近畿令和鉄道旅 Chapter-7の解説
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近畿令和鉄道旅 Chapter-7の解説

2019-07-14 10:30

    2019/7/14~7/18に公開していた動画で、貴志川線和歌山駅発車時刻の表記に誤りがあり
    動画を修正しました。また、ブロマガにも同様の誤りがありました。おわびいたします。

    忙しくて制作が滞り気味になりました…
    今回は2日目(2019年5月11日)のつづき。

    ●高野山

    いまから約1200年前の平安時代初期、「弘法大師」の名で知られる空海が開いた高野山に到着。2004(平成16)年、熊野・吉野・大峰とともに『紀伊山地の霊場と参詣道』としてユネスコの世界遺産に登録されました。
    高野山の中でも2大聖地とされているのが「壇上伽藍(だんじょうがらん)」と「奥の院」です。どちらも、高野山駅からバスで行くことができます。

    今回は「奥の院」にやってきました。

    奥の院の奥、たくさんの杉に囲まれた御廟は、空海が迷走をしているとされる“神聖”な場所。このため、御廟周辺は撮影禁止。入り口外観と入り口前にあった案内板で代用させていただきました。

    ●再び極楽橋駅に
    奥の院前からバスとケーブルカーで極楽橋駅まで下ってきました。

    極楽橋に到着して数分後、観光列車「天空」が入線。
    極楽橋側2両が指定席・橋本側2両が自由席。南海本線のサザンみたいな方式をとっていますね。

    「天空」はもともと“角ズーム”と呼ばれ、1969年に高野線向けに導入された22000系。
    これを支線区に転属させるために改造した2200系を、高野線の観光列車として運行するためにさらに改造したのです。
    22000系が“角ズーム”と呼ばれるのに対し、“丸ズーム”と呼ばれた21000系もかつて運行されていました。現在、21000系は大井川鐵道で運行されています。

    “ズームカー”の由来について、南海は「広範囲に速度と牽引力を制御できる車両=カメラのズームレンズに例えると、広範囲に画角を変えられる」という意味からきているとしています。
    ●極楽橋9:39発 特急こうや2号/難波行(南海30000系 30001F)

    さて、極楽橋から橋本までは特急こうやに乗車。
    今回、こうや2号に使われた“高野線のクイーン”30000系は1983年デビューと、いよいよアラフォーに突入といったところ。


    高野下駅まで時速33km/h、車体を大きくくねらせて山を下っていきました。
    乗車率は30~40%くらいだったかと思います。

    ●橋本10:38発 普通/和歌山行(JR西日本105系 ヒネSW012)

    次に乗る列車は和歌山線。和歌山へと向かいます。
    和歌山線の主力車両、105系の登場です。

    105系には、1981年から新製された片側3ドアタイプと、もともと常磐線各駅停車などで運転されていた103系を改造した片側4ドアタイプがあります。
    常磐線各駅停車では、103系の跡を継いだ203系が現在はすべて置き換えられ、E233系2000番台が活躍中。直通先の営団(現;東京メトロ)千代田線では平成の終わりに6000系が16000系に置き換えられたりと世代交代が進みましたが、105系として生まれ変わったこの車両は、和歌山線にやってきてから35年間活躍。

    しかし、2019年秋には新型車両227系1000番台に置き換えられる見通しです。
    今回導入される227系には車内にICカードリーダーが搭載されるため、ICOCAなどが使えなかった和歌山線でも使えるようになる見通しです。


    ●和歌山11:55発 貴志行(和歌山電鐵2270系 おもちゃ電車2276F)
    そして、和歌山からは和歌山電鐵貴志川線に乗車。
    一日乗車券を買ってホームに入ると、すでに電車が停まっていました。

    和歌山電鐵は全列車が元南海の2270系での運転となります。
    2270系は“角ズーム”こと22000系を貴志川線に転属させるために改造した車両です。
    このうちの2276Fが「おもちゃ電車」に改造されました。

    鉄道模型やフィギュアが車内に展示されているほか、“鉄道車両では世界初”とされる「カプセルおもちゃ」の販売機が設置されています。
    その他、「ななつ星in九州」の「うめ星電車」「いちご電車」「たま電車」と、ユニークが車両が多数登場しています。

    ユニークな車両を登場させた背景には、貴志川線の厳しい状況がありました…

    次回は、貴志川線の“廃線危機”と、あの“駅長”を追いつつ旅をします。では。
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