「プロ」としてのゲーム実況活動がもたらした成果としての【吉田直樹×えどふみ】対談生放送について
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

「プロ」としてのゲーム実況活動がもたらした成果としての【吉田直樹×えどふみ】対談生放送について

2018-01-31 21:10
    2018年1月27日の夜。
    東京は錦糸町の焼肉店「とんつう」。
    ある男たちが大いに飲み、食べ、そして語らっていた。
    そしてその様子はネット配信されていた。

    男の名は吉田直樹。スクウェア・エニックスに所属するゲームクリエイターである。
    もう一人の名はふみいち(近藤史一)。いわゆる「ゲーム実況」関連の動画や生放送制作を主業務とする「スタジオえどふみ」を立ち上げ、「プロ」の立場でゲーム実況を行っている人物である。(なお現場には他にもスクウェア・エニックスのスタッフやふみいち氏の相方である「えどさん”(江戸清仁)」も参加しているが、番組は主に前述の2人で進行している)

    この対談生放送がとにかく面白い。個人的には感動すら覚える。私自身が彼らのファンなので、その補正も入っているのだろうが、何にせよ素晴らしい番組だったと思っている。「水曜どうでしょう」的に言えば「腹を割って話そう」感がとにかく気持ちいい。少しでも彼らを知っているなら、そしてファンなら当然観ておくべき番組である。

    何故このような番組が生まれたのか。細かい経緯はざっくり省いてしまうが、強引にまとめてしまえば、これは長年「プロ」としてゲーム実況活動を続けてきたスタジオえどふみの、そして長年「ファイナルファンタジー」というゲームを愛してきたふみいちという青年の人生が結実したものであると私は思うのだ。

    膨大な人数が関わっているゲーム実況の世界において、全く同じ立場をとっている同業者が少ない故に知らない人も多いと思われるが、えどさん”&ふみいちはいち早く組織化に着目し「スタジオえどふみ」を立ち上げた。そして私が知る限り全てのゲーム関連の活動を「プロ」として、つまりギャラを受け取って活動するスタイルに統一した。

    私は当時、何となく彼らのこのスタイルがいずれはゲーム実況者たちの基本姿勢になっていくものだと思っていた。当時は簡単に配信できるPS4はおろかメーカー独自のゲーム実況ルールすら殆ど存在しておらず、ゲーム実況者が堂々と表立って活動するには皆プロ化していくしかないだろうと思ったのだ。だが前述の通りルール化が進み配信機能までゲーム機本体につく時代になり、もはやプロにならずとも堂々とゲーム配信できる時代になったのだ。

    こうなってしまうと、果たしてフルタイムでプロ活動する意味・優位点はどこにあるのだろうか。そう考えるようになった。そして私が得た答えの一つが「関係性」だった。

    スタジオえどふみは仕事として活動する以上、必ずゲームメーカーなどの企業と仕事上の関係性を持つことになる。そして多くの場合は、その付き合いは単発で終わらず長年の付き合いとして続いてゆく。そんな事もあって彼らの番組にゲスト出演する関係者は番組に複数回出演する事が多くなり、視聴者はメーカーの人達などに思い入れを持つケースが増えていく。中には「●●さんが関わるゲームなら良さそう」と一つの判断材料として捉える人すらいる。まぁ主に私のことであるが。

    ここでようやく【吉田直樹×えどふみ】対談生放送に話が戻る。
    この番組もまた、スタジオえどふみがスクウェア・エニックスと、そして『ファイナルファンタジーXIV』関係者と長年関係性を積み上げてきた結果生まれている。同作品を生放送するようになって幾年も経ち、吉田氏自らゲスト出演したある日、氏たっての希望でこの放送が実現したのである。

    そこに加え、ふみいち氏自身の人生が番組の方向性に大きく影響を及ぼしている。そもそもがプロとして活動する前から、つまりいちユーザーとしてふみいち氏は『ファイナルファンタジーⅪ』のヘビーユーザーであり、当然ながらXIVへの、そしてその開発トップである吉田氏への思い入れも相当なものがあるようだ。実際あらゆる吉田氏の情報を調べ上げ、著書も受験でもするかのように付箋だらけにして読み込んでいた。

    吉田氏自ら望んだイベントな上に、インタビュアーであるふみいち氏も溢れんばかりの吉田氏への愛と興味で満ち溢れている。この時点で番組が悪い方向に行く筈はないと思っていたが、更に彼らの口を滑らかにする「とんつう」珠玉の肉料理(あえて焼肉と言わず「肉料理」と私が称す理由は動画を観て頂きたい)と美酒(ふみいち氏は下戸のため主に吉田氏への効果アイテムだが)が用意されたことで、もはやMISSION COMPLETEは約束されていた。
    こうしてスタジオえどふみは吉田氏およびスタッフの腹の中を、心のドアをフルオープンさせることに成功したのだ。

    ◆【外部リンク】⇨【吉田直樹×えどふみ】対談生放送アーカイブ


    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。