【犬でもわかる】競馬における資金管理術
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

【犬でもわかる】競馬における資金管理術

2018-02-19 09:00
  • 3

<楽勝すぎワロタwww
2018/05/19
回収率偏重の考え方を改め、内容を修正しました。
2018/02/19
※読者様の御指摘により、利益平均額をオッズのまま計算しているというミスが発覚しましたので、記事を修正しました。私の頭が犬以下でした、本当に申し訳ありません。御指摘くださり本当にありがとうございました。

今回は、『資金管理術』についてお話します。
実は、犬にはわからない内容になっています。
しかし、難しい話は抜きにして、簡単な計算だけでお話します。

ギャンブルにおける資金管理は、予想や買い方と同じくらい大切です。
精度の高い予想とそれに基づいた買い目を、仮に正しく構築できたとしても、資金管理に失敗すると、「破産(競馬資金が底を尽きる)」するでしょう。


実は競馬においては、

正しく期待値の高い買い目を買えていても̠マイナスになる可能性だってあります(超重要)

期待値を信じる人にしてみれば、「そんなバカな!期待値高ければ必ず確率の収束によってプラスになるはずだ!」と思っておられる方もいるかもしれません。
特に、パチンコ・パチスロのようにずっと一定のレートでプレイして勝ってきた方は、そう思われるかもしれません。

しかし、競馬はまた別の問題があるのです。
それも、実際に馬券を購入する心理的にも立ちはだかる問題が…。

今回は、期待値の高い買い目を買えるという前提ありきの話をします。
予想法や買い方が、正しく買えているという前提を満たしているつもりでお読みください。

※ただし、資金管理術に関してはこれが「絶対」に正しいという理論がわかっているわけでは無いことを、最初にお知らせしておきます(割と重要)。



何故、資金管理をしないといけないの?

まず、大前提として期待値の高い買い目を買えていると仮定します。

(中央)競馬は、土日しか賭けることができませんから、多くて36R*2日で72Rの機会がありますね。
その中で、実際に勝負するレースがどれくらいあるでしょうか?
人によって違うと思いますが、ここでは仮に1日10Rほどだとします。

厳密ではないですが、年間で考えると52週*2日*10R=1040Rになります。
年間、毎週競馬をしても1日あたり10Rの勝負レースがあったとして1000Rほどの試行回数しか稼げません。

あまり試行回数が稼げないというのが、競馬での投資が難しい理由の1つです。


では、年間で1000Rほどしか賭けられないとした場合に、考えないといけないのは、最適な投資額で運用するということです(もし仮に、無限に何度でも試行できるのであれば、最小金額(競馬の場合は100円)で運用するのが正しくなります。が、現実は違いますよね。)。

例えば、数学的に資金の30%の投資をするのが最善だとして、20%しか賭けないのでは臆病すぎるし、40%賭けるのでは大胆すぎるわけです。
・20%しか賭けないのでは、破産のリスクは低いが稼ぎ辛く
・40%賭けるのであれば、嵌れば稼げますが破産のリスクが高い

要は、資金を増やすこと安全に運用できることバランスが取れた投資金額が最適であるということです。

資金管理は、最も安全にお金を増やせる賭け方を探すことでもあります。
回収率が高くても、的中率が低く破産確率が高い買い方は、資金管理術によっては買えない場合も出てきます。
競馬に割ける資金は、人それぞれだと思いますので、一概に「こうするべきだ」とも言えないのです。



資金に対する定率で賭けるという問題点

パチンコやスロットは、常に同じレートでのプレイですが、競馬は違います。
競馬の場合は、資金が増えるにつれて資金に対する割合で賭ける場合には、期待値がプラスでも損をすることがありえます。

理屈は簡単で、勝った後に負けた場合に、勝った分よりも大きく負けてしまうからです。
また、その逆もです。

以下、引用
期待値がプラスなのに、なぜ負けてしまうのだろうか?期待値とは一定の金額で賭けることを想定しているものであり、定率で賭ける場合には事情が異なってくるからである … というのが理由のひとつだろう。

以下、この路線で説明してみる。
先の例題で、1回につき 200円の定額で賭けることを考えてみよう。そして、2回やったら、「勝ち、負け」 の順で1勝1敗になったとする。資金は、1000円 → 1200円 → 1000円と推移して、トータルではトントンになる。

今度は、資金の 20%を賭けるとし、やはり、「勝ち、負け」 となったとしよう。資金は、1000円 → 1200円 → 960円と推移するから、トータルでは負けてしまう。理由は簡単である。勝ったあとは資金が増えるので賭け金も増える。だから次に負けると、さっき儲けた分より大きくやられてしまうのである。

逆に、「負け、勝ち」 の順で考えても同様である。定額で賭けるならトントンになる。しかし、定率で賭けると、負けて資金が減り、賭け金を少なくした後に勝つから、さっきの負けを取り戻せない。

つまり、定率で賭ける手法には、本質的に不利な面があるのである。この奇妙な性質のことを、損益の非対称性と呼ぶことにする。

http://www.geocities.jp/y_infty/management/k_formula_1.html

競馬のように、資金に対する割合で購入する場合には、本質的に不利であることがつきまといます。

しかし、期待値の高い馬にはなるべく多くのお金を投入したいものです。

このトレードオフのバランスを取る必要があります。



卍氏によって有名になった
「資産の8%の額を均等払い戻し」する方法について


卍氏に影響を受けて、資金に対する割合を出してオッズを基にして均等払い戻し買いをされている方は多いと思います。

その方法がどういう方法か知らない人のために、簡単に例を出しますと
軍資金が100000円あるとします。
単勝オッズが10倍の馬を買うとします。
軍資金の8%は100000*0.08=8000円ですので、8000円に払い戻されるように買います。
この場合、単勝オッズが10倍なので、8000/10=800円単勝馬券を購入します。

この投資方法を実際にやる場合には、いくつかの問題点があります。
1,どの時点のオッズを参照するのか?
2,購入した後のオッズ変動には対応できない
3,オッズに稼げる額の影響を受けてしまう(最重要)
→収益性の観点から、的中率に応じて資金額を変える事はリスクを均一化し、有用な運用であると考えを改めました。

どう問題なのか説明します。

1,どの時点のオッズを参照するのか?
2,購入した後のオッズ変動には対応できない
競馬は、投票締め切り前の数分に投票が集中します。その前段階でオッズがどう動くのかを読むのは難しい。10分前に10倍で買った馬が、レース後にみると7倍になっていたとかが頻発します。先の例で、10分前に10倍だから800円で購入して、レース後に7倍になっていると、800*7=5600円しか払い戻しを受けられません(せっかく当たったのに、もの凄く損した気分になります)。もちろん、逆にレース後にオッズが高くなる場合もありますが、どちらになるかはなかなか読むのが難しい。
そういった点で、自分が建てた理論通りにうまくいかないという問題があります。

3,オッズに稼げる額の影響を受けてしまう
競馬で購入することは期待値を稼ぐ行為なわけで、それには世間の評価が誤っているという前提があります。世間が10倍つけてる馬は実際には5倍くらいが適正だと見積もって購入したりするわけです。
世間が誤っているという前提があるのに、世間のオッズを基にして資金を投入するというのは、少しナンセンスのような気もします。本来なら、自分が狙ってる馬のオッズが高ければ高いほど美味しい馬となるはずなのに、そういう馬には少ない資金しか入れないわけですから、稼ぎ所を逃していることになります。
世間が誤っているとするのであれば、均等買いでOKです。変動しまくって読めないオッズに付き合って、労力と精神をすり減らす必要はありません。


このような理由から、当ブログでは「均等買い」を推奨します。
単勝10倍の馬も、単勝100倍の馬も同じ金額を投入するということです。
世間が誤っているのですから、自分の予想を信じるならそうするべきです。
あまりにオッズが低すぎる場合は、見送るという選択もできます。



資金管理術における2つの大事なポイント

先ほども書いたように、資金管理をすることは、稼ぐことと安全性の両立が目的です。
その上で考えなくてはいけないのがドローダウンについてです。

ドローダウンとは、パチンコ風に言うのであれば「はまり」です。確率が下ぶれすることですね。1/400の台でも1000回転まではまることはよくありますよね。
例えば、コインの表と裏を当てるゲームをするとして、ゲームが不正なく施行されるとします。表が出る確率は1/2、裏が出る確率は1/2です。だからといって、必ず表と裏が交互に出るわけではなく、表が何度も続く時もあれば、裏が続く時もあります。確率が上ぶれたり下ぶれたりしつつも、何度も試行し続ければ、大数の法則により確率通りの1/2に近づいていきます。

競馬の場合は、1/2で当たるのは複勝馬券くらいのもので、それ以外の券種で1/2を当てようとするのは大変です。コインの例よりも分散が大きくなり、ドローダウンも大きくなります。

資金管理のまず第一歩は、「ドローダウンに耐えること」ができるかどうかです。
先ほどの例を例題として使います。

軍資金が100000円あるとして、わかりやすく単勝オッズ10倍の馬を買い続けるとします。的中確率は12%とします。12%で10倍になるので120%の回収率が望めますね。

1回につき、いくら投資したらいいでしょうか?

実際に馬券を買う時に考えることとしては、プラス期待値の馬にはなるべく多くの資金を投じたいですよね。

仮に資金を半分にして、1回50000円ずつ投資するとどうなるでしょうか?
運よく1回目で的中を引ける確率は12%。2回目で的中を引ける確率は、約23%です。
当たり前ですが、こんな資金運用ではすぐに破産してしまいますね。

では、資金を10分割して1回10000円の投資ならどうでしょうか?
10回賭けて外れ続ける確率は、0.88^10=0.278500976(約28%)です。これも、長期的に続けていれば破産を免れないでしょう。10回に1回くらい当たるから資金は10等分でいい、というわけではないのですね。

では、もっと分割して100分割にしましょう。1回1000円です。
0.88^100=0.00000280716 ここまで低い確率なら、まず間違いなく的中はします。
期待値は120%ですから、年間1000R賭けるとして、1000R*1000円*0.2=200000円ほどです。月あたり16666円くらいですね。
これなら安全な投資法と言えそうです。ただ、もっと稼げるなら稼ぎたいというのが人情ですよね。

では、どれくらいの投資金額なら、稼ぐこととドローダウンに耐え破産に耐えることの両立ができるのでしょうか?最初に説明した通り、絶対に正しいわけではないですが、目安にはなる方法をお伝えします。



ケリー基準

適正な投資額を求めるために、ケリー基準というものを使います。
難しい説明は、ぐぐって調べてもらったほうがわかりやすいと思いますので省きますが、要はケリーさんという人がギャンブルにおける利益最大化のために基準を求める公式を作り出したんです。

それがこちら
optimal f =[(R+1)P-1]/R

optimal f=最適化されたf
R=ペイオフレシオ
P=勝率


わかりやすさがテーマなんで、いろいろすっ飛ばして競馬において必要な数値をご紹介します。

  • 総資金額
  • 平均配当(オッズ)
  • 平均目的中率
  • 平均損失額(競馬の場合1点100円)


の4つがとりあえず必要です。
具体的な例として、単勝馬券のシミュレーションを用います。



こちらが、単勝馬券のシミュレーション成績ですが、これらから
平均獲得配当440円(オッズ4.4倍)
目的中率38.0%(0.38)

※20018/02/19 こちらの計算にミスがあり修正しました。
という数値がわかります。
仮に軍資金を100000円として設定しますと、次のような計算になります。

ペイオフレシオというのは、的中した時の利益平均額を不的中時の損失平均額で割った数値なので、利益平均額の440円から投資金額100円を引いた340円を損失平均額の100円で割ります。(340/100=3.4=R)
P(勝率)=0.38ですので、

optimal f=[(3.4+1)*0.38-1]/3.4
=0.19764706 となります。

よって、ベットすべき金額は資金の約20%となります。

つまり、ケリー基準においては軍資金が100000円の場合、20%である20000円を購入する計算になりますが、これは先ほど言ったドローダウンに関しては考慮されていない数値になります。よって、ドローダウン対策が必要になります。



ドローダウン対策

ドローダウン対策として、当ブログでは資金分離法をオススメします。
資金分離法とは、全資金をリスクマネーとセーフティマネーに分離して、リスクマネーでのみ投資活動を行うことです。

例えば、100000円の軍資金がある場合には、10%をリスクマネー90%をセーフティマネーとして考えるとします。10%ですから10000円が投資に使うマネーで、90%は安全資産として残しておきます。

つまり、リスクマネーである10000円に対して、さきほどのケリー基準を適用して、10000円*0.20=2000円が1点あたりの購入金額となります。

リスクマネーとセーフティマネーの割合は、持ってる資産によっても変えるべきかなと思います。
例えば、資産100000円程度であれば、バイトでもすればすぐに手に入る金額ですので、リスクマネーの割合を増やしてもいいでしょう。しかし、資産が10000000円ほどある場合は、労働程度ではなかなか手に入れられない、無くなったらリカバリーが効かない金額です。そうなると、セーフティマネーの割合を増やして、リスクを抑えるべきでしょう。


オススメは、資金の1~3割ほどをリスクマネーとすることです。そうすれば、多少のドローダウンに見舞われたとしても、資金の1~3割が減るだけなので、継続して投資をすることができ、試行回数を稼ぐことができますね。



その他の攻略情報もどうぞ!
→ 当ブログのコンテンツまとめ
広告
×
利益平均額は(平均払い戻し-100)では?
22ヶ月前
×
>>1
あ、本当ですね。失念しておりました。
指摘していただき本当にありがとうございます。
22ヶ月前
×
>>2
ドンマイ!
これからも楽しみにしてます
22ヶ月前
コメントを書く
コメントをするには、
ログインして下さい。