〇〇ペースほど荒れる!?レースペース検証
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〇〇ペースほど荒れる!?レースペース検証

2017-11-10 12:05

    今回もデータ検証です。

    テーマは、『レースペースと単勝オッズの関係』

    競馬の予想する上で、レースペースがどうなるかを考える方は多いと思います。
    「ハイペースだと差しが決まるから差し馬を…スローペースだと前残りだから逃げ先行馬を…」みたいな感じで、予想されるレースペースに対応した脚質を狙ったりすることが多いかと思いますが、今回はレースペースと馬の強さ(単勝オッズ)という別の切り口からデータを見てみます。

    競馬に詳しい方には、
    「オッズは世間の心理が作るものだから、そんなものは予想とは関係ない!」
    と思われる方もいますが、それは誤りです。

    オッズは、長期的には能力が高い順についているものです。
    当たり前だろうと思われるかもしれませんが、これは重要なことです。
    つまり『オッズ=その馬のレースにおける相対的な強さ』であるということです。


    ↑オッズが低くなるほど勝率連対率複勝率全ての%が上がります。


    つまり今回のデータ検証は、馬の強さをオッズで評価し、レースペースとの関係をみるものです。


    まずは、あなたの認識について問いたいのですが、レースペースと馬の能力の関係はどのようにイメージされていましたでしょうか?考えた事がなかった人もいれば、こういうペースになれば馬の能力が発揮しやすいだろうな…のように漠然と考えられていた方もいるかと思います。

    大まかなイメージを持っていただくために、1番人気のレースペース別成績のデータを見てください。


    ハイペースになればなるほど、勝率連対率複勝率は下がり、回収率も低くなります。
    逆にスローペースになるほど、勝率連対率複勝率は上がり、回収率も高くなります。
    平均着順も、ハイペースになるほど下がっていますね。

    つまり、ハイペースになるほど1番人気の信頼度が下がる=レースが荒れる、と考えられます。

    競馬に詳しい方だと
    「スローペースは騎手の位置取りによって決まるレースもある、例外が多数存在する」
    のように、反論できる例外が多くあると思います。それは確かに私もその通りだと思いますが、これはあくまでも傾向としてみてください。



    では、1番人気の傾向だけではなかなか納得していただけないと思いますので、レースペース別の単勝オッズのデータを見ていただきます。

    傾向があるという仮説の通りであれば、ハイペースほど穴馬が走って、スローペースほど人気寄りの馬が走ることになります。

    単勝オッズ100倍以下の馬は、絶対的に能力が不足している馬としてデータからは切っています。

    ハイペース


    人気馬の回収率が低く、30倍~100倍までの穴馬の回収率が高いです。

    ややハイペース


    50倍以上の馬は、回収率が低くなりました。

    ミドルペース


    30倍~50倍の馬も平均を下回る回収率になりました。

    ややスローペース


    人気馬の回収率が高くなり、30倍以上の穴馬の回収率は低いです。


    スローペース


    単勝オッズ20倍以上の馬は回収率がかなり低くなりました。
    人気馬の回収率が高いです。

    狙い目となるオッズゾーンまとめ
    ハイペース    30~100倍
    ややハイペース  ~50倍
    ミドルペース   ~30倍
    ややスローペース ~30倍
    スローペース   ~20倍

    このように、レースペース別で回収率が高くなるオッズゾーンに違いがあることはわかりました。
    しかし、重要な問題があります。
    当該レースのレースペースがどうなるかは、蓋を開けてみるまでわからない
    ということです。はい、元も子もないですね。



    データを出しておきながら、レースペースなんてどうなるかわからないで投げやりなままでは、これがYoutubeの動画なら低評価を連打されてしまいます。

    そこで、ある程度レースペースが判別できる傾向をご紹介します。

    御存知かと思いますが、馬場と距離である程度のレースペースは決まります。
    +コースレイアウトで、コース別にもある程度の傾向があります。



    基本的には、距離が短くなるほどレースペースが早くなります。長くなるほど遅くなります。

    コースレイアウトを考慮すると精度が上がります。
    例えば、中山ダート1200mでしたら、97%はハイペースになります。
    同じ芝1400mでも中京はハイペース~ミドルペース寄りになるのに対して、東京であればスロー寄りになります。

    あとは、よく言われる逃げ馬(逃げたい馬)の存在なども影響すると思います。

    個別にレースペースを予測する際には、まずは馬場と距離で大まかに判別して、そこにコースレイアウトを考慮してください。
    最後に馬個別の特性を考慮すると予測精度を上げることができると思います。



    追記

    単勝オッズの狙うゾーンをレースペース別に分けることには、そもそもレースペースを正確に予測しなければならない、というリスクがあります。
    仮に、スローペースと予測したから、20倍までしか買わないと取り決めたとしても、そのレースが本当にスローになるかどうかはわかりません。60%くらいスローペースになっても40%くらいはミドルペースになるかもしれません。
    よって、私は自分のレースペース予想によって単勝オッズゾーンを変化させることにも、自分自身が「わからない」なりの余白を持って予測するべきかなと思います。

    また、単勝オッズゾーンの狙い方には、別の心理的なファクターによるアプローチがあって、私はそちらを採用しています。
    また、気が向いたら記事にするかもしれません。


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