正しい『単複』の買い方① ~中穴トラップ馬~
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正しい『単複』の買い方① ~中穴トラップ馬~

2017-08-07 11:38
    2018/05/04 追記
    ここで紹介している方法は、やや現実的には難しい手法かと思います。
    考え方の一つとして受け止めていただければなと思います。

    その他の攻略情報
    → 当ブログのコンテンツまとめ



    今回は、単複馬券の買い方についてデータを基に考察します。


    タイトルに正しい買い方と銘打ちましたが、実際のレースでのオッズの変動はまさに生き物です。オッズを追いかければ正解が捕まえられるとは限りませんが、期待値の高い買い方は確かに存在するように思います。





    単複をどのように使うかは、人によって意見が異なると思いますが、データ的には期待値が高いオッズゾーンと、期待値が低いオッズゾーンがあります。
    基本的に正しい単複の買い方は中穴馬を買うことです。もちろん、例外はいくつもあって、場合によっては人気馬を買える場合もありますが、割と稀です。

    そして今回は、期待値が高いはずの中穴馬なのに期待値がない「中穴トラップ馬」についてのお話をします。中穴トラップ馬というのは、適切な表現方法がなかったので私が勝手に名付けました。

    あと、よく言われる単複を買う比率なんかも、僕なりの意見を書いておきます。

    書いてるとあまりに長くなるので、複数回に記事を分けます。
    今回はPART①です。


    基本的に

    基本的な単複馬券の特性についてお話します。
    • 1頭の馬を決めて購入するためわかりやすい(初心者向け)
    • しかし、わかりやすいのは他の人にとっても同じである(重要)
    • 他の馬券種に置き換えることが可能(馬単総流しや三連複1頭総流し)
    • 置き換えることが可能ということは、無駄な馬券を多分に含んでいるということ。
    • つまり、絶対に来ないと考えられる馬の馬券も、購入していることになる
    • その代わり、控除率が20%で他の券種よりも有利。

    メリット

    単複の最大のメリットは、控除率が20%で他馬券種よりも有利であるということです。
    また、基本的には1頭を決めて買うだけの馬券なのでレース中に馬を追うのもわかりやすいです。


    デメリット
    最大のデメリットは、わかりやすいことです。
    レース直前には、単勝オッズ複勝オッズがコロコロ変動するわけですが、単複馬券は視覚的にわかりやすいため、高度(?)な心理的なオッズ変動の駆け引きがなされています。つまり、10分前に割安なオッズがついていると思っても、2分後にオッズをみるとすでに割高だったりするわけです。
    また、馬券購入は直前が最も多いです。仮に自分が締め切りギリギリに投票したとしても、そういう人は全国にたくさんいるので、レース後にオッズが急落していた…なんてこともザラです(もちろん逆もあります)。



    また、効率の面から考えると、単複は非常に効率の悪い馬券であると言わざるを得ません。
    馬単総流しは、単勝馬券と同じ意味ですし、三連複1頭軸総流しは複勝馬券と同じ意味です。
    もちろん、馬単は27.5%、三連複は25%と単複よりも高い控除率を支払う必要がありますが、その分、分割して馬券を購入できるため、期待値の低い馬の買い目を取り除くことで、馬券的な効率を上げることができます。
    結果的に、単複よりも三連複などのほうが上手い人にとっては回収率が出しやすい馬券となります。



    そもそも

    単勝オッズと複勝オッズはどちらのほうが、馬券に対しての影響力を持っているのでしょうか?
    つまり、多くの人が参照しているオッズに対して、自分自身もアプローチをかけるべきであり、判断する際に単勝オッズを使うのか複勝オッズを使うのか?って話になります。

    これについて、詳しくは馬券裁判で有名な卍さんのブログを参照してください。

    →単勝人気と複勝人気、より信頼できるのはどっち?



    単勝オッズと複勝オッズでは、単勝オッズを参照すべきです。
    ほとんどの人が「単勝オッズ○倍以上なら買う」のような買い方の基準を決めているのは、単勝オッズのほうが信頼できるからです。
    ですので、私も最初は単勝オッズ7倍~40倍の馬を買うと取り決めて、購入していました。


    …が、これには実際に購入してるとたくさんの問題が発生しました。
    次のオッズを見てください。



    1着になったサンライズウィズは3番人気で単勝7.6倍 複勝1.9-2.6
    2着になったドライバーズハイは4番人気で単勝7.7倍 複勝2.2-3.1

    サンライズウィズの単複売上比は174.1%
    ドライバーズハイの単複売上比は144.2%

    単複売上比率というのは、複勝の票数を単勝の票数で割ったもので、数値が大きくなるほど単勝馬券に対して複勝馬券がたくさん買われているということになります。

    単純に「単勝○倍以上」という取り決めでは、複勝馬券に対する過剰投票があった馬も含めて購入してしまうことになります。これでは単複の最適戦略とは言えません。

    私はこれを「中穴トラップ」と呼ぶことにしました。
    中穴馬なのに実は期待値がないという罠…というそのままの意味です(笑)。




    データ

    ここからは、データを見てみましょう。

    単勝オッズ7倍~9.9倍の馬の複勝下限オッズ別のデータがこちらです。


    この数値を見ると、7~9.9倍の馬であれば複勝下限オッズ2.0倍以上を購入したほうが断然回収率が良いことがわかります。

    1.9倍以下の馬では、全体としての複勝回収率が75%しかありません。
    7~9.9倍の複下限1.9倍以下の馬は、中穴トラップ馬であって、期待値がない馬の可能性が高い。
    これは、過剰投票がなされているシグナルとして考えられます。



    では、次に10倍~15倍の馬を見てみます。
    10~15倍であれば、通常は「中穴馬」として期待値の高いオッズゾーンの馬に該当しますが、複勝下限オッズ別に見るとどうでしょうか?


    データのサンプル数が少ないところは無視して、1.5倍~3.9倍のデータをみてください。
    2.0~2.4倍の馬では複勝回収率が76%と落ち込んでいることがわかります。つまり中穴トラップ馬になります。2.5倍以上であれば平均を上回る回収率が出ていますので、買えそうです。

    つまり、10倍~15倍の馬では、複勝下限オッズ2.0~2.4倍では過剰投票のシグナルとして考えられます。


    あれれ…
    7~9.9倍の馬では2.0倍以上なら買えそうなのに、10~15倍の馬では2.0~2.4倍では買えなさそう…
    このようにデータを見ていくと、複勝に関しても「複勝下限オッズ○倍なら買い」と一律に決定することはできないことがわかりました。


    そこで
    単勝オッズを信頼できるオッズとして、単勝オッズを基に複勝下限オッズのボーダーを決めるのが最適だろう。そう考えました。

    これは推測ですが、世間的な認識として狙ってる馬の単勝オッズに対する複勝下限オッズの目に見えないスケールが存在しているものだと考えられます。「狙ってる馬」のオッズがこれくらいなら買いというスケールがあるのであれば、複勝に過剰投票が入ってる馬は、単勝的には中穴扱いだったとしても、世間的には「狙ってる穴馬」という立ち位置の可能性が高い。

    期待値を稼ぐには、人々と逆を行く賭け方「逆張り」が必要不可欠です。期待値のある中穴馬というのは、単勝オッズ複勝オッズ共に「盲点」として存在している馬であるべきだと考えます。

    今回はここまで。
    次回は「最適な単複オッズボーダーを探る」について書きます。


    次→正しい『単複』の買い方② ~ボーダーを探る~

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