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さて、先日ロシアがシリアで空爆を始めましたけど、他でもドンパチやってるんですね。
今回はアメリカがやらかしました。
駐アフガニスタン国際部隊は3日、反政府勢力タリバンに一時占拠された北部の要衝クンドゥズでの軍事作戦中、米軍が国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」の病院を誤爆したことを認めた。
MSFは建物の一部が損壊・炎上し、医療関係者と患者ら16人が死亡、37人が重傷を負ったと発表した。また、多数が安否不明という。米軍を主力とする駐アフガン国際部隊は当初、3日未明(日本時間同日朝)に武装勢力に対する空爆を実施した際、「付近の医療施設に損害を与えた可能性がある」としていた。アフガン大統領府によると、国際部隊司令官はその後、ガニ大統領に誤爆について説明し、謝罪した。(中略)
MSFは声明で「病院は爆撃を受けたことを米側に伝えたが、その後も30分以上空爆が続いた。全ての戦闘従事者に対し、医療施設やスタッフの安全を尊重するよう要求する」と訴えた。米、国際団体の病院誤爆=16人死亡、司令官謝罪―アフガン
時事通信 10月4日
どうなってんだっていう話ですよ。
アメリカへ誤爆を伝えていたけど空爆が続いたということで色々と言われています。
医師団を潰すためだったんじゃないかとか、安倍はやめろとかね。
そういえばつい先日オバマ大統領はロシアの空爆非難してましたけど、見事にブーメランになってしまいました。
アメリカが今回やらかしたことでロシアに対しても強く言えなくなるでしょう。
アフガンにしてもシリアにしても介入してもしなくても結局泥沼になってしまいます。
民主主義っていう感覚も合わないところだってあるわけですよね。
文化、伝統に根ざした統治の方法って国によって違うでしょう。
それを押し付けることでさらに泥沼にはまっていくと。
ただ民主主義云々っていうのは表の理由でしょう。
結局資源だったり、軍事的に抑えておきたいところだったりっていうのが本音です。
正義のためというなら何故国際社会は中国が侵略したチベットを見捨てたんでしょうね?
やはりどこも自国の利益のために動いています。
悲しいですが、それが現実です。
そんな酒飲んで仲良くなって平和とかないんですよ。
この理論は完全に破綻してますよ。
だってさイスラム教の国ってお酒飲めないところあるんだもん。
世界は国益を求めて動く国家同士の衝突で動いています。
そこに、共産主義だとか独裁国家だとか、民主主義だとか
そういう主義の違いは二の次です。
議論の際に利用する文言であるくらいなものです。
国家のパワーをどう維持し拡大し、減少させないか、
という点においてはそういった主義はそれほど役立ちません。
国益を守るために動いている国家同士が争う。
一見平和のようでも水面下では、ずっと続いているものなのです。
戦争時と平和時というふうに分けて考えてはいけません。
従軍慰安婦像が建立されたり、
南京大虐殺がユネスコ登録されました。
平和とかいっても日本の国益は毀損され続けています。
国家同士はずっと戦争状態だという認識が一番大事ですね。
( 和 田 )
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