• 【ゲーム】ポケットモンスターのお話の話 その2(主人公とか伝説のポケモンとか)

    2020-05-27 16:00
    長くなったこの前の続きなんですけども

    3.主人公は何をしたか

    アローラはわかりやすく、
    アローラの初代チャンピオンになったりウルトラネクロズマの脅威から世界を救ったと。

    ガラルの主人公はローズ委員長の悪事(?)を暴いたのと、ダンデをチャンピオンの呪縛から解き放ったってとこですか。
    ただし、ガラルの主人公は作中危険から徹底的に遠ざけられてるんですよね。
    にっちもさっちもいかなくて、最終局面のムゲンダイナ戦だけ引きずり出されたけども。
    ガラルの主人公は基本的になんとなく流れで世界を救っちゃった感があって、
    ガラルにおいてチャンピオンダンデの敗北とローズ委員長の失脚って大事件なんですけど、
    事の大きさがあんまり感じられないんですよね。
    これはまあローズ委員長はそこそこヤベー奴だったけどマクロコスモスは企業の皮を被った悪の組織でもなんでもなく、マジでただの企業だったからでしょう。

    ダンデはタワーのオーナー楽しそうにしてるし。
    まあでもダンデはまだ大変そうだなって気もするけどね……
    他の地方に旅に出た方がいいよあの人。
    シンオウとかオススメ。

    ついでに本当の歴史だってつまびらかにしてて、書いてるとだいぶすごいんですが、
    いまいちすごいことした感ないのはなぜだろうって考えると、
    ガラルがあんまり変わってないからだと思うんですよね。
    前にも書いたようにガラルは停滞しきった世界で、
    主人公がやったことってまず壁に一穴開けたようなもので、
    ここから段々変わっていくんだなと思うんです。

    剣盾のテーマである継承って、継承が目的じゃなく、
    継承された相手が何をするか、じゃないでしょうかね。

    まあつまり何が言いたいかというと、この後DLC2つ出るのは確定してるけど、その先、
    恐らく剣盾にも完全版的なものが出るとは思うんですけど、USUMみたいな別軸の話じゃなくて、BW2みたいな未来の話なんじゃねぇかなって。

    俺はホップからロトム図鑑もらいたいよ。

    4.伝説のポケモン

    正直ガラルの伝説のポケモンって、これまでと比べるとだいぶ影薄い。
    準伝なんて存在してないですからね。

    確かにピンチには助けにきてくれたけど、
    カプ・コケコとかソルガレオルナアーラ、レックウザ、レシゼクとかの扱いを見ろと。

    ただこれって、ガラルに偽りの歴史が伝わってて、
    ザシアンやザマゼンタの存在が認知されてなかったからだと思うんですね。
    たぶん本来、あの地方にも色んな伝説があったと思うんですが、
    特にイギリスなんて円卓の騎士周りとか妖精とか狼男とかその辺のメッカですし。
    それらが歴史が誤って伝わるにつれて忘れ去られたんじゃないかなと。
    そのへんDLCで語られるんでしょうけども、本筋で出てこなかったのは、
    そういうとこじゃないかなーと思うわけで。

    パドレックスとかあれ朽ちた剣とか持ちそうじゃない?


    それとは別件でムゲンダイナがUB味があるのは各所で言われてるし、
    実際アレはUB的なろくなもんじゃない存在だと思うんですけど、
    あの巨体がウルトラホールから出てきたなら、
    隕石として落下してきたって言われても納得するし。
    キュレムやデオキシスみたいなパターンもあるかもしれないけど、
    キュレムとはやってる被害規模違いすぎない?
    あれですか、生まれた星の違いですか?
    キュレムちゃんちょっと伝説と合体できるだけよ?

    まあ、前述の通り主人公が物語の危険から隔離されてたせいでわからんこと多すぎるんですよね。シナリオ進行中のソニアはポケモン博士としてはあんまり役に立たないし、こういうのに強そうなマグノリア博士は一切表舞台に出てこないし。
    その辺の話もしてほしいが……やれるのか……?
    個人的にウツロイドとかテッカグヤあたりのUBが好きなのと
    やっぱハンサム出てきて欲しいよね……
    次のヨロイはUBの話する隙一切なさそうだけど……
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  • 【ゲーム】ポケットモンスターのお話の話 その1(ガラルとアローラとか)

    2020-05-25 19:14
    ぼちぼちDLCも来そうだからってんで、
    対戦はしないけどレイドバトル快適にやりたいし図鑑埋めたいなと思い立ち、
    ウルトラムーンを買ったんです。
    ちなみにアローラは初体験。アニメは見てたんですけどね。
    そしたらまぁ面白いこと!
    ただ、剣盾と若干テーマが近しい気もしたりしたので、
    考えをまとめがてら書いてみようとなったわけです。

    1.大人と子供の話

    基本的にポケモンって、子供がポケモン図鑑をもらって旅に出て、
    旅先で悪さしてる悪の組織をなんとなく壊滅させて、
    伝説のポケモンをゲットしてチャンピオンに、っていうのが
    言うならば構文みたいな形で出来ていたんですけど、
    第五世代であるBWから若干捻ってくるようになったんですね。
    どう捻ったかとかはやったのが随分前なのもあるのであんまり触れないんですけど、
    良くも悪くもNくんの存在はポケモンのシナリオ構造を大きく変えたなあと思うわけです。

    まぁそれでアローラとガラルのストーリーって、
    テーマに近しいものがあるなって思ったんです。
    ガラルはわかりやすく大人から子供への継承の話で。

    アローラも偉大な先代と自分を比べて悩んでたり
    毒親と色々あったりするんですけど、
    そういう子達に形は色々あれど、手を差し伸べる大人がいるんですね。
    ククイでありグズマでありクチナシであり……
    それ以前に同世代の主人公一行の友人関係も重要なんだけども。

    そういう大人達も子供からいい影響を受けたりもしてたりしてね。
    それって子供が主人公の作品においては当然の要素ではあるわけなんですが、
    こういうこと考えてると剣盾の、ガラルという土地に「ン?」ってなったわけです。


    2.開かれたアローラと閉じたガラル

    アローラってゲームでもアニメでもそうなんですけど、
    めっちゃ自由なんですよね。開放的というか。
    もちろんその裏には島キングとか島クイーンとカプの関係だとか、
    キャプテンになれない苦しみだとか、仄暗い土着信仰みたいなのもあって、
    一概に最高! ってわけじゃないんだけど。
    (島巡りの途中で死んだお子さん結構いそうじゃない?)
    グズマはグレちゃうしね。とはいえそのグレたグズマとスカル団も、
    結構洒落にならない悪さをしてるんですけど、アローラの人達って、
    困った子達やな~みたいなのんびりしたもんなんですよね。
    まぁほんとにやばいことしたらカプやキングがなんとかしてくれるだろみたいな
    安心感もあるのかもしれないけど……

    一方でガラルはというと、そもそも悪の組織がいない!
    それだけダンデやローズ委員長の威光が効いてたってことなんでしょう。
    個人的にあの地方の悪の組織はダンデじゃなくてローズが始末してると思う。
    表に出ない形で。その時にダンデを利用したこともあったかもくらい。

    そんな中で悪さしてるエール団なんてスカル団と比べたら月とすっぽんですよ。
    グレる程度が違いますわよ。の割に結構な言われようしてて可哀想。

    それでまぁガラルって色んなところで言われてるけど、
    完全に停滞した世界なんですよね。
    ダンデは最強だし。ローズ委員長の下で世界はうまくやれてるし。
    とはいえこの停滞した世界はほどほどに過ごしやすいので、
    そりゃ確かにムゲンダイナで一生エネルギーに困らなくしたら最高ですわ。
    あれでムゲンダイナのエネルギー転用がうまくいってたら鎖国とかしてたんじゃない?
    イギリスもEU離脱したしさ。
    一生ダンデのチャンピオンタイム見せられてもたぶんあの世界の人々は幸せなんだと思う。

    ただ、ソニアはそれなりに息苦しさも感じていたし、
    ホップも雁字搦めになっちゃったりするし、
    まあこのふたりは主人公と関わって吹っ切れていくんだけど。

    薄明では多様な役回りを求められるジムリーダーとして、ルリナやサイトウもしんどそうにしてたので、万人にとって完璧によいわけではないんだけど(まあどんな世界でもそうよね)あの人達は続けることを選択してるんですね。
    あのガラルという土地は停滞している故に、
    ファーストチョイスは「続ける」ことになっているなと。
    だからこそ後継者を見つけ、託す先があったポプラやネズがあの世界においては魅力的に見えるのかもしれない。


    でもガラルがああなったのはしょうがないなって思うんです。

    科学技術はポケモン赤青時代から剣盾になるにつれて現実の科学技術とほぼほぼ同じように進歩していて、さらにそこに、あの世界には便利なポケモンがいるわけで、そんな世界だったら
    まあこのままでいいじゃん……みたいな方向にいくのもやむなしだよなと。

    ワイルドエリアだって自然のままとはいえ街に囲まれてて、作られた箱庭感があるし(個人の感想です)とことんアローラとは対極だなあと思ったわけです。

    ガラルの街を移動する列車とかもなんかね、意味深に見えてきたりね。
    レールの上ね……

    すごい長くなりそうなので一回この辺で
    次はアローラとガラルの主人公のこととか色々
  • 【ゲーム】十三機兵防衛圏の話

    2020-05-13 18:57
    ようやく準新作ゲームをクリアしたのでキャッチーな話ができるというもの。

    というわけで「十三機兵防衛圏」の話です。英題がとてもかっこいい。


    まあなんというか作品の性質上ネタバレが致命的なものと考えられがちなんですが
    ちゃんと文章を読んでかみ砕くことができれば話の筋がわかるようにできてて、
    ギミックも正直割とこう……わかりません? 進め方によったら違うのかな。


    そんなわけでネタバレとかに目くじらを立てる類のゲームではないと考えているのですが、
    どうこう言われてもめんどくさいのでネタバレ注意と言っておきます。
    こう言っておくことで最後の方に好きなシーンを書ける。


    1.大筋はとてもシンプルで読みやすい

    13人の主人公が織りなすオムニバス形式なんて言われる作品で
    伏線に伏線を重ねるシナリオはさすがに作る方もやる方も死ぬので
    さもありなんというところなんですが、お話はシンプルですよね。
    というか伏線を張るには張るが回収がとても早い。
    ここがお客さんにシナリオを読ませるうえですごく誠意があって商売上手だなって思うんですね。読んでて気持ちいいんですよ。
    自分みたいにああこれはこうねって思いながら読んでるユーザーにとっても
    先がどうなるんだろうってなるユーザーにしても読みやすい。
    ADV形式のゲーム書いてて一番がっかりするのって個人的にはユーザーの途中脱落なので、
    そうさせないことを念頭に置くとこのシステムはとてもよかったなと思うんですね。

    2.モチーフとか読み方の話(ゲームに関係ない話なので青)

    その上で若干ネタバレちっくな話をすると、
    メジャーなSF作品の要素がめちゃくちゃぶっこまれてて、
    そこから当たりを付けると、なんとなく序盤の終わりくらいで察しがつくんですけど、
    それならそれで、じゃあ他にどんな作品入れてきてるんだ? ってなったり、
    いやいや、これはひっかけなのでは……? となったりするので
    そこでも引っ張れますよね。

    「カメラを止めるな」って映画初めて見た時、Aパート見てて
    これは虚構なのか、虚構だと思ってたのがそうでなくなったのか、
    って二通りのパターンを考えてたんですけど、
    十三機兵防衛圏でも同じことしながらプレイしてましたね。二択は全然違いますけど。

    3.キャラクターの話

    このゲームのキャラクターの作りって結構異質だなーというか
    メインキャラのキャラ性の主張がそんな強くないんですよね。
    比治山は相当アクが強かったけど(これについては後述)
    他のキャラは言い方を選ばないとテンプレ的というか、
    わかりやすくキャラ付けしてるんですよね。

    これってなぜだろうって考えたんですけど、
    ひとつはまあこれソシャゲじゃないからってのがあって。

    ソシャゲはもう属性ドバドバソースマシマシなキャラ作りするんですけど、
    これソシャゲじゃないんでっていう。
    お上品な和菓子って感じ。

    また、もう一個考えたのは
    ADVパートって選択肢選んでお話が進むんですが、
    ノベルゲーム形式ではなくある程度プレイヤーの操作が介在するので、
    あんまりにもアクが強すぎると選択肢を選ぶ上でめっちゃこう没入感がそがれるというか、
    ううん? ってなるのがあるかなーって。
    僕はあんまり気にならんですけどね。

    FF14で
    ヒカセンがメイン中で泥棒だかなんだかしたのが許せない!
    うちのヒカセンはそんなことしない!
    みたいな話あったじゃないですか、それと同じようなことで。

    あと、単純に話が制御できなくなりそうってのもあるかもしらんなって。
    なんだかんだといってボリュームは相当なので、
    奇人変人がめちゃくちゃ入ってくるとこう変に話が転がったりね……




    4.続キャラクターの話
    (めっちゃネタバレです。見たくない人は以降見ない方がいいです)

    一応核心に触れない形で書きますがネタバレです。


    その上でこのゲームのキャラ性の強さって、
    426や森村千尋、沖野司、飛田先生にすっごい振り切れてるんですよね。

    この人達って基本的に選択肢に縛られてなくて、
    まあ要するにこの人達の行動に対するリアクションでメインキャラが行動するわけなんですが、もう性癖博覧会というか……
    個人的に森村千尋と沖野司はライターの「「「強さ」」」感じましたね。

    僕は沖野司君が好きです。
    あんな人で人生狂いたい。

    そんなわけで沖野司はいいぞって話です。
    あれ、何の話だっけ。
    これ割ととりとめもなく書いてるので飛ぶんですよね。すいません。


    5.好きなシーンの話

    たぶん書きたいことは全部書いたので。

    個人的にぐっと来たのは、十郎編ラスト、恵編ラスト。
    シュタインズ・ゲートのオタクなので426は好きに決まってるんですよね。

    全編通しては1945年組が気に入ってます。まあ沖野君が出るからなんですけど。


    6.雑感

    三浦くんのシナリオアンロックもうちょい後でもよくない?
    あれ見るとほぼタネは割れる気が……する……