• 第8回シンデレラガール総選挙 中間発表の結果から行う考察と展望

    2019-04-26 17:52

     夢見りあむは運営のパトロンになることを求められた。

     ─第8回シンデレラガール総選挙中間発表からみる運営の過失─


    目録
    1.はじめに     選挙開始前の新アイドルについて。
    2.中間発表前状況  イベントの動向やツイッターでの選挙活動
    3.順位発表を受けて ざっくばらんな戦況整理。
    4.夢見火山     堅実を嗤うのは無慈悲な結果
    5.さいごに     読んでいただきありがとうございました。      
    6.中間発表順位総覧 各属性15位までを見やすく一覧に


    1.はじめに。

     総選挙開始数日前にデレステに実装され、モバマスでは掘り下げられなかった部分が追加で公開になったのは砂塚、辻野らも同じことではあった。
     しかし夢見りあむは当初のインパクトの強さからなおさら追加情報もユーザー、プロデューサー共々に新たなインパクトを与える結果だった。

     そして幕を開けた第8回総選挙。第7回終了時から、いや第6回総選挙で総合2位だったあの時から第8回シンデレラガールは本田未央しかいないだろう。
     そういった雰囲気は既に察しろと言わんばかりの結果が如実に出ていた。第7回で安部菜々との一騎打ちに敗れたことがその現実味を増幅させた。
     
     もはや第8回の総合優勝の筆頭は本田未央。そこにCoとCu、そして前回から連続圏内入りを果たしている未ボイス組がどう躍動するか。
     当初はこの既定路線でいくだろうと考えをもっていたが、それは運営の手によって覆された。

     まずは7人の新規アイドルの加入というテコ入れだ。
     序盤はモバマスの伝統に乗っ取って辻野あかりがりんご、ないしんごパワーと一人目の新アイドルということで歓迎され、
     砂塚あきらも現代型アイドル、しかも趣味はFPSと配信、サメなどいろいろとネットスラング、ネットカルチャーの影響の強いアイドルで注目を浴びた。
     そして3人目、夢見りあむという強烈なキャラクターが登場した。
     承認欲求の塊かつ、自己の自信が大きく欠損したアイドル。しかしこれは後に開示された家族環境による影響、さらにアイドルオタクで、アイドルの良さを理解したうえで炎上しても構わないという姿勢や、言動の端々にネットカルチャー、スラングを使う存在。
     そしてなにより自分がアイドルオタクを理解しているという薄っぺらい理解力からくるアイドルらしからぬ言動や行動。
     まさに一言で言うのであればネガティブな言語でまとめたほうが伝わる存在であった。

     しかし、彼女までがモバマスの伝統を乗っ取った新参という扱いになる。


     
     デレステにて発表になった残りの4人は元祖アイマスのきゅんっ!ヴァンパイヤガールに喧嘩を売りに行った吸血鬼の末裔と、そのお嬢様に使える表情は硬く考えも少し凝り溜まった中世的かつマニュアリズムな雰囲気のある使い。
     一方でアイマス、SideM、シャイニーカラーズでは馴染みある双子キャラクターを、同時期としては大崎姉妹とは異なるディテールの双子が加入した。
     アイドルマスターシンデレラガールズにおいて、総選挙でボイス獲得を争っているアイドルたちが100人以上いるという環境を差し置いて、ボイス、それどころか楽曲をもひっさげて堂々参入という発表になった。

     
     この4人の投入は衝撃であった。もともと7人の追加に関しては歓迎ムードであったのは事実だった。
     マンネリ化打開、新規ユーザーの獲得。しかしボイス付きでのデビューとなると、反応が多々分かれたのも事実であった。
     歓迎する人物もいた。新しいアイドルの誕生を祝ったユーザーやプロデューサーもいる一方で、運営はキャラクター軽視を行っているとも思われる行動に踏み切ったとも断言できる行いでもあったのだ。
     各所ではこの新規アイドルの楽曲イベント中にログインしない、いわゆる「不遊運動」や引退、移籍などの行動がとられた。

     しかし運営からすれば今後の「アイドルマスターシンデレラガールズ」コンテンツに資金を落としてくれないユーザーにはご退場していただいて結構という、功利主義的観点からユーザーをふるいにかけた導入ともいえた。
     そしてこれは今回の総選挙にも影響が大きく出た。 
     

    2.中間発表前状況
     
     第8回シンデレラガール総選挙の期間が始まり数日が立った。総合首位本田未央という状況は変わらないが、決して独走態勢にはならなかった。
     イベントとしてはモバマスは復刻ニューウェーブアイプロ、浅利七海ガチャ、そして南条光と藤居朋をメーンとして公演。デレステはSSR黒川千秋の投入、イベント楽曲はアニメシン劇の最新楽曲となった。今回大きく伸びてきた浅利七海はしっかりと機会を掴み躍進したという活躍を見せた。
     一方選挙活動では工藤忍、ブルナポ最後の刺客松本沙理奈、MGSユーザー兼P達を激震させたナターリアが躍進。彼女たちもツイッターやリアル事象を利用したユニークな活動で票を伸ばした。もはや「キャラクターの魅力を伝える」のではなく、「アイドルを応援しているプロデューサーたちがいかに他の勢力から”面白い活動をしているようだから投票してみよう”(きっとさらに面白くなるかもだ?あるいは面白い活動に対する投げ銭ならぬ投げ票)を稼ぐが」
    にシフトしつつある。

    3.中間順位、各勢力の現状

     キュート属性は緒方、佐久間、一ノ瀬と3強が激突。そこに輿水、双葉という前川と島村こそいないがCu属性7強陣営のうち5強がしのぎをけずる。
     そんな中に割って入ったボイス権獲得の争いにおいては過去に圏内入りの経験がある遊佐こずえ、工藤忍、今井加奈という顔ぶれだ。
     工藤忍はフリルドスクエア、今井加奈においてはメロウ・イエローの母体であるイエローリリーに加え、藤原肇、高森藍子の3人で組むビビッドカラーエイジもある。
     遊佐こずえの人気は過去の総選挙の結果を見れば着実に勢力を伸ばしつつあり、そこにコミックのU149が追い風になっている。
     これはCo陣営の佐城雪美を見ても明らかだ。そしてこのままのペースでいけば二人ともボイス圏内にとどまることはできるだろう。

     クールは前回属性1位をつかんだものの総合1位を逃した北条が属性首位固めの形相。そこに神谷奈緒と速水奏が初の総選挙CD入りを目指す格好だ。
     未ボイス組では佐城雪美が大きく伸びている一方、第8回ということで上位浮上が予想された八神マキノが苦しんでいる。
     こうなると佐城雪美の属性3位入りは中間発表時点では濃厚、そして北条とのタッグを神谷か速水というどちらもユニットを組んだ経験のある二人のどちらか。
     という争いになりそうだが、高垣陣営の動きがいまだにないところをみるとそれすらも危うい状態である。
     
     そしてパッション。本田未央はほぼ当確。そして佐藤心、城ヶ崎美嘉、高森藍子、星輝子といった属性上位常連が争う展開。
     そこに未ボイス組から圏内入りの回数の多いナターリアが海外Pの行動から発生したあの事案でツイッターでバズーカ現象。一気に上位へと躍り出る結果となった。
     しかし虎視眈々とU149での活躍や、ビートシューターの活躍が願われている的場梨沙がボイスを求めてくらいついていく。


    4.すべては運営の掌の上

     しかし彼女に触れなければならない。夢見りあむだ。
     夢見りあむの存在が大きく波乱を生んでいる。総合争いでも北条加蓮や本田未央を脅かすほどの勢いをもって上位につけている。
     現在夢見りあむ勢力というのはこのまま成長すれば総選挙CDである「各属性TOP3」と「総合上位5人」の2曲に夢見りあむは滑り込む。
     既にボイスを持ち得ている勢力が割拠しやすい枠に入ろうとしているのだ。
     要は夢見りあむは既にボイスを持っているアイドルのCD枠、および堅実に歴代選挙で結果を出してきた未ボイス組をも出し抜こうとしている格好となった。
     
     もともとインターネットを利用したアニメやゲームコンテンツの総選挙というのは本当の人気を示す指標としては100%の効力を発揮しない。
     「不本意ではあるが、結果がコミカル的に面白いものになった場合、どういったアクションが発生する?」
     という、結果を見越したうえで、「誠意なき一票」ないし「悪戯心からくる一票」が何千票、あるいは何万、何十万票と入るのがインターネットの恐ろしさだ。
     この例はポケットモンスター、イナズマイレブン、あるいは某菓子のシーソーゲーム、これらを知る人から見れば納得の結果だろう。

     夢見りあむが今回果たした役割とは一体何か。それは第8回シンデレラガール総選挙の本田未央の独り勝ちを脅かすためのバズーカだ。
     本田未央には集票力が今回に関してはあまりに高い。Pa属性3回1位を獲得、さらに2年連続総合2位。
     高垣楓、安部菜々というライバル相手に善戦、激戦の末2位という結果を射止めたその結果は数年プレイしたユーザーは身に持ってその偉業を理解できるし、
     新参ユーザーであっても過去の戦績を見ればその情勢を理解することはたやすいものだ。
     「今年こそは本田未央を勝たせなくてはならない」「むしろ本田未央のためにある」という雰囲気すらある。
     しかし「勝つことを要求され、さらに期待された場所でしっかりと優勝をしなければならない」ということの難しさは、ある企業が既に証明したこともあるようにとても難しい。
     さらに、その同情票、さらには本田未央を優勝に推す誠意ある声を上回るかもしれない炎上商法というネットバズーカは既に威力を証明した。
     
     加えてそこに集約されるであろう浮遊票、流動票が多ければ多いほど、かつて総選挙圏内を果たしてから翌年、逃したボイス権を獲得しようという勢力を後押しした力が削がれることになる。
     つまりは数年以上努力している既存キャラ未ボイス勢力のブーストパワーを夢見が吸い上げる可能性も十分にあることになる。
     
     ここから言えることは、夢見りあむを打ち破って未ボイス組がボイス圏内に入るためには、より票数を集めるためにさらにリアルマネーを使わなければならない可能性もあるということだ。
     競争の激化という点において夢見りあむは本田未央勢力の優勝を脅かすための同情票、や未ボイス組への助力を担ってきた票、流動票などを吸い上げるという行為に成功しつつある。
     おかげで今回を勝負どころとみていた勢力のボイス獲得のチャンスすら封じつつあるのが現状だ。
     
     つまりは来年以降の開催されるかどうか怪しい総選挙を待たねばならないし、その時にまた選挙資金を用意したりつぎ込まねばならない。
     
     そう。夢見りあむの未ボイスでの登場によって、今回の第8回、および第9回総選挙以降でのマネーゲームも実質的に確約される可能性があるのだ。
     「アイドルマスターシンデレラガールズ」というコンテンツに今年、および翌年以降もマネーをつぎ込ませる役割まで、夢見りあむは事実上果たしたことになる。
     
     しかし、夢見りあむを支えている層のすべてが前述した、面白半分で投票したという一派のみなのか?
     それはNoだろう。実際、Paの属性12位には久川凪がランクインしている。声付きアイドルがボイス実装後に初圏内入りとなるのは
     第8回では水本ゆかりと同じ快挙だ。しかも久川凪は先出の黒埼ちとせ、白雪千夜をも上回ったのだ。
     夢見りあむの躍進を支えている層にもしっかりとしたファン、プロデューサーはいる。実際彼女は自分に自信がないだけなのだ。
     そこをケアしながら育成していけばヴィジュアルをいかしつつ、新たなユニットで魅力をさらに出せる可能性が高い。
     
     しかも夢見りあむが総選挙でボイスを獲得するという結果は一部ユーザーからすればまさに大どんでん返し。そもそも夢見りあむもどのような声で歌や言葉を発するのか?
     別のアイドルとユニットを組むことでどうなっていくのか?自信を得た夢見のアイデンティティとは?家族との今後は?
     そういった「ワクワク」「興味」という魅力が強くあるという部分、それほど強烈なキャラクター性が支えているともいえるし、
     そのアクションと展開で面白いものを見たいという欲求を果たすユーザーもいるのは事実だろう。


    5.新アイドル導入は本当に必要だったのか?

     夢見りあむは見事に運営のパトロンとして選挙の活性化、ユーザーや今後の展開に対する期待の稼ぎの支援を果たしたいうことは間違いがない。
     しかし、裏を返せば。
     当時在籍していた183人のアイドルたちにはこれ以上の選挙のポテンシャルは見込めないし経済活動としてもチャンスが少ないと運営に判断されてしまったからこそ、今回の新キャラ導入、およびこのような第8回の選挙戦の構図が生み出されてしまったのだと捉えることもできる。
     

     これこそ運営がこれまで多くの人物をアイドルとして繰り出し、ユーザーやプロデューサーたちはその多芸多才なアイドルたちの魅力に触れ、受け取り。
     そこから沸き立つアイドルたちに注いできた応援する気持ちやそのアイドルたちへの誠意や熱意というものは計り知れない。

     しかし、これまでの活動では不十分だと繰り出してきた運営が判断を下した。
     これはファン軽視というよりもアイドルたち、ここでは失礼ながらキャラクターと呼ぶがそのキャラクター軽視を運営がしたとしか言いようがない。
     本当にアイドルたちの魅力を精一杯伝えるべきは運営だ。運営がより多くのアイドルたちに、より多く、ユーザーやプロデューサーに
     アイドルたちの魅力に触れさせる機会となるイベントやカード配布、ガチャなどを行ってきたか?

     ユーザーやプロデューサーというのは、運営からのアクションがあり、それを享受し、魅力を共有しかみ砕いてからアウトプットへとつながる。
     なのに運営からのインプットの機会が少なければ、アウトプットすらしにくいのだ。あるいはそのアウトプットの発展性が乏しくなりがちだ。
     一方では「選挙で躍進できないのはユーザーのマーケティング不足だ」という声もある。ただこれがすべてでは決してない。
     正しく言うのであれば「運営がよりアイドルたちの魅力を引き出す機会をつくることを怠ったがために、マーケティングが結果的に不足した」、というほうがあるべき言葉の形だ。

     
     運営は183人のバラエティ豊かなアイドルたちを抱えておきながら、彼女たちのポテンシャルに疑念を持ち、結果カンフル剤導入へ踏み切った。
     見事にそのカンフル剤は功を奏する形になりつつある。実際、中間発表で初の圏内入りを経験したアイドルは見事に増加をした。これを「成功」というべきかも悩ましい。
     カンフル剤となった新アイドル7人の投入により、既存アイドル未ボイス組のPたちの危機感からくる躍進ともとれるし、もちろん、長年のプロデュースが報われた形であることも間違いはないし、本当にこの結果を掴むことの難しさもわかっている以上、ユーザー、プロデューサーたちは素晴らしい活動を果たしたといえる。

     しかし忘れてはならない。
     どうして運営はカンフル剤を導入しなければならなかったのかを忘れてはならないのだ。
    実質それは運営自信がアイドルたちの魅力の発見を怠ったことこそに原因があるということを。
      



    6.中間発表 結果 (総合11位以下は推定

    中間属性
    11本田未央
    21北条加蓮
    32夢見りあむ
    42佐城雪美
    51一ノ瀬志希
    62佐久間まゆ
    73鷺沢文香
    83遊佐こずえ
    93ナターリア
    104緒方智絵里
    <11>4高垣楓
    <12>4高森藍子
    <13>5双葉杏
    <14>5速水奏
    <15>5的場梨沙
    <16>6工藤忍
    <17>6浅利七海
    <18>6佐藤心
    <19>7輿水幸子
    <20>7神谷奈緒
    <21>7城ケ崎美嘉
    <22>8宮本フレデリカ
    <23>8八神マキノ
    <24>8星輝子
    <25>9島村卯月
    <26>9森久保乃々
    <27>9諸星きらり
    <28>10今井加奈
    <29>10橘ありす
    <30>10小関麗奈
    <31>11前川みく
    <32>11アナスタシア
    <33>11依田芳乃
    <34>12小日向美穂
    <35>12藤原肇
    <36>12久川凪
    <37>13池袋晶葉
    <38>13松本沙理奈
    <39>13相葉夕美
    <40>14水本ゆかり
    <41>14二宮飛鳥
    <42>14堀裕子
    <43>15西園寺琴歌
    <44>15神崎蘭子
    <45>15大槻唯


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  • 第6回シンデレラガール総選挙 10人の結果から見える明と暗

    2017-05-15 01:49


    今回も熱戦が繰り広げられた第6回CG総選挙が幕を閉じました。

    改めて全体50人を見ていきましょう。


    1位 高垣楓
    2位 本田未央
    3位 藤原肇
    4位 荒木比奈
    5位 喜多見柚
    6位 佐久間まゆ
    7位 村上巴
    8位 北条加蓮
    9位 関裕美

    10位 鷺沢文香
    11位 緒方智絵理
    12位 安部菜々
    13位 鷹富士茄子
    14位 輿水幸子
    15位 神谷奈緒
    16位 喜多日菜子
    17位 南条光
    18位 高森藍子
    19位 前川みく
    20位 速水奏

    21位 今井加奈
    22位 佐城雪美
    23位 結城晴
    24位 島村卯月
    25位 橘ありす
    26位 三船美優
    27位 小日向美穂
    28位 森久保乃々
    29位 遊佐こずえ
    30位 渋谷凛

    31位 八神マキノ
    32位 城ケ崎美嘉
    33位 双葉杏
    34位 ナターリア
    35位 工藤忍
    36位 新田美波
    37位 二宮飛鳥
    38位 五十嵐響子
    39位 アナスタシア
    40位 星輝子

    41位 一ノ瀬志希
    42位 神崎蘭子
    43位 相葉夕美
    44位 高峯のあ
    45位 三村かな子
    46位 大槻唯
    47位 白坂小梅
    48位 塩見周子
    49位 多田李衣菜
    50位 諸星きらり



    この中、および惜しくも圏外となり51位タイとなったアイドルも含め、
    10人のアイドルの結果に注目して総選挙を「個人的に」総括していきたいと思います。



    まず一人目は 「文句なしの初戴冠」高垣楓。
    第2回総選挙以降、4回連続でTOP10、しかも
    2回、4回、5回は3位以内という(順に3位、3位、2位)人気の高さですが、
    今回ついに初戴冠。
    途中で行われたガチャでの登場も影響したことでしょう。
    どうしてこう、一段一段だったんでしょうか。と思うほどの
    勝ちっぷりでした。
    タイトルについているように、明と暗でみれば、間違いなく明、だと思います。




    続いて二人目は 「Paの一番星」本田未央。
    渋谷凛、島村卯月とNG勢がシンデレラガールになるなか、
    未央はつらい戦いが続いてきました。
    第5回総選挙では躍進をとげ、
    「第6回の一番星」すなわちムツボシをかけて挑んだ選挙でしたが、
    惜しくも全体2位というかたちで終わりました。

    未だ央ならず―。
    ムツボシを逃した未央はまた辛酸を舐める形、といえばそうですが、
    属性別1位、しかも全体2位。当初の未央から考えれば快挙ともいえるわけです。
    明と暗でいえば、シンデレラガールのチャンスを惜しくも逃した
    という部分で「暗」ですが、次の第7回が始まっていると考えれば、
    その先には必ず「明」が待っているはずです。




    3人目は「広島に錦を飾る」村上巴です。
    中間発表ではTOP10外、されど属性3位という一でしたが、
    終わってみれば全体7位、属性でも3位をキープという
    文句なしのボイス獲得に終わりました。
    鷺沢文香、北条加蓮、そして関裕美を抜き去ったと考えると、
    絶対にボイス圏内に食い込む、という執念を感じることもできました。
    広島カープ優勝の翌年にこの結果は何かのめぐり合わせでしょうかね?

    加えて、喜多日菜子とのマッチアップも予想されましたが、
    46万票対28万票、という私としては意外な形にみえた結果でした。




    4人目に注目するのは、「物語はまだ続く」喜多日菜子です。
    デレステではすでにSSRも出ており、総選挙においても
    第3回以降50位以内に入り続けていることもあってか、
    今回の混Paの台風の目とみていました。

    日菜子Pのニコニコ、およびツイッターでの活動をたくさん見ていた
    私としては、日菜子が逆転ボイス、というのも見れるのかなと
    思わせるほどのものだっただけに、その場所以外での
    村上組の活動が末恐ろしいと感じました。

    村上巴と喜多日菜子、ともに未ボイスで最後の3枠目を争うという
    結果だけに、明と暗がはっきりついてしまったともいえます。

    しかし早坂美玲のように、サプライズボイス、という可能性においては
    今回の結果を見ても日菜子が筆頭のように思えます。
    今回含め4回連続50位圏内、加えて属性4位。
    必ず報われてほしいと思う結果でした。




    同じく未ボイス組から見ていきます。
    5人目は「誇れる皆勤賞」鷹富士茄子です。

    上位30人まで公表となる第1回から、
    30位、18位、27位、36位、32位。
    毎回ランキング入りという茄子さんにとっては、
    今回の全体13位、Co6位というのは快挙に加え、6回連続の入賞、
    加え自己最高順位は明らかに「明」でしょう。

    しかし、第3回総選挙以降、固い組織票を誇る鷺沢文香、
    渋谷凛に続け、さらにはトライアドプリムス、デレステ効果も相まっての
    北条加蓮、神谷奈緒、さらには新規ボイスとなった荒木比奈、藤原肇など
    厚く高い壁に阻まれてしまいました。順位は過去最高といえど、
    未だに見えてこない圏内が遠く感じられました。




    一転、初ランク入りで大躍進を遂げたといえるのは
    6人目、「遅れてきたヒーロー」南条光です。
    過去5回、すべて圏外から一転、中間発表で属性別6位、
    終わってみれば中間で属性4位だった高森藍子をも抜いて、
    喜多日菜子すら追い抜こうかという接戦までもつれました。
    結果は属性別5位、全体17位。
    日菜子との差はわずか、245票。
    無課金ユーザーひとりがイベントを頑張れば悠々と稼げる票数です。

    この結果には目を丸くしました。ヒーローは遅れてやってくるとはまさにこのこと。
    しかしこの躍進の裏にはいろいろな活動があったと聞いています。
    努力をすれば実を結ぶ、というのは総選挙において何回かは証明されているだけに、
    この結果は堂々の「明」といえると思います。




    一方、ボイス組でもくっきりと明暗が見て取れました。
    7人目は「スリーセブンならず」安部菜々です。
    第3回総選挙は2位、4回、5回ともに全体7位。
    今回は中間発表で属性3位、TOP10滑り込みでしたが、
    ついに今回CDを逃す形となりました。「暗」といえるでしょう。
    しかし、次は「第7回」というだけに期待も十分でしょう。

    Cuは今回関裕美の躍進、ボイス獲得と、佐久間まゆ属性1位という
    波乱といえば波乱の展開でしたが、前回の属性TOP3が完全に入れ替わるのは
    初ということになりました。

    第1回CuTOP3 智絵里 杏 美穂
    第2回CuTOP3 幸子 まゆ 智絵里 (智絵里残留)
    第3回CuTOP3 菜々 智絵里 卯月 (智絵里残留)
    第4回CuTOP3 みく 志希 卯月  (卯月残留)
    第5回CuTOP3 卯月 菜々 みく  (卯月・みく残留)

    第6回CuTOP3 まゆ 裕美 智絵里 (残留なし)



    一方、Cu最多のTOP3経験となった8人目、
    「返り咲いたクローバー」緒方智絵里は逆転属性別3位。
    根強い人気が裏打ちされているともいえます。
    菜々さんに終わってみればおよそ6000票、無課金ユーザー一人を400票と換算して
    15人分の差をつけての逆転となりました。
    まだまだCuの組織票の堅さは幸子やみくをみても健在ですが、
    そのなかでも再び返り咲いた智絵里の健闘は素晴らしいといえるはずです。




    続いては中間発表から明と暗を見ていきます。
    9人目は「驚愕のブースト」 三船美優です。
    前回全体3位、属性2位と素晴らしい結果に終わったわけですが、
    第6回中間発表では圏外。
    同じ第6回でCD組となった乃々がしぶとく残った中、
    厳しい戦いかと思われましたが

    終わってみれば全体26位。Co属性12位。
    中間発表組を誇張表現とはいえ、「ゴボウ抜き」をしたのは変わりません。
    楓さんからの組織票の流入や、シンデレラガールズ劇場の
    「エチュードは1曲だけ」など理由は上げられますが、
    美優Pの方々の底力を見せつけた形になったと思います。



    10人目は「タイミングと駆け引き」 的場梨沙。
    今回中間発表においてはPa属性13位という結果でしたが、

    最終発表では50位以内に入ることは惜しくもできませんでした。
    現在展開されている「U149」のコミックでは、的場梨沙の出番は多く見ることができます。
    しかし、今回はU149組の中でも橘ありす、結城晴などが躍進する中、
    まさかの逆噴射という形になるのは予想外でした。

    理由として挙げられそうなのは結城晴ボイス化からの追いボイスを狙うための移動票とも
    考えられますが、最大の理由は
    「U149」の特別CDが出る、という一報でしょうか。
    中間発表後にこの「U149」のボイスCDが製作されるという情報が解禁となっただけに、
    票が動いてしまったのかな、と勝手な勘繰りをしていますが真相はいかに。

    しかし50圏内に残れなかったことはやはり手痛いでしょうか。
    デレステにおけるSSRも、過去50位以内経験者に未ボイスSSRの
    流れが出ているということもあるので、一歩後退と考えられるかもしれませんが、
    U149の次第では、人気上昇、第7回でのブーストも十分にあり得るだけに
    今後の動向に注目です。



    いかがだったでしょうか。
    と、言いましても一人の独断と偏見に加え憶測交じりの総括ですので、
    あくまで個人の意見だ、ということを踏まえてから
    「こういう考えもあるのか」「しかしこの考えはこうも考えられる」
    などという皆さんの第6回の反省、および第7回の選挙活動の対策に
    すこしでも尽力できればと思った次第です。

    もちろん、今回描き切れていないアイドルも複数います。
    今井加奈の奮闘、中間4位から一転6位になってしまった高森藍子、
    連続ランクインも苦しい位置、ナターリア・・・などなど。

    加えて今回の総選挙で新規ボイス獲得となった5人のアイドルによって
    また新しい「デレマス」が動き出したのも事実ですね。
    フリルドスクエアはいったいどうなるのやら・・・

    次回の第7回シンデレラガール総選挙は、
    今日からが新しいスタートと皆さんの思っている通りです。

    来年もまたいろいろな考察ができるような総選挙になることを祈っています。









  • S.IDE 26

    2016-12-04 20:43
    いやはや、もしや、と思いましたが。
    井手正太郎選手が現役引退となりました。
    寂しいですね。
    あと少しで12球団からホームラン達成だったのですが。

    井手正太郎選手との出会いはなかなか面白いものでした。
    最初は「パワポケ11」でホークスにやたらミートの高い控え外野手で「井手正」っていて、「なんぞこの選手」と、思ったのがきっかけでした。
    それからちまちま追いかけていたら当時気になりだしていたいろんな球団から戦力補強していた横浜にトレードされました。

    それからのこと。
    横浜に来てからの井手は、

    2010年…サヨナラタイムリー打ったりトレード1年目で候補外、外野からは下窪坂本大西がクビになり森笠が引退

    2011年…出番がなく戦力外候補に挙がるものの桑外早川とそれ以上に鉄板だったのが2名いた為生き残る スレッジ桑外戦力外に加えて早川引退

    2012年…終盤まで昇格がなく(一軍に帯同練習はあった)今度こそクビかと思いきや終盤に2HR打つ執念を見せ残留 外野からの戦力外はなく吉村北がトレード

    2013年…前半に二軍打率2割未満ながら昇格するとヒットを打ち続け一時期は3番として活躍 故障で離脱するも打率3割をマークし当然残留 内藤森本ラミレスモーガン戦力外に加え小池引退

    2014年…序盤は主に代打で活躍しヤクルト戦でサヨナラタイムリーを打つも初の2試合連続HRを打ってから成績下降しクビかと思いきや執念の同点タイムリーを放ちやっぱり残留 野手の戦力外は少なく外野からは引退勧告された金城がFAで移籍したのみ


    ね。

    この「延命打者・井手」というものが、
    さらに私が応援するきっかけになりました。


    2010年補強組としても、
    スレッジ→解雇 清水直→解雇、引退 早川→引退 
    橋本→解雇、引退 杉原→解雇、引退 稲田→解雇、引退 
    松山→解雇 弥太郎→西武にトレード後解雇、引退 江尻→ソフトバンクにトレード後解雇、引退 
    篠原→引退 王→解雇 ハーパー→解雇 大家→解雇 ブーチェック→解雇 カスティーヨ→解雇



    唯一、この年まで生き延びたというのも一つあります。
    「この井手正太郎は絶対になにかやってくれる。」
    それからというもの、出るたびに期待しましたね。
    凡退しても、凡退しても、
    シビれる場面で決めるときは決める。
    そこが魅力でした。



    ”夏の暑い盛りに明治天皇(めいじてんのう)が崩御(ほうぎょ)になりました。その時私は明治の精神が天皇に始まって天皇に終ったような気がしました。最も強く明治の影響を受けた私どもが、その後(あと)に生き残っているのは必竟(ひっきょう)時勢遅れだという感じが烈(はげ)しく私の胸を打ちました。私は明白(あから)さまに妻にそういいました。妻は笑って取り合いませんでしたが、何を思ったものか、突然私に、では殉死(じゅんし)でもしたらよかろうと調戯(からか)いました。

    「私は殉死という言葉をほとんど忘れていました。平生(へいぜい)使う必要のない字だから、記憶の底に沈んだまま、腐れかけていたものと見えます。妻の笑談(じょうだん)を聞いて始めてそれを思い出した時、私は妻に向ってもし自分が殉死するならば、明治の精神に殉死するつもりだと答えました。私の答えも無論笑談に過ぎなかったのですが、私はその時何だか古い不要な言葉に新しい意義を盛り得たような心持がしたのです。
     それから約一カ月ほど経(た)ちました。御大葬(ごたいそう)の夜私はいつもの通り書斎に坐(すわ)って、相図(あいず)の号砲(ごうほう)を聞きました。私にはそれが明治が永久に去った報知のごとく聞こえました。後で考えると、それが乃木大将(のぎたいしょう)の永久に去った報知にもなっていたのです。私は号外を手にして、思わず妻に殉死だ殉死だといいました。”

    (夏目漱石 こころ 青空文庫より)




    私は井手正太郎の引退を聞いて、ふと、私もこうすべきかなと思いました。

    が、よくよく考えてみれば、
    勝手に動画で使って、勝手に応援して、勝手に辞める。
    なんとも阿呆でありました。今考えると反吐が出ますね。


     井手には変わった「美学」がある。「レギュラーを獲ろうとは思っていない。細く長くが一番なんです」。

    2015年、5月23日のスポニチの記事です。前日の22日に井手は同点二塁打、そしてサヨナラ本塁打を打ちました。とても強く印象に残っています。

    細く、長く―。

    私はまだ4年しか活動していません。でも、井手選手は15年。
    しかもこのあと球団職員としてイベントや野球教室でユニフォームを着るかもしれない。

    そういえば、もう井手のユニは買えないんですよね。残念でなりません。
    誰かお持ちでないものか。
    しかし、確か自分で文字を入れるユニが作れると聞いていますので、いつか作らないとなぁ。

    自分も15年ぐらい、やりたいですね。
    むしろ次に26をつけた濱口が引退するぐらいまで続けてやりたい。

    いつぞやツイッターで私が「ここで井手がHR打つから」とつぶやいたら、
    マジで打ってくれました。最高でしたね。震えました。

    いつぞやスレで「ワイも井手P好きやで」という文字を
    エゴサで見つけてグサっと来ました。
    がんばります。

    溢れる涙と一緒にMAXコーヒーをあおりつつ
                    井手正太郎P



    そして、

    皆様に謝罪することがございます。
    いろいろ作業を滞らせてしまいもうしわけありません。
    しかし12月、1月と長期休暇があるのでなんとかします。そこはやります。
    いろいろ時間がかかりまして申し訳ありませんでした。