤沢発着→片瀬江ノ島発着に変更
    →江の島へは片瀬江ノ島駅から歩く方が近いのでおすすめ。
     江ノ電が混んでいて困っているというあなたも使ってみては。

    ◆多摩線
    上記の通り、千代田線に直通していた多摩線急行が新宿発着に変更。
    →新百合ヶ丘で、上り急行から快速急行に乗り換えると早く新宿に着けます(多摩センターから新宿まで33分)。これは以前からのダイヤの通りですね
    ・各停の変更はありません。

    ●平日 夕方以降

    ※18時台の1時間の 下り列車種別イメージを基に作成
    ◆小田原線
    主に、以下の2つが増発。
    快速急行2本/時から+4本。急行と合わせると10本/時から+2本)
     →快速急行のうち、2本が小田原・2本が藤沢2本が唐木田
     ※ちなみに、土休日は片瀬江ノ島まで運転する快速急行もあります。

    千代田線からの電車3本/時から+5本!

     →小田急線方面にお帰りの皆様、やったね!
     「代々木上原行しか来ないから仕方ないので代々木上原で乗り換えるか…」みたいな
     シチュエーションは、改正後は減っていくかもしれません
     (なお、8本/時のうち半分ほどは成城どまりです)

    ところで、ここで柿生~玉川学園前利用の皆様に注意があります。
    江ノ島線方面への快速急行急行に乗るのは非推奨です。

    これまで、小田原・江ノ島・多摩線のすべての快速急行・急行が2番ホームに止まっていましたが、多摩線各停への接続利便性向上を目的に、
    江ノ島線方面の快速急行・急行は3番ホーム発着となります。
    そのため、柿生~玉川学園前へ行く場合、江ノ島線方面の快速急行・急行に乗ってしまうと階段やエレベーターなどでホームを移動する必要が出てきます。くれぐれもご注意ください。

    ◆江ノ島線

    快速急行急行の増発(2本/時→4本/時
     →快急と急行が2本ずつです。
     また、複々線化に伴い、一部列車で所要時間が短くなる列車もあるようです。やったね!

    ◆多摩線
    多摩急行廃止
     →この分が新宿発の快速急行に置き換えられます。
    快速急行も多摩線に入るようになります!多摩線内は急行と同停車駅)
    新宿から多摩センターまで所要時間33分!!(同時刻の京王は約30分)
    便利で快適な小田急をどうぞご利用ください(なお運賃)。

    ◆その他
    ・平日7:30~9:30の上りの女性専用車の扱いが、
     「快速急行・急行・通勤急行と千代田線直通電車(全種別)」の1号車に変更
     ※8両編成の通勤急行(多摩センター8:10発→新宿8:50着)は女性専用車の対象外。
    ・千代田線方面→多摩線方面は、平日1日1本の取手発各駅停車唐木田のみに。
     多摩線方面→千代田線方面は3月16日を最後に廃止となります。
    ●まとめ
    今回のダイヤ改正は、複々線をフル活用して増やすべきところを増やし、減らせそうなところは増やすべきところに回したのがよくわかる形になっています。

    個人的に驚いたのが「多摩急行など廃止」で、千代田線プロジェクトの動画制作に完全に影響しました。そっかぁ京王に喧嘩売る気なのかと…



    で、1点惜しいなぁと思ったのが「通勤急行が1本だけ8両編成での運転になった」こと。
    “10両編成が足りない”…というのを思いうべる方もいらっしゃるかもしれませんが、それよりかは“10両編成が増やせない”事情が2点あるからです。
    まず、①千代田線直通電車は絶対的に10両編成(しかも相互直通運転に対応した車両)にしなきゃいけませんね。次に、混雑の激しい町田方面からの急行を10両編成にする。そこで10両編成が足りないとなると、どうしても多摩線にしわ寄せがきてしまいます
    もうひとつは、②代々木八幡(現在8両までしか止まれない)の10両編成対応化工事の遅れ。この影響で、8両固定編成車の10両編成化改造などの方策が進んでいません。一応、近い将来に4000形10両固定編成1本が増備されますが、現状では8両編成の車両を通勤急行にせざるを得ないという判断に至ったようです。他の列車が増発するとはいえ、どんな混雑の仕方するんだこれ…

    というわけで、3月17日のダイヤ改正でどれほどの混雑緩和が体感できるか…非常に楽しみであります。

    ではノシ

    ロマンスカー編→ar1450440

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