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第55回 宝塚記念(G1)
6月29日(日) 阪神競馬場 芝2200m
春のG1戦線を締めくくる「春のグランプリ」宝塚記念。96~99年には7月に行われていたが、その後は6月末に定着して現在に至っている。過去10年では、06年のディープインパクト、12年のオルフェーヴルと2頭の三冠馬が優勝。ほかにゴールドシップやドリームジャーニー、アドマイヤムーンなど、複数のG1を制する馬が多く優勝馬に名を連ね、例年ハイレベルの戦いが繰り広げられている。今年の登録馬は5頭のG1馬に、G1初制覇を狙う馬が8頭というメンバー。果たしてタイトルを手中にするのはどの馬か、過去の傾向を見てみよう。
Check1
近年は上位人気馬が中心に
過去10年、1番人気は【3.3.2.2】で複勝率80.0%。93~02年の【7.2.0.1】という圧倒的な成績には及ばないものの、08年以降は【1.3.2.0】と6年連続で馬券圏内を確保している。一方、人気薄では9番人気以下から4頭が好走しているが、いずれも10~6年前。過去5年では3着以内馬15頭中14頭が6番人気以内と、比較的平穏な傾向だ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去5年
1 3-3-2-2 30.0% 60.0% 80.0% 1-2-2-0
2 2-2-1-5 20.0% 40.0% 50.0% 2-1-0-2
3 1-2-3-4 10.0% 30.0% 60.0% 0-1-2-2
4 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-0-5
5 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0% 0-1-0-4
6 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0% 1-0-1-3
7 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-5
8 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0% 1-0-0-4
9 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-0-5
10 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-0-0-5
11~ 1-0-1-47 2.0% 2.0% 4.1% 0-0-0-24
Check2
4歳馬が中心、人気の5歳馬は安定
牡・セン馬の年齢別では、4歳馬が【5.2..4.29】連対率17.5%と好走馬が多く、以下5歳同13.2%、6歳同11.5%、7歳以上同6.3%と、年齢が上がるに従って連対率は下がっていく。
ただ、3番人気以内の人気馬にかぎると、5歳馬が牡牝合わせて【1.3.2.1】。着外は06年8着の地方馬・コスモバルクのみで、中央馬にかぎれば5歳の3番人気以内馬は馬券圏内を外していない。
【性齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 3番人気以内
牡・セン 3歳 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0% 該当馬なし
4歳 5-2-4-29 12.5% 17.5% 27.5% 4-2-3-6
5歳 1-4-2-31 2.6% 13.2% 18.4% 1-2-2-1
6歳 2-1-2-21 7.7% 11.5% 19.2% 0-1-0-2
7歳以上 1-1-1-29 3.1% 6.3% 9.4% 1-0-0-1
牝馬 3歳 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-1
4歳 1-1-1-3 16.7% 33.3% 50.0% 0-1-1-0
5歳 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0% 0-1-0-0
Check3
6、8枠に勝ち馬が集中
京都開催時(06年)を除く枠番別成績では、6枠が【4.0.0.14】、そして8枠が【3.1.1.15】で、この6、8枠だけで過去10年の9回中7勝。2~3着には他の枠からも多くの馬が食い込んでいるが、勝ち馬は6、8枠に集中している。
また、1~3番人気馬は中~外枠が優勢の傾向にあり、4~8枠は【4.5.4.3】複勝率81.3%。1~3枠も【1.2.2.6】で複勝率45.5%と極端に悪くはないものの、4~8枠に比べると見劣る成績だ。
【枠番別成績(過去10年、06年の京都を除く)】
枠番 成績 勝率 連対率 複勝率 1~3番人気
1 1-1-3-8 7.7% 15.4% 38.5% 0-0-1-2
2 0-1-1-13 0.0% 6.7% 13.3% 0-1-1-2
3 1-1-1-14 5.9% 11.8% 17.6% 1-1-0-2
4 0-4-1-12 0.0% 23.5% 29.4% 0-3-1-0
5 0-1-1-15 0.0% 5.9% 11.8% 0-1-1-2
6 4-0-0-14 22.2% 22.2% 22.2% 2-0-0-0
7 0-0-1-18 0.0% 0.0% 5.3% 0-0-1-0
8 3-1-1-15 15.0% 20.0% 25.0% 2-1-1-1
Check4
天皇賞組なら4~5歳の人気馬を
今年は登録13頭中5頭の前走が天皇賞(春)。その天皇賞組の好走馬を見ると、まず11頭中10頭が4~5歳馬。そして3番人気以内が9頭、前走5番人気以内が9頭と、2戦続けて上位人気に推されることも条件になりそうだ。また、乗り替わりで好走したのは11年3着のエイシンフラッシュ1頭だけ。天皇賞組以外でも乗り替わりは【2.2.1.40】と今ひとつだが、特に天皇賞組の乗り替わりは減点材料になる。今年は乗り替わる馬も多そうで、少々気になるデータだ。
【前走天皇賞(春)組の好走馬(過去10年)】
年 馬名 騎手 年齢 人気 着順 前走 騎手 人気 着順
04 シルクフェイマス 四位洋文 5 6 2 天皇賞(春) 四位洋文 5 3
リンカーン 武豊 4 3 3 武豊 1 13
05 ハーツクライ 横山典弘 4 3 2 横山典弘 8 5
06 ディープインパクト 武豊 4 1 1 武豊 1 1
ナリタセンチュリー 田島裕和 7 10 2 田島裕和 10 12
07 メイショウサムソン 石橋守 4 2 2 石橋守 2 1
08 メイショウサムソン 武豊 5 1 2 武豊 2 2
09 ドリームジャーニー 池添謙一 5 2 1 池添謙一 5 3
11 エイシンフラッシュ 安藤勝己 4 3 3 内田博幸 3 2
12 オルフェーヴル 池添謙一 4 1 1 池添謙一 1 11
13 ゴールドシップ 内田博幸 4 2 1 内田博幸 1 5
Check5
海外組ならシンガポール以外での好走馬
今年は天皇賞組以外では、前走海外組のジェンティルドンナが注目されそうで、ほかにヴィクトリアMからも3頭が登録している。まず前走海外組の成績を見ると、好走した3頭の共通点は、前走がシンガポール国際C組以外で3着以内に好走していたこと。これに合致する馬はすべて好走、合致しない馬はすべて5着以下に敗れている。
一方、ヴィクトリアM組で好走したのはブエナビスタ1頭の2着2回のみ。サンプルが少なく参考程度になるが、ヴィクトリアMを1番人気で連対し、今回も1番人気と、かなり厳しい条件をクリアしている。
【前走海外組の成績(過去10年)】
年 馬名 人気 着順 前走 着順
04 サイレントディール 11 7 ドバイWC 12
05 コスモバルク 5 12 チャンピオンズM 10
06 コスモバルク 3 8 シンガポール国際C 1
07 アドマイヤムーン 3 1 QE2世C 3
コスモバルク 10 11 シンガポール国際C 2
シャドウゲイト 7 14 シンガポール国際C 1
10 ネヴァブション 12 5 QE2世C 4
12 ルーラーシップ 2 2 QE2世C 1
エイシンフラッシュ 4 6 ドバイWC 6
13 ジェンティルドンナ 1 3 ドバイシーマC 2
【前走ヴィクトリアM組の出走馬(過去10年)】
年 馬名 人気 着順 前走 人気 着順
07 カワカミプリンセス 6 6 ヴィクトリアM 1 10
10 ブエナビスタ 1 2 1 1
11 ブエナビスタ 1 2 1 2
12 ホエールキャプチャ 11 14 4 1
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6月29日(日) 阪神競馬場 芝2200m
春のG1戦線を締めくくる「春のグランプリ」宝塚記念。96~99年には7月に行われていたが、その後は6月末に定着して現在に至っている。過去10年では、06年のディープインパクト、12年のオルフェーヴルと2頭の三冠馬が優勝。ほかにゴールドシップやドリームジャーニー、アドマイヤムーンなど、複数のG1を制する馬が多く優勝馬に名を連ね、例年ハイレベルの戦いが繰り広げられている。今年の登録馬は5頭のG1馬に、G1初制覇を狙う馬が8頭というメンバー。果たしてタイトルを手中にするのはどの馬か、過去の傾向を見てみよう。
Check1
近年は上位人気馬が中心に
過去10年、1番人気は【3.3.2.2】で複勝率80.0%。93~02年の【7.2.0.1】という圧倒的な成績には及ばないものの、08年以降は【1.3.2.0】と6年連続で馬券圏内を確保している。一方、人気薄では9番人気以下から4頭が好走しているが、いずれも10~6年前。過去5年では3着以内馬15頭中14頭が6番人気以内と、比較的平穏な傾向だ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去5年
1 3-3-2-2 30.0% 60.0% 80.0% 1-2-2-0
2 2-2-1-5 20.0% 40.0% 50.0% 2-1-0-2
3 1-2-3-4 10.0% 30.0% 60.0% 0-1-2-2
4 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-0-5
5 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0% 0-1-0-4
6 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0% 1-0-1-3
7 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-5
8 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0% 1-0-0-4
9 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-0-5
10 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-0-0-5
11~ 1-0-1-47 2.0% 2.0% 4.1% 0-0-0-24
Check2
4歳馬が中心、人気の5歳馬は安定
牡・セン馬の年齢別では、4歳馬が【5.2..4.29】連対率17.5%と好走馬が多く、以下5歳同13.2%、6歳同11.5%、7歳以上同6.3%と、年齢が上がるに従って連対率は下がっていく。
ただ、3番人気以内の人気馬にかぎると、5歳馬が牡牝合わせて【1.3.2.1】。着外は06年8着の地方馬・コスモバルクのみで、中央馬にかぎれば5歳の3番人気以内馬は馬券圏内を外していない。
【性齢別成績(過去10年)】
性別 年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 3番人気以内
牡・セン 3歳 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0% 該当馬なし
4歳 5-2-4-29 12.5% 17.5% 27.5% 4-2-3-6
5歳 1-4-2-31 2.6% 13.2% 18.4% 1-2-2-1
6歳 2-1-2-21 7.7% 11.5% 19.2% 0-1-0-2
7歳以上 1-1-1-29 3.1% 6.3% 9.4% 1-0-0-1
牝馬 3歳 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-1
4歳 1-1-1-3 16.7% 33.3% 50.0% 0-1-1-0
5歳 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0% 0-1-0-0
Check3
6、8枠に勝ち馬が集中
京都開催時(06年)を除く枠番別成績では、6枠が【4.0.0.14】、そして8枠が【3.1.1.15】で、この6、8枠だけで過去10年の9回中7勝。2~3着には他の枠からも多くの馬が食い込んでいるが、勝ち馬は6、8枠に集中している。
また、1~3番人気馬は中~外枠が優勢の傾向にあり、4~8枠は【4.5.4.3】複勝率81.3%。1~3枠も【1.2.2.6】で複勝率45.5%と極端に悪くはないものの、4~8枠に比べると見劣る成績だ。
【枠番別成績(過去10年、06年の京都を除く)】
枠番 成績 勝率 連対率 複勝率 1~3番人気
1 1-1-3-8 7.7% 15.4% 38.5% 0-0-1-2
2 0-1-1-13 0.0% 6.7% 13.3% 0-1-1-2
3 1-1-1-14 5.9% 11.8% 17.6% 1-1-0-2
4 0-4-1-12 0.0% 23.5% 29.4% 0-3-1-0
5 0-1-1-15 0.0% 5.9% 11.8% 0-1-1-2
6 4-0-0-14 22.2% 22.2% 22.2% 2-0-0-0
7 0-0-1-18 0.0% 0.0% 5.3% 0-0-1-0
8 3-1-1-15 15.0% 20.0% 25.0% 2-1-1-1
Check4
天皇賞組なら4~5歳の人気馬を
今年は登録13頭中5頭の前走が天皇賞(春)。その天皇賞組の好走馬を見ると、まず11頭中10頭が4~5歳馬。そして3番人気以内が9頭、前走5番人気以内が9頭と、2戦続けて上位人気に推されることも条件になりそうだ。また、乗り替わりで好走したのは11年3着のエイシンフラッシュ1頭だけ。天皇賞組以外でも乗り替わりは【2.2.1.40】と今ひとつだが、特に天皇賞組の乗り替わりは減点材料になる。今年は乗り替わる馬も多そうで、少々気になるデータだ。
【前走天皇賞(春)組の好走馬(過去10年)】
年 馬名 騎手 年齢 人気 着順 前走 騎手 人気 着順
04 シルクフェイマス 四位洋文 5 6 2 天皇賞(春) 四位洋文 5 3
リンカーン 武豊 4 3 3 武豊 1 13
05 ハーツクライ 横山典弘 4 3 2 横山典弘 8 5
06 ディープインパクト 武豊 4 1 1 武豊 1 1
ナリタセンチュリー 田島裕和 7 10 2 田島裕和 10 12
07 メイショウサムソン 石橋守 4 2 2 石橋守 2 1
08 メイショウサムソン 武豊 5 1 2 武豊 2 2
09 ドリームジャーニー 池添謙一 5 2 1 池添謙一 5 3
11 エイシンフラッシュ 安藤勝己 4 3 3 内田博幸 3 2
12 オルフェーヴル 池添謙一 4 1 1 池添謙一 1 11
13 ゴールドシップ 内田博幸 4 2 1 内田博幸 1 5
Check5
海外組ならシンガポール以外での好走馬
今年は天皇賞組以外では、前走海外組のジェンティルドンナが注目されそうで、ほかにヴィクトリアMからも3頭が登録している。まず前走海外組の成績を見ると、好走した3頭の共通点は、前走がシンガポール国際C組以外で3着以内に好走していたこと。これに合致する馬はすべて好走、合致しない馬はすべて5着以下に敗れている。
一方、ヴィクトリアM組で好走したのはブエナビスタ1頭の2着2回のみ。サンプルが少なく参考程度になるが、ヴィクトリアMを1番人気で連対し、今回も1番人気と、かなり厳しい条件をクリアしている。
【前走海外組の成績(過去10年)】
年 馬名 人気 着順 前走 着順
04 サイレントディール 11 7 ドバイWC 12
05 コスモバルク 5 12 チャンピオンズM 10
06 コスモバルク 3 8 シンガポール国際C 1
07 アドマイヤムーン 3 1 QE2世C 3
コスモバルク 10 11 シンガポール国際C 2
シャドウゲイト 7 14 シンガポール国際C 1
10 ネヴァブション 12 5 QE2世C 4
12 ルーラーシップ 2 2 QE2世C 1
エイシンフラッシュ 4 6 ドバイWC 6
13 ジェンティルドンナ 1 3 ドバイシーマC 2
【前走ヴィクトリアM組の出走馬(過去10年)】
年 馬名 人気 着順 前走 人気 着順
07 カワカミプリンセス 6 6 ヴィクトリアM 1 10
10 ブエナビスタ 1 2 1 1
11 ブエナビスタ 1 2 1 2
12 ホエールキャプチャ 11 14 4 1
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